プロフィール

  • 作者名:金哲彦(キンテツヒコ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1964年02月01日
  • 出身地:日本 / 福岡県

早稲田大学教育学部卒。元陸上選手。『金哲彦のランニング・メソッド』、『「体幹」ランニング』などの著書がある。

作品一覧

  • 厚底シューズ時代の 新・体幹ランニング

    厚底シューズ時代の 新・体幹ランニング

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★厚底シューズ時代を迎えて、ランニングの常識が変わった! ★厚底シューズを使いこなして走力アップ! 故障を予防しながら自己ベスト更新! ランナー待望の新しいマラソン教則本 ★目標タイム別(サブ4・サブ3.5・サブ3)3か月半(=14週間)の書き込み式練習メニュー付き ★トレーニング動画QRコード付き 高反発プレートを搭載した厚底シューズは、トップ選手たちのみならず市民ランナーの間にもすっかり浸透しました。シューズの進化により好記録が生まれやすくなっている一方で、厚底シューズが本来持っている力を生かした走りができていないランナーも多く見受けられます。また、厚底シューズは、これまでのシューズで使っていたのとは違う部位の筋肉を使うことを要求するため、思わぬ箇所の痛みや故障を抱えるランナーも増えています。 そこで、厚底シューズを使いこなすためには何が必要なのかを理解し、厚底シューズのポテンシャルを最大限に引き出しながら、故障を予防する金コーチのメソッドを初公開。金コーチが提唱し続けてきた体幹ランニングも厚底シューズ対応にバージョンアップします。 そのうえで、目標タイム別(サブ4・サブ3.5・サブ3)にレースに向けての3か月半(=14週間)の練習メニューを提案。必要な練習の方法やタイム設定、組み合わせ方や目的を明確にしつつ、達成感を味わいながら練習を続けられます。一人ひとりのランナーにとって、目標タイムでの完走までの道しるべとなる1冊です。 【内容】 はじめに~厚底シューズ時代こそ体幹ランニングが必要な理由 第1章 厚底シューズでランニングはこう変わった! ・厚底シューズを履くとなぜ速くなる? ・厚底シューズで走ると何が起こる? ・厚底シューズのパワーを最大限に使いこなす走り方 ・厚底シューズで、これまでにないトラブルが発生する理由 ・あらためて厚底シューズとは何? ・厚底シューズの履き分け方を知る 第2章 厚底シューズ時代のトレーニングと故障予防ケア ・厚底シューズの真価を引き出すトレーニングとは? ・補強筋トレ5 ・動的ストレッチ7 ・仙腸関節ストレッチ4 ・厚底特有の故障を防ぐテーピング術 第3章 厚底シューズ時代の体幹ランニング 第4章 厚底シューズ時代のマラソン攻略練習メニュー   ジョグ/LSD/ウインドスプリント/レースペース走/坂ダッシュ 上り坂攻略スイッチ3/アップダウン走/ペース走/2kmインターバル走/ビルドアップ走/持久走 第5章 サブ4・サブ3.5・サブ3 目標タイム別 書き込み式14週間練習メニュー ※本書には一部、「書き込み式」の箇所がございます。あらかじめご了承ください。
  • 癒しのランニング

    癒しのランニング

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻770円 (税込)
    肩が凝る、腰が痛いなど現代人特有の症状は走った方が良くなります。日常生活や仕事のストレス解消にも効果があるランニングは、今最も人気のあるスポーツです。最近ではうつ病の治療に効果がある、認知症の患者も症状の悪化がストップするなど、リハビリテーション施設なども注目をしています。本書はランニングを習慣化することで「心にパワー」をもたらすことを伝えます。「走ってみたい」と思っている方、必読です。(講談社現代新書)
  • ウォーキングから始める 50歳からのフルマラソン

    ウォーキングから始める 50歳からのフルマラソン

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,265円 (税込)
    プロ・ランニングコーチの金哲彦氏が、50歳を越えた人がウォーキングから始めてフルマラソンを完走するまでのノウハウを伝授。「体年齢のチェック」し、「体幹」を使った立ち方と歩き方、走り方をマスター。実践編では「体幹」ウォームアップのやり方から、目的別トレーニングメニューの詳しい解説で、幅広い人が活用できます。「究極のアンチエイジング」といわれるランニングで、健康な体づくりをはじめよう!
  • 運動嫌い!経験ゼロ!でもうまくいく 絶対変わる!ウォーキング&ランニング こんなにいいことがあるからみんなが走る

    運動嫌い!経験ゼロ!でもうまくいく 絶対変わる!ウォーキング&ランニング

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻950円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「運動なんかしたくない」と思いつつ、みんなが走っているのが気になる。なぜそんなに人気なんだろう――「そんなにいいのかしら」「でもきっといいんだろうな」「確かに運動不足による体の不調を感じる」そんな人は案外多いものです。本書では、プロから市民ランナーまでの指導で人気絶大の金哲彦先生が語る、マラソンの魅力やウォーキング&ランニングの仕方を超初心者のために、雑学や面白いエピソードをイラストをたくさん散りばめて紹介します。まずは「喫煙者」「禁酒したくない」「疲れやすい」「運動経験なし」など個性別に指南。どうすればいいかを具体的に提案します。読み進めるうちに絶対走りたくなるはずですよ。
  • からだが変わる体幹ウォーキング

