作品一覧

  • 老いた家 衰えぬ街 住まいを終活する
    4.0
    1巻880円 (税込)
    大死亡時代の到来とともに、注目され続ける「空き家問題」。2033年には3戸に1戸が空き家となる。これからの日本では、「住まいの終活」が最重要課題となってくるのだ。あなたが空き家を抱えた時、どうすればよいのか? あなたの子どもに自分の住まいについて、何をどう伝えておけばよいのか? 特別付録「書き込み式 住まいのエンディングノート」に書き込みながら、あなたの住まいについて考えてみよう。
  • 老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路
    3.7
    1巻781円 (税込)
    私たちは、「人口減少社会」なのに「住宅過剰社会」という不思議な国に住んでいます。右肩上がりに空き家は増え続け、15年後には3戸に1戸が空き家になってしまうにもかかわらず、都市部では相変わらず超高層マンションが林立し、郊外では無秩序に戸建て住宅地の開発が続いています。住宅過剰社会は住みにくい「まち」の原因です。あなたは最近、自分の「まち」が住みにくいと感じることはないでしょうか?
  • 2030―2040年 日本の土地と住宅
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    東京23区の新築マンションの平均価格が1億円を超えた!  人口は減少しているのに、なぜ都市部の住宅が高騰しているのか。もはや富豪しか都市部に住めないのか。 そんな現役世代の不安を払拭したいと、著者は立ち上がった。 再開発とタワマンの「罪」を炙り出し、 2030年、2040年に中古マンションと中古戸建が 大量に流通する駅前の土地はどこかを独自に分析。 エリア別ランキング表を作成した。 現役世代にエールを送り、国の都市政策を一喝する。 第1章 この10年の地価高騰を読み解く 第2章 今、なぜ、家が手に入りにくいのか? 第3章 高コスト化する再開発 第4章 中古マンション編:住宅の流通量が増加する駅 第5章 中古戸建編:住宅の流通量が増加する駅
  • 土地と家と日本人
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●遊牧民と農耕民の世界史から振り返る 日本人が引き継いだ封建的精神「一所懸命」 井上章一 ●自由な私的所有が招いた都市と農村のアンバランス 法と歴史から読み解く日本の土地概念 松尾 弘 ●庶民の夢だった「マイホーム」 老々相続の現実と求められる流動化政策 平山洋介 ●大きく変化する若者の「家」 家族の「安住の場」から「交流の場」「資産」へ 笠松美香 ●空き家・所有者不明土地問題の現在 住まいの終活をいかに進めるか 野澤千絵 ●〔ルポ〕空き家大国の現場を歩く 人口流出と分断が廃屋列島を生む 葉上太郎
  • 「空き家」が東京を蝕む
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人口は急減し、空き家は増え続けているというのに、都市部ではタワーマンションの建設ラッシュが止まらない。大都市の「空き家」問題は解決どころか拡大の一途だ。 やめられない、止まらない。産官民が共に作り出した「住宅過剰社会」の恐怖をひもとけば……。

ユーザーレビュー

  • 2030―2040年 日本の土地と住宅

    Posted by ブクログ

    市街地再開発事業としてのタワマン建設に警鐘を鳴らす一冊
    本書に書かれているように区分所有者が多いタワマンは老朽化しても建て替えは困難でしょうし、長期的に見ると建物の高さ制限を厳しくしている地域のほうが活力を維持することができるのではないかと感じました。
    自治体や住民が、目先の税収増や利便性向上だけでなく、将来的なリスクも含めてまちのあり方を考えるためにもオススメの一冊です。
    自分は流し読みしましたが、東京圏でマンションや戸建てを購入しようとしてる方の参考になりそうな情報もありました。

    0
    2025年08月01日
  • 2030―2040年 日本の土地と住宅

    Posted by ブクログ

    区分所有建物に住んでいる者としては、大規模修繕費用の不足と、それに伴う価値低下は他人事ではないと思って読んでいました。
    また、区分所有建物での合意形成の難しさが今後の都市開発の障害になる可能性もあるようで、多少は管理組合の活動にも興味を持つようにしなければと思った次第。
    タイトルにある将来の住宅事情が気になって取りましたが、実際に読んでみると、都市開発に当たって気を付けなければならない視点を得られる一冊でした。

    0
    2025年04月06日
  • 老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路

    Posted by ブクログ

    人口減少社会において必要な法整備が後手後手にまわっていることがよく分かった。
    自分の家族、あるいは自分の世代だけではなく未来の世代にどのような都市を街を残せるか、意識していきたい。

    著書が巻末にまとめた7つの対応策は以下の通り。
    1.自分たちのまちへの無関心・無意識をやめる
    2.住宅総量と居住地面積をこれ以上増やさない
    3.「それなりの」暮らしが成り立つ「まちのまとまり」をつくる
    4.住宅の立地誘導のための実効性ある仕組みをつくる
    5.今ある住宅・居住地の再生や更新を重視する
    6.住宅の終末期への対応策を早急に構築する
    7.もう一歩先の将来リスクを見極める

    0
    2024年07月16日
  • 老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路

    Posted by ブクログ

    自分の住んでいる街の様子をずっと見ていて漠然と感じていたことをきっちり説明してもらった気分。このままでは絶対まずいことも、だからといってすぐ解決できる問題でないことも、

    0
    2021年11月07日
  • 老いた家 衰えぬ街 住まいを終活する

    Posted by ブクログ

    いわゆる「空き家問題」の概要と現状、さらに将来の課題と既に行われている対策について広範かつ
    整然と記述されており大変わかりやすく面白く読めた。

    戸建て・マンション問わず家が余っているのになぜ新築住宅の建設は止まらないのかずっと不思議だったが、放棄された家の始末をきちんとしないと誰も勝手に処分出来ず’死んだ土地’が増え、新しい転入希望者を受け入れたくても受け入れられない、だから家を作って’生きた土地’を無理くり作る、という負のサイクルが見えてきた。

    が、この手法だといずれ空き家だらけでどうにもならなくなる事は自明。

    問題は深刻だが、かといって個人が出来る事はさして多くなく、せめて自分が元気

    0
    2021年04月25日

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