作品一覧

  • スマホの中身も「遺品」です デジタル相続入門
    4.7
    1巻968円 (税込)
    文字通りパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器のなかに遺された、故人の情報を意味する「デジタル遺品」。そこには個人情報が満載されているほか、実際に金銭的価値を持つものが増えた一方で、IDやパスワードが分からないと詳細が判明しないものが多いため、相続の場などを通じて問題化し始めた。その現状や対応策について長年調査しているのが筆者だ。銀行・証券のネット化や各種Payサービスによるキャッシュレス、定額サブスクリプションサービスの浸透などを前に、問題は急速に多様化・複雑化していくと警鐘を鳴らす。いざというとき、私たちはデジタル遺品にどう対応すべき? 契約者以外がログインするのは違法? 隠したい情報はどう扱えばいい? 最新事情と具体的なエピソードを絡めつつ、相続する・される側の視点に立って解説していく。あなたはそのスマホを放置したままで、死ねますか?
  • ネットで故人の声を聴け~死にゆく人々の本音~
    4.0
    インターネットと「死」をとりまく環境は時代によって大きく変化していく。消えずに残された過去は、生きている私たちの現在と未来をどう方向づけるのか? 故人がインターネットに残した足跡とどう向き合うのが正解なのか? 空間や時間をこえて届いた鮮烈なメッセージに耳を傾ける。「東洋経済オンラインアワード2021」MVP獲得の好評連載が一冊に。
  • 中の人 ネット界のトップスター26人の素顔
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    インタビューにご協力いただいた26人(24サイト)の“中の人”のみなさん。NHK広報局(NHKについてユルく案内)NHK_PR 1号 / カルチャージャパン ダニー・チュー / 大島てる 大島学 / 虚構新聞社 UK / 筋トレ 石井ゆかり / X51.ORG 佐藤 健寿 / ニコニコ仏教講座 蝉丸P / 日本珍スポット100景 五十嵐麻理 / 探検コム 探検コム / やや日刊カルト新聞 藤倉善郎 / @niftyデイリーポータルZ 林雄司 / 安全ちゃんオルグ日記 安全ちゃん / Chikirinの日記 ちきりん / ココロ社 ココロ社 / 僕の見た秩序。 ヨシナガ / ぼくはまちちゃん!(Hatena) はまちや2 / らばQ ぜろんぱ、らば、こうし / ネタフル コグレマサト / アキバBlog geek / 小鳥ピヨピヨ 清田いちる / ザイーガ パルモ / 駄文にゅうす From E / かーずSP かーず / ー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅ さらしる
  • バズる「死にたい」 ~ネットに溢れる自殺願望の考察~(小学館新書)
    3.5
    1巻1,034円 (税込)
    IT社会の“タブー”に踏み込む! 自殺願望の書き込みは、公序良俗に反するのか――ある遺族から寄せられたメールをきっかけに、著者は“死への記述”が綴られた143のサイトを調査する。ネット上に蓄積された「苦悩のデジタル遺品」は、自殺の連鎖を招く単に“有害”なものなのか、それとも全く別の新しい価値があるのか。  膨大な記述を紐解き、投稿者や遺族など当事者たちの心情を追いながら、「ネットと自殺」という現代社会の難題に向き合った。 (底本 2024年8月発売作品)
  • ここが知りたい! デジタル遺品 デジタルの遺品・資産を開く!託す!隠す!
    3.5
    1巻1,518円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「デジタル遺品」には,故人が遺したスマートフォンや携帯電話,パソコンなどの情報端末とその中に保存されているデジタルデータ,インターネット上にあるマイページのアカウントと投稿,ネット口座の預金など,さまざまなものがあります。本書はデジタル遺品の基礎知識,放っておいた場合の行く末,どう開いてどう処理・相続するかを解説するものです。さらに,将来デジタル遺品となる自分のデジタル資産をうまく生前整理する方法やデジタル遺品をめぐる今後の動向も紹介しています。
  • 故人サイト
    完結
    -
    全1巻880円 (税込)
    突然死/死の予兆/闘病記/残された辞世/自殺願望/追悼 インターネットで学べる死の事例84本 亡くなった人たちが遺していったホームページたち 個々人の声は、 発信者が亡くなった後でもインターネットに残り続けることがある。 本人が意図しないかたちで残ってしまった例もあれば、 覚悟を持ってこの世に残していった言葉もあり、 なかには残された人たちによって故人の モニュメントが作られるといったケースも見受けらる。 それらを追うと、 故人が生前に抱いた死に際しての想いが聞こえてくることがある。 死はインターネットで学べる。 知ることは後ろめたいことではない。 大切にするということは、腫れ物扱いすることではない。 本書では、 そんな故人がインターネットに残していったサイト84本を取り上げ、 死にゆく人々の本音に迫った――。 ■目次 ・はじめに ●第一章 突然停止したサイト ・ハンターこういちのバイク旅行記 ・旅の女神にキッスして ・飯島愛のポルノ・ホスピタル ほか ●第ニ章 死の予兆が隠されたサイト ・純恋童話 ・戦車模型チャンネルB ・流通ジャーナリスト金子哲雄のWEBマガジン ほか ●第三章 闘病を綴ったサイト ・自分の不幸が面白い! ・戦略事業部の挑戦 肺がんとの壮絶な戦い ・ギャルだけど臓器移植 ほか ●第四章 辞世を残したサイト ・どーもの休日♪~しかしなんだね。ガンだって~ ・進め!一人暮らしの闘病記。 ・小細胞肺がん進展型肺がん患者の余命日記 ほか ●第五章 自ら死に向かったサイト ・むやみやたらにひとりごと ・日本一才能のない漫画家志望(死亡) ・元吉原♪クラブ夢 真性Mかのちんブログ ほか ●第六章 引き継がれたサイト 追悼のサイト ・森徹追悼ページ ・千里&うさ子の乳がんスローライフ ・出会えてありがとう ほか ・おわりに ■著者 古田雄介 1977年愛知県生まれのノンフィクションライターで、 任意団体・デジタル遺品を考える会の代表。 名古屋工業大学工学部社会開発工学科(建築系)卒業後、 建設会社と葬儀会社を経て2002年に雑誌記者に転身。 2010年から故人が残したサイトやデジタル故人、デジタル遺品に関する調査を続けている。 主な著書に『ネットで故人の声を聴け』(光文社新書)、 『第2版 デジタル遺品の探しかた・しまいかた、残しかた+隠しかた』(伊勢田篤史氏との共著/日本加除出版)、 『スマホの中身も『遺品』です』(中公新書ラクレ)など。
  • 反ウェブ論 死んでからも残り続ける「生の痕跡」
    -
    1巻110円 (税込)
    誰もがインターネットで発信するようになった現代、電子空間に漂う無数の文字情報は、必ずしも生者の声とは限らない。旅先の楽しげな記事で更新が止まったままのブログ、自殺へのカウントダウンをするブログ、ネット上での遺書公開……電子空間に残された「最期の言葉」の現状を追う。