    からだが変わる体幹ウォーキング

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻792円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま、ウォーキングに励む人が増えている。けれども、"正しく"歩けている人はとても少ない。効率の悪い我流ウォーキングはもう卒業!カリスマコーチが「走りのメソッド」を生かした、目からウロコの歩き方をやさしく解説。「三つのポイント」であなたの歩きと身体が変わる。今日から始める、"身体に効く"ウォーキング。
  • 金哲彦のはじめてのランニング

    金哲彦のはじめてのランニング

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻792円 (税込)
    読めば今すぐに走りたくなり、そして、ならば、「どう」走り始めればいいのか?までをこの一冊でフォローします。第1章ではたっぷりと、様々な走る幸せエピソードを畳み掛け一気に読者のモチベーションを上げ、第2~終章では、完全初心者のための実践的ノウハウをレベルに応じて、靴選び、最低限の準備体操、最初のウォーキング、練習メニュー例、最新アプリ活用術等、段階的に解説。これまでの豊富な指導経験を元に、初心者が大抵抱く疑問の答えや、走るのが苦しくなったときの対処法もしっかり伝授。これさえ読めば、運動ゼロの生活を送る人も、一人前の市民ランナーが目指せる、最高のランニング入門書です。
  • 金哲彦のマラソンメンタル強化メソッド

    金哲彦のマラソンメンタル強化メソッド

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,386円 (税込)
    走っている時、あなたは何を考えていますか? 考え方次第でタイムは大きく変わります! マラソンは「メンタル」で速くなる! メンタルが崩れなければペースもフォームも乱れない! プロフェッショナル・ランニングコーチの金哲彦が「マラソンにおけるメンタリティ」を伝授! 「マラソンは苦しさが伴うスポーツです。ただし、マラソンを始めて数年たつと、その苦しさとの付き合い方がわかってきます。もちろん、その前提として自分のカラダときちんと向き合えるスキルが必要となります。だからマラソンは、フィジカルとメンタルのバランスが絶妙に混ざり合った大人のスポーツだと思うのです。子どものように純粋無垢な目標を抱きつつ、洗練された大人のメンタリティが要求されるスポーツです。私はこれまで、正しいランニングフォームやトレーニングメニュー、レーステクニックなどの本を書いてきましたが、次のテーマとしてマラソンにおけるメンタリティについて綴りました。本書では、トレーニングに向かう心構えから、レース中に失敗しない方法まで、ランナーが遭遇するあらゆる場面を想定しました。初心者ランナーはもちろんのこと、フルマラソンの記録は伸びているけど、モチベーションに波が出てきたベテランランナーの方にも、ぜひ読んでいただきたいと思います」(本書より) 自己新!達成に必要な、読めば実践できるマラソンメンタル術――苦しさをエネルギーに変えるメンタルコントロール/効果抜群! 14、28、42kmの「3分割思考法」/調子が悪くても失敗しないメンタル切り替え術/ペースを作り、守るための気持ちの作り方/左脳と右脳をうまく使い分けると速くなる/タイム設定は超現実的に。それがタイムを縮めるコツ/オーバーペースで失敗しないためには?/自分を見る眼とまわりを見る眼のふたつを持つ/状況に合わせて走りを変える思考法/自分自身がコーチになるとメンタル力が上がる/トレーニング日誌でカラダとココロを管理
  • 金哲彦のマラソン練習法がわかる本

    金哲彦のマラソン練習法がわかる本

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻613円 (税込)
    今日やるべき練習メニューがわかる! マラソンは、ただ距離を走っても、単調な練習をくり返しても、タイムを伸ばすことができない! 闇雲な練習はケガの原因にもなり、なにより効率が悪い。そこで必要になるのが、もっと楽に、ケガも少なく、効果的な練習メニューだ。本書は、超人気コーチ金哲彦が、「完走」「サブ4」「サブ3」をめざすランナーに、目標達成するための「100日練習メニュー」を教える本である。練習メニューの意味を理解して実践すれば、着実に変わっていく走力を体感するはず! 時間がない人のための最短1カ月メニューも特別掲載。自己記録更新に、必ず役立つ一冊だ。
  • 金哲彦のマラソンレース必勝法42 10日前から読めば速くなる!

    金哲彦のマラソンレース必勝法42

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,045円 (税込)
    大会本番で役立つ“42の金言”。「レースを成功に導く秘訣」「レースで失敗しないための注意点」など、大会前にもう一度確認したい42のポイントが凝縮された、永久保存版の「ランナーズバイブル」。ベテランランナーから初めてマラソンに挑戦する初心者まで役立つ「レース・大会」をテーマにした一冊だ。レースを目前に控えた「心理状態の確認」「スタート直前の準備」「レース序盤の走り方」「中盤の心構え」「終盤のラストスパート」「レース後のケア」など、マラソンランナーに起こりがちな肉体やメンタルのトラブル対処法や技術論など、レースで役立つポイントをイラストや図表とともにわかりやすく解説。レース本番10日前から読めば役に立つ、自信がつく言葉がこの一冊に凝縮!
  • 3時間台で完走するマラソン~まずはウォーキングから~

    3時間台で完走するマラソン~まずはウォーキングから~

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻858円 (税込)
    マラソンは誰でも完走できる! シューズ選びから、ウォーキングによる基礎体力づくり、効率のよいフォーム・練習法、レースマネジメントまで、ロジカルかつわかりやすく解説。
  • 新型コロナ時代のランニング

