韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌

韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌

880円 (税込)

4pt

一九四八年、日本の植民地から米国の占領を経て、建国した大韓民国。六〇年の間に、独裁国家から民主国家、途上国から先進国へと大きく変貌した。本書は、歴代大統領の「眼」と「体験」を通し、激変した韓国を描くものである。「建国の父」李承晩、軍事クーデタで政権を奪った朴正煕、民主化に大きな役割を果たした金泳三、金大中、そして「ポスト民主化」時代の盧武鉉、李明博。大統領たちの証言で織りなす現代史の意欲作。

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韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年11月09日

    歴代の韓国大統領の生い立ちから執政、退任までを丁寧に描いており、それぞれの執権時の内外の環境などがわかりやすい。
    また、それぞれの時代の懸案についても解題がなされており、現代韓国を理解するには必読と思われる一冊です。

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    Posted by ブクログ 2019年10月31日

    人物に焦点を当てることで、激動で複雑な韓国戦後史をよく理解できる。筆者の力に感服する。
    こうしたことを理解しておかないと隣人理解などできやしない。

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    Posted by ブクログ 2019年04月15日

    韓国が好きで興味・関心がある身として、かの国の歴史、とりわけ激動の近現代史をひととおり知っておきたいと思っている。何冊か関連した本も読んだけど、なかなか頭のなかで年表や出来事の相関図が描けずにいた。そんな折にふと手に取り読んでみたこの本、1945年以後の韓国現代史を李承晩から李明博までの歴代の大統領...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月08日

    韓国の歴史を大統領の生涯を通じて紹介する形式。かなり濃密にキャラが立ってるけど、韓国は総じてそうなのか、占領下から朝鮮戦争軍政の激動がそうさせたのか。1人に絞ってじっくり書かれた評伝があれば読みたい。

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    Posted by ブクログ 2014年03月13日

    戦後の韓国史をあまり知らない人にとっては、通史がコンパクトにわかり便利。各時代を、7人の大統領それぞれの状況の視点から書かれており、それぞれの階層からみたい時代背景のイメージがつかめる。韓国の戦後は、政党が次々と誕生しては消えていくのだけれど、巻末に変遷図も収録されていて、その複雑さが理解しやすい。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月30日

    第二次世界大戦以後の韓国政治史を
    「大統領に登りつめる人びとの視点を通じて」描いた書。
    計7人の伝記を凝縮したような内容で、
    展開は早くスリリングですらあり、非常に面白い。
    その反面、韓国の国としてとられた政策や外交については
    ほとんど触れられておらず、特に後半は政治劇に終始している。
    群像劇とも言...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月04日

    戦争や軍事クーデター、73年には金大中が東京で拉致され、79年には朴大統領の暗殺、80年代後半までは軍事政権が支配、その後の民主化と急な経済成長、う~ん韓国って激しいですね。今まで関心が薄くて知りませんでした。先月韓国に行ったことを機会にこの本を読んでみたんですが、歴代大統領を生い立ちから追いかけて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月25日

    一般的な通史ではなく、歴代大統領の伝記をインシデントごとに整理。例えば1950年6月25日に各々どのような境遇にあり、どのような行動をとったかなど。現職政権が前職大統領を断罪するのが恒例行事の韓国政治史において、日本人による俯瞰は有用だ

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    Posted by ブクログ 2010年01月29日

    韓国現代史を主題とした本は他にも多々あるが、その中でもユニークな一書。
    歴代大統領の視点から彼らがその時代をどのように生きたかを入れ替わり立ち替わり見ていく韓国現代史。
    なかなか面白いが、彼らが大統領に登りつめた後、どのような政策を展開したかについては触れられていない点が少し残念である。

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    Posted by ブクログ 2009年11月26日

    現代韓国史のターニングポイントで、時の大統領や後の大統領がそこで何を考え行動したかという形でまとめられている。その性格上、学習用と言うよりはノンフィクション文学として読まれるべきだろう。

    個人的に一番印象に残ったのは、時の大統領:朴正煕と後の大統領:李明博が面会するシーン。茶番を知りながらも独裁者...続きを読む

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