中嶋繁雄の作品一覧
「中嶋繁雄」の「決定版 日本の剣豪」「江戸の牢屋」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中嶋繁雄」の「決定版 日本の剣豪」「江戸の牢屋」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
・江戸末期の牢獄の写実で有名になつたのは黙阿弥の「四千両小判梅葉」であつた。初演時、千歳座の田村某が小伝馬町の元牢役人であつたため、黙阿弥はそれ に教へを受けて書いたといふ。牢名主が遥かの高みの畳の上にゐて……といふのだが、この様子があまりにもリアルであつたといふ。中嶋繁雄「江戸の牢屋」(河出文庫)を読むと、確かにあのやうな牢屋の状態であつたと知れる。本書にはその牢屋に入るまでの記述もある。「町奉行所同心、そして牢屋同心、牢屋下男ら六、七人かかりっきりで罪囚を裸にし云々」(16頁)と、実に「仔細に調べ」(同前)たといふ。さうして牢に入る。この時、様々なお仕置き、いや入牢儀礼がある。牢名主は「見
Posted by ブクログ
最近新書が多く出るようになりブームになっている。それだけ知識を欲しい人がいるんだろうなと色んな出版社から新書が出て驚きだ。かなりショッキングな帯をつけてタイトルも空振りなものが多いから気をつけないといけない。
そう思いつつ日本史好きなので読んでしまった(^_^;)
簡単に言えばこの本は江戸時代の殿様の人物列伝だ。この手の本は、八幡和郎氏の本が有名だがちょっと構成とか似ている。結局は戦国武将の末裔を書こうと思うと似たり寄ったりになるのだろう。ただしあまり取り上げられなかった人が挙がっている。
江戸時代は簡単に言うと武士階級が米を中心とした農本主義、商人は貨幣経済を中心とした資本主義