    新型コロナ時代のランニング

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻1,430円 (税込)
    「ウィズ・コロナだからこそ知っておきたい、ランニングの効果・秘訣・エチケットなど、走るヒントが詰まっています」――京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥教授 ◆いま、ランニング・シューズが売れまくっている!? ――新型コロナ時代、だれでもできる健康法として、ランニング人気が急上昇。親子で、カップルで、あるいはひとりで街を走る人が増えています。◆でも、ちょっと待って! まちがいだらけの自己流ランニングでは、健康効果がまったくないばかりか、かえって免疫力を下げ、ウイルスに感染しやすくなってしまいます! ◆本書では、コロナ時代にこそ知っておきたいランニングのすごい健康効果、初心者のための正しいランニング法、挫折せずに長く続けるコツ、さらにはフルマラソン完走の目指しかたなどについて、マラソン解説でおなじみの金哲彦氏が、わかりやすく解説。◆だれでも1か月で効果が出せる〈ランニング超健康法〉で、コロナに感染&重症化しにくい体を手に入れましょう! ――これを読んだら、もう、「走らない」という選択肢はありません! ◆ちなみに、「一生走らない」と心に決めていた担当編集が、先日こっそりシューズを買いに行ったら、品切れでした。
  • 世界一の!「超楽」マラソン練習法

    世界一の!「超楽」マラソン練習法

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マラソンはもう苦しむものじゃない! 数多くのレギュラー番組を担当する超多忙テレビマンが、4か月で成し遂げたフルマラソンのスゴい練習法! 4か月楽しく練習して、フルマラソン4時間を切る、金先生お墨付きのすごい秘訣を大公開!
  • 「体幹」ランニング

    「体幹」ランニング

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    あなたの体にも、「楽しくラクに走る力」が眠っています! “カリスマコーチ”金哲彦が走りに興味を持つすべての人に向けて究極のランニング術を公開します! いままで知られていなかった効率のよい走り方の基本メカニズム、体幹を目覚めさせ、驚きの軽さ・スピードで走れるようになる練習法を豊富な図版とともに紹介します。これを読めば、「走りたくなる! 速くなる!」。まさにランニング本の入門書にして、決定版です!
  • 正しいマラソン どうすれば走り続けられるか? タイムを縮めるロジックとは?

    正しいマラソン どうすれば走り続けられるか? タイムを縮めるロジックとは?

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「決められた距離をいかに走るか」というシンプルな競技、マラソン。 気軽にも挑戦できて恩恵はさまざま、しかし、理論は意外に奥深い…。 本書では、なぜ息が苦しくなるのか、脚が重くなるのかといった基本から、トレーニングの数々、実践的な技術までを、事例や図を示しながら解説します。 走ることをはじめたい人、体系的にとらえなおしたい人、記録達成を目指している人におすすめの1冊です。
  • 正しく歩いて体をリセット 体幹ウォーキング

    正しく歩いて体をリセット 体幹ウォーキング

    ビジネス・実用

    4.7
    1巻1,188円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの歩き方、間違っているかも! いつもの歩きを見直すだけで、筋力がつき、痩せやすくなり、姿勢も良くなる。 肩甲骨、骨盤、丹田を正しく使って歩きを効果的な運動にする、「体幹ウォーキング」の第一人者が教える、一生役立つ歩きのメソッド!
  • Dr.クロワッサン 毎日コツコツ続ければ4週間でかならず痩せる

    Dr.クロワッサン 毎日コツコツ続ければ4週間でかならず痩せる

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻682円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2011年に刊行された、ドクタークロワッサンシリーズの3冊『気になる下腹を凹ませる』、『体幹ウォーキングで無理せずに痩せる』、『病気にならない全身ストレッチ』の3冊を再編集・加筆して1冊にまとめました。 マラソン解説でも有名な金 哲彦さん、伊達公子のトレーナーでもあった中野ジェームズ修一さん、腹凹トレーナーの竹内しのぶさんの3人が考案した効率的なダイエット運動を、わかりやすく、丁寧に、あなたにアドバイスします。 単なるスタイルアップの痩身ではなく、40代からの健康や体調を考えてぜひ実践してください。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。
  • 走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド 完全版

    走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド 完全版

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 羽が生えたような、軽い走りをあなたに ランニングを始める前から「走るのはつらい」と思った経験はありませんか? それはふだんの生活でカラダを動かす機会を失って、運動が”非日常”になってしまったから。 本書では、そんな日常生活で硬くなったカラダを目覚めさせて、”丹田・肩甲骨・骨盤”を意識することで、羽が生えたように軽い走りができるようになるメソッドをご紹介しています。 また、ランニング中に起こりうるさまざまなカラダのトラブルの対処法も掲載。 無理なく楽しく続けられる「ランニング・メソッド」がふんだんにつまった1冊です。
  • 走る意味 命を救うランニング

    走る意味 命を救うランニング

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻880円 (税込)
    箱根駅伝5区「山登りの木下」で名を馳せた金哲彦。早大中村清監督との訣別、在日としての葛藤、ガン闘病、復活のサブスリー、長距離界のカリスマが初めて明かす衝撃の書。すべてのランナー必読!

