作品一覧

  • ベーシックインカムを実現する 問題意識から導入ステップ、運動論まで─選挙争点化された韓国で進む議論

    ベーシックインカムを実現する

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,999円 (税込)
    『隷属なき道』がベストセラーになるなど、近年ベーシックインカムが注目を集めている。 ウーバーイーツやアマゾンなどの配達のような、請負関係に基づいたギグワークが増えてくる中で、雇用関係に紐付いた社会保障の責任を回避できるようになり、十分な保障を受けられない層の拡大が社会的な課題となっている。そして、年齢や収入、保有資産を問わず一定額を定期的に給付するベーシックインカムの関心が高まってきた。さらにコロナ禍による一時的な収入減に対し無条件の給付を行った国は日本以外にも多く、その必要性は広く意識されているが、未だ継続的に実施している国はない。 本書は、韓国におけるベーシックインカムの議論をリードする研究者たちの成果の集大成である。韓国は、2017年大統領選における候補者たちの公約にベーシックインカムが上がり、昨年の国会議員選挙ではベーシックインカム党から国会議員も出るなど、具体的な導入に向けた動きが見られる。 韓国そして全世界の、これまでのベーシックインカムに関する議論・事例をまとめつつ、日本と似た社会保障制度を持つ韓国において、どのように既存の制度との整合を取りながらベーシックインカムを導入していくべきかを検討、さらに実現のためにどのような運動が必要なのかも追究している。 加えて本版で収録した金成垣氏の解説は、韓国、そして日本の社会保障制度における共通の欠陥と、制度発展の違いを指摘しながら、ベーシックインカムが抱える理論的な困難にも触れる。 日本においてベーシックインカムの議論をする際の必携書となろう。
  • 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ

    国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻968円 (税込)
    時は1993年。若き政治学者・木村幹(27歳)は、愛媛大学法文学部に助手として採用された。「雇用の安定した国立大学に就職し、研究に集中したい」という夢が早々に叶い、これで韓国の政治文化研究に打ち込めると思いきや、国立大学の置かれた状況は刻一刻と悪化していく。神戸大学に移るも、2004年の独立行政法人化により研究費も人員も削減され、予算獲得のための仕事が日々の研究を圧迫する。昇進しても、小さいパイの取り合いで疲弊するばかりだ。還暦間近のとある部局長が見つめた、おかしくも哀しい国立大学の30年。
  • 韓国愛憎 激変する隣国と私の30年

    韓国愛憎 激変する隣国と私の30年

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻946円 (税込)
    ここ30年間で韓国は大きく変わった。独裁から民主国家へ、発展途上国から先進国へと。20世紀に日本が「弟」と蔑んだ韓国は過去のものだ。他方、元慰安婦を始め歴史認識問題が顕在化、日韓の対立は熾烈さを増す。21世紀に入り、政治、経済から韓流、嫌韓まで常に意識する存在だ。本書は、1980年代末、途上国だった隣国に関心を抱き、韓国研究の第一人者となった著者が自らの体験から描く、日韓関係の変貌と軋轢の30年史である。
  • 韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌

    韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻880円 (税込)
    一九四八年、日本の植民地から米国の占領を経て、建国した大韓民国。六〇年の間に、独裁国家から民主国家、途上国から先進国へと大きく変貌した。本書は、歴代大統領の「眼」と「体験」を通し、激変した韓国を描くものである。「建国の父」李承晩、軍事クーデタで政権を奪った朴正煕、民主化に大きな役割を果たした金泳三、金大中、そして「ポスト民主化」時代の盧武鉉、李明博。大統領たちの証言で織りなす現代史の意欲作。
  • 誤解しないための日韓関係講義

    誤解しないための日韓関係講義

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻850円 (税込)
    韓国の平均賃金はかなり前から日本を上回っており、日韓の一人当たりGDP(PPPベース)の差は近い将来5000ドル近くにまで達するという予測がなされている。日韓関係を正しく理解するためには、まずこうした逆転現象が起こっている現実を知らなければならない。そして「日本の韓国統治は植民地支配ではなかった」「韓国の反日意識を生んだのは反日教育」といった思い込みは改めたほうがいい。日本を代表する韓国の研究者が、精緻な論述と豊富なデータで日韓関係を明快に論じ、さらにいま韓国で焦眉の急となっている、不動産問題や就職できない若者の問題について解説する。 ■ステレオタイプな日本の韓国認識 ■なぜ大統領のレイムダック現象が生まれるのか ■日韓の賃金を比較する ■「日本は韓国を植民地支配していない」は本当か ■反日意識を生み出したのは反日教育か ■アジア通貨危機による大規模な改革 ■やがて日本を追い抜く韓国の高齢化
  • 政冷文熱のゆくえ 韓国という難問

