佐滝剛弘の作品一覧
「佐滝剛弘」の「観光公害――インバウンド4000万人時代の副作用」「観光消滅 観光立国の実像と虚像」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐滝剛弘」の「観光公害――インバウンド4000万人時代の副作用」「観光消滅 観光立国の実像と虚像」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「郵ちゃん」の旅は、自転車、車、船、鉄道、時にはヘリコプター。
全国津々浦々、十局十色の郵便局を駆けめぐる。
小笠原の母島簡易郵便局へ行くには、往復一週間が必要だ。
宮内庁内郵便局は、一般の人は入れない。
「愛・地球博」郵便局のように、期間限定の局もある。
さらに、昭和基地内やしらせ船内にまで。筆者は中学生のときから「風景印」のコレクションを始め、三〇年余をかけて、日本の郵便局を一万一〇〇〇局あまり、自分の足で“巡礼”してきた。
そんな筆者だからこそ肌で感じた、現代日本の多様な姿。
そして、知られざる風景印の魅力…。
何はともあれ、楽しくて奥の深い「郵ちゃん」の世界にようこそ。
Posted by ブクログ
観光立国と耳にするようになってから同時にオーバーツーリズム等の問題も浮き彫りになってきたように思う。本書は「観光消滅」とセンセーショナルなタイトルで目をひくが、内容としてはそこまで過激ではなく、観光業や地元の方の生活環境をうまく両立させていくためにの課題を啓発した書という方がしっくりするとも思える。
外国人観光客が増加してインバウンドが復調すると共に交通機関の渋滞やマナーの問題だけでなく、日本人観光客や地元の方々の経済格差について触れられているが、グローバル化が進む日本において、観光客とそれ以外に区別することが一つ鍵になるように思える。海外では観光客と地元住民とでは二重価格が設定されること