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ブッカー賞受賞! 近未来アイルランド版『一九八四年』 近未来アイルランド。全体主義国家へと変貌を遂げていくなか、生物学の研究者で四人の子供の母でもあるエイリッシュは決断を迫られる。国家警察に連行された夫を待つか、子供たちを守るためカナダへと亡命するか。2023年ブッカー賞受賞の傑作ディストピア小説
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Posted by ブクログ
政権が変わり、昨日まで正しかったことが悪になり、さまざまな権利が剥奪され日常が崩れていくというディストピア。 「 」がなく、段落の区切りもほとんどない。 ひたすら文字が攻めてくるような文章は、イカつい内容にあっていると思う。
全体主義に侵されてアイルランドがみるみる壊れていく様を、夫と四人の子を持つ一市民の視界だけで息苦しく描き、泥沼の地獄を見せられる小説。分断が怒りを生み溝を深める様は冷静なはずのリベラルな知人からも伺えて、引き金はそこにあるように思えて怖くなる。
徐々に悪化していく様子がリアルで、後半の展開には心にズシンと響くものがあった。 人におすすめできないけど、読んだ方がいい本。
もっと悲惨で劇画チックなものを期待していたので余計にがっかり↓ ※形而上学的なものを期待している人には読み応えがあるのかな(まぁ表題が「預言者の歌」なので本筋はこちらの方なんだけれども…) ましてや最期が糞詰まりで読後感もスッキリしない。 ※私は読後も嫌な気分が消えないようなインパクトを期待してた...続きを読むので… 具体的には… ディストピアものとの前触れだったのに、グロい展開は次男が…になった最終版から。 特に反乱軍が威勢を振るう中盤は「もしかしてハッピーエンド?」と思わせるようなユル~い展開。 独裁政府やそれにたなびいていく人間の汚い部分をもっと露骨に描写する場面が欲しかった。 あと結局父はどうなったかとか、カナダの妹が何だったのかも分からず仕舞い 特に最後の出国は妹の計らいだったはずなのに、なぜあんな風になったのかがイミフ ※どうせなら妹は実はナショナルアライアンス党を支持する人物であり、ラリーやマークが消されたのも妹の策略なんてオチでも良かったかな
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