作品一覧

  • 明治犯科帳
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幕末の動乱をへて日本が近代国家へと変貌していった明治時代、それは封建の遺風と文明開化が渾然とした不思議な時代だった。そこに、相馬騒動から大久保利通暗殺、怪盗電小僧、遊郭の主人による六人斬り、そして加波山事件まで、社会を震撼させ、マスコミを騒がせた数々の犯罪が発生した。当時の世相を反映する事件の数々をつづり、明治という時代を裏側から見通す。
  • 名君・暗君 江戸のお殿様
    3.0
    1巻814円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 三世紀にわたる江戸時代、徳川幕府の支配下、数多くの大名家が浮き沈みをくり返した。藩政立て直しや文化的な業績で名高い名君から、乱行でお家取り潰しになったバカ殿、財政破綻やお家騒動をひきおこした藩主まで、百二十余侯の悲喜こもごもの生涯と事績を紹介し、トップに立った人々の明暗を描く、江戸の名物藩主列伝。
  • 戦国の雄と末裔たち
    -
    1巻858円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦国に覇をとなえた織田信長や武田信玄、毛利元就、今川義元から、平安王朝に反逆し、古代東国を揺るがした平将門、南北朝の動乱を翔た足利将軍家、新田義貞など、乱世に活躍した英雄の血脈を伝える末裔たちは、江戸時代から幕末・明治までどのような道を経てきたのか。日本各地に歴史の現場をたずね、彼らが辿った波瀾と流転の軌跡をさぐり出す。
  • 決定版 日本の剣豪
    -
    1巻896円 (税込)
    日本の剣豪を網羅した決定版! 塚原卜伝、伊藤一刀斎、上泉信綱、柳生十兵衛、荒木又右衛門、宮本武蔵、堀部安兵衛、坂本龍馬、土方歳三、沖田総司、山岡鉄舟、千葉周作……。 剣術の揺籃期である戦国時代、精神性を高めた江戸の泰平期、三大道場の出身者が鎬を削った幕末期、それぞれに時代に活躍した剣豪29人の出生から終焉までを描写しました。そのすさまじき太刀筋に似た人生は痛快無比。 時代劇ファンの基礎教養の書です。 【目次】 第一章 「剣術」の誕生と「戦国」 1 飯篠長威力斎(神道流) 2 諸岡一羽(神道流) 3 塚原卜伝(卜伝流) 4 斎藤伝鬼坊(天流) 5 富田勢源(富田流) 6 伊藤一刀斎(一刀流) 7 神子上典膳(小野派一刀流) 8 上泉信綱(新陰流) 9 神後宗治(新陰流) 10 疋田豊五郎(新陰流) 第二章 「泰平の世」の存在意義 11 柳生宗矩(柳生新陰流) 12 柳生兵庫(柳生新陰流) 13 柳生連也(柳生新陰流) 14 柳生十兵衛(柳生新陰流) 15 荒木又右衛門(中条流・神道流) 16 宮本武蔵(二天一流) 17 堀部安兵衛(直心影流) 第三章 「幕末維新」血風録 18 土方歳三(天然理心流) 19 坂本龍馬(北辰一刀流) 20 沖田総司(天然理心流) 21 近藤勇(天然理心流) 22 岡田以蔵(鏡新明智流) 23 山岡鉄舟(無刀流) 24 千葉周作(北辰一刀流) 25 武市半平太(鏡新明智流) 26 斎藤弥九郎(神道無念流) 27 島田虎之助(直心影流) 28 男谷精一郎(直心影流) 29 榊原鍵吉(直心影流男谷派)
  • 江戸の牢屋
    3.0
    1巻968円 (税込)
    江戸時代の牢屋敷の実態をつぶさに綴る。囚獄以下、牢の同心、老名主以下の囚人組織、刑罰、脱獄、流刑、解き放ち、かね次第のツル、甦生施設の人足寄場などなど、牢屋敷に関する情報満載。

ユーザーレビュー

  • 明治犯科帳

    Posted by ブクログ

    昔の事件がいっぱい詰まった新書。
    新書に関わらず情報の密度が濃いこと。
    ただし難点なのは旧字体や言い回しがあるので
    ある程度の古典の知識がないと
    頭がこんがらかってしまう可能性があります。
    注意してください。

    すべての事件に関して
    思わず「うわぁぁ」となってしまいました。
    今起きている事件とまったくひけを取りません。
    むしろ昔のほうがすごいかもしれません。

    何せ世間を騒がせた
    「怪盗電(かみなり)小僧」という
    凄腕の盗人までいたのですから。
    どこまでも彼はものすごい人間でした。

    いろんな意味で面白い新書でした。

    0
    2009年11月10日
  • 江戸の牢屋

    Posted by ブクログ

    ・江戸末期の牢獄の写実で有名になつたのは黙阿弥の「四千両小判梅葉」であつた。初演時、千歳座の田村某が小伝馬町の元牢役人であつたため、黙阿弥はそれ に教へを受けて書いたといふ。牢名主が遥かの高みの畳の上にゐて……といふのだが、この様子があまりにもリアルであつたといふ。中嶋繁雄「江戸の牢屋」(河出文庫)を読むと、確かにあのやうな牢屋の状態であつたと知れる。本書にはその牢屋に入るまでの記述もある。「町奉行所同心、そして牢屋同心、牢屋下男ら六、七人かかりっきりで罪囚を裸にし云々」(16頁)と、実に「仔細に調べ」(同前)たといふ。さうして牢に入る。この時、様々なお仕置き、いや入牢儀礼がある。牢名主は「見

    0
    2020年01月26日
  • 名君・暗君 江戸のお殿様

    Posted by ブクログ

    江戸期の殿様オンパレード・・・その数120余名!
    名君もいれば、暗君もいるさ。
    幕閣で出世、或いは転落。文化に秀でた御方もいるさ。
    ただ、紹介文が短くて、名君だか暗君だかわからない人が
    いるし、
    「土芥寇讎記」の記述と同じ御方が別に出てきたりする。
    「土芥寇讎記」はそれだけで一冊の本にして欲しかった。
    また、参考資料が無いのも残念!

    0
    2017年10月29日
  • 名君・暗君 江戸のお殿様

    Posted by ブクログ

     最近新書が多く出るようになりブームになっている。それだけ知識を欲しい人がいるんだろうなと色んな出版社から新書が出て驚きだ。かなりショッキングな帯をつけてタイトルも空振りなものが多いから気をつけないといけない。

     そう思いつつ日本史好きなので読んでしまった(^_^;)

     簡単に言えばこの本は江戸時代の殿様の人物列伝だ。この手の本は、八幡和郎氏の本が有名だがちょっと構成とか似ている。結局は戦国武将の末裔を書こうと思うと似たり寄ったりになるのだろう。ただしあまり取り上げられなかった人が挙がっている。

     江戸時代は簡単に言うと武士階級が米を中心とした農本主義、商人は貨幣経済を中心とした資本主義

    0
    2011年06月02日

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