ユーザーレビュー

  • 癒しのランニング

    Posted by ブクログ

    770

    金哲彦
    1964年、福岡県北九州市に生まれる。NPO法人「ニッポンランナーズ」で市民ランナーの指導にあたる。プロフェッショナルランニングコーチであり、陸上競技・駅伝解説者としても活躍中。著書に『金哲彦のランニング・メソッド』(高橋書店)、『3時間台で完走するマラソン』(光文社新書)、 『「体幹」ランニング』(講談社)、『走る意味―命を救うランニング』(講談社現代新書)などがある。

    癒しのランニング (講談社現代新書)
    by 金哲彦
    ランニングの持つ奥深さや人それぞれが感じるランニングの魅力が広がってきた証拠です。

    夜の街でリュックを背負い走っている市民ランナーを見かけることもあります。通勤ランニングで帰宅途中なのでしょう、音楽を聴きながら自分の世界に没頭し恍惚とした表情をしています。一日中頑張って溜まった仕事のストレスを走ることでリセットしているように見えます。

    誰もが知らず知らずのうちに走ることで心を整える術を身につけていきます。

    人の心を表す「喜怒哀楽」という言葉があります。走っているときは苦しそうな表情や楽しそうな表情はありますが、怒っている表情や哀しい表情と出会うことはほとんどありません。

    それは、ランニングが他人との関係で始まるのではなく、まず裸の自分自身と向き合うことから始まるからでしょう。走ると不思議と感情の余分なものが削ぎ落とされシンプルな自分に戻れます。複雑な人間社会で疲れた人たちは、自分らしさをシンプルに取り戻したいと心の中で望んでいます。本当の自分を再確認するために走るという深層心理のようなものが働いているのかもしれません。

    うつ病患者と初めて出会ったとき、顔がみな無表情なことに衝撃を受けまし

    また、ほとんどの人の背中は丸まって、いわゆる猫背になっていまし

    ダイエットに人気の代表的な有酸素運動は、ウォーキング、ランニング、サイクリング、スイミングなどです。そのうちジャンプ運動を伴うのはランニングだけ。つまり、抗重力筋をフル活用しセロトニン活性化効果が高い有酸素運動はまさにランニングなのです。

    学生時代まで運動部に入っていたとしても、大人になって仕事が忙しくなると運動不足になります。また、仕事のノルマや職場の人間関係がうまくいかなくなるとストレスが溜まります。自分なりのストレス解消法を持っていればいいのですが、手軽な飲酒や甘いものを食べるなどのストレス解消法が続くと肥満になりかねませ

    溜まっていく一方のストレスを何らかのアクティビティで自分を癒すことで少しずつ解放していくこと。その一つがランニングなのです。

     一流選手に混じって市民ランナーも参加できる日本で初めてのマラソン大会となる青梅マラソンが始まったのが一九六七年でした。そうした素地があるところに、ランニングブームが広まりだし、一九七六年には市民ランナー向けとしては初のランニング専門誌『ランナーズ』が創刊されます。

    しかし、本来「走る」ということは人間にとっての本能の一つであり、楽しいことです。その証拠に、小さな子どもたちは嬉しいときには走り回ります。喜びの表現として走るというより、走ること自体が楽しいのです。  走ることが楽しいのは、実は大人にとっても同じなのです。どんなペースで走るのも自由、レースに出るのも自由、そういう「義務」から解放され、自分自身の意思で始めるランニングというのは、喜びを実感できるスポーツなのです。

     彼らはどういう人種かというと、もともとは霞が関の役人が大半だったようです。  霞が関の官僚は残業が非常に多いことで知られますが、一日中デスクワークをし、身体を動かす機会はほとんどありません。当然ストレスもものすごい。  そういう人たちの唯一のリフレッシュ法が、昼休みを利用して、皇居一周約5キロのコースを走ることだったのです。頭脳を酷使する彼らにとって、軽く汗をかける運動は極上の「癒し」になったのでしょう。

    記録を伸ばすために走る」人や「ダイエットのために走る」人ではなく、こうした「『癒し』を求めて走る」人だと私は分析しています。  なぜランニングによって人は癒されるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。  一キロ5~7分くらいのペースでゆっくり走ると、当然、心拍数も上がり汗をかくことができます。まずそれだけで身体はスッキリします。  さらに脳内で癒しのホルモンも分泌されます。  正しいフォームで走ると、抗重力筋を使用することになりますが、この筋肉を使ってランニングのようなリズム運動を一定時間続けると、脳内でホルモンの一種であるセロトニンが大量に分泌されるのです。これがまさに癒しのホルモンなのです。

    走っていると、人はストレスから解放されるのです。人間は、頭の中に解決しない問題がずっと残っていてそれが蓄積していくと強いストレスを感じるようになります。

     もちろんいくら走っても抱えている問題が解決するわけではありません。  でも、走ることによって一時的にでもその気にかかっていた問題を忘れ、頭の中をリセットすることはできます。走っている間に頭の中が整理されると、懸案事項を冷静に考え直したり、違う方向から捉えたりすることができ、問題解決の糸口を見つけることができるようになるのです。

    実はランニングをすると、「仕事が上手くいく」という効果も期待できるの

    クリエイティブなアイディアが浮かぶ  第一に、仕事の効率がよくなります。「働く」ということの実際の中身を考えると、「作業」という側面もありますが、基本はクリエイティブなものではないでしょうか。作家やデザイナーの仕事だけがクリエイティブなのではなく、仕事の段取りを考えたり、書類を作ったりするのもクリエイティブです。「今日はどの顧客を訪問し、どんな提案をしてこようか」と考える営業の仕事だってクリエイティブです。言ってみれば、全ての仕事にクリエイティビティが必要です。

