【感想・ネタバレ】シベリア抑留 最後の帰還者 家族をつないだ52通のハガキのレビュー

あらすじ

終わらなかった戦争を、家族は生き抜いた。
最後の帰還者が持ち帰った、奇跡の一次資料。

未完の悲劇、シベリア抑留。最後の帰還者の一人、佐藤健雄さんが妻とし子さんらと交わした葉書が見つかった。
ソ連は国際法違反である抑留の実態を知られぬために、文書の持ち出しを固く禁じていた。
しかし、佐藤健雄さんは妻たちと交わしたハガキを密かに持ち帰っていた!
一つの家族がつないだ奇跡の一次資料を元に、終わらなかった戦争を描く。

<目次>
はじめに
第一章 佐藤家の人びと
第二章 抑留される
第三章 抑留生活の日々
第四章 命のハガキ
第五章 見えない出口
第六章 帰国、再会まで
第七章 ソ連研究の専門家として
終章
あとがき
主要参考文献

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Posted by ブクログ

本書は家族との手紙のやりとりから、最長11年に渡る抑留生活における本人と家族の戦いを描いた物語であった。作者も軽く触れているが東京大空襲や原爆等はメディアでも頻繁に取り上げられている中でシベリア抑留はあまり取り上げれていない為、自分にとって新たな知見を得ることが出来た。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

戦争終結に際して、日本人の労働をある程度の期間、提供するっていう約束をソ連と交わそうとしてたんだ…。
この夫婦は、最終的にはまた一緒に暮らせて良かったけど、子どもの成長を見守ることが出来なかったんだよね。奥さん、一人で5人も育てたのすごい。

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2023年03月12日

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