作品一覧

  • キロク学会#01 キロクニスト養成講座

    キロク学会

    ビジネス・実用

    -
    1巻495円 (税込)
    キロク学会とは、WEB時代の「記録とコミュニケーション」を考えながら実験する学びのコミュニティです。本書は、2015年に開催された全3回のワークショップをキロクした電子書籍です。参加されていない方も楽しめる内容になっています。
  • 日本発酵紀行

    日本発酵紀行

    小説・文芸

    4.3
    1巻748円 (税込)
    元バックパッカーの小倉ヒラクが2018年夏から8カ月かけて全国の発酵の現場を訪ね歩いた旅行記。本書『日本発酵紀行』はD&DEPARTMENTが手がけるd47 MUSEUMの企画展「Fermentation Tourism Nipponー 発酵から再発見する日本の旅ー」の公式書籍として誕生しました。発酵を通して日本の文化の深層に出会い、今を見つめなおす旅の記録。醤油、味噌、酒といった日本のソウルフードだけでなく、お菓子、漬物、激レア激ウマ発酵食品までを隅々まで歩き出会い食べつくす!
  • 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

    発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

    小説・文芸

    4.3
    1巻946円 (税込)
    味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品。著者はあるきっかけで“発酵”に魅せられ、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした。発酵とは、見えない自然を捉え、ミクロの生物と関係を結び、暮らしの中に喜びを埋め込む。この総体が発酵文化であり、そのローカル文化を通して人類の不思議を解くのが「発酵文化人類学」。発酵には、オーガニック、美容、ライフスタイル、イノベーションへの発展の側面があり、単なる食品にとどまらず、人間にとっての未来の可能性があり、歴史・文化を見直すきっかけになる。発酵は、今、人類の未来を左右する最も注目を集めている分野のひとつと言える理由がそこにある。 著者は発酵のしくみや人間と微生物との関わりを学ぶ中で、発見した。発酵には未来と過去があり、“微生物と人間の共存”は社会を見直すキーワードそのものだということを。 生物学、哲学、芸術、文化人類学などの専門用語を平易に解説した待望の文庫化。参考文献満載。解説・橘ケンチ(EXILE)
  • 日本人の発酵史 うまみのフォークロア

    日本人の発酵史 うまみのフォークロア

    小説・文芸

    -
    1巻1,034円 (税込)
    発酵の専門家であり、発酵ジャーナリスト&アーティストである著者・小倉ヒラク。世界中から注目されている発酵デパートメントを下北沢で展開し、世界中の発酵ファンのハブとなっている。 本書は、日本の食文化を通して日本の歴史の起源に触れ、日常的に無意識に食する土地土地から生まれる食材の製法と起源と、日本における食と信仰の関りについて語る。 万葉集の時代に生まれた「日本そのものを指す言葉=食国(おすくに)」の観点に立ち戻り、日本という国の神と民による、食をめぐる生成と循環をダイナミックに俯瞰しつつ、細部まで目配りする。 米や醤油などの食材を取り上げながら日本の食文化の「オモテの顔」を、雑穀や芋、肉や鯨などの地方に根ずく食文化から「ウラの顔」を掘り下げ、「日本の海川山野の味なもの」を求め、「百味の飲食」を重ね、「食国」の行方を展望する食いしん坊の巡礼記。
  • 僕たちは伝統とどう生きるか

