作品一覧

  • クラシック音楽の政治学

    クラシック音楽の政治学

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 権威性を漂白されたように見える「クラシック音楽」は、実際は多様な側面から「音楽」全体を規定しつづけている。クラシック音楽が内包するポリティクスを、グローバリゼーション、ポピュラー音楽との関係性、歴史、聴衆などの視角からあぶり出す論考集。

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  • 校歌斉唱!―日本人が育んだ学校文化の謎―(新潮選書)

    校歌斉唱!―日本人が育んだ学校文化の謎―(新潮選書)

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,925円 (税込)
    校歌こそは、時代を映す音楽の機微を最も体現しているジャンルである――このような視座から、全国の校歌やその歌われ方を分析。旧制中学校・高等女学校でそれぞれの進化を遂げた後、戦後の男女共学化でどう変容し、いかに学校文化として歌い継がれてきたのか。校史や学校新聞などの資料を読み込んだ、瞠目の音楽社会史。
  • 大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る

    大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    大正時代、都市化の進行や人々の意識の変化は、明治に始まった「官製の近代化」とは質の違う近代を歩み始めたのではないか。新しい社会・思想の源があったのではないか。「震災」「民生」「学区」「趣味」「娯楽」「サラリーマン」「職業婦人」「専業主婦」「地方(ぢかた)」「自由」など、この時代の言葉に着目、その発生や流行の社会状況を立ち上がらせながら、現代の社会や暮らし方の起点となった時代を読み解く。
  • 歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ

    歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻924円 (税込)
    日本人の心の原風景として語られることの多い唱歌だが、納税や郵便貯金、梅雨時の衛生などの唱歌がさかんに作られた時期がある。これらは、ただひたすらに近代化をめざす政府から押しつけられた音楽でもあった。だが、それさえも換骨奪胎してしまう日本人から、歌が聞こえなくなることはなかったのである。唱歌の時代から「うたごえ」そして現代までをたどる、推理小説を読むような興奮あふれる、もう一つの近代史。

ユーザーレビュー

  • 校歌斉唱!―日本人が育んだ学校文化の謎―(新潮選書)

    Posted by ブクログ

    いや面白かった。歴史もあり地理的広がりもあるのにまだほとんど研究されてないジャンルに漕ぎ出す著者の先生の楽しそうさが伝わってきました。テンポの変遷に興味を持ち、特に母校でもない高校の運動会のテンポズレてる音源聴いて「イイ・・・」ってなってるのあまりに楽しそうすぎる。

    0
    2024年09月23日
  • 歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ

    Posted by ブクログ

    唱歌、卒業式の歌、校歌、県歌、労働者の歌をそれぞれが作られた社会状況に照らして分析する。

    地理唱歌、唱歌遊戯、1891(明治24)年「小学校祝日大祭日儀式規程」の制定などなど

    0
    2023年10月22日
  • 歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ

    Posted by ブクログ

     明治12年という早い時期に新政府は西洋音楽の導入を始める。目的は芸術・文化の向上などではなく,「日本国民」を作るためだった。「コミュニティソング」をキーワードに,明治から昭和までの歌の歴史をたどる。
     西洋音楽の導入は,日本を国民国家としてスタートさせるにあたり,近代的制度や生活に必要な知識の普及を主眼に行われた。貯金の仕方,食中毒の防止法,栄養の大切さ,なんかを歌いながら覚えさせようという話で,東京音楽学校の先生たちは大真面目にそういう唱歌を作った。もちろん皇国イデオロギーを植え付ける唱歌も作られ歌われたが,それだけでなく,日本の地理とか銀行とは何かとか,実用知識を身につけるための唱歌も多かった。そして国だけでなく民間からもそういう歌がたくさん提案され,歌われた。かなり意外。
     また,江戸時代までの日本人は,皆で一斉に体を動かすようなことをしなかったので,近代的兵隊には不向きだった。リズムに合わせて全員揃って動かせる,そういう身体を作り上げるのに,音楽は不可欠だった。あと,近代制度・知識を伝える唱歌をはじめとして,内容つまり歌詞重視で,メロディは結構西洋のをそのままパクってきちゃうこともあった。今,我々は中国を著作権が守られないとか批判するが,日本も近代化の途上ではあっけらかんと同じようなことをしていた。
     少し例を挙げると,「郵便貯金唱歌」の歌詞。♪いざ貯金せよ貯金せよ 貯金の数の重なりて 通の紙のなくならば 又別帳を請ひ受けよ
    「夏季衛生唱歌」の歌詞 ♪蟹やイカタコ海老イワシ 揚げ物貝類ところてん ささげにかぼちや,もち,だんご いづれもこなれぬものなるぞ ♪すべて飲み食ひしたものが あとで悪いと気付いたら 指を差し入れ吐き出して あとを塩湯でよく洗へ
     こういう唱歌で,下々の日本人は近代をとりいれていったのだなあ。そして皆で声を合わせて歌って,一体感を高めることも重要。コミュニティソング。そうして日本人とか何々県人とかが出来あがった。感慨深い。
     唱歌「栄養の歌」の歌詞 ♪豆腐・納豆・味噌・黄粉 豆こそ肉の代用なれ 小間切肉や煮干添へ 美味と栄養兼ね得べし 凡そ調理に心して 廃物出さぬ工夫せよ 貯蔵の法を弁へて 天の恵みを無益にすな
     何だか保育園で歌う歌みたい。食べ物って大事だよ!
     卒業の歌についても一章割かれていて,唱歌「仰げば尊し」と戦後の「旅立ちの日に」の綱引きについて詳しい。「女王の教室」というドラマが一役買っているらしい。あと,宗左近のぶっとび校歌とか,長野県歌「信濃の国」についても触れている。戦後のうたごえ運動についても。うたごえ喫茶とかうたごえ酒場とは違って,うたごえ運動は労働組合なんかが合唱団をつくって,全国的な統制の下に行なわれた文化運動。基地闘争とかの左翼運動とも連帯。山崎豊子の小説で,混声合唱団をエサに左翼運動にオルグするみたいな場面があったって,こないだ妻が言ってた。うたごえ運動ってそんな感じだったのかなあ。戦後のそういうのって面白い。

    0
    2011年10月28日
  • 歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ

    Posted by ブクログ

    あまり芸術研究ではメジャーではない音楽分野に関する詳細な調査と分析、そして自身の文化論の主張の明快さが特徴。

    0
    2011年08月02日
  • 校歌斉唱!―日本人が育んだ学校文化の謎―(新潮選書)

    Posted by ブクログ

    とあるきっかけで、校歌の歴史に関心を持ち手に取った。個人的には、校歌もジェンダー的観点から考えることができる、ということに気付けたのが興味深かった!

    0
    2026年05月03日

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