彩雲出版作品一覧
-
-著者は現役の総合商社マン。実際に中国ビジネスに関わった経験から、経済学者、歴史学者、評論家とは、まったく異なった視点で中国を論評します。その切り口の鋭さは、数十億単位のビジネスの修羅場を渡ってきた経験と見識に裏打ちされたもので、中国人の思考パターンや行動原理を分析し、日本人は中国とどう付き合っていくべきなのかを明快に解説します。 【著者・泉幸男】昭和34年、愛媛県松山市生れ。昭和57年、東京大学法学部卒業。昭和59年、東京大学教養学部教養学科卒業(ロシア・朝鮮地域研究、卒論をロシア語で書く)。同年、総合商社に入社、以来発電プラントの輸出に携わる。 昭和62年~平成元年、中国・北京に駐在。以後、中国・広東省、香港、フィリピン、タイなどで発電プラントの契約交渉・履行にあたる。 平成13年から、メールマガジン「国際派時事コラム・商社マンに技あり!」の配信を始める。
-
5.0主人公のつぐみは小学3年生の女の子。裏山で「われ様」という不思議な神様と出会い、願い事のかなうドングリをもらいます。つぐみはそのドングリを家に持って帰り、使わずに大切にしまっていました。そして3年後、愛するおじいちゃんのためにドングリを使うことを決心します……。読んだ人だれもが感動し、涙した、心温まる物語。家族の大切さや人を思う気持ちの尊さを、この物語は思い出させてくれます。児童文学者 村中李衣先生も「ただ共にあることの幸福な光に包まれる……何度読んでも涙が止まりません」と絶賛! 読みやすい文体とカラー挿絵で、小学校中学年からが対象。親子で楽しむことができます。
-
-
-
-
-
4.0「誰にでもできるけど、誰もやろうとしないこと。俺はそんなことに挑戦しようと思った」と徒歩日本一周の動機を語る著者は、同級生が就職していくなか、某年4月1日のエイプリルフールの日に、東京ディズニーランドから徒歩日本一周の旅に出た。数々のハプニングにもめげず、ひたすら歩き続けながら、721日かけて本州、北海道、九州、沖縄、四国の沿岸を踏破する。途中、通常では考えられないトラブルを持ち前の明るさとユーモアで乗り越え、人の温かさや冷たさなどを経験しながら、著者は人間的に大きく成長していく。笑えるエピソードも満載で、年齢関係なく楽しめる読後感さわやかな一冊。大仁田厚さんが「俺が断念したことを彼はやり遂げた」と、熱烈な推薦文を寄せている。
-
3.9
-
-本書は癌患者の闘病記でも、セラピードッグの奇跡の感動秘話でも、ましてや人生をよりよく生きろと説く自己啓発本の類でもない。ここにあるのは、犬のいるありふれた日常の愛すべき断片であり、可笑しかったり不思議だったり驚かされたりする人間と犬との暮らしの記録である。もしもあなたが犬を飼っているか、飼ったことのある人なら、ページをめくりながら、きっと「あなたの犬」のことを思い出したにちがいない。「あなたの犬」は何を教えてくれるだろうか。教えを授かるのに、日常をおびやかす危機の訪れを待つ必要はない。同じ生き物としての目線で彼らを見つめ、彼らに触れ、ともに歩けば、あなただけに語られる知恵の物語が見つかるだろう。(「訳者あとがき」より)
-
-今そしてこれから、地域づくりに携わる人たち、明日を担う若い人たちへ ぜひ、あなたの住む町に愛着を持ってほしいと思います。すべてがそこから始まるのです。 そこに住むすべての人が心豊かに楽しい暮らしができる、住んでよかったと思うまちづくり。そのためにはどうしたらいいのか、自分に何ができるかを考えてください。自分でできる限りの努力をして少しでもよい「まち」を、次の世代に残してあげませんか。 まちづくりに終わりはありません。それは連綿と受け継がれていくゴールのないリレーのようなものです。言葉を換えれば、それが歴史というものなのだと思います。 この本が、地域づくりに関わる人に少しでも役立ったなら、こんなにうれしいことはありません。 上田玲子. 未来につながるまちづくり (Kindle の位置No.1443-1444). 株式会社彩雲出版. 編集の方からは、「これだけの事業をしたのだから、いろいろ苦労したことあったでしょう。もっと苦労話を書いた方がいいのでは?」とご指摘いただきましたが、なるほどこれまで淡々と経過報告のように書き進めてきましたが、当然、すべてが何の障害もなく、できたわけではありません。 書くときりがないくらい大きな壁・小さな壁に何度となくぶち当ってきました。でも、成果が出れば、誰でもそんなことは忘れて喜びだけが残るものです。 皆さんが何かをなさる時、壁は、それぞれの事業によって違いますし、環境によっても違います。その切り抜け方も、それぞれでしょうからTPOで考えていくしかないのです。それよりもまず第一はどんなことでもやってみることです。やらなければ挫折もないし、失敗もありません。 (「あとがきにかえて」より抜粋)
