作品一覧

  • ユーザーのためのシステム開発の見積もり評価(日経BP Next ICT選書)
    3.0
    1巻2,090円 (税込)
    システム開発プロジェクトにおける見積もりの進め方や技法については、ここ数年でずいぶん整備が進んできたと思います。FP(ファンクションポイント)法を使った規模見積もりや、WBS(Work Breakdown Structure)を使った工数見積もりの技法も、広くIT 現場で使われるようになりました。 ところが、提案・見積もり段階におけるユーザー(発注者)とベンダー(受託者)のやり取りにはまだまだ問題が残っているのが実情です。ユーザー側はベンダーから提示された見積額の妥当性に疑問を持ち、「ぼったくられているのではないか」という感覚が拭えません。 一方のベンダー側は、ユーザーが提案内容や価格の妥当性をきちんと理解してくれないこともさることながら、結局、価格競争にさらされて「買い叩かれるのではないか」という懸念が拭い切れません。 つまり、ユーザー、ベンダーとも提案・見積もり段階のやり取りについて苦労しているわけです。お互い、もしくは一方が不信感を持ちながらプロジェクトに入っていくことは好ましくないでしょう。良好なコミュニケーションが保てなくなると、プロジェクトが混乱する要因になります。 そこで本書では、ユーザーがベンダーにシステム開発を発注するための見積もり評価に焦点を当て、見積もりへの納得感をお互いに高めプロジェクトを成功に導くにはどうすればよいかを考えていきます。本書の視点はあくまでユーザーです。しかしベンダーの読者の方も、ユーザーが今後どんな手順や方法でベンダーの見積もりを評価するかを理解し、そこから自分たちの合理的・論理的な見積もりの作成につなげてもらえればと思います。
  • システム開発のためのWBSの作り方(日経BP Next ICT選書)
    4.1
    1巻2,750円 (税込)
    作業計画の極意、ここに完成! 作業の洗い出し・スケジュール作成・工数見積もり・メンバーアサイン システム開発プロジェクトで実施する作業や成果物を分解する 「WBS(Work Breakdown Structure)」をテーマに、 その作り方から活用方法までを実践的かつ分かりやすく解説した1冊です。 日経SYSTEMSで好評を博した連載「はじめてのWBSの作り方」「実践!WBSの作り方」を ベースに、大幅に加筆・修正しました。 開発現場ですぐに活用できる、工程別の作業一覧も収録。 これ一冊で、タスクや成果物の洗い出しをはじめ、工数見積もり、 スケジューリング、メンバーアサインといった、作業計画の極意を習得できます。 <目次> 【第1章】 WBSとは       1-1■ WBS のメリット       1-2■ 作業分割の基本       1-3■ 使いやすい粒度 【第2章】 計画と活用       2-1■ 工数とスケジュール       2-2■ メンバーアサイン       2-3■ EVM 【第3章】 組織的な取り組み       3-1■ 効率化と標準化       3-2■ 工程の構成方法 【第4章】 工程別のWBS       4-1■ 要件定義のWBS       4-2■ 基本設計(非機能)のWBS       4-3■ 基本設計(機能)のWBS       4-4■詳細設計以降のWBS       4-5■ パッケージ適用開発のWBS ★付録★ WBSテンプレート
  • ITプロジェクトの無駄を排除する ロスコストマネジメント実践ノウハウ
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ITプロジェクトの無駄なコストを徹底削減!  ロスコストとは、「本来発生すべきでない費用や無駄な費用」のことです。もともとハードウエアのモノづくりの領域で使われていた言葉ですが、ITの領域でも、不採算プロジェクトに伴うロスコストは大きな経営課題です。頻繁に起こるスコープ変更などはその一例で、大きなロスコストを生み出す要因になります。  「ロスコストマネジメント」は、このマイナスの費用をコントロールするための一連の活動です。本書では、ITプロジェクトのロスコストを削減するために必要な、ロスコストマネジメントの知識や技法について解説します。  第1章では、ロスコストマネジメント全体の考え方について解説しました。プロジェクトで発生するロスコストの把握方法や振り返りの方法を取り上げています。  第2章ではロスコストの予防のために必要な技法、教訓シートの作成方法とリスク連鎖モデルの作成方法を解説。リスク連鎖モデルは、ロスコスト発生のメカニズムを理解するのに役立つ技法です。  第3章では、多額のロスコストを発生させる典型的な事例を、アンチパターンを基に解説し、防止策を示します。  ITプロジェクトを成功に導くために必携の一冊です。ぜひご活用ください。
  • 本当に使える見積もり技術 改訂第3版(日経BP Next ICT選書)
    4.8
    あいまいさになりがちなソフトウエアの見積もり技術に焦点を当てた一冊。「エンジニアリング」と「マネジメント」の観点から、合理的・論理的に見積もる方法を解説する。規模、工数、期間、コスト、価格など、ソフトウエア開発に関するあらゆる見積もりの手順や技法を体系的に紹介。見積書の具体的なサンプルを収録するほか、見積もり査定の手順を解説する。「プロジェクトの成否は開発前の見積もりで5~8割が決まる」と言われるだけに、見積もりを作成するプロジェクトマネジャーやITエンジニア、営業担当者をはじめ、見積もりを精査するユーザー企業の担当者の方にも参考になる。

