見田宗介の作品一覧 「見田宗介」の「現代社会の理論」「現代社会はどこに向かうか」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 戦後思想の到達点 柄谷行人、自身を語る 見田宗介、自身を語る 4.0 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,320円 (税込) 2人の「知の巨人」は、いかに思考を紡いだのか? 戦後思想を牽引した柄谷と見田。2人の思想のポイントとは何か? 2人は日本人と人類の未来をどう展望しているのか? 巧みなインタビューと解説で、両者の思考の軌跡を浮かび上がらせる。柄谷思想&見田思想のまたとない入門書! 試し読み フォロー 値引きあり 超高層のバベル 見田宗介対話集 4.5 社会・政治 / 社会学 1巻1,424円 (税込) 『現代日本の精神構造』(1965年)や『近代日本の心情の歴史』(1967年)で日本と日本人がたどってきた道行きを具体的な事象を使って鮮やかに分析した社会学者は、人々を震撼させた連続射殺事件の犯人を扱う「まなざしの地獄」(1973年)でさらなる衝撃を与えた。その名を、見田宗介(1937年生)という。 続くメキシコ滞在を機に、さらなる飛躍を遂げた社会学者は、「真木悠介」の名を使ってエポックメイキングな著作『気流の鳴る音』(1977年)を完成させる。ここで形を得た人間観と、そこから導かれるコミューンへの憧憬は、独自の理論に結晶していき、数多くの信奉者と、数多くの優れた弟子を生み出した。その成果は、『時間の比較社会学』(1981年)や『自我の起原』(1993年)といった真木悠介名義による労作を経て、ついに『現代社会の理論』(1996年)に到達する。現代の世界に向けられた冷徹と愛情の共存するまなざしは、最新の社会現象についても常に鋭利な分析をもたらし、今なお他の追随を許すことがない。 その思想が、かけがえのない「他者」たちとの対話を源泉にして生まれてきたこともまた間違いのない事実である。対談や座談会は収録の対象としなかった『定本 見田宗介著作集』(全10巻、2011-12年)と『定本 真木悠介著作集』(全4巻、2012-13年)を補完するべく精選された、珠玉の11篇。現代日本社会学の頂点に君臨する著者が望んだ初の対話集がついに完成した。 [本書収録の対話] 河合隼雄 超高層のバベル 大岡昇平 戦後日本を振り返る 吉本隆明 根柢を問い続ける存在 石牟礼道子 前の世の眼。この生の海。 廣松 渉 現代社会の存立構造 黒井千次 日常の中の熱狂とニヒル 山田太一 母子関係と日本社会 三浦 展 若い世代の精神変容 藤原帰一 二一世紀世界の構図 津島佑子 人間はどこへゆくのか 加藤典洋 現代社会論/比較社会学を再照射する 交響空間――あとがきに(見田宗介) 試し読み フォロー 現代社会の理論 - 社会・政治 / 社会問題 1巻880円 (税込) 「ゆたかな社会」のダイナミズムと魅力の根拠とは何か。同時に、この社会の現在ある形が生み出す、環境と資源の限界、「世界の半分」の貧困といった課題をどう克服するか。現代社会の「光」と「闇」を、一貫した理論の展開で把握しながら、情報と消費の概念の透徹を通して、〈自由な社会〉の可能性を開く。社会学最新の基本書。 試し読み フォロー 現代社会はどこに向かうか - 社会・政治 / 社会問題 1巻968円 (税込) 曲がり角に立つ現代社会は、そして人間の精神は、今後どのような方向に向かうだろうか。私たちはこの後の時代の見晴らしを、どのように切り開くことができるだろうか。斬新な理論構築と、新たなデータに基づく徹底した分析のもとに、巨大な問いに改めて正面から応答する。前著から約十年、いま、新しい時代を告げる。 試し読み フォロー まなざしの地獄 尽きなく生きることの社会学 4.4 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻1,375円 (税込) 日本中を震撼させた連続射殺事件を手がかりに、60~70年代の日本社会の階級構造と、それを支える個人の生の実存的意味を浮き彫りにした名論考。現代社会論必携の書。解説・大澤真幸 試し読み フォロー 二千年紀の社会と思想 4.3 社会・政治 / 社会学 1巻1,386円 (税込) 「これからの千年を人類はどう生きるべきか?」 