薄い本だし、とりあえず読んでみよう・・・と読み始めてみたのだが、これは非常に実践的な内容だった。
ラクして上達できるはずもなく、きちんと努力を要求している点や、実際のご自身の経験をまじえて語られている点がよい。
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(目次)
Prologue 英語が出来なきゃ話にならない
・私も英語が出来なかった
・英語は“2台目の自転車”である
・英語は十分条件ではなく、必要条件
・英語が出来なきゃ、毎日の情報に遅れる
・英語が出来ない日本は“ヤバい”
・ビジネスマンよ、城島選手を目指せ
・もう遅いなんてことは、絶対に、ない!
Chapter 1 英語を読む
・なぜ「読む」からはじめるのか?
・「英語を読む」とはどういうことか?
・まず100万語を目標に読む
・後戻り&息継ぎ禁止。ひたすら前へ前へと読む
・なぜ息継ぎをしてはいけないのか?
・最初は会話の多い探偵モノを読む
・知らない形容詞は「good」か「Bad」に変換する
・映画、DVDはOK。翻訳本は読んではいけない
・SFものは×。次はノンフィクションに挑戦を
・「出だしは12種類しかない」ことを知っておく
・出だしが分かると、一見難しそうな英文も読める
・究極のところ、英文は「S+V」しかない
・1分間に500ワード読むのが最終目標
・英語にまったく自信のない人は、中学の教科書を読む
Chapter 2 単語を覚える
・目標は、ビジネスで困らないレベルの1万語
・単語は丸暗記しない。毎日“会って”頭に入れる
・単語カード、ノート、マーカー、鉛筆、いっさい使わない!
・自分の単語レベルをチェックする、簡単な方法
・あなたのスタート地点を確認する
・教材選びのヒント 目標3000語レベル
・教材選びのヒント 目標6000語レベル
・教材選びのヒント 目標1万語レベル
・平日は3000語、土日は1万語
・熟語・イディオムは「捨てる」
・立ちはだかる、目標1万5000語の「壁」
Chapter 3 英語を聴く
・リスニングは“耳の筋トレ”。使うのは知力でなく筋力
・1日1時間×3年。生の英語を1000時間聴く
・リスニング教材は常に10課先を聴く
・ザザッと聴いて「ハイ、聴けた」。100%を目指さない
・テキスト類はいっさい見ない。そして、息を止めて聴く
・究極の教材は、ディベートの音声
Chapter 4 英語を書く
・日本人に英作文は無理。あきらめて“英借文”を
・英借文とは、日本語の手紙文の「時候のあいさつ」と同じ
・英借文用のテンプレートをストックせよ
・作文より、借文より、まずはタイピング
・アメリカの小学校でも、内容よりもフォーマット
Chapter 5 英語を話す
・聴くのは相手のレベル、話すのはこっちのレベル
・日常英会話は5パターンしかない
・自分に関する100の話題を丸暗記する
・どんな話でも、自分の用意した100の話題に持っていく
・話すことで「マイ・ストーリー」を磨く
・自分の周囲の「関心事」も、英語で言えるようにしておく
・発音は朝晩のボイストレーニングで
・「R」と「L」の違いなんて気にするな
・外国人に受けがいいのは、ジョーク
・自分の土俵で勝負する、もうひとつの方法
・エピローグ