作品一覧

  • 戦後補償裁判 民間人たちの終わらない「戦争」

    戦後補償裁判 民間人たちの終わらない「戦争」

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻770円 (税込)
    東京・大阪・名古屋大空襲、シベリア抑留、戦没者遺骨……。望まざる戦争の被害者たちは、差別や偏見に耐えながら戦後を生き、やがて補償を求めて国を相手に裁判を起こした。はたして彼・彼女らは何と対峙し、どのように闘ってきたのか。戦後「未」補償の問題を長年取材してきた実力派ジャーナリストが、多数の証言から戦後史の死角に鋭く迫った渾身作!
  • 大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力

    大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力

    ビジネス・実用

    4.7
    1巻1,870円 (税込)
    戦時下、いじめは大量生産されていた。 全裸での身体検査、牢獄のごとき学童疎開、自殺率世界一位の日本軍…… 「女子と女子を向かい合わせて、往復ビンタを食らわせた」 「犬の鳴き声を出して班内を回るのだ」 「何が戦死なものか。彼は殴り殺されたのです」 最新のいじめ研究があぶりだす、戦時下の暴力と現代日本の課題。 数多くの証言と時代背景を整理し、陰惨さの実相に迫る。
  • 戦争と報道 「八月ジャーナリズム」は終わらない

    戦争と報道 「八月ジャーナリズム」は終わらない

    ビジネス・実用

    4.6
    1巻693円 (税込)
    夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される.しかし著者はそれを1年中,20年間行ってきた名物記者.なぜ80年前の戦争についての報道が必要なのか,戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか.世界が不安定化する中,戦艦大和,シベリア抑留,硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える.

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  • シベリア抑留 最後の帰還者 家族をつないだ52通のハガキ
    値引きあり

    シベリア抑留 最後の帰還者 家族をつないだ52通のハガキ

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻522円 (税込)
    終わらなかった戦争を、家族は生き抜いた。 最後の帰還者が持ち帰った、奇跡の一次資料。 未完の悲劇、シベリア抑留。最後の帰還者の一人、佐藤健雄さんが妻とし子さんらと交わした葉書が見つかった。 ソ連は国際法違反である抑留の実態を知られぬために、文書の持ち出しを固く禁じていた。 しかし、佐藤健雄さんは妻たちと交わしたハガキを密かに持ち帰っていた! 一つの家族がつないだ奇跡の一次資料を元に、終わらなかった戦争を描く。 <目次> はじめに 第一章 佐藤家の人びと 第二章 抑留される 第三章 抑留生活の日々 第四章 命のハガキ 第五章 見えない出口 第六章 帰国、再会まで 第七章 ソ連研究の専門家として 終章 あとがき 主要参考文献
  • シベリア抑留は「過去」なのか

    シベリア抑留は「過去」なのか

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻693円 (税込)
    2010年6月「シベリア特措法」が成立,施行された.戦後補償の観点からいえば画期的だが,あまりに遅すぎた救済であると同時に課題も多い.なぜ65年もかかったのか.この法律は誠実に施行されていくのか.抑留者の子や孫の世代にまで残る悲しみを見つめながら,政治・行政の姿勢を問い,課題解決の可能性を探る.

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  • 米軍戦闘機から見た太平洋戦争~ガンカメラが捉えた空戦・空襲~

    米軍戦闘機から見た太平洋戦争~ガンカメラが捉えた空戦・空襲~

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 太平洋戦争当時、米軍は戦闘機に搭載した「ガンカメラ」で日本軍との戦闘の様子を克明に記録していた。現在、米国立公文書館などに収蔵されているこれらの動画が撮影された状況を、著者らは検証し特定。零戦をはじめとする戦闘機との空中戦、軍艦への攻撃、大都市への夜間大規模空襲、民間人が乗った機関車や船舶への無差別攻撃…。戦争取材の第一人者で“常夏記者”の異名をとる毎日新聞記者の栗原俊雄が共著者として解説を担当。
  • 東京大空襲の戦後史

    東京大空襲の戦後史

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻946円 (税込)
    一夜にして一〇万人もの民間人を殺害した東京大空襲.戦災孤児,障害者,PTSDなど,苦難のなかで戦後を生きざるを得なかった多くの人たちがいる.社会の無知や偏見に苦しめられながら,自分たちを切り捨てようとする国に対して救済を求めて立ち上がった空襲体験者たちの闘いをたどり,この国の「戦後」とは何であったのかを問う.

