アーシュラ・K.ル=グウィンの作品一覧

「アーシュラ・K.ル=グウィン」の「ゲド戦記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 影との戦い ゲド戦記1
    4.3
    1~7巻836~1,122円 (税込)
    大魔法使いオジオンに、才能を見出された少年ゲド。自分に並はずれた能力がそなわっていることを知ると、魔法の力にさらに磨きをかけようと、魔法の学院に入る。得意になった彼は禁じられた呪文を唱え、自らの〈影〉を呼び出してしまい、〈影〉との果てしない戦いに引き込まれていくことになる。大賢人ゲドの若き日の物語。

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ユーザーレビュー

  • 火明かり ゲド戦記別冊

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〈ゲド戦記〉シリーズ別冊。寓話的な短編「オドレンの娘」、ゲドの晩年を描く短編「火明かり」、そして4つのエッセイや講演を収める。

    ゲド戦記を閉じる一冊であるから寂しさはあるけれど、ゲドがその晩年を、英雄としてではなくひとりの老人として、妻と穏やかに時を過ごす夫として、また、娘が既に巣立っていった親として、生きたことを知ることができて嬉しい。

    どの短編を読んでも、エッセイを読んでも、ル=グウィンの(いつもながら)一貫したファンタジーへの愛と信頼を感じる一冊だった。

    0
    2026年07月02日
  • 火明かり ゲド戦記別冊

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々にル・グゥインを読んだ。やっぱり大好き。

    ・オドレンの娘 墓に毎日そなえものをして復讐を約束する娘、日本のホラーっぽい。中盤、息子は母を責め、娘は母の愛人を責めるところがル・グゥイン節と感じた。

    ・火明かり すごく久しぶりにゲドに会った感じがした。彼がのびのびと旅立って行ったので、見送れて良かったと思った。

    ・講演など 「夜の言葉」などに収録されていて既読だったが、何回読んでも面白い。全てに納得するわけでもなく全てに同意するわけでもないが、面白い視点だと思う。文化基盤を異にする日本では特に(洋風)ファンタジーの影の部分は見えづらいので、この視点は覚えておきたいと思う。

    ※確かに欧米

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    2026年06月07日
  • こわれた腕環 ゲド戦記2

    Posted by ブクログ

    ゲド戦記の第二巻。アチュアンの墓所を守る大巫女として育てられた少女アルハは、世界に調和をもたらすエレス・アクベの腕環の片割れを求めて墓所を訪れた青年ゲドに出会う。

    ファンタジーの名作だけにゆっくり読みたかったけど、面白すぎて後半は一気に読んでしまった。著者は親の影響もあって文化人類学に詳しいこともあり、世界観や舞台の設定が細かく具体的で物語の土台がとにかくしっかりしている。人生における光と闇をファンタジーに落とし込んでいるのだが、混ぜ合わせ方がとにかく巧みで説明しなくても何が起きているのか感覚的に伝わってくる。ル=グウィンこそ魔法使いではないだろうか。

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    2026年05月24日
  • 火明かり ゲド戦記別冊

    Posted by ブクログ

    とても良い本だった。
    ゲドと魔法の物語はもちろん、
    エッセイも読みごたえ抜群。

    ファンタジーは事実ではないが、
    真実を語っている。

    たしかにそこには、
    現代の困難について直接的な言及はない。
    課題は整理されておらず、
    明確な解決策の提示はなしだ。

    一方で、私たちが生きる上で
    何となく感じるモヤモヤに対しては
    モヤモヤとした形でヒントをくれる。

    それを結びつけるのは当人自身で、
    その気づきが靄を晴らす。
    人が心に抱える課題は、
    降ってきた答えををあてがっても
    恐らく解決できない。

    数学は素晴らしい学問だけど、
    一問一答では片付かないのが人生。
    そういえば数学自身も、学び進めると
    曖昧さ

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    2026年03月28日
  • 火明かり ゲド戦記別冊

    Posted by ブクログ

    2018年に亡くなったアーシュラ・K・ル・グィンの没後に発表されたゲド戦記に連なる最後の作品である『火明かり』、未邦訳作品である『オドレンの娘』の2本の短編と、岩波現代文庫から出ている『夜の言葉』にも収録されている3本のエッセイや1992年にオックスフォード大学での講演の内容を収めた日本オリジナル編集のゲド戦記シリーズの最後を飾る7巻。

    『オドレンの娘』はアースシーのオー島を治める領主一家の物語。
    復讐物語ではあるのだが、神話的な悲劇性を感じる。領主夫妻の関係だったり、復讐をする姉弟のどちらを選ぶのかという部分や、その後も含めて神話っぽい感じがした。
    この作品はあくまで未邦訳作品なので、最後

    0
    2026年03月09日

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