千年の射程で人類のビジョンを示す、日本を代表する社会学者による奇蹟の対談集。 二千年紀の最初の一〇年の経験は、現代の国際関係と科学技術と経済システムだけでなく、これらを通底する社会の原理と思想の前提とを問い返すことをとおして、新しく人間と社会の存在の<見晴らし>を切り開くという、射程の大きい共同の作業の開始をわれわれに要請している。――見田宗介(まえがきより) ほんとうに尊敬できる先生との出会いは、誰でも訪れる幸運ではない。いや、それは、実に稀なことである。私の場合、それは、大学に入学して間もない、一八歳の春の出来事であった…。私にとって、先生との対談は、あの三五年前の先生との会話、紀伊國屋書店新宿本店の裏側にあった「らんざん」という喫茶店での先生との会話の継続である。――大澤真幸(あとがきより) 試し読み フォロー 社会学入門 - 社会・政治 / 社会学 1巻1,056円 (税込) 「人間のつくる社会は、千年という単位の、巨きな曲り角にさしかかっている」──転換の時代にあって、社会学という学問は、いかに〈未来〉を構想しうるか。現代社会の絶望と希望を見すえ、その可能性をひらいてゆくための、探求の〈魂〉とは何か。分野の第一人者から初学者への講義として語られる、必読の一冊。 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 見田宗介の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> まなざしの地獄 尽きなく生きることの社会学 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (16) カート 試し読み Posted by ブクログ 1970年代、当時19歳のN.Nの連続射殺事件を通して社会を考察した本。農業が廃れ、若者はもはや帰るべき場所としての故郷を失い、新しい居場所を求める自由意志を持った人間として上京する。都市は若者を歓迎するが、あくまでも安くて丈夫な使い勝手の良い労働力としてであり、両者には溝が存在していた。N.Nは出身地や貧困が理由で差別的な扱いを受け、去ったはずの過去をみる人々のまなざしに苦しめられ、国外への脱出をはかりその過程で事件が起こる。特殊事例を考察することで、普遍的な事象を観察できる。統計的事実の実存的意味。 0 2025年08月11日 まなざしの地獄 尽きなく生きることの社会学 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (16) カート 試し読み Posted by ブクログ 社会学の面白さを教えてくれた本。 授業の教科書として購読したが、初めは堅苦しい本に感じてあまり面白いと思わなかった。しかし、無駄のない簡潔な短い文章でありながら、そこらじゅうに考えさせられる言葉が敷き詰められている。 尽きなく生きるとは何なのか。 何ヶ月後、何年後と何回も繰り返し読んで、自分が今感じている感想とぜひ比較したい。 0 2022年03月14日 戦後思想の到達点 柄谷行人、自身を語る 見田宗介、自身を語る 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 編者のお二人に対する深い造詣と敬意、鋭い切り口から、お二人の考え、概念を分かりやすく掘り下げながらどんどん引き出してくれています。 しかも最終章でお二人の鍵概念をつなぎ合わせ、それぞれの思想が混交されていくところが、なんというか、新たな可能性を感じました。 0 2021年10月23日 まなざしの地獄 尽きなく生きることの社会学 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (16) カート 試し読み Posted by ブクログ 誰もが犯罪者になりうることを示している。 個人責任論を見つめ直すきっかけになる作品。 文学チックで素敵。 0 2020年08月10日 超高層のバベル 見田宗介対話集 社会・政治 / 社会学 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 見田宗介の対談を集めた一冊。対談時期もテーマも多様なので一つ一つを咀嚼するのは大変。しかし、見田さんが何を目指して自らの営みを続けてきたのかはなんとなく分かった気がする。 0 2020年01月02日