    そして、不思議なことにランニングをすると、頭の中が整理されて、クリエイティビティにとって大切な新しいアイディアが浮かんでくることが多いのです。走りに集中するうちに、複雑に絡み合っていた問題の糸がほぐれ始め、頭の中がクリアになってくる。そんなとき、フッと仕事のアイディアが浮かんでくる。こんな経験を持つ人は案外多いのではないでしょうか。走り終わったときには、仕事の段取りがほぼ組み上がっていたり、次の企画の切り口が見つかったり、という体験です。 「デキる」ビジネスマンの中には毎朝のランニングを習慣にしている人が多いのですが、そういう人はこの効果を期待している場合が多いと思います。まず、頭の中を整理してから毎日仕事に取りかかっているのです。

    実は一人でゆっくりしたペースで行うランニングというのも、ある種の「閉鎖的空間」で「リラックス」できる行為なのです。そこにリズム運動によって脳内にセロトニンが分泌されるのですから、よりアイディアが出やすい状態に自分を持っていくことができるのです。

    彼らの仕事そのものがハードだからです。ただしそれは単に肉体的にハードというより、時間に追われ、神経をすり減らすような精神面でのハードさを伴うものです。

    そうした生活を続けていくと、肉体を使うことは少ないので体力はどんどん落ちていく一方で、精神面での消耗が続きます。これが長期間にわたると、病気になってしまいます。  ランニングは、神経疲労を取り去りストレス解消にもなりますし、そもそも体力の向上にもつながります。走ることで精神面の消耗を解消し、元気になることができるのです。いわば、走ることによって、心身両面のバランスを取り戻すことができるのです。

    少し走っただけでも達成感がある  フルマラソンを完走すれば非常に大きな達成感が得られます。ただ不思議なことに、この達成感というのは、ちょっとした距離を走っただけでも得られるのです。これがランニングの面白いところです。

    だけど、ランニングをすれば、誰でも簡単に達成感を味わうことができる。これは精神衛生上、とても大きなメリットです。

    ストレス解消にお酒を飲んでカラオケで大声を出すという人もいるでしょう。これは達成感を得るのではなくて、ワーッと発散することでスッキリするというストレス解消法です。それも一つの方法ではありますが、お酒の飲みすぎは身体、特に内臓に負担をかけます。それにくらべればランニングはよほど健康的です。

    不思議と走りながらネガティブなことを言うことはありませんし、相手に対して攻撃的なことも口にしないのです。

    ランニングは、極論してしまえば身体一つでできるシンプルなスポーツです。

    みんなが「走る」という共通の行為によって平等に繫がれるのです。

    そしてランニングというのは、もっとも簡単に自然の中に入っていくことのできる行為でもあります。頰に風を感じて走るだけで、自分自身が自然の中に入っていけるのです。人間が本来持っている、自然の中に還りたいという本能をすぐに満たすことができるのです。  もちろん山や海辺、あるいは皇居の周りや大きな公園のような場所であれば、その欲求はより満たされるでしょうが、住宅街を走るだけでも十分に自然を感じることはできます。  ランニングマシーンだとそうはいきません。

     マシーンでのトレーニングについては、「暑さ・寒さ、天候に左右されない」とか「夜でも危険がなく取り組める」という利点がありますが、「癒し」という面から考えても屋外を実際に走ることをお勧めします。

    その人たちが口を揃えて言うのは、「ランニングを始めて本当によかった」ということです。ランニングを始めてから、仕事もはかどるようになったし、瘦せて見た目もよくなった。風邪もひかなくなった。一緒にランニングを始めた会社の仲間との人間関係もよくなった、などさまざまな面での効果を実感しているようです。

    つまりランニングというのは、何かを犠牲にすることなく、さまざまな面でメリットを享受することができるスポーツなのです。

    自分が専門家だから言うのではありませんが、ランニングは人生を豊かにしてくれます。「走るのは嫌い」と思い込み、敬遠してしまうのは、実にもったいないことなのです。

     第一章で「リズム運動によって脳内にセロトニンが分泌される」と述べましたが、実はこのセロトニンはうつ状態を緩和させるのに有効な物質なのです。

    これはある医師から聞いたことですが、自殺した人の脳を調べてみたところ、セロトニンがほとんどない状態だったそうです。喜びや癒しという人間らしい感情を全く感じられない状態になった人が、最後に死を選んでしまうというのです。

    単なる有酸素運動ではなく、本格的に走ることによって自分自身の壁を乗り越え、達成感を感じてもらう」

    こうして、私はうつや躁うつなどの精神疾患を抱える患者さんと向き合うことになったのです。

    このように、私には「うつにはジャンプ運動がいい」という持論があります。

    ただ、走るのは病院裏の森の中。

    実は彼女の人生は、それまで親に言われたコースを忠実になぞる作業の繰り返しだったようなのです。いい大学を出て、いい会社に就職もした。確かにエリートコースなのですが、全てが親の指示通り、自分で何かを決断した経験がまったくと言っていいほどなかったのです。

    うつ病でリストカットを繰り返していた人が、ランニングで人生を変えられるということを実証してくれたのです。

    「走る」ことは人間の本能に根ざした自然な行動

    抗うつ剤は症状の改善や再発の防止には有効ですが、根本的な原因を治すというものではありません。  一方、ランニングという取り組みは、薬に頼るのではなく、自分の身体を動かすことで、精神の病気を治そうというやり方です。

    うつ病の場合、投薬治療をしても再発率は七〇パーセント程度あるそうです。

    子どもは走り回るのが大好きですが、私はこれはジャンプ運動でセロトニンが分泌されるからだと思っています。だから走っているだけで、楽しく、うきうきした気分になるのです。きっと子どもは本能に従って走り回っているのです。