ユーザーレビュー

  • ネットで故人の声を聴け~死にゆく人々の本音~

    Posted by ブクログ

    投稿主が故人となったブログやサイトを紹介し、家族などを取材できていたらそれらのえぴそーも紹介する本。
    世代的に近い人間が書いているサイトが多いため興味深く読めた。
    インターネットの墓標となったコンテンツに書かれていることは様々だ。病気になってなお世間に伝えたいことであったりするし、愚かな自分をさらけ出すことで警句としてもらいたいものもある。
    あるいは世への怨念や激情が書き記されていたり、自殺志願者が訥々と人生を振り返っていたりする。
    この手のサイトは自分が知っているだけでもまだまだあるので、是非とも続刊を出してほしい。

    0
    2024年12月22日
  • スマホの中身も「遺品」です デジタル相続入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    漠然とは理解しているつもりだが、やはりほっては置けなかった。そのタイミングになると、購入したい。
    1、I PHONE 設定によっては10回パスワード間違えると、中身が全て消える。
    2,個人のPCは簡単に破棄せず、ログインにチャレンジしてみる。ブックマークから口座のあるネット銀行を突き止める事が出来る。休眠口座は一旦公益活動に使われる。のちに請求したら引出し可能。
    3、故人のFX取引追証のリスク 証拠金割れの場合素早く回収するシステムになっている。400倍→25倍迄減少。
    4、〇〇PAY契約者が亡くなった時点で、権利消滅と書いてある規約が多い。請求すれば支払ってくれるが手続き面倒。一身専属

    0
    2021年07月10日
  • スマホの中身も「遺品」です デジタル相続入門

    Posted by ブクログ

    仕事含め、プライベートでもインターネットやPCがなくてはならない私が死んだ後、残される家族の迷惑にならないよう、色々を考えさせられる一冊だった。
    本書を参考に、今から準備を始めたい。

    0
    2020年08月07日
  • バズる「死にたい」 ~ネットに溢れる自殺願望の考察~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    私は普段、自殺に関する記述は臨床心理学や医学の分野で書かれたものを読むことが多い。個々人への配慮と寄り添いはあれども、学問的な中心は統計にあって、だんだんと平均化された現象として「死にたい」を見てしまいがちになる。「どうしたら防げるのか」という予防の話だったり、「そうは言っても自殺はよくない」という道徳っぽさが含まれてしまう。

    著者が自殺の後になってから関わりをもつ職業であるためか、「死にたい」をどうこう予防するという視点でもなく、起きてしまった自殺を良い悪いで評価する視点からも離れているように感じる。
    きっかけは著者自身の後悔から始まるが、ただひたすらに「死にたい」という現象、あるいはその

    0
    2025年11月26日
  • バズる「死にたい」 ~ネットに溢れる自殺願望の考察~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    人によっては死にたいという投稿が公序良俗に反すると思われても、ある人にとっては大切なメッセージになる

    0
    2025年05月27日

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