中西出版作品一覧
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5.0「天売島応援プロジェクト」の現在地点 森の整備×馬搬集材×製材×建築×植栽=?? 今すべきこと、できることを明確にし、達人たちと力を合わせることから、まずは始めよう。 ――応援といいながら、一番楽しんでいるのは、わたしたちなのだけれどね。 かつて水不足に悩まされた北海道の離島で、人々の手により復活した「水源の森」。 その植林から約半世紀が経ち、過密に育った森に手を入れる時が来た。 森への負担を最小限に抑え、間伐材を島内で生かす達人たちのワザをご覧あれ!
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国からの移住者で成り立っている北海道の苗字は、日本の縮図ともいえるものである。本書では北海道の苗字のうち、人口の多い2000姓の由来をランキング形式で収録。また苗字発祥の背景、家紋の起源と意味、源平藤橘・古代豪族・武蔵七党に繋がる姓と系図なども詳しく解説している。「ルーツを調べる方法」の項とあわせ、苗字や家系に興味のある読者や、家系を調べたい方に興味深い内容となっている。
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5.0北海道に生まれ、50年の登山歴を持つ著者は「北の自然が異常な速さで変化」していると感じ、それは山の自然だけではなく「全体がとりかえしのきかない破壊」にさらされているのでは、という不安を抱く。そこで自分の目で現実を確かめ北海道の全体像をとらえようとする。その方法として著者は、「山や川の地理を記録しているばかりでなくアイヌびとの生活や和人のコミュニティ」も丁寧に記録している松浦武四郎の『東西蝦夷日誌』を参照する。この書を「自然と人間との関係を」考え直すために適した「テキストブック」と位置づける。著者は、可能な限り松浦の旅に準じ、全行程をあるく。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ようこそ、北の「知」の館へ! 広大な北海道には、地域の特色を活かしたユニークな図書館がたくさんあります。 今回、道内の図書館・図書室に「わが町を知ってもらうなら!」というテーマで本の紹介アンケートをお願いし、170市町村から寄せられた208タイトルの回答を編集。さらに現地を訪れ取材した26館のインタビュー、書店や図書館・教育関係者などから寄せられたコラムを掲載しました。 多くの情報が手元の端末で手に入る今の時代に、その土地を知るために読んでほしい「本」を図書館員の言葉で紹介。ご当地の図書館・図書室を巡り、「そこにしかない本」に出会う旅へと誘う、「ブックツーリズム」の媒介ともなる一冊です。
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4.0須貝興行、スガイ・エンタテイメント、ゲオディノスと40年の長きに亘り「映画」の世界に身をおいてきた著者の「流れ旅」が沢山のエピソードと共に語られる。著者の作品論や俳優論であり、交遊録でもある。映画や映画人に対する限りない愛情が随所に感じられ、また幅広い人脈に驚かされる。本書は札幌映画サークルの広報誌「シネアスト」に5年間に亘り掲載した原稿を元にしている。
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4.0『ほっかいどう百年物語』は、2000年から継続しているラジオ番組と同名の書籍。番組の内容は北海道ゆかりの人物に光をあて、その人生ドラマを朗読形式の30分番組として放送。2002年からは書籍化が始まり、これまでに300人を越える人々を紹介してきた。放送開始から10年を経て、より多くの人々に楽しんでもらうため、電子本として用意。電子書籍化にあたり登場人物を活躍分野ごとに再構成し、1コンテンツ10話にまとめた。スタートは、その1【開拓・町づくり編】で、榎本武揚、黒田清隆、村橋久成、松浦武四郎、依田勉三、渡辺カネ、武田斐三郎、永倉新八、柳川熊吉、宇都宮仙太郎の10人を取り上げている。
