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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
人間の赤ちゃんの、胎内での成長、乳児期の成長を知ることは、何か人類の発生から現在に至る進化をより深く想像させる材料になるのではないかと思って手に取ってみた。
赤ちゃんは予め埋め込まれた人類の成長スペック(遺伝子情報)に基づいて受精卵から細胞分裂を繰り返し、目的地たる人間の姿に近づいていくのだが、その過程はスペック絶対ではなく、このまだ生後間もない生命は自らにふりかかる刺激に見事に反応して、その環境や、条件に適応して組織、器官の形成にドライブをかけて細胞分裂を調整していく。
それらは、結果的な姿として(性格や能力、感性といった個性と言われるカタチで)目にすることは多いのだけれど、この部分や、時限的適応のバランスには神秘性を感じざるおえない。
そしてもうひとつ、「原始反射」という赤ちゃんの仕草ですが、カワイイにかまけて赤ちゃんを眺めていると見えてこない、研究者の多くの観察事例を冷静に見つめてきた眼にははっきりと浮かんでくる共通事象があるのです。
思わず、そうそうと唸ってしまった。
この「原始反射」が人間を作り上げていくスペックの表象であることに気付かされた。
人間の赤ちゃん、ニホンザルの赤ちゃん、チンパンジーの赤ちゃんによってその「原始反射」は違っていて、その後地上で生命を育み、種の拡大を図るために必要な種の特性を見事に移しているのだ。