作品一覧

  • 人は誰もがリーダーである
    4.1
    不安を抱え、弱さに気づいたとき、リーダーになる! 組織は生きている――組織を動かし、成果を上げるためには、自分で考え、判断し、行動できる「強い個」が求められる。そして「強い個」であるかぎり誰もがリーダーであり、その集合体が、つねに矛盾や問題を抱えた組織を前進させていく。そのときリーダーとは、もはや肩書きではない。著者のラグビー人生は、不安と葛藤の連続だった。しかし、そのほうが試合の集中力も高まったと言う。「弱い自分」を自覚して初めて不安から脱出し、「強い個」に変わることができるのだ。リーダーをめざす人、現在リーダーの人必読の書。 [内容紹介](第一章)弱さを知って初めて「強い個」は生まれる (第二章)部下の弱さを克服させ、強さを生み出すリーダー力 (第三章)人は生まれながらにしてリーダーである (第四章)強い組織は成熟した個人の集まりから生まれる (第五章)個人と組織の力を最大限に活かす戦略とは
  • 理不尽に勝つ
    4.0
    仕事で無茶な要求をされたり、いわれのない責任を押しつけられたりして、理不尽な気持ちを抱いている人は多いかもしれない。神戸製鋼でラグビー日本選手権7連覇を達成し、ラグビー日本代表監督、日本サッカー協会理事を歴任した著者。その陰には、不登校、『スクール・ウォーズ』の舞台ともなった伏見工業高校での他の部員との軋轢、日本代表監督でのプレッシャーなど数々の試練があった。著者は、理不尽な状況に直面した時、どのように乗り越えてきたのだろうか? 内容例を挙げると、◎媚びない、キレない、意地を張らない ◎妥協せず、折り合いをつける ◎「怒らない」と「怒れない」はまったく違う ◎「自分だけ」と思い込むな ◎瞬間瞬間にすべてを賭けてすべてを出し切る 等々 また、著者は「理不尽」を経験するからこそ、人は磨かれ成長する、と言う。そしてリーダーとして選手や部下に「理不尽」を与えるならば、必ず成果に結びつけろ、と言う。ビジネスマン必読。

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  • 「日本型」思考法ではもう勝てない
    -
    1巻1,485円 (税込)
    瞬間的判断力があり技術的に優れた人材の不足をどう補うか。日本社会が直面する問題をラグビーを通して各界の専門家と語り合う。本質を見抜く目を持て!ラグビー日本代表前監督・平尾誠二が臨床心理学、経営学、プロスポーツの第一人者と語り合った21世紀のコーチング&組織論。
  • 求心力 第三のリーダーシップ
    4.1
    スポーツの世界にかぎらず、かつての日本におけるリーダーシップは、トップダウンで指示命令を徹底させる「支配・強権型」が主流だったが、市場が成熟した近年、部下の主体性、創造性が育まれないこの方法は疑問視されるように。そこで持て囃されはじめたのが、リーダーが組織のメンバーに奉仕し、目標達成に導く「サーバント・リーダーシップ」だった。しかしこの方法にも、リーダーと部下が友だちのような関係になって緊張感が失われ、組織が弱体化してしまうという欠点が……。では、いまの時代に最もふさわしいリーダー像とは? 平尾氏いわく、「リーダーたる者は、いかにフォロワーの力を拡大し、結集させるかを考えなければならない。そのために有効なのは、おのれの求心力をもとに周囲の人間を巻き込んでいく、『巻き込み型』リーダーシップなのである」。日本ラグビー界のレジェンドが、鬼軍曹でもなく友だち的関係でもない、第三のリーダーシップを語る!

