篠原慎の作品一覧
「篠原慎」の「『ジャッカルの日 上下』+『オデッサ・ファイル』+『戦争の犬たち 上下』【5冊 合本版】」「オデッサ・ファイル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「篠原慎」の「『ジャッカルの日 上下』+『オデッサ・ファイル』+『戦争の犬たち 上下』【5冊 合本版】」「オデッサ・ファイル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
1970年初頭、動乱のアフリカ大陸を舞台にした傑作傭兵譚。過酷な独裁者が治める失敗国家ザンガロ。資源も出ない筈だったこの小国に、膨大なプラチナの鉱脈があることを突き止めた英国の採掘企業はその強欲さを剥き出しにし、狂信的な独裁者を実力で排除して傀儡の後釜を据え採掘権の独占を図るべく、手練の傭兵シャノンにクーデター計画を持ちかける。「銀行や現金輸送車を襲うのはただの強盗だが、一国をひっくり返すのはまた別のものだ」と嘯くマンソン卿。本編の9割を埋める緻密な計画と準備、湧き上がるイレギュラーに淡々と対処していく傭兵達。そして赤土のアフリカに流れ続ける血と涙、理不尽と服従の歴史を見つめ続けて来た傭兵シャ
Posted by ブクログ
<上下巻を通してのレビュー>
プラチナ採掘権独占を企むマンソン社の会長ジェームズ卿は、新興国ザンガロの独裁大統領を廃すべく、五人の「戦争のプロ」を送り込んだ。消えゆく外人部隊のロマンを謳いあげる雄渾の巨編!
傭兵を取り上げた一作です。
100日間で準備からすべてを含めて、独裁者が恐怖政治を行っている国を乗っ取るのです。
華々しい部分はほんの1割で、その他は綿密な計画や準備などに費やすプロの傭兵の仕事ぶりが伝わってきます。
殺し屋とは決して違う傭兵たち。リーダーのシャノンがまたカッコいいのです。
徹底した調査と準備と、そして仲間に対する絶対的な信頼。
その傭兵をうまく使おうとして、裏をかか
Posted by ブクログ
”オデッサ”とは、ナチス親衛隊(SS)のメンバーの救済を目的とする秘密組織のことである。
ルポライター、ペーター・ミラーをオデッサと結びつけたのは、老ユダヤ人が遺した一冊の日記だった。それによればリガの殺人鬼と異名をとったナチ収容所長、ロシュマンは、今もドイツに生きているという。
日記のある箇所がミラーの注意を惹いた。彼は憑かれたようにロシュマンの追跡を始めた。だが、それはタブーへの挑戦であり、組織の手はしだいにミラーの身辺に及び始めた…。
奥が深くて、必ずしもラストに読者をスッキリさせる類の本ではないのですが、ペーター・ミラーを通して、SSのメンバーを追い詰めていくストーリーです。
ヒト
面白かったです。
えっこれで終わり⁈っていう終わり方ですが。
できれば続編を読みたいですが叶わないのが本当に残念。
女性のお化粧の仕方とか怖いくらい細かく書いてあって、男の人なのによく見てるなーと興味深かったです。