戸田裕之の作品一覧
「戸田裕之」の「光の鎧」「消えた王冠は誰の手に ロンドン警視庁王室警護本部」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「戸田裕之」の「光の鎧」「消えた王冠は誰の手に ロンドン警視庁王室警護本部」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「概要」ロンドン警視庁の内務監査特別捜査班による警察官による窃盗、詐欺、賄賂などを調べる担当となったウイリアム。麻薬捜査で検察側の証人として一時的停職を余儀なくされたが、それはあくまでも囮捜査の一環で、大量の麻薬を扱う麻薬王が絡む内部の優秀で褒賞を受けた警察官と元警視との関係を、暴いていく捜査ストーリー。
「見所」は「正義と倫理の狭間」「内部告発の難しさ」「証拠の信頼性と認証過程の重要性」「権力構造の腐敗と改革の必要性」だが、特に法廷で、弁護側と検察側の認証、証拠に関する反論等、実に巧妙な説得材料は陪審員を納得させる。時に被告側の弁護士が、検察側証人を興奮させ被告人をあたかも有罪から無罪に思い
Posted by ブクログ
ポーランドから無一物の移民としてアメリカの地にたどり着いたアベル・ロスノフスキ
彼は不屈の精神で、一代でホテル王国を築き上げた
その一人娘フロレンティナは一流の教育を受け才気煥発に育ち、父親の後を継ぐものと思われたが…
上巻を読み終えたところで、『ケインとアベル』という作品の続編であることを知った…
とはいえ、この作品だけでも十分楽しめる
とにかく才色兼備なアベルの一人娘フロレンティナが魅力的で、この作品は彼女の物語といえる
何不自由なく育ったとはいえ、ポーランド人である苦悩や挫折、失恋や大切な人との別れ、そして結婚から出産まで…
彼女の成長から目が離せなかった
当時のアメリカの様子も興味
Posted by ブクログ
「キングスブリッジ」シリーズ第三弾。
本作はキングスブリッジだけでなく、フランスやスペインまで舞台が広がっており、プロテスタントとカトリックの対立と、エリザベス・テューダーとメアリー・ステュアートの王位を巡る争いが話の軸となっている。
信じる宗教が異なるというだけで、火刑や拷問、殺戮が行われ、それらは全て信仰のためだといって正当化される。
何とも野蛮な時代で恐ろしくなるが、本書は史実とフィクションの織り交ぜ方が絶妙で、とにかく分かりやすい。楽しみながら歴史を知ることが出来る。
スペイン無敵艦隊とイングランド海軍の海戦にも触れており、読み応え十分だ。
前作同様、後味の良い結末で、大満足の面白さ
Posted by ブクログ
ウィリアム・ウォーウィックシリーズ四作目。アメリカへの船旅の最中に起こる殺人事件を解決し、懸案の逃亡中極悪人マイルズ・フォークナーの捜査に注力。スペインにいることは分かったが難攻不落の要塞のような所にいる。他にも難事件を抱える。
面白い。面白すぎる。深夜にもかかわらず後半一気読み。囮捜査官だったロス・ホーガンがチームに加わり、ストーリーに大きく関わる。ウォーウィック以上かもしれない。事件に対する態度は、ウォーウィックよりもホーガンの方が好み。フォークナーを捕まえられるのか、めちゃめちゃドキドキした。これほどワクワクさせられる日本の小説を読みたいものだ。