    政冷文熱のゆくえ 韓国という難問

    ビジネス・実用

    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 政治関係は冷え込む一方だが、K-POPやK-文学の人気で文化交流は熱い。この「政冷文熱」ゆえか、好き嫌いが分かれがちなだけに韓国問題は難しい。本特集は感情論を排し、互いの論理を確認しながら、日韓関係を展望する。 (『中央公論』2019年11月号特集に、9月号「『韓国という難問』をいかに解くか」、4月号「特異な実務派・文在寅のリーダーシップ研究」を合わせて電子書籍化) (2019年11月号目次より) ●対談 「最も近くて遠い国」の論理と心理 木村 幹×浅羽祐樹 ●「エコノミック・ステイトクラフト」論で斬る 輸出管理とGSOMIA問題の核心にある韓国の「自尊心」  鈴木一人 ●「部品の国産化」は可能? 不買運動で大打撃? 誤解だらけの韓国経済論 高安雄一 ●私が『反日種族主義』を書いた理由 李栄薫 ●韓国現代文学の旗手からのメッセージ 同じシーソーに乗って ピョン・ヘヨン ●鼎談 なぜいまK-文学、K-POP人気なのか 金承福×きむふな×クォン・ヨンソク ●佐々江元外務次官に田原総一朗が迫る 日韓は一九六五年、九八年の取り決めに立ち返れ 佐々江賢一郎 聞き手・田原総一朗 (2019年9月号より) ●「慰安婦問題」の轍を踏まない対応を 「韓国という難問」をいかに解くか 浅羽祐樹 (2019年4月号より) ●なぜ日本を軽視するのか?  特異な実務派・文在寅のリーダーシップ研究  木村 幹
  • 日本の常識は通用しない 慰安婦合意反故「法より正義の国 韓国」【文春e-Books】

    日本の常識は通用しない 慰安婦合意反故「法より正義の国 韓国」【文春e-Books】

    小説・文芸

    -
    1巻305円 (税込)
    長年、日本と韓国の間の懸案だった「慰安婦問題」。2015年12月28日の日韓外相会談で「最終かつ不可逆的な解決を示した」合意が結ばれたはずだった。しかし、政権が交代すると文在寅大統領は合意について「新方針」を発表、日本側に追加措置を促してきた。なぜ韓国は国家間の合意をひっくり返し、ゴールポストを動かすのか。そこには韓国の民主主義に対する独特の考え方があった。日韓関係の内情に通じる著者が、やっかいな隣国と、どう付き合うべきかを鋭く分析!※「月刊文藝春秋3月号」に掲載された記事を再編集した電子書籍オリジナル
  • 北朝鮮の暴走、韓国の迷走

    北朝鮮の暴走、韓国の迷走

    小説・文芸

    -
    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 朝鮮半島の専門家、文在寅側近、産経新聞元ソウル支局長、元自衛隊幹部らに聞く、朝鮮半島の現状と日朝・日韓問題の行方。

ユーザーレビュー

  • 韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌

    Posted by ブクログ

    韓国史って映画の「ソウルの春」「タクシードライバー」を見たくらいでよく知らなかったので読んでみた。
    興味を持ったきっかけが前に挙げた映画なので、朴正煕暗殺から全斗煥クーデターとか光州事件とかはもうちょっと詳しく読みたかったけど、全体的なバランスを考えたらやむなしか。

    0
    2026年06月07日
  • 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良書。
    この本を企画した方々の見識が良い。
    日本の大学の問題点が分かる。世界に後れを取る。研究に専念できる環境が必要と思った。国はお金をかけるべきだし、大学も基金を活用できるようにするとかの努力は必要かと思う。
    なんだかんだ言っても大学の正規職員は恵まれていると思う。身分、収入は保証されている。非正規は可哀そうだが。

    0
    2025年12月06日
  • 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ

    Posted by ブクログ

    「国立大学教授って〇〇でしょう」
    とよくいう人がいるが、それはどこから得た情報なのか、という問いに対する答えの本。

    どの仕事もやってみないと、なってみないとわからない部分は大いにあると改めて思わされた。


    一言で言うと、大学教授は非常に多忙。
    教授の本来の仕事である研究まで手が回らないのでは、と思われるほど(実際手が回っていないのかも)
    業務量が多すぎ。

    これは今、話題になっている教員の多忙化とも通じるところがあると思った。


    2004年の独立行政法人化により、
    人件費・研究費の予算が削減され、
    大学組織としての仕事(〇〇委員会とかが多すぎる!)
    さらに学歴と授業の厳格化が求められて
    とにかく読んでいて
    「忙しすぎる」
    と思う場面が多々あり。


    ・大学教授は労働裁量制
    9時から5時まで大学にいなくてはいけない、
    と言うわけではないが、
    そのフレキシブルさが良くも悪くも。

    子育て・介護などでは時間の融通がきくというメリットはあるが、
    転勤によりキャリアが積み上げにくい、
    特に女性は働きづらい


    ・とにかくやることが多忙
    自分の研究を後回しに

    授業準備
    (人件費削減で、アシスタントもつかなくなってしまった。そのため教授の仕事が増える。セッティングなどもする)