-
3.5
-
-
-
4.2「ダイエットは迷信」である。そう断言する著者は12歳から18年間、ありとあらゆるダイエット法を実践し、ダイエットでは決して健康にヤセることはできないとの結論に至りました。本書は『マリ・クレール』『AERA』『産経新聞』『正論』等で好意的に紹介され、平成20年にはAmazonランキング「ダイエット部門」で1~24位を常にキープするなど、ロングセラーとなった名著の改訂版です。 「人間の体はダイエットすると太り、ダイエットをやめるとヤセるように作られています。大切なのはダイエットをヤメるときの心と体のケアです(続きは本の中に……)」。 ダイエット先進国アメリカでは、ダイエットは肥満の原因になることが統計的に実証され、いま多くの医者や科学者が無理なダイエットに警鐘を鳴らしており、著者の唱える理論が海外では常識になりつつあります。医学博士、田下昌明先生(豊岡中央病院理事長)ご推薦。 「ダイエットという強迫観念が世界を覆っている。商売人は科学性を装って次から次へと新たな手法、薬、食材を宣伝し、世の女性を振り回す。そんな風潮に風穴を開けようとする著作が登場した」(産経新聞)
-
4.1
-
-前作(貧乏歌舞伎町篇)刊行後、Amazon先取りブログラムのトップレビュアーに「恥を知れ」「サイテー」「ヒモ日記」と酷評される(一部過激なレビューは削除)。著者曰く「毀誉褒貶は男子の本懐」。
-
-“野垂れ死にをも許される自由”を求め、日本各地を放浪したノンフィクション作家 世川行介の、破天荒な20年間を綴った異色ブログ「世川行介放浪日記」。その支持者たちの強い後押しで出版が実現しました。本書を手にとれば、いま時の日本で、このような人物が存在することに驚くとともに、その生き方に少なからぬ憧れと共感を抱くことでしょう。
-
4.01981年にザーネンで行なわれた7回の講話と、アムステルダムで行なわれた2回の講話の中で、クリシュナムルティは人間の脳の条件づけをコンピュータのプログラミングになぞらえている。 「私たち人間は、何千年もの間生物的、知的、感情的、心理的にプログラミングされてきました。そしてそのプログラムを何度も何度も反復しているのです」 そう彼は主張する。彼は本書で、そのようなプログラミング、人間の真の気づきを制限してきた内なる束縛を明るみに出し、それらからわれわれを自由にすべく手を差し伸べる。 J・クリシュナムルティ著/監修、白川霞/監訳、大野純一/訳、渡辺充
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 字体は「文字の骨組みの概念」である。横線を三本書けば「三」、縦線を三本書けば「川」などという概念、これを「字体」という。では横線ではなく点が縦に三つ並んでいたらどうだろう。「三」と読める人もいるし読めない人もいる。概念には個人差があるのだ。文字が誕生してから現代まで、人々はどんな字を読み、書いてきたのか。現在書いている字体はどのように決まったのか。詳細な資料を挙げて字体を読む。
-
4.8これまでに「百人一首」を学ばれた方は、本書の解説が類例を見ないこと、そして「百人一首」が、百首で一首の抒情詩だという説に、おそらく驚かれたことと思います。けれど、読めば読むほど、調べれば調べるほど、それ以外に解釈のしようがないのです。 以下、著者講演会での感想文より。 ○涙が出てくる「百人一首」の解説は初めてです。やはり千年前も日本人は日本人なのだと思いました。 ○補助線1本で、幾何の難問が簡単に解けるように、長年の疑問がものの見事に氷解していきました。 ○45分の古典の授業は寝てしまいましたが、90分の小名木先生の講演は興奮と感動でアッという間でした。 ○和歌は日本文化の原点ということが本当によく分かりました。この本は「日本人の魂の書」になると思う。 ○子供たちに文法や知識を教える前に、日本の心を教えないといけない、反省とともにそう強く感じました。 ○恋をして、涙を流して、なよなよと……そんな平安貴族のイメージが吹っ飛んだ! ○和歌の概念がひっくり返るほどのインパクトです。史実に裏打ちされた解釈に反論の言葉もありません。 ○「百人一首」に初めて血の通った人間を感じて、感動の涙をこらえるのに必死でした。 ○文法的な解釈よりも、時代背景を知り、歌人の立場で考えることが、いかに大切かを教わりました。 ○話の内容にビックリ! そして、今までこんなスゴイ解釈がなかったことに、もっとビックリ!!