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  • 戦艦大和 生還者たちの証言から

    戦艦大和 生還者たちの証言から

    小説・文芸

    3.8
    1巻858円 (税込)
    真珠湾攻撃の直後に竣工し「世界最大・最強」を誇った大和。だが、この巨艦はレイテ沖海戦などを経て沖縄へ向かう途中、わずか2時間で撃沈された。約3000人の乗組員の内、生還者は300人足らず。著者は現存する23人からその凄惨きわまる体験を取材、大和の航跡と戦争の実相、生存者や遺族の願いを伝える。

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  • 特攻―戦争と日本人

    特攻―戦争と日本人

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻902円 (税込)
    第2次世界大戦末期、追いつめられた日本陸海軍は、爆弾もろとも敵艦船などに体当たりする特別攻撃=「特攻」を将兵に課した。当初は戦果を上げたが、米軍の迎撃態勢が整うと効果は低下。軍は特攻専用の航空機「桜花」、潜水艇「回天」なども投入する。だが大勢は挽回せず、敗戦までの1年弱の間に航空機だけでも4000人が犠牲となった。本書は、日本人特異の「戦法」の起源、実態、戦後の語られ方など、その全貌を描く。
  • 戦争の教訓

    戦争の教訓

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,760円 (税込)
    未完の戦争を追い続けるジャーナリストが、今こそ知らせたい戦争の真実―― 勝てないと分かっていた太平洋戦争を、なぜ日本は始めたのか。 80年前と同じことが、今ウクライナでも起きている。 敗戦から今日まで続く屈辱の日露外交を検証する 【第1章】為政者は間違える~開戦決定まで 国家の「主権戦」と「利益線」/「大東亜共栄圏」とは/自己中心的歴史観 ロシアと大日本帝国/ロシアのウクライナ侵攻と「核シェア」/仮想敵国アメリカに頼っていた石油 etc. 【第2章】大日本帝国の「終戦構想」 開戦の理由 司馬遼太郎の指摘/希望的観測+空想の「終戦構想」/ロシアのウクライナ侵攻と「成功体験」/「国史」は「終戦構想」を無視/昭和天皇の戦争責任 etc. 【第3章】必然の敗戦 的中した山本五十六の予言/「天才」石原完爾が敗戦を予言/補給戦でも惨敗/自らへの批判を許さない権力者の行き先/戦略上、致命的なミス/国辱的な対ソ交渉 etc. 【第4章】 「聖断」=「英断」? 「大元帥」が把握していなかった軍の実情/開戦2年で勝利の見込みを失った天皇/「決められる政治」は正しいか/ロシアに裏切られる歴史/大事なのは国益より組織の秩序 etc. 【第5章】為政者は間違える 市民の責任 新聞の戦争責任/ロシアのウクライナ侵攻報道/政治家を選んだ国民にも責任がある?/戦争被害受忍論/為政者は常に後世に審判される/本当の「国民の責任」 etc.

ユーザーレビュー

  • シベリア抑留 最後の帰還者 家族をつないだ52通のハガキ

    Posted by ブクログ

    本書は家族との手紙のやりとりから、最長11年に渡る抑留生活における本人と家族の戦いを描いた物語であった。作者も軽く触れているが東京大空襲や原爆等はメディアでも頻繁に取り上げられている中でシベリア抑留はあまり取り上げれていない為、自分にとって新たな知見を得ることが出来た。

    0
    2025年11月28日
  • 大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力

    Posted by ブクログ

    この本に書かれている、大東亜戦争中の「いじめ」は、
    これまで読んできた多くの本、、、代表は「はだしのゲン」だろうか?
    を通じて嫌というほど読んできた。
    なのでその記憶をよみがえらせる作業、という感が強かった。
    え、ここまで酷いの?いじめ自殺もあれば、殺しもあるの?という思いはあったが、、

    それより驚いたのは、
    昨今、「戦前はいじめはなかった」などとのたまう人が少なからずいる、ということ。
    そう、明治政府からの日本はすばらしかった、と、あの時代に戻したい連中が
    そういうのだろう。
    そのことの方が驚き。
    いかにモノを知らないか。
    あるいは知っててわざと知らんぷりをしているのか。

