作品一覧

  • もりの ほうせき ねんきん
    4.3
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 粘菌は、アメーバと菌類の中間的な生き方をしている単細胞生物。森のなかで見つけた宝石のような美しい粘菌の姿を見せながら、不思議な生物・粘菌のくらしを紹介します。
  • きのこの話
    4.3
    1巻990円 (税込)
    大きさも形も色も様々なきのこたち。切り株や倒木、立ち枯れの木、落ち葉はもちろん、生木にも。そして地面からもにょきにょき。森を注意深く見渡して、「きのこ目」になって探してみよう! カラー写真多数。
  • 粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めて
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 粘菌(変形菌)という生きものをご存知ですか? この生きものは、動きまわって微生物などを捕食するアメーバ動物的状態を経て、きのこのように子実体を形成し、胞子で繁殖するなど、その一生の間に、あるときは動物的性質を、あるときは菌類的性質を持つ、動物でも、植物でも、菌類でもない不思議な生物です。 また粘菌は、知の巨人・南方熊楠が生涯を通じて研究した対象として知られていますが、他にも宮崎駿の漫画『風の谷のナウシカ』中に、物語の核となる生物としても登場しています。 最近では、北海道大学の中垣俊之教授らのグループによる粘菌研究が、イグノーベル賞を2度も受賞して大きな話題になりました。 そんな粘菌の魅力は、何と言っても、子実体の美しさ、かわいらしさです。赤、白、黄色、金属的光沢すらある金色や銀色など、色彩は多様、アイスバー型、まち針型、まんじゅう型、プレッツェル型など形もさまざま。一度見たら、強烈な印象が残るに違いありません。 また、アメーバが大きくなったような変形体も本当に興味深い存在。単細胞生物にもかかわらず知性の片鱗を見せるというのですから、多くの研究者を惹きつけてやまないのも納得です。 本書は、主に初心者に向けて、そんな粘菌の基本的な生態を解説するとともに、北海道や東北各地で撮影された本邦初公開の写真をカラーで多数掲載しました。 粘菌の姿や生態はもちろん、原始の姿を今に残す森の美しさも楽しめます。 いざ、どきどきわくわく間違いなしの、粘菌ワールドへ。
  • 毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    食べちゃだめ、触っちゃだめ…… 森に息づくキュートでフシギな魔物 かわいい姿に毒を秘める、魅力あふれる毒きのこを43種掲載した写真集です。 きのこは熱狂的な人気を集める生きもので、写真集やガイドブックもたくさんありますが、 「毒きのこ」だけに焦点を当てた本は多くありません。 本書では、森にひそむ毒きのこのかわいらしい姿を写真で紹介しつつ、 ナゾだらけの生態について解説してゆきます。 また、コラムでは「芸術の中の毒きのこ」「毒きのこ事件簿」「中毒を起こさないために」などの雑学も紹介。 毒きのこの魅力が余すところなく楽しめる一冊です! ●致死量はほんの3グラム、真っ赤なカエンタケ ●『今昔物語集』に登場する光る毒きのこ、ツキヨタケ ●きのこは植物より動物に近い!? ●最強の「殺しの天使」ドクツルタケ ●宮沢賢治、小林一茶が描いた毒きのこ ●皇帝ネロの義理の父は毒きのこで暗殺された ……etc.
  • 変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動物でも植物でも菌類でもない不思議な生物、変形菌。 そんな変形菌の待望のフィールド図鑑が登場! ◎この一冊で野外で見つかるほとんどの変形菌がわかる 身近なものから、美しい好雪性(雪解けの時期に出てくる変形菌)のものまで。日本で見られる変形菌250種を掲載。 ◎専門家による、変形菌を見つけたり、見分けるための情報が満載 基本的な生態解説や、発生地域、時期、基物などの探すためのヒントになる情報はもちろん、同定に役立つための色や形の詳細なデータや、類似種までしっかり解説。 初心者から上級者まで幅広く使える図鑑です。 ◎変形菌の特徴がよくわかる美しい生態写真 一目で各種の特徴がわかる写真や、発生環境がわかる生態写真を多数掲載。 また、色鮮やかで多様な形の子実体が多数掲載されている本図鑑は、写真集のように眺めるだけでも変形菌の世界を楽しめます。 ■内容 はじめに  変形菌の分類体系/変形菌のライフサイクル/見つけ方と観察/図鑑の使い方/用語解説/見た目から分類する検索表  アミホコリの仲間 ドロホコリの仲間 コホコリの仲間 イトホコリの仲間 ケホコリの仲間 ハリホコリの仲間 クビナガホコリの仲間 スミホコリの仲間 ムラサキホコリの仲間 ルリホコリの仲間 カタホコリの仲間 モジホコリの仲間 ツノホコリの仲間 コラム 不思議な形のアミホコリの仲間/ムラサキホコリの仲間の表面網と分類/ルリホコリの仲間と好雪性/モジホコリの仲間の変形体 ■著者について 解説:川上 新一(かわかみ・しんいち) 和歌山県立自然博物館主査学芸員。専門は粘菌類の分類・系統・進化学。 1966 年、大阪府生まれ。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了。博士 (生物科学)。 著書に『変形菌ずかん』( 平凡社)、『変形菌入門』(文一総合出版)、『変形菌 graphic voyage』(技術評論社)など。 日本菌学会会員、日本変形菌研究会会員。 写真:新井 文彦(あらい・ふみひこ) きのこ粘菌写真家。 著書に『きれいで ふしぎな 粘菌』『きのこのき』(文一総合出版)、『もりの ほうせき ねんきん』(ポプラ社)、『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)、『粘菌生活のススメ』(誠文堂新光社)、『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』(幻冬舎)、『きのこの話』(筑摩書房)など。 写真:髙野 丈(たかの・じょう) 自然写真家・編集者・サイエンスコミュニケーター。 著書に『探す、出あう、楽しむ 身近な野鳥の観察図鑑』(ナツメ社)、『井の頭公園いきもの図鑑』(ぶんしん出版)、『美しい変形菌』(パイ・インターナショナル)、共著書に『変形菌入門』(文一総合出版)。 井の頭いきものナビ・井の頭バードリサーチ代表、NACOT(自然観察指導員東京連絡会)会員、日本変形菌研究会会員。
  • 散歩道の図鑑 あした出会えるきのこ100
    -
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あしたの散歩が、今日よりもっと楽しくなる、いちばん身近なきのこ図鑑が誕生! ヤマケイの図鑑新シリーズ「散歩道の図鑑」。 街中の道端や公園などで出会える、身近なきのこ100種を選抜しました。 各種のキャッチフレーズで特徴をわかりやすく知ることができ、解説には雑学や食毒など、きのこの魅力が満載。 お家で読んでも楽しめる図鑑です。 軽く、片手で持てるコンパクトサイズ、大きく開ける丈夫な製本(PUR製本)なので、持ち歩き図鑑にもぴったりの図鑑です。 【point】 *よく似た形のきのこを並べて掲載しているので、初心者でも調べやすい図鑑です。 *覚えて楽しいキャッチフレーズで、きのこがもっと身近に。 *誰かに話したくなる、観察がもっと楽しくなる、読んで楽しい解説です。 ■著者について 著=新井 文彦(あらい・ふみひこ) 1965年、群馬県生まれ。 きのこ・粘菌写真家。主に北海道や東北地方で、きのこや粘菌、コケ、地衣類など、陰花植物を中心に撮影。 ウェブサイト・ほぼ日刊イトイ新聞で、2011年3月から「きのこの話」 を連載中。 主な著書に『きれいでふしぎな粘菌』(文一総合出版) 、『もりのほうせき ねんきん』(ポプラ社)、『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)、『粘菌生活のススメ』(誠文堂新光社)、『きのこのき』(文一総合出版)、『きのこの話』(筑摩書房)など。 著者HP「浮雲倶楽部」https://ukigumoclub.com/ 監修=保坂 健太郎(ほさか・けんたろう) 国立科学博物館植物研究部研究主幹。 菌類、特に担子菌類(きのこの仲間)の分類・系統・生物地理学を研究。 著書に『きのこの不思議: きのこの生態・進化・生きる環境 (子供の科学★サイエンスブックス)』(誠文堂新光社)、 監修書に『きのこのほん』(ピエ・ブックス)、『増補改訂新版 日本のきのこ』(山と溪谷社)など多数。
  • 粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めて