    高校生へのキャンパス説明会
    (学生獲得のために)

    日本語と英語で授業するために両方の準備準備


    留学生対応

    学会の仕事

    教授会、大学運営のための人選


    ・著者はお人柄がとても良い方な印象がある
    特に自分のできることを考えると、若い人を育てることも大切と考えているのが印象的

    そのため、研究会などで人脈をつくったり、申請書を書いたりと、とにかく「そんなことまで…」と思うことも。


    ・個人的には、最後に書かれていたDXについて明るい見解をもっていたのが印象的だった。
    生成AIも含めて、新たに登場したツールをうまく使えば良い、論文なども電子的に瞬時に検索できるなど好印象を抱いているのが心に残った

    0
    2025年09月13日
  • 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ

    Posted by ブクログ

    本書は、主に国立大学での大学教員の仕事・業務を詳らかに紹介する一冊。この本の著者経歴によると、作者は現在、神戸大学大学院国際協力研究科という部局で、比較政治学・朝鮮半島地域研究を専門的に探究されている教授とのこと。本書で紹介されている、より詳細なアカデミックキャリアとしては、京都大学の大学院博士課程で学んだ後、すぐに愛媛大学で助手→専任講師のポストを得て、その後に神戸大に助教授(今だと准教授)として迎えられ、順調に今の地位に就いたという経歴の持ち主。
    この「大学教員の仕事/大学の裏側」を明かす趣旨の本は、意外と数が少ない。というのも、そもそも世間の人が一番興味を持つであろう「大学入試」の裏側に関しては、教員たちには「守秘義務」があり、就職の業務契約の際に、誓約書まで書かされるらしいので、これについては寡黙になるのは当然なのだ。さらに、「教員の仕事内容を明かす」ことに対しても、同僚や同業者からの抵抗や妬みが怖いのか、意外と教職員の皆さんは躊躇する傾向にある。そんな中にあって、ここまで仔細に仕事内容を語り、それに関する所感を腹蔵なく記述している本は珍しいかも。
    本書を読んで印象的だったのは次の二点。1つ目は、作者自身も何度も認めているように、90年代前半以前の大学の世界は、非常に平和で牧歌的だったということ(その証拠に、作者自身の上記の経歴でも分かるように、かつては博士号を取得せずとも、博士課程3年を終えればすぐに職にありつけられる人が多かった)。それ以後の大学は、予算がひどく切り詰められた結果、教員個人の研究費・経費がキツくなっただけでなく、学科や研究科の組織全体にとっても予算が少なくなったために、その科(部局)が雇うことの出来る教員数も少なくなってしまった。構造的な玉突き事故である。このくだりを読んで、そもそも教員を雇うための人件費が、大学全体ではなく、各部局の予算(運営交付金)によって賄われているという事実に驚いた。そのため、主たる外部予算である「科研費」も、今や「期限付き(「3年分」等)」が主流になりつつあるために、結果として、若手教員の雇用も「任期付きポスト」になってしまっているという事実も非常に恐ろしかった(筆者の言葉の端々から、そんな苦境にあるポスドク・オーバードク達に対する申し訳無さのようなニュアンスが時折感じられた)。
    2点目は、数少ない類書の中でも、本書は比較的、「大学組織のあり方」と「教員たちの大学内外での営業」について、かなり多くのページを割いている点。教員らの大学内での「委員会」や「役職」等について、ここまで詳しく論じられているのは珍しいし――「教授」・「准教授」・「専任講師」等の職階の区別についての説明はよく見かける――、また「科研費の応募」や「教え子の世話」、「出張授業」を含めた大学内外での「営業活動」に関しても、その委曲をここまで解説している本は珍しいかもしれない(どうしても「営業」の話になると、「金銭」がつきまとうので、筆者は何度も「またお金の話になって申し訳ないが…」と断りを入れており、その箇所に思わずクスッとしてしまった)。
    本書を通読すると、作者の「研究や教育への献身ぶり」、「大学業務への真摯さ」そして「職員や学生への親切さ」が――所々にユーモアを交えながらも――垣間見えて、この本が単なる「象牙の塔の内奥を開陳する暴露本」といった感じにはなっておらず、むしろ「今の大学を取り巻く厳しい環境に対する警鐘」のように映じる。すごく責任感のある優しい先生だとお見受けした(笑)ので(加えて、大学の苦境が少しでも改善されることを祈って)、星5つ満点。

    0
    2025年05月15日
  • 韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌

    Posted by ブクログ

    読みやすさ★★★★☆

    歴代韓国大統領はあの時どこにいてどんな立場だったのか、群像劇のように描かれている。言葉を選ばなければ、韓国の歴史をドラマシリーズみたいに読めて楽しい。

    0
    2025年05月01日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET