あらすじ
校歌こそは、時代を映す音楽の機微を最も体現しているジャンルである――このような視座から、全国の校歌やその歌われ方を分析。旧制中学校・高等女学校でそれぞれの進化を遂げた後、戦後の男女共学化でどう変容し、いかに学校文化として歌い継がれてきたのか。校史や学校新聞などの資料を読み込んだ、瞠目の音楽社会史。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いや面白かった。歴史もあり地理的広がりもあるのにまだほとんど研究されてないジャンルに漕ぎ出す著者の先生の楽しそうさが伝わってきました。テンポの変遷に興味を持ち、特に母校でもない高校の運動会のテンポズレてる音源聴いて「イイ・・・」ってなってるのあまりに楽しそうすぎる。
Posted by ブクログ
日本に特有なジャンルである「校歌」についての論考。
明治初期に「唱歌」という「近代国家たる日本の国民にふさわしい心身を形作ってゆく「国民づくり」のためのツールであるという基本的な認識が出発点」というものがあり、そこから「校歌」づくりが始まり、影響を得ていたという起点がとても興味深かった。
放歌高吟する「校歌」と芸術作品としての「校歌」という視点もとても興味深かった。
Posted by ブクログ
「校歌」という切り口からの論考が
面白く 興味深い
どんな人も
「学校」という「時間」を持っている
それが良かったか否かは 別として
そこに付随してくる「校歌」
どんな形で
成り立っているのか
なんて 思いもよらない視点です
その「校歌」が
どの時代に生まれ出でてくるのかを
論考している過程で当然のことながら
その成立(歌われ始めた)時の
「時代の匂い」が立ち上がってくる
その時代(時期)ならではの
なぁるほど
が見事な分析で浮かび上がってくる
ーみんなで一斉に歌う
ことは極めて苦手なことではありますが
このような視点での「校歌」論考は
いゃあ 面白い