    人間そんなきれいなものではないのだ。
    いろんな失敗を繰り返し、そこから新しい秩序を生み出しているのだ。
    いまかっこいいことを言っている欧米(あ、アメリカも戻ってしまったが)
    少なくともヨーロッパも、過去にはろくでもない歴史があったのだ。
    その失敗を、犠牲を乗り越えて、新たな価値観を気づいてきたのだ。
    決して過去は否定していないのだ。

    それを今の日本の風潮は、「過去の日本は良かった、戦後だめになった!昔に戻ろう!」
    という。
    確かにそういう部分はある。アメリカの属国になって、壊れた壊された価値観はたくさんあろう。
    でも、少なくとも、それ以前の日本人が清廉潔白だったはずはない。
    まして、、そういうことをのたまう人たちの多くは親米ではないか。
    それって矛盾するのではないのか、、、

    まあそっちはおいておいても、過去の失敗から次を生み出すしかなのだ。
    関東大震災時の朝鮮人虐殺も、南京事件も、
    災害、戦争という極限状態の中で、我々日本人が、いや、人間が、
    やってしまったことなのだ。(南京事件の「30万人殺戮」の数は別として)
    それは忘れてはいけない。

    ・・・
    むしろ、家父長制の無理編にげんこつが負の連鎖で、
    元は純朴だった人に恨みを抱かせ、
    植民地引き上げ差別、抑留差別、疎開から戦後の差別(農村と都会)
    を生むのかなあ。。。
    まあ昔から農村は閉鎖的ともいうけれど、、、
    都会は冷たいとも、、、
    いじめにつながるだろうなあ、、

    1章 学校
    2章 疎開
    3章 銃後生活―婦人会・隣組
    4章 徴兵
    5章 軍隊生活
    6章 勤労動員
    7章 植民地差別と引き揚げ
    8章 抑留
    9章 戦後

    0
    2025年11月17日
  • 戦争と報道 「八月ジャーナリズム」は終わらない

    Posted by ブクログ

    「一年のうち8月だけ、戦争について考えることでいいのだろうか?」
    「戦争被害に『節目』はないからこそ、発信し続ける意味がある」
    と表紙に書かれている。

    「8月ジャーナリズム」・・・8月に戦争に関する報道が集中すること。「8月が近づいてきたから、戦争に関する本を意識的に読もう」と思っていた。

    本書で著者は書いている。

     「戦後」とは何か。一般的な常識としては、「戦争が終わった後」ということだろう。しかし、戦争は本当に終わったのだろうか。
     戦闘は、80年前に確かに終わった。だが、戦争被害は、終わらずに今も残っている。

    「戦闘」は終わった。でも、「戦争被害」は残っている。この言葉にハッとしました。「戦争被害」が残っていることは、戦争に関する本を読めば分かる。でも、著者のようにそこまで思いを馳せることが出来ていなかった。

     戦争に関する本を読んだり、話を聞いたりするのはしんどいことだと思う。苦しくなるから。でも、愚行を繰り返さないためには、必要なことなのだと思う。

     「戦争なんてとんでもない」民意の広がり。それが戦争の抑止力になるはず。その著者の信念に、私もそう思います。
     
     8月だけに限らず、関する本を読んでいきたいと思うし、ジャーナリズムも発信してほしいと思う。

    0
    2025年10月12日
  • 大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力

    Posted by ブクログ

    「いじめ」という呼び方には、日頃から反対している。
    力であれ言葉であれ、人が人を傷つける行為は、まごうことなき犯罪だ。加害者は自分の所業を猛省し、心の底から被害者に詫びなければならない。

    「いじめはなかった/少なかった」と(なぜか)言われる戦前・戦時中にも、実は凶悪な「いじめ」が蔓延っていた。
    太平洋戦争が題材のドラマでは、上官や憲兵が「貴様はそれでも日本男児か!」と、鉄拳を喰らわすシーンをよく見かける。だが実際はその程度で済まず、更には軍隊以外でも「いじめ」のフィールドが広がっていた…。
    「いじめ」という呼び方がいかに相応しくないか。本書を読んで、そう実感してくれる人が増えることを願っている。

    「私の戦争は、米英との戦いではなくて、疎開者を『場所(都会の意味)から来た者』と呼び、差別した人々との戦いだったのです」(P 46)

