栩木伸明の作品一覧
「栩木伸明」の「アイルランド紀行 ジョイスからU2まで」「琥珀捕り」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで188万冊以上配信中!
「栩木伸明」の「アイルランド紀行 ジョイスからU2まで」「琥珀捕り」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
読み始めたら止まらないページターナーで流石は2023年のブッカー賞受賞作品。
極右政党が政権与党となり全体主義へと社会が変容していくことに主人公が翻弄される様を描くのはミシェル・ウエルベックの「服従」を思い出した。「服従」は露悪的で皮肉めいたユーモアも強かったけど、本作の不穏なトーンで徐々に普通の家族の日常が崩れてゆく語りは一貫してシリアスだ。
政府軍に与しある種幸せな飼い犬になるか、民主主義や自由という理想のために多くを失うかを読み手に突き付けてくるようで落ち着かない読後感がある。
物語後半の主人公エイリッシュの覚悟を決めた様子は痛切で胸を締め付けられる思いだった。ラストシーンには冒頭
Posted by ブクログ
『ブルックリン』に登場した三人が、密かに三角関係の間柄として描かれていく。
夫の不実とそれにまつわる一族の態度に不満を持ったアイリーシュは、故郷でひとり暮らす母親の80歳の誕生日を祝うことを口実に、娘と息子と共に帰郷する。
そこで再会したのは、かつての帰郷時に恋人同士だったジム・ファレル。彼はアイリーシュから捨てられたあと、独身のまま街で親から引き継いだバブを経営している。彼は密かにアイリーシュの旧友ナンシーと付き合っており婚約を予定しているのだが、アイリーシュに再会すると、激しく心が揺れる。2人を両天秤にかけるのだがどう考えてもアイリーシュに大きく傾いている。が、彼女との過去の経緯もあり
Posted by ブクログ
アイルランドの文化や歴史を深掘りするための導入本。
普段あまり新書を読まないので、最初は敷居が高く感じましたが、読み進めるたびに知識が蓄えられていく感覚が面白かったです。
私にとっての新書デビューでもある本です!
ぜひともアイルランド留学する前に読みたかった。。一方で、紹介されている場所や地名に親近感を覚えながら読むことができたので、大満足です!
地元の人々との交流のなかで垣間見られる、作者・栩木伸明さんの素敵な人柄にも惹かれました。
他の書物も読ませていただきたいなあ。
町のエッセンスは壊れた細部に宿っている。
この栩木さんの言葉、すごくしっくりきた。
ダブリンには、有形文化財と謳われる
Posted by ブクログ
コルム・トビーン。アイルランドを代表する作家だそうだ。ノーベル賞の下馬評にも名前が挙がっているとか。はじめて読んだのだが、こういう作家さんがノーベル賞をとってくれたら嬉しいなあと思う。
『ノーラ・ウェブスター』は自伝的小説だそうである。主人公は作家の母と同じく46歳で夫に死に別れ、父の死後、吃音症になった息子は作家本人に重ねられる。
それまでは世の煩いごと…お金を稼ぐということから、小さい村での人づきあいまで…を人望の厚い教師だった夫にたのみ、それを「自由な生活」だと居心地よくおさまっていたノーラ。夫の死からすべてが現実的に彼女の双肩に乗ってきた。
頭の切れそうな妹には「言いたいことが何もない