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3.0約半世紀前、ベトナム戦争への派兵を忌避した米兵たちが、米軍基地を脱走、日本を足場にソ連へと渡り欧州に逃れるという前代未聞の亡命事件が起こった。 当時の資料や証言から、日本人協力者たちの「亡命作戦」と暗闘する米ソ諜報機関の「戦場なき戦争」を再構築し、その真相に迫る。 旧南ベトナムの副大統領、グエン・カオ・キ氏の単独インタビューも収録。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クルッと世界を包むふろしき 風呂敷は変幻自在にものを包み、工夫次第で幅広い使い方ができるエコで優れた四角い布。基本の結び方、包み方を知っておくと、ちょっとした贈りものをぴったりサイズに包んで持ち運べるようにしたり、大切なものをきれいに保存しておくことができます。 この絵本では、防災に役立つ使い方をまとめ、かわいいイラストでわかりやすく紹介しています。 折り紙遊びのように楽しく手順を覚えて、いざという時に自分やみんなを守るために活用しましょう!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「知る人ぞ知る」山内壮夫の作品と生涯を紐解く 北海道出身の彫刻家・山内壮夫に関する初の体系的書物として発刊する、「没後50年 山内壮夫展」公式図録。作品の図版、モニュメント一覧、年譜、新しい論考6本を掲載
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 札幌在住の作家・升井純子さんは、自身の介護の経験を通じて、ヤングケアラーと呼ばれている、家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもや若者に眼差しを向けています。 この小説は、こうした状況に置かれている子どもや若者へ向けて、さらにはヤングケアラーという存在を多くの人に知ってもらいたいという思いで書いたそうです。 物語を読んでいくと、家族の枠組みや捉え方が大きく変化している状況の中で、人と人がどのように寄り添い支え合って生きていけばいいのか、それを改めて考えてみたくなります。 そしてどんな状況にあっても、必ずどこかに希望があり、一歩を踏み出すことができるという、升井さんがこの小説に込めたやさしい心にそっと触れる瞬間があるはずです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 頼りない、されど愛しい、マイホーム。 「札幌美術展」は1948年にスタートし、2008年からは札幌芸術の森美術館で開催されている展覧会シリーズです。 私たちが「仮に」身を置いているだけなのかもしれない、頼りなくも愛しいマイ・ホーム。2025年1月18日~3月9日開催の同展では、暮らし、制度、ルーツ、コミュニティーなど、ホームを形づくる様々な要素をテーマとした作品を紹介し、その在り方について見つめなおします。 本書では、展出品作家6名のインタビューも掲載。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オーストリアの文学者シュテファン・ツヴァイク(1881-1942)は、歴史上のある人物が創造的な役割を果たした決定的瞬間を、星のように輝く“Sternstunde”(星の瞬間)と呼びました。 この言葉を借りて開催された北海道立近代美術館の展覧会『星の瞬間 アーティストとミュージアムが読み直す、Hokkaido』では、札幌を拠点に活躍する9名の現代アーティストと10名の学芸員が、複眼的視点で“北海道の美術”について再検証。 加えて、同館コレクションには含まれていないアイヌ民族による近代の工芸を出品し、北海道美術史の再考を企図しています。 本展覧会の公式図録である本図録では、同館コレクションの他、アーティストの新作を含む会場風景と学芸員の論考10篇を収録しています。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちの日常には、気に留めなければすぐに忘れてしまうほどささやかで、しかし魅力的な瞬間が存在します。後になってからその時のことを思い出し、過ぎ去った時間を愛おしく感じる経験をしたことはありませんか? 本図録では、帯広美術館のコレクションから、日常の一コマや作者にとって親しみのある対象を表現したポスター・絵画・版画・写真をご紹介しています。 ヨーロッパの芸術家、日本の現代美術家、十勝ゆかりの画家など多様な作家が作品の中にとどめた “何気ないけれど大切な時間” をお楽しみください。 ※本コレクション選は、北海道立帯広美術館で2025年1月11日~3月16日開催の同名特別展図録として刊行されたものです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1991年9月に道東初の道立美術館として開館した北海道立帯広美術館。 40年に渡りその活動を支えてきた帯広美術館振興会の軌跡をたどりながら、その寄贈作品を軸に、道東の美術とバルビゾン派をふくむ西洋の美術から、緑豊かな自然を舞台に描かれた十勝に相応しいコレクションを紹介します。 