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    ネタバレ

    非常にインスピレーションを刺激された。良い出会いだった。

    自治体が自らとかいなかと名乗った土地で幼少期をすごし、そこそこ自然に触れながら育ったのに、粘菌を見かけた覚えがない。住まいのそばにはまあまあ豊かな自然があるので、機会があれば観察を試みたい。

    この図鑑は多くの写真が掲載されているが、粘菌のスケール感がわかりにくいのが小さな傷で、一緒に写ってたキノコから類推してなんとなく把握した。
    楽しい図鑑だが、被写体がアレなので、集合体恐怖症とかカビっぽいものが苦手なら避けるが吉。

    0
    2024年02月16日
  • 粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めて

    Posted by ブクログ

    ほぼ日刊イトイ新聞で毎週菌曜日に「きのこの話」を連載する新井文彦さんは、阿寒のネイチャーガイドもしている。

    ねんきんは奥が深い。北海道大学にも、イグノーベル賞を受賞している人がいる。風の谷のナウシカにもねんきんはちょっぴり出てくる。

    ねんきんは、粘菌がただしいんだけど、みんな年金とかと間違えちゃう。

    この不思議な生命の美しさに大宇宙を重ねてしまう。粘菌には、人を惹きつけてやまないなにかがある。

    糸井さんのキャッチコピーがいいんだなぁ。

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    2019年07月15日
  • もりの ほうせき ねんきん

    Posted by ブクログ

    ほぼ日刊イトイ新聞でも「きのこの話」を連載していらっしゃる、きのこ・粘菌写真家の新井文彦さんによる写真絵本です。
    落ち葉や倒木の陰でひっそりと息づく小さな生き物・粘菌の姿は、見れば見るほど不思議で美しくて……。このぬるぬるねばねばぷりんぷりんが命?と思うと、大自然の神秘にただただ畏れ入ってしまいます本当に。色がやばい。

    雪が融けたら探しに行きたいなあ。

    本書は子ども用とのことですが、新井さんは他にも粘菌やきのこに関するたくさんの本に携わっていらっしゃるので、是非そちらも読んでみたいと思います。

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    2019年02月17日
  • 毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの

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    タイトルからしてきのこ愛が溢れているし、写真が鮮やかで見ていると楽しい気持ちになる。装丁もかっこいいしぱらぱらしても良し真剣に読んでも良しでつい熟読してしまった。
    表紙のベニテングタケのように派手なものばかりでなく、地味で食用と混同されそうなきのこにも言及していて非常に気に入った。
    これを参考にきのこをとれないのは残念だけれど、写真で我慢します。

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    2015年01月29日
  • きのこの話

    Posted by ブクログ

    著者があとがきで「身の回りの自然のことを全身でしっかり感じながら、見てくれる人が何か心を動かすきっかけになるような写真を、撮り続けていきたい」とおっしゃっていますが、まさにそのとおり。きのこだけでなく、その回りの環境も含めて、森の息吹が聞こえてくるような、写真ばかりです。きのこに会いに森にいきたくなります。本当に写真が綺麗。きのこに興味なくても、自然の造形に驚くことでしょう。

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    2012年11月30日

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