町で子供に声をかけられた時用に変身グッズを自腹で買う俳優さん、とっても良い人だ。
とても頑なに、わかってあるのにみちるの気持ちをわざと無視するような態度を取るまやちゃん。
みちるのことがすきなの でももうゆうちゃんにあんな思いさせたくないと泣き出す姿は辛かった。
謂わば利用された立場なのに、みちるにどうする?と声をかけるヒデスケは本当に度量が大きい。
話せる場所と時間をしかも無理矢理スマートに作ってくれるところもすごかった。
ゆうちゃんのしあわせを邪魔したくない
誰だって大事な人にはやさしい善いことだけ手渡したいものだ
2人でいればいいと思うけれど所詮綺麗事だ。
さらされなくても良い偏見や悪意にゆうちゃんが巻き込まれる可能性はどうしても捨て切れない。
あたしはいいこともわるいこともどっちもあるのが家族だって思う、というみちるの意見も確かに正しいのだが、
大人同士ならそれもいいと思う。でもゆうちゃんには
そこまで傲慢になれないという答えには頷いてしまうのだ。
まやちゃんは意気地なしだなぁ、で会話が終わるのが切ないけれど、優しくあたたかくもある。
最後のデートという言葉にも悲しくなってしまう。
自分ならゆうちゃんを傷付けるかもしれなくても
バレるまでは友達だと嘘をついて、
それまでは綺麗なものだけを差し出す存在として一緒にいたいなと思ってしまった。
孫の髪の毛を切る祖母の話、リアルでも結構聞くのだが
普通に暴行罪なのに軽々しく無断でやるのがとても腹立たしい。
どうするかは向こうが決める事、というみちるの言葉に共感した。
罪悪感からまやちゃんは自罰的に合わせる顔も無いと思うのも分かるけれど
ヒデスケからしたらそれも水くさいし振り回されている内なのでは無いか。
運動会に来られなくなったと聞いていじけるわけでも無く、
自分はかけっこ頑張るからにいたんはお仕事頑張って
と言えるゆうちゃんは本当に天使。
ヒデスケにサッカーやらなくて良かったという人たち、
本人は慰めるつもりで言っているのかもしれないがキツい。
もしヒデスケが怒ったら、ヒデスケが空気が読めないみたいにされるのだろうな。
部長が空気を動かしてくれる良いキャラだった。