    私たちは、走ることで人間本来の自然な姿に立ち返ることが出来る。自然な姿になれるからこそ、ランニングは心身のバランスを保つことに効果を発揮するのではないかと思うのです。

    ランニングはやや負荷が高い運動ですが継続しやすいスポーツです。継続のしやすさからいったらウォーキングでもいいのですが、そこから得られる体力という面を考慮に入れるならば、ウォーキングよりもランニングのほうが健康増進には効果的と言えます。

    けれどもランニングには、人間が持つ根源的な力を感じさせる要素がある。「生きている」という実感を走っている本人も、その姿を見ている人も得ることができるのです。

    ランニングは見た目の加齢も防ぐことができます。「若く」見えるためには、姿勢や肌つやがいいことが必要ですが、ランニングは姿勢もよくなりますし、新陳代謝もよくなり老廃物が排出されます。ランニングを継続して行っている人は、男性も女性も実年齢より五~一〇歳は若く見えるというのが私の実感です。

    私は四二歳のとき大腸がんになり、大きな手術と入院を経験しました。手術直後、体力は以前とは比べものにならないくらい低下しました。退院後は、再発の恐怖に怯えなければなりませんでした。再発を防ぐために抗がん剤治療を続けるのが一般的なセオリーです。  しかし、抗がん剤を続けたら、体力がもっと落ちるでしょう。ランニングを仕事の中心にしている私にとって、それだけは避けなければならないことでした。  がんの再発を防ぐ方法というのは、極論すれば二つに分けられると思います。一つは薬剤による対症療法です。がんを例に取れば、抗がん剤というのは、九九パーセントの細胞は健康であっても、一パーセントのがん細胞を抑えるため、残りの健康な九九パーセントの細胞も痛めつけてしまう治療法です。当然、身体全体へのダメージは大きい。  もう一方のやり方は、免疫力を高めることによって、薬剤に頼らず自分で治してしまう方法です。ランニングで高めた免疫力によって、健康な九九パーセントの細胞をより健康にして、一パーセントのがん細胞がそれ以上大きくならないよう封じ込めるという考え方です。

     退院後、私は、抗がん剤治療ではなく、走ることで身体が本来持っている免疫力を高める道を選びました。  いまではがんを患う前よりも元気になりました。だから知人からは「『ステージ Ⅲ』の大腸がんからよく復活したね」とよく言われます。そんなときに私は、冗談まじりに「走って治したんです」と言っています。走ることで免疫力を上げたし、体力も取り戻しているわけですから。

    ストレスを上手に解消

    ランニングをすることによって、「死の恐怖」という精神的なストレスからも解放されました。

    極論すれば病気の大きな原因はストレスです。

    肩こりや腰痛が改善

    ランニングには、身体バランスを本来自分が持っているものに修正してくれる効果があるのです。だから正しいフォームでランニングをすれば、自然に身体バランスが修正されて、それだけでひどい肩こりや腰痛が改善されるのです。

    正しいフォームでランニングを続けていれば、これらの症状の多くは未然に防ぐことができます。

    ランニングで背中の筋肉を動かしやすくしておけば、ぎっくり腰にも肩こりにも悩まされにくくなるでしょう。

    また私がいつも思うことなのですが、人は走っているときには、その人本来の素に戻っていて、社長もヒラ社員も、イケメンもそうでない人も、老人も若者も関係なく、平等な存在になっているのです。みな、ただのランナーになっているのです。  実際、走りながら他のランナーに「美人ですね」「美男子ですね」と声をかける人はいません。「走り方がかっこいいですね」「ウェアがかわいいですね」と、ランニングに関することは話題になりますが、顔の造作や会社での立場についての話はまず話題に上りません。走っているときは「走る」ことだけに意識が集中して、飾り気のない、素の表情や性格が表に出てくるのです。

    女性ランナーは強くかっこいい

    三〇歳前後の女性は、会社の中での出世とか結婚とか、人生の大きな岐路に直面する機会が多くあります。そうした節目の年齢を迎えるにあたって、自分に自信をつけるため、次のステップへの自信をつけるために走るという人が多いようなのです。なかなか越えられない、年齢的に越えなければいけないハードルを、フルマラソンを走ることで精神的に越えようとしているのではないでしょうか。  かつて女性ランナーといえば、ダイエットを目的として始める人が多かったのですが、いまはそれだけが目的ではありません。

    一方の男性には、そのように走ることで何かにケジメをつけようという意識があまりないようです。しかし、フルマラソンに参加している三〇歳前後の女性の多くは、そこに精神的な成長を求めているような気がしてなりません。

    一つはアスリート・グループです。

    三つのグループを分けるのはタイムではなく、あくまでメンタリティ。ジョガー・グループでも速い人はいますが、たまたま速いだけで、レースを走るメンタリティは、実は完走だけを目指している、というような人もいるのです。  男性に多いのは中間のランナー・グループです。常にしっかり走りたいと思っている。そして女性に多いのは、ジョガー・グループです。いまのランニングブームを支えているのもこの人たちと言ってもいいかもしれません。

    〝癒し〟を実感するジョガー・グループ  では、ジョガー・グループの女性たちは、ランニングブームが終わったらもう走らなくなってしまうのでしょうか? 私はあまり心配していません。彼女たちは、この本のテーマでもある〝癒しのランニング〟をすでに体験しています。「なんか、走るといいよね」と感じているうちに、きっと「そうか、これって癒されていたんだ。ランニングに癒しの効果があったんだわ」と気づいているはずです。  いや、むしろ先ほどの三つの分類で言えば、ランニングで一番〝癒し〟を実感することができるのが、ジョガー・グループなのです。