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ユーザーレビュー

  • 理不尽に勝つ

    Posted by ブクログ

    スポーツ経験の少ない自分が読んでも、すごく共感が出来る一冊。「理不尽に勝つ」とは「現実を受け入れる」と理解した。

    ラグビーボールが楕円形なのも、サッカーで手を使ってはダメなのも、ある意味理不尽。でも、理不尽だからこそ、おもしろさがある。現実と向き合って、もがき苦しみながらもチャレンジするからこそ、人間は強くなる。やるだけやって失敗してもしゃーない。

    リーダーはたとえ孤独だとしても、自分がチームに必要だと思うことを信じ抜いてやり抜く覚悟を持つ(自分にしか見えていない景色があるはず)。謙虚さと柔軟さを忘れずに。

    0
    2025年02月12日
  • 理不尽に勝つ

    Posted by ブクログ

    理不尽に勝つ
    著:平尾 誠二
    紙版

    おもしろかった 人とはやっぱり情であって、決して理ではないことを本書は語ってくれる

    世の中には、理不尽なことは当たり前のようにあって、それを乗り越えるためには、視点を変えろということをいっています。

    理不尽を経験し、それを乗り越えることで人は鍛えられ、成長するというのが本書の主張です。

    気になったのは、以下です。

    ・世の中は、理不尽であふれている
     一生懸命やっているのに、どうして報われないのであろうか
     よかれと思ってしたことなのに、なぜわかってくれないのだろう

    ・上司からは現場を無視しているとしか思えないような無理な要求をされたり、意に添わな

    0
    2024年12月22日
  • 理不尽に勝つ

    Posted by ブクログ

    (2013/4/10)
    伏見工業3年で高校日本一、同志社大学で学生日本選手権3連覇、神鋼で社会人、日本選手権7連覇と、
    ラグビー界で常に華やかな位置にいた平尾誠二氏。
    なんとキャプテンをした国内試合で負けたのは同志社VS新日鉄釜石の日本選手権一試合だけという。凄い。
    そんな平尾も、若くしてラグビー日本代表監督となり、改革を試みるも既得権益を持つ諸先輩に阻まれ、
    中途半端な状態で1999年のワールドカップに臨み、3戦全敗。
    華やかなラグビー経歴がここで止まり、以後は神鋼のGMなど務めるものの、ラグビー界では必ずしも日の当たる場所にいない。

    そんな平尾氏が昨年著したこの本、日本ラグビー協会でも特

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    2024年06月11日
  • 人は誰もがリーダーである

    Posted by ブクログ

    (2007/2/28)
    ひやー、まってました、ラグビーのスーパースター、平尾誠二の本。
    タイトルは「リーダー」なんていれて、いかにもビジネスマンに読んでほしいという感じの本だが、中身は天才平尾の頭の中を見せてくれていて、ラグビーファンにはたまりません。

    平尾は子供のときから、頭の中にもう一人の自分がいたとか。
    怠けている自分を見つめるもう一人の自分がいて、これではいかんと一歩前進する。
    すごいなぁ。
    自分も、子供のとき、自分は誰だ?と突き詰めて何も判らないことがあった。
    今も、パワハラに悩みながらもどこかさめてる自分がいる。
    しかし、、、平尾さんのように、そこから自分を高めるというのはなかな

    0
    2024年06月11日
  • 人は誰もがリーダーである

    Posted by ブクログ

    人は誰もがリーダーである
    著:平尾 誠二
    PHP新書 431

    平尾誠二は間違いなく、カリスマ型のリーダだとおもう。押しもつよいし、何よりもかっこいい
    それが証拠に本書の表紙も男が惚れるようないい男である。荒くれ者をまとめ上げて何連覇もできる男が何をいっても、そこはそうだと、素直に聞くしかないではないではないか

    気になったのは、以下です

    ・型をつくって選手をそこに当てはめるのではなく、個々の技術と判断でゲームを組み立てていくことこそが真の強化と呼ぶべきものであり、そのためには、選手個々の力をベースアップさせる必要があるとジーコも私も信じていたわけだ

    ・すなわちフットボールというゲームでは

    0
    2024年05月15日

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