作品一覧

  • 知のデザイン 自分ごととして考えよう
    値引きあり
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身体で考える !! 今日、情報を得ようとすれば、本当に瞬時に入手できるようになった。 しかし、それは他者の理解を表わす「情報」であり、鵜呑みにしても、決して自分の「知」にはならない。 「体得する」、「腑におちる」という言葉があるように、「情報」を理解し、自らの知に昇華させるには、自らの身体を通して自分ごととして考えることが必須である。本書は、どのようにすれば自分ごとで考えるという「学び」が可能になるのか—今の時代に、あえて少しハードボイルドな学び論を、明快な語り口で説く。 人文・社会科学の分野において、教育や学ぶということに興味をもつ読者はもちろんのこと、客観的事実の解明・応用としての自然科学・工学分野においても、研究の問いの立て方や進め方、そして論文の組み立て方について悩む学部生や院生、そして研究者に必読の書である。
  • 一人称研究のすすめ 知能研究の新しい潮流
    値引きあり
    3.0
    1巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 研究と学びの新たなる地平! 「知」を研究対象とする著者ら人工知能研究者は今までの客観性を第一義とし、多数の中から普遍性を求める研究手法のみでは「知」を攻略することはほぼ難しいと考えるにいたった。 「知」は個人の中に内在するため、その文脈の中で語られてこそ本質を理解することができる。すなわち、「一人称」が研究のスタートとなる。これを積み上げることで「知」の攻略につなげられると考える。 本書は、この一人称研究の考え方と、実際の研究事例を丁寧な語り口で解き明かす。人工知能に興味のある読者はもちろん、新たな研究姿勢を模索する理工学、人文系の読者も興味を持って読むことができる。
  • 一人称研究の実践と理論 「ひとが生きるリアリティ」に迫るために
    値引きあり
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ひとが生きるリアリティ」に迫るためにはどういうやりかたで研究するのがよいのか?  一人称研究はこの問いと格闘してきた者たちが人工知能や認知科学の分野から提唱した手法である。  本書は三部構成となっており、第1部は理論、第2部は実践研究事例、第3部はまとめとしている。 第1部と第2部を行ったり来たりしながら読み進めることで、一人称研究をどう遂行すればよいのか、分析をどう行えばよいのか、得られた知見をどう評価すればよいのかが理解しやすくなっている。 始まったばかりの研究方法「一人称研究」の理解と実践に最適な一冊。
  • 身体が生み出すクリエイティブ
    3.5
    お笑い芸人はなぜ面白い一言を言えるか? 彼ら自身も言語化できないように、お笑いは暗黙の身体知である。プロから一般人まで、人はふとクリエイティブなことをやってのける。そのメカニズムは未解明だが、身体とことばを上手に共存させて発想することが、クリエイティブの源である。日常生活において、体感にしかと向き合って着眼と解釈を行い、なんでも試してみるマインドを持つことが、いまよりもクリエイティブになる秘訣である。それは現在のAIにはまだとても難しいことである。
  • 「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学
    3.7
    1巻1,925円 (税込)
    スポーツ、運転、仕事、家事、話し方……身体を使うすべてのモノゴトに「こつ」は存在し、「スランプ」は学びの必然である。スランプを乗り越え、こつを体得するとはどういうことか。「からだ」と「ことば」はいかに相関しあうのか。身体に根ざした知=身体知の学びに挑む、認知科学の最先端!

ユーザーレビュー

  • 身体が生み出すクリエイティブ

    Posted by ブクログ

    クリエイティブであることは、発想をリープできること、新しい視角から現象のフレーミングができること。
    そのためには、身体感覚に意識的に神経を研ぎ澄ませて、言語化を試みることを積み重ねると良い。理屈に頼るだけでなく、自分自身がシチュエーションに入り込んでみたときに、躰が、無意識が、何を感じ何を行うかを想像してみること。

    0
    2018年10月20日
  • 「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学

    Posted by ブクログ

    ふだん自分がぼんやりと考えていたことが明文化されていて面白かった。情報と、実感と、それを再現するための意識のお話(というざっくりした理解)
    何年後かに再読したらもっと面白そう。

    0
    2023年02月09日
  • 「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学

    Posted by ブクログ

    サブタイトルに「身体知の認知科学」とあります。

    人はどのように物事を認知し、考え、理解していくのか。
    そういったことを学問として研究していくのが認知科学。
    本書は主に、身体知をとりあげています。

    たとえば本書では、野球のバッティングの上達には、
    体感を言葉にすることが大事だとされる。
    足の踏ん張り、身体の開き方や、肘の折りたたみ方など、
    バッティングする際の身体の体感を意識して、
    どうやっているかを言葉にしてさらに意識する。
    すると、言葉で意識したことによって修正点が見つかり、
    それを身体に試すことになる。
    そして、それがどのくらい成功したか、
    どのくらい失敗したかをまた言葉にして意識し、

    0
    2019年10月08日
  • 身体が生み出すクリエイティブ

    Posted by ブクログ

    AI時代が到来するがAIが苦手とするのはクリエイティブ。論理を積み重ねた帰結はAIが得意とする。論理を跳躍する結論や発想がクリエイティブといえ,それは人間が自らの身体(運動)を通して世界に関わり,世界を識ることであり,ごく普通の営みなのかもしれない。人は機械になろうとして機械になれない自分を嘆く。人が人らしい認識をすること,そのプロセスの解明に面白さがある。

    0
    2022年11月13日
  • 身体が生み出すクリエイティブ

    Posted by ブクログ

    「考える枠」を超えることの難しさ 人間の製造欲求

    補助線を引く
    関係づけと着眼

    デザイン固着論

    現出ー現出者

    0
    2018年04月12日

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