配信予定・最新刊
作品一覧
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-全1巻851円 (税込)『シートン動物記』の執筆当時の自伝エピソードを交えながら“アーネスト・トンプソン・シートン自身”にスポットをあて、一部著者創作を加えた作品。初出から大幅な修正を加え、ほぼ描き下ろしに近い4エピソードを収録。
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4.0全1巻840円 (税込)精霊の落とし子であり、麗しい金髪を持つアドニスは“光の精霊”のように、人々を美しく魅了する姿をしていた。唯一アドニスの出生の秘密を知る“光の精霊王”ラルフは、ある理由により彼をパナ・インサ島の青き湖へと沈めた。しばらくして島に大異変が起こり、アドニスはよみがえるが、それはかつて“精霊戦争”にて“光の精霊王”に負けた“肉霊・ジン”が反撃する好機ともなった。島を護るべくアドニスは“魔剣レジェンド”の浄化を皮切りに、新たなる仲間たちと共に過酷な運命に立ち向かっていく……
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-1巻770円 (税込)故郷を愛した大実業家 明治18(1985)年、福岡県宗形郡赤間村(現:宗像市赤間)。豊かな自然とあたたかな家庭のもと、一人の男の子が生まれた。のちに出光興産の創業者となる人物、出光佐三である。 神経症や眼病と闘いながら成長した「赤間村のわんぱく坊主」は、自分の信念と家族のため会社を起こし「海賊」と呼ばれながらも人間尊重の精神を重んじ、愛を持って人を育てることで戦後日本に勇気と希望を与えた。 彼が生涯最後の仕事として取り組んだ「宗像神社再建」はいかにして行われたのか。 世界遺産登録へ歴史を繋いだ、ある男と故郷の物語。 【目次】 第1部 宗像で育まれたもの 宗像を支えた男 佐三誕生 神戸高商時代 第2部 実業家・出光佐三 創業 事業拡大、そして大戦へ 終戦、ゼロからの復活 日章丸事件と徳山製油所建設 日章丸事件 徳山製油所建設 コラム 船にまつわるエピソード 第3部 故郷・宗像への想い 宗像大社 復興運動、沖ノ島調査 大造営着工 コラム 赤間町会での出来事 福岡教育大学の誘致 エピローグ 資料編 宗像市マップ 出光佐三の故郷を知る 世界遺産を知る 【著者】 福岡県宗像市 福岡県宗像市 飯田晴子
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4.41~5巻737~770円 (税込)『なんて素敵にジャパネスク』などで一世を風靡し、多くの読者たちを魅了した氷室冴子。その90年代初頭にヒットした伝説の大河シリーズ『銀の海 金の大地』(「真秀の章」全11巻)を復刊! 2025年、月に1冊ずつオレンジ文庫より発刊していく。カバーイラストは、初版で装画を担当した飯田晴子による描きおろし。巻末には氷室冴子ゆかりの作家・文筆家たちによる解説が収録される。 舞台は大和王権が成立してまもない古代日本、湖(ウミ)の国・淡海(おうみ)。14歳少女・真秀(まほ)は、複雑な生い立ちゆえ疎外されていたが、病で寝たきりの母と目も耳も不自由な兄を支えながら気丈に生きていた。やがて彼女は自身に流れる巫王の一族「佐保」の血のため、時代の争乱に巻き込まれていくのだが――!? 「古事記」を愛した氷室冴子が全力をかけて綴った、息もつかせぬ怒濤の物語を再び――!!
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-全1巻660円 (税込)学園一のミステリースポット「スクールリバース」そこは、運命の二人は階段で出会い、その階段で結ばれ奇跡を起こすという伝説があった。ひ弱で地味な四宮龍二郎は、帰国子女の幼馴染・姪之浜桜子と運命の階段で再会する――!!が、美少女の桜子とはつり合いが取れていないという女子たちの噂と伝説を無視し、龍二郎はコンプレックス克服のため特訓しはじめるが、果たして……!?愛と友情のドラマティック・ストーリー!
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4.01~6巻495円 (税込)観凪一子、灰色の中三受験生。ごくフツーの住宅街のサ○エさん的家族に囲まれた平凡な彼女は、隣の有名私立高校・御堂学園一年の滋賀柾季に憧れていた。だが、彼の正体は魔女だった(男なのに)! そのうえ一子はなぜか彼の使い魔にされてしまった。平凡な生活が音をたてて壊れていく……(笑)。二人は、最近世間を騒がせている路上強盗事件を柾季の魔女の術(ウィッチクラフト)で解決することに……!?