ユーザーレビュー

  • 本当に使える見積もり技術 改訂第3版(日経BP Next ICT選書)

    Posted by ブクログ

    ソフトウエア開発を成功に導く
    本当に使える見積もり技術 改訂第3版
    著:初田 賢司
    出版社:日経BP

    開発見積の中身がどうなっているのか、逆に開発費用をどう算定しているのかを解説している書
     管理工数をどれだけ見るか
     内外のレビューなどの工数、回数をどう見るか
     顧客との打ち合わせは、2回でいいのか
     自動化ツールや、フレームワークなどは、工数をどれだけ低減できるのか
     等の疑問はあるが、粗いものさしを当てているという状況かと思います。
     SAPのごとく、機能毎に、特大(2カ月)、大(1カ月)、中(2週間)、小(1週間)などでもいいのだが、まあ、こまかく、算定するにこしたことはないかという

    0
    2025年09月18日
  • システム開発のためのWBSの作り方(日経BP Next ICT選書)

    Posted by ブクログ

    システム開発のためのWBSの作り方
    プロジェクト成功の道しるべ
    著:初田 賢司

    良書:ウオーターフォールの作業概要を鳥瞰できる

    6層にわたる、WBSとその内容に関する詳細の解説です
    ぬけもれを防ぐには、網羅したWBSが絶対必要です

    ■WBSの全体観

    WBS(Work Breakdown Structure)
     ⇒ Work:目標を達成するために必要な作業
    ⇒ Breakdown :もれなく分類
     ⇒ 構造化して見える化

    WBSが持つ5つのメリット
     ①作業のぬけもれ、重複が防げる
     ②プロジェクトスコープが決まる
     ③計画が明確になる
     ④分解して管理する習慣が身につく
     ⑤先を

    0
    2025年02月06日
  • 本当に使える見積もり技術 改訂第3版(日経BP Next ICT選書)

    Posted by ブクログ

    PMBOKやFP法といった、1980年 代なかばから今日に至るまでに開発された プロジェクト管理手法が歴史とともに学べる一冊。

    しかし究極は、システム開発における「暗黙知は排除できない」からこそ完璧な見積 り方法は無く、完璧な見積り方法がないからこそ、曖昧さのノイズを排除して見積り に必要な「情報が本当に集まっているところを明確にする」努力が正しくなされる必要があることを知る事なのだと認識させてくれました。

    0
    2015年01月16日
  • システム開発のためのWBSの作り方(日経BP Next ICT選書)

    Posted by ブクログ

    WBS作成についての本。
    基本的な考え方を学ぶにはこれで充分。

    要件定義から製造・単体くらいまでは、
    かなり詳細に事例が記載されていて、
    疑似体験も出来る。

    要件定義フェーズのWBSについては自分もかなり参考になった。
    ただ、一番理解できたのは設計~製造・単体フェーズ。
    やはり経験があったほうが分かりやすいと感じた。
    こういったIT関連の本は、経験ありきで読んだほうがよいかもしれない。

    フェーズごとのWBSサンプルもあるので、
    今後も都度参考にしたい本となった。

    0
    2013年01月22日
  • システム開発のためのWBSの作り方(日経BP Next ICT選書)

    購入済み

    PMでなくてもためになる本

    書籍版を読んだ上で、手元に置いておきたく電子版で購入。
    概要>具体例>より深掘り>実際の表などの例示など、とても丁寧な作りで好感が持てる。
    ITやデジタル技術に何らか関わり、チームで動く人は企画職や営業職でもためになると思う。
    この裏側を知ることで、担当者やチームメンバーとの連携もスムーズになる。
    また、自分自身の日常や問題解決にも流用できる、視座やノウハウを得ることができると思った。

    0
    2022年02月17日

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