1984年の誘致促進期成会に始まり建設協力会を経て、開館後の1992年からは振興会として美術作品の寄贈や展覧会、教育普及事業の共催、作家研究事業への支援などを続けている同会と美術館の深いつながりを知ることができる図録です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 札幌の円山に住むかわいいおばけ、“おばけのマール”シリーズ第13作! 今度のマールはお外でぼうけん! ほったあなからどこ行くの? ある日マールが大切にしている「ひみつのばしょ」に出かけると、いろいろな家族がやってきていました。 みんなにもすてきなことが起こるように、マールは助けてあげることにしますが… 公園はみんなが過ごすたからもの。 思い切り遊んだり心から笑ったり、初めてに出会ってびっくりしたり!? みんながちょっとひみつにしたくなる、すてきなできごとがつまったおはなしです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年は作家・有島武郎がこの世を去って100年目。 節目の年にあたり、有島武郎とその作品をさらに長く伝えていくためには、何ができるのだろうか。 有島記念館の想いを受け、北海道発の絵本『おばけのマール』シリーズのなかいれいとけーたろうが、有島武郎の童話『一房の葡萄』のエッセンスを凝縮させた、新しいおはなしを創りあげました。 この絵本をきっかけに、たくさんの人に有島武郎という作家のことや、有島武郎が大切にした「相互扶助」の考えにふれ、次の世代へとつないでいってほしい。 そんな願いが込められた絵本です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旅好きな作者が、スケッチを習い始めてから約7年の間に旅した国内外の印象的な風景を収めたスケッチ集。2015年6月の北イタリアから2020年1月のポルトガルまでの旅路を、鮮やかな情感が溶け込んだ作品に描き上げた。 「その一枚一枚が想い出深く、その時の空の色、陽ざし、風をも感じることができ、『幸福な時間』だった」という、作者の思いが詰まった作品集。
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-「施設に横たわる問題はむしろありふれた中にあるから」 日常詩からはじまる介護員と管理者との誌上相談と40のショートライフストーリー。 介護員の生きざまを見つめてきた元介護施設長から届いたフィクション日誌物語。 ◆相談ごとの一例(この相談は著者によるフィクションです) 「息子が事故を起こしてしまい、示談金で助けを求められて困っています。」 「短期講座に通っているうち、講師と外で会って妊娠してしまいました。」 「この人がいるので会社が嫌になる。いつまでもこの感じがなくなりません。」 「上の注意のあるなしを気にせず、でも仕事の上で飛躍したい。」 「給料はガクンと減りましたが、やっとなった所長ですので期待に沿いたい。」 ※本文より一部抜粋
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 札幌の円山に住むかわいいおばけ、“おばけのマール”シリーズ。第12作は初めてのミニサイズ本! 「わたしはおばけのマールとたびにでます。たからものをはこぶたびです。」 ふたりきりではじまった、たからものを届ける旅。星に見守られ、料理でからだをあたためながら歩いていると、いつのまにかだれかが増えていって…? わたしとマール、そしてふしぎな同行者たちの旅のおわりは? 前作『モーニングのあとで』と第4作『ちいさなびじゅつかん』をつなぐ、小さな旅の物語です。
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-「仕事で悩んで 迷ってしまい」 日常詩からはじまる介護員と管理者との誌上相談と45のショートライフストーリー。 介護員の生きざまを見つめてきた元介護施設長から届いたフィクション日詩物語、新展開。 ◆相談ごとの一例(この相談は著者によるフィクションです) 「つわものだらけの女子職員がごっそりいて、怖くて仕方ない。」 「才能が生かされない職場なので辞めたい。」 「周期的に心が落ち込んでしまい、でも介護の仕事は続けていきたい。」 「新人介護員ですが、会社の指導が厳しすぎるンじゃないか。」 「介護員ってどこでも、医療介護の下にいる補助職なのですね。」 ※本文より一部抜粋