    ジョガー・グループは全ての走りが癒しに直結しています。大会に出場してもジョギングのペースで走っていれば癒される、完走すればさらに癒されるわけです。

    可能ならば、読者の皆さんもどんな走りでも癒されるようになってほしいと思い

    たとえば、「タイムは遅いんだけれど、アスリート的なメンタリティをキープしながら、かつ癒されたい」という人は、思い切って目標を下げてみたらいいと思います。大会で誰かと競い合うのではなく、年齢を重ねるごとに自己記録の目標を設定するのも一つの方法です。「去年は4時間 20 分かかったけれど、今年は一歳年をとったので目標を4時間 30 分にしよう」といったスタイルにすれば、その目標がクリアできたときには十分満足できるのではないでしょうか。

    走ることは頑張ることではない

    癒しのためのランニングについてもう少し説明すると、「走ること=頑張ること」と捉えている人は全身に力が入りがちになり、癒しになりません。走りきった後は爽快感で癒されるでしょうが、本来は走っている最中にも癒される、それが癒しのためのランニングです。ですから「走ること=頑張ること」ではないのです。

    癒しのランニングは、身体に正直にやらなければなりません。

    それ以前はというと、女性にはフルマラソンは無理、という意見が大半でした。

    日本の女性は粘り強い

    もともと大和撫子は粘り強い性格をしています。

    自分に自信を持つために走る

    それがいまでは、これまでの弱い自分を乗り越えるための〝修行〟とまではいかないでしょうが、フルマラソンを完走する達成感を得るため、自分に自信を持つための一つの手段として走っている人が増えています。

    走るということは自分に自信を持つこと、言い換えれば、自分を好きになることにつながります。

    女性の場合、「母は強し」という言葉がありますが、母親にならなくてもマラソンをすれば女性は強くなるのです。

    ところが、お姉さんと一緒にマラソンを始めてから気持ちが前向きになり、誰とでも話ができるような性格に変わったそうです。

    このように、走ることで強い気持ち、前向きな気持ちを培うことができるのです。

    ランニングは「かっこいい」

    「一日休むと取り戻すのに三日かかる」とか「三日休むと取り戻すのに一週間かかる」などと言われることもありますが、それはレベルの高い人たちの話です。一般のランナーはそんなことを考えずに、ランニングによる癒しを何よりも優先するべきなのです。

    学生時代の「走る=辛い」イメージ

    言い換えれば、楽しく走ることを許してもらっていないのです。

    二〇歳代では走る機会が失われる

    走ることで食べるものの好みが変化する

    二〇歳代から走る習慣があると、ジャンクフードを食べる気がしなくなります。それは身体が欲しいものを食べるようになるからです。食べるものの好みが明らかによくなるのです。

    脂っこいものが食べたいという場合は、口や舌が欲しがっているのだと思います。身体を酷使した後に食べたくなるものは、身体が、もっと言えば筋肉や細胞が欲しがっているものなのです。それは塩分だったり、良質のタンパク質だったり、炭水化物だったり、ビタミンだったりしますが、決して豪華で美味なものというわけではありません。

    私は監督やコーチとして、女性ランナーのこともたくさん見てきましたが、強くなる選手とそうでない選手は、食事の取り方が分かれ道になる場合が非常に多いのです。

    走るということはそれだけ食事に対する意識を高めてくれます。二〇歳代のころからランニングにひたむきに取り組み、食事に気を配っていれば、生活習慣病とは縁のない中高年になれる可能性は格段に高まるのです。

     他にも面白いサービスがあります。ナイキが配信しているiPhone用のアプリ「Nike+Running」がそれです。これはランニングの開始をブロードキャストすると、フェイスブックやPathのページに自動的にそのことが通知されます。

    まずハーフマラソンの距離を走る  ビギナーならば手始めに5~ 10 キロ程度のレースにエントリーし、完走できたら次はハーフマラソン、という具合に、参加するレースの距離を徐々に延ばしていきましょう、という説明をしました。

    30 キロを走り経験値を高める

    まれに、 15 キロしか走ったことがないのにフルマラソンを完走してしまうような人がいないわけではありませんが、これはかなり例外的な人と言えます。  こういう人は、もともとマラソン向きの身体を持っている人なのです。

    向いているのは、やせ型で、心肺機能が非常に優れている人です。

    長距離ランナーとしての才能をあらかじめ持っているのです。

    筋肉的な面で言えば、乳酸が溜まりづらい身体を持つ人もマラソンに向いています。

    ちなみに乳酸が溜まりやすいかどうかは血液検査をすれば分かり

    ストレスは心に溜まった 膿 のようなものです。お酒で一時的に忘れることは出来ても解消にはなっていません。楽しいはずのお酒も、間違った飲み方をすれば毒になります。

    そのとき、心に劇的な変化が起きたのです。5分間というのは、フルマラソンを走ったことのある私にとってはごくわずかな時間でした。しかし、久しぶりに行った「走る」という運動そのものが、大きな変化をもたらしてくれたのだと思います。