    僕たちは伝統とどう生きるか

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,056円 (税込)
    材料がない、儲からない。 それでも伝統の担い手たちが「つくり続ける」のは、なぜか。 新しさ追うデザイナーから異色の転身、発酵の専門家となった著者が出会ったのは、 土地の〈記憶〉を未来へとつなぎ、自然と隣り合って生きる、 弱い人間の強かな“生存戦略”としての「伝統」だった――。 哲学・文化人類学・民俗学など複数の領域を縦横無尽に行き来する著者が、 ジョージアワインから日本酒、民藝まで、豊かで芳醇なエピソードとともに見せる、 驚くべき「小さな伝統」とものづくりの世界。 「つくるのは私ではない、微生物である」と味噌や酒をつくる醸造家たちは言う。 それは「つくる」を手放すということだ。 ――「第4章 民藝 つくることの伝承」より 伝統が、ひとりの個人としてこの社会に生きることからの逃避になってはいけない。 今僕たちに必要なのは、すぐとなりの誰かを信じるための足がかりとしての伝統だ。 ――「第4章 民藝 つくることの伝承」より ▼内容紹介▼ 〇 歌舞伎だけじゃない! 醸造蔵にもある「襲名制度」 〇 共産主義によって「消滅の危機」に瀕していたジョージアの伝統的ワイン 〇 日本人とクジラの「深い関係」浮かび上がる、佐賀県呼子の松浦漬け 〇 美味しいお酒づくりの極意は「『自分』を殺す」こと 〇 「土の声を聞く」ために技術磨く、沖縄の伝統的焼き物やちむん 〇 ヒトラーは化学肥料を嫌っていた……排外主義と有機農業が「結びつく」瞬間 〇 岡本太郎の民藝批判にみる「オンリーワンうんち野郎」の精神 〇 ぎふ長良川鵜飼の「となり合う」伝統 ▼目次▼ プロローグ あなたにとって、伝統とは何ですか? 第1章 大文字の伝統と小文字の伝統 第2章 「歴史」の誕生、さびしさの地平融合 第3章 発酵 見えないものとつむぐ伝統 第4章 民藝 つくることの伝承 第5章 鵜飼 異なる存在と、風土を旅する エピローグ 向かい合うな、となり合え ブックガイド
  • アジア発酵紀行

    アジア発酵紀行

    小説・文芸

    4.8
    1巻1,700円 (税込)
    発酵はアナーキーだ!「茶馬古道」からインド最果ての地へ至る壮大な旅 アジアの巨大な地下水脈をたどる冒険行。「発酵界のインディ・ジョーンズ」を見ているようだ! ――高野秀行(ノンフィクション作家)                        自由になれ――各地の微生物が、奔放な旅を通じて語りかけてくる。 ――平松洋子(作家・エッセイスト) ・驚異の“高地サバイバル”発酵食〈チベットのバター茶〉  ・謎の漢方麹×プリミティブ蒸留でつくる〈リス族の白酒〉 ・ヴィンテージほど価値が高い、微生物発酵のプーアル茶 ・納豆コケカレーにどぶろくを合わせるネパールの発酵×スパイス文化 ・インド最果ての地で、アジア最古の糀文化を守り続けてきた一族……etc. 前人未到の旅がいま幕をあける! 壮大なスケールでアジアの発酵文化の源流が浮き彫りになる渾身作。

ユーザーレビュー

  • 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

    Posted by ブクログ

    タイトルはちょっと難しそうなのに、中身はめちゃくちゃ軽快でワクワクしっぱなしの一冊!
    「発酵デザイナー」を名乗る著者の小倉ヒラクさんが、目に見えないミクロな微生物の世界と、私たちが生きる人間社会をごちゃ混ぜにして語る視点がとにかくユニーク。味噌やワインがおいしくなる仕組みを眺めているはずが、気づけば「コントロールできないものとどう付き合うか」「贈与ってなんだろう」という、深い生き方の話へと鮮やかにスライドしていくドライブ感がある。
    人間が自然をぜんぶ思い通りに管理しようとするのをやめて、菌たちの気まぐれに身を委ねてみる――そんな発酵のプロセスそのものが、ガチガチに凝り固まった頭をふんわりほぐしてくれる感じ。

    0
    2026年09月06日
  • 僕たちは伝統とどう生きるか

    Posted by ブクログ

    日本の発酵文化にまつわる本ですが、それだけにとどまらず現代を生きる私たちへの示唆に満ちた本でした。いつでもとなり合ってよりそう姿勢を持ちたい。

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    2026年07月30日
  • 僕たちは伝統とどう生きるか