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-全1巻396円 (税込)滝川くんに片想い中のくるみちゃん、14歳。彼女がある雨の日に拾ったのは、可愛いピンクの手乗り“羊くん”。記憶喪失のまま、くるみちゃんの家に居候する羊くんでしたが、くるみちゃんの告白をお手伝いしようとしたら…なんと人間に大変身! くるみちゃんと滝川くんのLOVEのゆくえは、そして羊くんの正体とは? ふんわりキュートなファンシーストーリー♪
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-全5巻165円 (税込)精霊の血を引くアドニスは殺された父の仇を討つ為、魔剣に誘われ勇者になる道を歩もうとも自身の非力さに思い悩む。唯一アドニスの出生の秘密知る“光の精霊王”ラルフは何故かアドニスを王宮へ強引に閉じ込めようと画策するが・・・“過酷な世界”にいくつもの精霊同士の華が咲く、壮大な“恋愛”ファンタジー、ついに開幕。
ユーザーレビュー
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4.7 (3)
Posted by ブクログ
銀金って、こんなに面白かったっけ?とビックリした第4巻。
もちろん3巻までも面白いのだが、4巻から、まつりごとの話や、過酷な出生と運命、そして赦されぬ恋と、これまでの要素がさらに濃くなっている。
前半は、美知王の聡さと冷酷さに惚れ惚れし、徐々に若造の自分を反省しだす佐保彦にも愛着が湧いてきて…。
後半は運命とそれに抗おうとする逞しさ、そして真秀、佐保彦の愛憎渦巻く関係に眩暈が…。
今回はそれぞれのキャラの激情に、涙すら滲んできた。
夢中になって読んだ第4巻。真秀と佐保彦のなかで、互いの想いが交錯するのも切ないが、真澄も可哀想で…。どのキャラも辛いのだけど、弱さと向き合い、しっかりと前に進もう -
4.8 (4)
Posted by ブクログ
ざっくり言うと真若王に襲われた真秀が、真澄の霊力で何とか助けられるも、それで真澄がHPをMPに変えてることがわかり(メタ的に言うな)霊力よくわかんないよ…と扱いに困り途方に暮れてしまう巻。
そして美知主と御影の過去の経緯や、日子坐がなぜ佐保に執着していったのかをふんわり理解させられる巻でもある…
耀目が昔とキャラデザ変わったので違和感はあるのですが、真秀がなぜそんなに佐保彦に惹かれるのかはもう運命なんだとしか言えない…。
悪意のない者の害意には気づかない、という台詞が後々効いてくるんだけど、神々の愛子には憎しみを覚えさせるな、という言葉に耀目の都合とともに佐保の経験というか、なんか背景を感じさ -
4.8 (4)
Posted by ブクログ
この当時の男性、女性、それぞれの過酷な人生を描いた巻。
それでもやっぱり女の方がしんどいよね…。
御影の恋心。
命懸けで真秀を守ろうとする真澄。
佐保彦に鋭い憎しみを浴びせかけられる真秀。
弱くて純粋な人たちが伸び伸び生きていけないのは、本当に切ないし、あまりの過酷な人生に息が詰まる。
真秀は、ただ家族で平和に過ごしたいだけなのに、その生まれによって、振り回されることに…。
日頃は憎しみは憎しみの連鎖を生むだけ…という考えに同調しているけれど、この作品では理不尽な情況が多すぎる。
そんなときに、家族に危害を加えようとする相手に、攻撃的な言葉を浴びせかけるのは、当人が奮い立つために必要な -
4.7 (3)
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4.7 (6)
Posted by ブクログ
佐保の一族を知った真秀が、情報を集めようとして、周りの好奇の目や大人になりかけで彼女の身そのものを邪な目で見始めた男たちによっていろいろピンチに襲われる巻。
古代の女子の生理(月のもの)ってどう扱われてたのかとか、そんなことをこの小説を読むまで考えたことなかったので、とても衝撃的でした。
そしてついに佐保彦登場。
真秀と真澄(兄)を佐保の滅びの子、禍つ子と呼ぶ、母との確執で傷つきすぎて自己認識が自身を尊く、なおかつ佐保にとって敵の血を引くことから激しい葛藤のある佐保の王子です。
真秀と佐保彦の出会いの瞬間、無窮の時に、見つめ合うシーンが本シリーズ屈指の名場面だと思っています。
真秀は彼に何も先