    学校・疎開・銃後生活(婦人会・隣組)・徴兵・軍隊生活・勤労動員・植民地差別と引き揚げ・抑留・戦後…
    長年隠蔽されてきた証言もあったが、記録を掘り起こせば、こんなにも「いじめ」の現場が出てくる出てくる…。

    疎開については食糧難やホームシック問題の印象が強かったが、現地の子供だけでなく大人からも容赦ない扱いを受けていたという。それも「疎開者が来ることで食料を奪われる」という、何とも身勝手な理由からだ。
    空襲の被害を訴えても、「おめおめと逃げてきたのか」とバカにされる。泣き言を言えば「甘ったれるな」と大目玉を喰らう。
    知らない土地で心が壊れるくらいなら、親元へ帰る方を選ぶのも無理はない…

    徴兵や軍隊生活の章でも感じたけど、当時の加害者らはこうした理不尽を「いじめ」ではなく、「教育」だと言い張ってきたのだろう。力をもって弱い立場の人間を屈服させる。(八つ当たりであることも多々あり) 彼らにとっては、楽な「教育方法」に違いない。
    しかし過度な「いじめ」で命を落としたり、自ら命を絶つ者を発生させるこれが「教育」なのか?自分たちが無抵抗の立場にあっても、無条件に「教育」を受け入れられるのか?
    どれだけ解説を読んでも、そうした疑問が後を絶たなかった。

    「”民主主義” ”愛” “平和” “正義” “弱い人を助け合いましょう” “めぐまれない人に愛の手を……”、なんと空虚で空々しい言葉と標語であろうか。人間がそんなに綺麗なことを言える動物か」(P 207)

    だが「いじめ」の最大の黒幕は、日本政府であった。
    補償なしどころか戦争孤児の調査をいい加減に済ませる等、舐めたマネもいいところだ。そのせいで、最近まで戦争PTSDが認められなかったり、孤児たちが引き取り先でトラウマ級のつらい目に遭ったりした。
    国家による「いじめ」が、人々の本性を引き出したのだ。

    「いじめ」発生のメカニズムが分析されているのも、著者らしい手法だ。(普段は、いじめ問題に取り組むNPOの代表を務められている) 「明らかにせずにいると、本書のような悲劇が再び繰り返される」という危機感からだろう。
    (国家を含め)当時の加害者らは、詫びもせずにこの世を去った。それを許してしまったことも、「いじめ」を軽視しがちな現代を生み出した原因に違いない。

    0
    2025年10月04日
  • 戦争と報道 「八月ジャーナリズム」は終わらない

    Posted by ブクログ

    「八月ジャーナリズム」という言葉がある

    聞いたことがある人、ない人、様々だと思うが、内容はなんとなく想像できるのではないだろうか

    広島、長崎の原爆投下、玉音放送(終戦記念日)があり、お盆という死者を偲ぶ季節柄と相まって、毎年風物詩のように8月に集中し、繰り返される戦争報道を揶揄して使われる言葉

    筆者は毎日新聞の記者であり、長年戦後賠償や戦没者の遺骨収容について取材を続けている栗原俊雄さん

    本書は栗原俊雄さんの「八月ジャーナリズム」に関する、やや否定的な姿勢からスタートする
    自らを「常夏記者」と称し、戦争報道はいつでも必要だとのスタンスで取材を続けられている

    「八月ジャーナリズム」に対しては主に3つの意見に集約されると思う

    ①八月に限らず常に報道すべきだという否定的な意見
    ②もういい加減報道自体終わらすべきだ、いつまで戦後だ!というこれも否定的な意見だが①とは百八十度違う
    ③八月だけでもしっかりと「非戦」を考えることには意義あるとするやや肯定的な意見
    (無関心というのも意見と認めるなら4つ?)

    自分は①よりの③の意見
    常に考えようというのは理想だけど、例え風物詩化していたとしても、それはそれで意義のあることだと思う

    栗原俊雄さん自身も、①から③へ論調が変化しているように感じました

    みなさんはどの様に感じるでしょうか

    そして本書の中で印象的だったのは、「語り部」は「聞き手」がいなければ、その存在足り得ないという話
    そして、まだまだ「語り部」が残っている今、「聞き手」としての役割こそが今の報道に、より求められているのではないかというところ

    全くその通りだと思う
    そして八月に限らず、その語りを届けてほしいと願います

    0
    2025年09月30日

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