    Posted by ブクログ

    【伝統が失われた未来と、伝統を活かした未来】
    (原材料の高騰を受けて、)これは値上がりの問題ではない。選択肢がなくなる危機だ。

    気候変動で秋田のハタハタ漁が壊滅的、原材料が取れない、木桶がつくれない、先代の装置を修理してくれる職人がいない、製品容器を作るところが廃業した。

    多様な選択肢が存在する世界から、効率的・合理的なモノだけが残る世界を指向した僕たちの選択の結果ではないか。

    しかし、選択肢が多いことが、変化する世の中にレジリエンスを付与する手段になりうるかもしれない。もし、お米がとれない状況になった時に、原料の半分が麦で作られている甲州味噌があるじゃんとなるかもしれない。

    伝統とはあなたにとってどんな存在か?

    著者は、伝統を失った未来よりも、伝統を活かした未来がいいぞ!と強く信じると言います。

    「親から蔵を継いで、この街がずっと続くかわからないし、味噌つくるのがそんなに儲からるわけじゃないけど、でもこの仕事をやっていこうと決めている。そうやって自分が決めたのには、うまく言葉にできないけど理由があるんじゃないかな」と山梨の味噌蔵を継いだ友人の言葉を紹介する。

    そう思う理由を紐解くために、この本を書いた。

    【〇〇すべきのプラトンと、〇〇であってほしいのアリストテレス】
    プラトンの理想:普遍的な理性による個人の知
    アリストテレスの理想:現実な善行による集団の知

    プラトンの伝統:人間の理性を曇らせる悪習。ベストをつかめ!
    アリストテレスの伝統:多くの人が経験によって約束しあうことによってできた習慣の積み重ねが世界を善くする。ベターを更新していこう!


    【大文字のDENTOUと小文字のdentou】
    DENTOU・・・文字伝承、強者・多数、権威の固定化、秩序、排除差別。
    例えば、法律・ルール、近代化の中の西洋的美の礼賛、科学的管理手法の工場。
    dentou・・・つくることによる伝承、弱者・少数、価値の変容、多様性、再現性の低さ。
    例えば、柳宗悦の民藝運動、印象派の誕生、初期茶道。

    大文字のDENTOUの負の側面としては、国家総動員などナショナリズムに利用される。

    【DENTOUとdentouの実例】
    ジョージアワイン:
    ロシアは科学的根拠のあるものしか認めないなか、クヴェリと呼ばれる素焼きの陶器で野生のブドウを熟すジョージアワインは全面的に禁止された。
    しかし、ジョージアワインは地下にクヴェリを埋めたり、山の中に野生葡萄種をこっそり植えたりして、生き延びた。ロシアの支配が終わった後、ジョージアという国のアイデンティの拠り所として、ジョージアワインは息を吹き返す。

    李氏朝鮮の磁器:
    高麗時代の磁器は、中国の技術を高いレベルで取り入れ、美しい装飾的デザインが施されたモノであった。李氏朝鮮になった時に、装飾禁止、白で統一を求められた。作ったら死刑という厳しさであった。著者が朝鮮の博物館に行くと、あきらかに下手になった磁器が並んでいる。その制限の中で、どう美しさを表現するかを真剣に向き合った結果、柳が出会った朝鮮の陶磁器たちが誕生した。大文字の小文字化。


    【伝統とは?民藝批判。】
    ヘルダーとガダマー:
    聖書の伝統とはどこにあるか?という問いにまったく違う角度で考えた二人。
    ヘルダー・・・伝統はオリジナルから生まれる。原点聖書が伝統だ。
    ガダマー・・・無理っしょ。時代が違うから、原点聖書を当時の同じ状況で読むのは無理。先入観がある。時代時代によって、受け継がれてきた事実に伝統がある。


