アイルランド紀行 ジョイスからU2まで

アイルランド紀行 ジョイスからU2まで

924円 (税込)

4pt

3.2

北海道より少しだけ広い島国だが、魅力を表す言葉は果てを知らない。それがアイルランド。ケルト文明の地、スウィフト、ワイルド、イェイツ、ジョイス、ベケット、ヒーニーらによる世界文学の生地、ヴァン・モリソンやU2が歌い上げる音楽の島、「虐げられてへつらう者たち」、英国からの独立闘争の国――。一木一草に至るまで言葉が刻まれているこの土地を、達意のエッセイと美味しい訳文でまるごと味わい尽くす。

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アイルランド紀行 ジョイスからU2まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年10月04日

    アイルランドが輩出した偉大な作家の文学作品の舞台となった街を巡る紀行文。ジョイス、イェイツ、ワイルド、ベケット、ヒーニーからヴァン・モリソン、ボノまで、歴史・時代背景と土地柄をふまえながら、実際にその街や村を散策している気分にさせてくれる。またアイルランドに行きたくなった。ギネス醸造工場の展望台の描...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    アイルランドを旅しながら、神話の世界や複雑な歴史をわかりやすく解説してくれる良書。
    ジョイス「ダブリナーズ」、ドイル「ザ・コミットメンツ」を読んでおかなくちゃ、という気持ちにさせてくれました。3.6

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月08日

    先日のアイルランドモノ語りに続いて、栩木さんのアイルランド本を手に取る。
    こちらは少し古い本だが、栩木さんの映画案内をはじめ、ジョイスやイェーツ、現代から古代の詩人たち、宗教論争、イギリスとのいさかいの歴史、アイルランド人の文学音楽芸術への愛、土地への信仰が盛りだくさんで濃い一冊。

    自分が1999...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月01日

    アイルランドが好きで、渡航経験もあり、「ああ、あの通りね」とイメージできるほどに愛着を持って振り返ることができ、そしてアイルランドの文学、文化に多大な興味を持っている読書好きの人は、きっと楽しく読めるであろう本。
    現代的・漫遊的な紀行本ではないことは要注意。

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月13日

    ギネス、ブッシュミルズ、そして名前だけ知っているジェイムズ・ジョイス。アイルランドと聞いて筆者が思い浮かべるのはせいぜいその程度だ。予備知識も乏しく、さほど興味もわかない国についての紀行文なのに楽しく読み終えることができた。馴染みの薄い読者に配慮した構成、現地における丹念なフィールドワークと憧憬の思...続きを読む

    0

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