柴村仁の作品一覧
「柴村仁」の「宵鳴」「夜宵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「柴村仁」の「宵鳴」「夜宵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2003年『我が家のお稲荷さま。』でデビュー。同作は第10回電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞。『我が家のお稲荷さま。』シリーズ、『プシュケの涙』をはじめとする「由良三部作」などの作品を手がける。
Posted by ブクログ
人によるのかもしれませんが、自分はこの話の後味は悪くなかったです。個人的には好きな部類かもです。爽やか青春ストーリーかと見せかけて、段々とひびが割れて崩れていくような不穏さがついには弾けてしまう。またそれが解決を見たかと思ったら、さらなる不穏さを残して前半が終わる。後半はその不穏さを引き起こした正体に気付いてしまった者からの視点で進んでいく。犯人のトラブルを引き起こした理由を語る場面は清々しいほどサイコパス染みてて、ある意味一番印象に残ったシーンでもありました。前半と後半のラストでそれぞれの主人公が、自分がやったものだと心の内で白状する場面は、全然違う雰囲気の意味なのに、文章的には共通してて、