    岡本太郎の民藝批判
    伝統は閉鎖的モラル、閉鎖的ギルドの中でむしろ因習的にとらえられてきた。民藝の大文字化。民藝が無銘の工人がつくる至上の芸術になり、有名な天才のつくる至上の芸術と主語が違うだけで文法的は一緒と切り込む。
    国家と共同体の二項対立を乗り越える、「社会」の一員としての「個人」像が不足している。

    しかし、伝統がひとりの個人としてこの社会に生きることからの逃避になってはいけない。僕たちに必要ななのは、すぐ隣のだれかを信じるための足掛かりとしての伝統だと著者は言う。

    【鵜飼のような関係、伝統の担い手になろう】
    大文字と小文字の二項対立を乗り越える方法として、対話でもなく、鵜飼の関係性である開かれた隣合いを提唱する。

    日本伝統の特殊性に着目してアップデートすれば世界の人が驚く素晴らしい文化が生まれるという意見を目にする。しかし、特殊性に立脚する限り、それは権威の再生産にしかならない。

    全ての人間の過去を伝統にすること。全ての人を伝統の担い手とすること。

    LINNEの異素材麹SAKE
    米ではなく、様々な素材の麹で酒を醸す。分岐前の古いタイプのコウジカビに着目し、蕎麦の実で日本酒を作る。

    スイスでは食の流通が絶たれても自給できるたんぱく源として大豆栽培に力を入れている。その中で、スイスから日本の発酵文化を学ぶ機運が高まっている。

    長良川の鵜飼

    車の行き交う音も、蛍光灯の光もない静かな晩夏の川面。かがり火を眺めながら、ただただ蜜やかな自然のざわめきに耳を澄ませていた。
    僕は水で、僕は火だ。
    僕は鵜で、僕はアユだ。そしてすべては、川をながれていく。

    鵜匠は、漁師であるよりも「鵜のお世話役」としての色合いが強い。関東の海沿いで捕獲された野生の鵜を、鵜匠は自分の家の庭に住まわせて餌をやり漁を教える。文字通り家族のように鵜と暮らす。

    隣合う。

    あなたも小文字の伝統の継承者になろう
    買い支えること。小文字の伝統を体現するものを、つくり手から直接、あるいは発酵デパートメントのような志のあるお店で買って、伝承を盛り上げる。

    つくること。
    年に一度、手前味噌を作る。
    パリでの講演。
    「あなたの調査している発酵文化の中には、もうすぐ消えてしまうものも多いでしょう。それについてどう考えますか?」
    「すくなくとも僕が生きている限りは、レシピを再現できるから大丈夫です」
    そう。自分自身が伝統の一部であることに気づいた。
    どう考えるかではなく、どうあるのか。理解ではなく、了解して引き受けること。

    【最後に】
    伝統のなくなった世界は、変化に弱い硬直した社会になってしまう。それ以前に多様性を失った社会はつまらないと思う。人が人のため、昨日よりも今日のため、効率性や合理性がなくとも、受け継いできたものを受け取り、受け渡そうとしている人の思いは素晴らしいし、僕もその担い手の一人になれるんだという思いを受け取った。

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    2026年07月12日
  • 僕たちは伝統とどう生きるか

    Posted by ブクログ

    小文字の伝統とは身体性であると思う。

    手仕事、語り聞き、歩くこと、嗅いで食べること。
    そういったことで意識に世界を伝える身体感覚がなければ、世界はわかりやすさに席捲されて、いつか私たちも忘れられてしまう。
    せめて忘れる前に思い出していきたいと思う。

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    2026年06月21日
  • アジア発酵紀行

    Posted by ブクログ

    ヒラクさんと一緒にアジアを旅したような、旅先で出会った人たちや菌や麹たちとこちらも友達になったような気分の一冊でした。
    アジアとインドの境目に滋賀県みたいなマニプルがあって、日本人みたいな人たちがいるのも不思議だし面白い。現地のお酒飲んでみたい。

    人類は皆兄弟だし、菌類も皆兄弟なのかも。

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    2026年05月10日

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