    リアルに感じられる心臓の鼓動と末端まで流れる血流。肺に吸い込まれる空気の温度。そして、ほんの少し顔に感じた風の流れなど、まさに細やかな身体感覚です。心から感動し涙があふれそうになりました。そのときの気持ちよさは生涯忘れないでしょう。  ベッドで悶々と過ごし、生きることに少し自信を失いかけていた心と肉体が、ほんのちょっと走ることで生きる喜びに目覚めた瞬間でした。

    しかし、本を読んで得られた知識は心を鎮める要素にはなったものの、肉体には何も与えてはくれませんでした。ところが、ほんの少しでも走ったことが、どんな名薬にも代え難い栄養を心に与えてくれたのです。

    十人に一人が走る時代になったいま、

    どうやらランニングは私たちの人生を素敵なものにしてくれそうです。

    以前「自分は走ることが生き甲斐になっている」と私に言った人がいました。

     人生に生き甲斐は大切です。生き甲斐なしに生きることはとても辛いと思います。

    人それぞれありますが、それぞれの生き甲斐すべてに共通するのは、義務感ではなくそれ(生き甲斐を感じる行動)をすることで、幸せと満足を感じることだと思います。つまり、なにかを得るための手段ではなく、生き甲斐が持てる行動そのものに喜びを持ち、それをすることが目的になっている。そして、それを成し遂げることにこの上ない満足を感じることだと思います。  ですから、ただお金を稼いだり貯めることが生き甲斐というのは少し変な気がするのです。あくまでもお金は何かを買ったり得たりするための代価ですから。

    走ることそのものに達成感と満足を感じるのです。

    しかし、普段から週に二~三度のジョギングが日課になり、走ることそのものが生き甲斐になれば、身体が許す限り一生涯続けられることになります。

    ランニングをする日常が生き甲斐になれば、ランニングシューズとウェア、そして少しだけの時間があれば、いつでもどこでも達成感や爽快感、そして肉体の健康も得られるのです。

    日常から適度なランニングをしている人は、「走った日と走らなかった日で、生活の充実感に違いを感じる」という感覚は理解出来ると思います。  走った日は頭もスッキリした一日になるし、食事もお酒も美味しくいただけます。一方、走らなかった日は、身体がぼーっとして焦点が合わず、頭の中もまとまりがなくなる気がする。特に、朝走った日は仕事の効率にも影響してくるのでよく分かるでしょう。単に頭がクリアになるという以上に、走ることで…

    だからといって毎日走ったほうがいいというわけではありません。持っている力以上に走りすぎると過度に疲労し、かえって仕事に支障を来すことがあります。また、体調が悪くても休みなく毎日走るのも同じこと。…

    心と身体は常に適度な刺激を受けることで成長します。たとえば心への刺激は、読書したり映画をみたりして感動すること。いろんな人と触れ合って話をすること。知らない土地に旅行すること。大好きな人と触れ合うこと。海や山に行って自然と戯れることなどでしょうか。心の病になった人たちはこれらの行動が出来ず、部屋にずっと閉じこもってしまいます。家で毎日ゲームの世界…

    すべてにおいて便利になった現代社会、特に大人は自ら積極的に身体を動かす機会を作らなければ、身体への刺激が心への刺激に比べてかなり少ないのが事実です。  大昔から人間は、そもそも身体を動かさなければ食べ物を得ることは出来ませんでした。しかし、いまは違います。頭さえうまく使えば、ほとんど動かなくても生きていける時代になったのです。便利になったといえばなりましたが、失っていくものもあるでしょう。

    いくら人間が進化したとしても、心への刺激と身体への刺激は両方とも必要なはず。双方のバランスが崩れたとき、心と身体のどちらか、あるいは両方とも内側から暴走を始めるのだと思います。

    ランニングには心と身体のバランスを整える効果があります。

    ランニング以外にも身体を動かせるアクティビティはたくさんあります。なにを選択しても身体を動かさない生活よりはずっといいと思います。

    ランニングの持つ奥深さや素晴らしさが頭で分かっていなくても、一度でも走った経験があれば身体は必ず記憶しています。

    嫌いだった人もいざ走ってみると、みな口々に「走ると気持ちいい」「走るとスッキリする」と言います。

    ランニングの奥深さを知ることで楽しみはさらに広がっていきます。

    本書はこれまでのようなランニングのハウツーではなく、少し違った視点からランニングの奥深さを見つめました。

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    2024年06月04日
  • 正しく歩いて体をリセット 体幹ウォーキング

    Posted by ブクログ

    具体的で、学問的なエビデンスもあり、安心してウォーキングに取り組める。少し前の本だが内容は古びていない。

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    2024年05月02日
  • 金哲彦のマラソン練習法がわかる本

    Posted by ブクログ

    いつかもしかしてマラソンを完走出来るだろうかとランニングに励み興味深く、マラソンの練習もとても計画的なのだと本書でよく理解しました。初心者から上級者までレベルに応じた説明と体験談とで分かりやすく有り難いです。

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    2024年01月19日
  • ウォーキングから始める 50歳からのフルマラソン

    Posted by ブクログ

    基本にとても忠実な内容なので非常に納得しました。身体の重心、歩き方、ストレッチなどフルマラソンという以上に大事なことを多く言及されて着実に学べて有り難いです。普段のランニングの練習、短いレースから活用できる本です。

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    2024年01月19日
  • 金哲彦のはじめてのランニング

    Posted by ブクログ

    マラソンを復活するために読みはじめました。Instagram仲間の方に教えていただきました。
    マラソン初心者や、今までマラソンなんて無理、と思っていた人にもお薦め。走りたくなるよ!

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    2023年09月30日

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