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鈴木吾郎は北海道・小樽を拠点にする彫刻家。具象による人体表現を追求し、子どもやムーブマンを経て、1980年以降はテラコッタを技法の中心に女性像を数多く手がけ、独自の表現と技法を編み出している。 今回、2023年4月からの本郷新記念札幌彫刻美術館での企画展を契機に、彫刻家としての歩みを辿る作品集を制作。展示作品以外の代表的な彫刻と素描、公共彫刻も収録し集大成の一つとなった。掲載作品には鈴木吾郎自らによるコメント付き。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かすかなものを、つかむこと 「札幌美術展」は1948年にスタートし、現在は札幌芸術の森美術館で開催されている展覧会シリーズ。 2023年1月28日~3月12日開催の同展には、北海道にゆかりの8人のアーティストたちの作品が登場。パンデミックによりあらためて問題があらわとなった自然と人との関係、そして人と人との結びつきをテーマに、変化のただなかにある私たちの現在地を探ります。 図録では、かつてあった「昨日の名残」と、これからを予感させる「明日の気配」を鋭敏に感じ取り表現した作品群に加え、各アーティストが今を語るインタビューを掲載しました。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ローカルブックスは、誰もが楽しく本をつくるプロジェクトです。 今回のローカルブックスは、長沼で自然に寄り添いながら作物を作り、各地のおいしい農産物の販売を行っている「大きなかぶ農園」の食卓が舞台です。 この農園の柱の1人である永野ひわさんの元を度々訪ねていた、札幌在住のうえすぎちえさんが、今から13年前に、ひわさんが作るごはんを写真に収め、そのとき感じた物事をスケッチブックに記録しました。 ひわさんのごはんを食べると「心と体が喜ぶ」とちえさんは語ります。そして、その食卓は、人との縁をつなぎ、さまざまなサプライズを生み出していきました。 読者のみなさんと、ともに食卓を囲むような気持ちでこの本をお届けしたいと思います。ページの中に、みなさんの心を弾ませるような、そんなきっかけが見つかればうれしいです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 恩師鷗亭と創作の今を中野北溟が語った超貴重インタビューを完全収録! 「詩文書」を提唱し現代書の普及に大きな役割を果たした金子鷗亭と、現代の日本書道界を牽引し「書の詩人」とも呼ばれる中野北溟。北海道が誇る二人の書家の作品を詩文書の魅力を伝える作品集としてまとめました。後半には書の原点である「臨書」「漢字」作品や中野北溟のインタビューなどを収録。 北海道立函館美術館で2022年10月8日~12月4日開催の特別展「詩文書の魅力 金子鷗亭と中野北溟」の図録を書籍としてお届けします。
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-白装束、位牌、四花… かつては遺族らが長い葬列を組んで亡骸を野末に葬る〈野辺送り〉の風習があった。 葬儀の在り方が大きく変化する今、時の文学や政策などから日本人の葬送の変遷を読み解き、太古から現代の葬送を改めて考察し、後世への記録とした一冊。 『馬のいた風景』『われ壇上に獅子吼する』に続き、〈消えゆくもの〉を主題とした三編の完結作。 北海道・江別市に生まれ育った著者の父祖の北海道移住の軌跡を辿る過程や、一族の墳墓の地となった江別での葬送の実際、北海道の葬送の歴史的な側面や葬送の場で度々語られる地域性のほか、北方領土墓参、戦争や自然災害での不慮の死による埋葬など、移ろい変わりゆく葬送の様を冷静な筆致で書き記した。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ローカルブックスは、誰もが楽しく本をつくるプロジェクトです。 今回お届けするのは、北海道美唄市の農家・渡辺正美さんが約30年住んでいる家を、住みながら改修していった、そのドキュメントです。 この家は昭和初期に建てられ、渡辺さんの祖母と伯父の家族が暮らし、やがて空き家になってしまった時期に、渡辺さんが移住しました。 『おらの古家』は、たんなる改修の記録ではありません。自身のルーツである、富山県の油田村から入植した祖父と石川県の吉野谷村から入植した祖母に思いをはせ、北海道開拓の人々の知恵と工夫を発見し、いまの暮らしに生かしていきたいという渡辺さんの気持ちが詰まった一冊です。
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-現代農業の最先端である植物工場に魅せられた拓郎とひとみは、北海道の片田舎で苺の水耕栽培をスタートさせた。二人が就農した豊咲町は、土で育てる土耕栽培によるブランド苺『豊咲苺』の言わずと知れた産地で、対極の栽培法に当たる水耕栽培は、周囲に受け入れられるはずはなかった。 苺部会、青年部長の順一が二人をののしった。 「豊咲の苺は土で育った苺でブランドを築き上げてきた。土でなければ本当の苺の味がしない。水の苺なんて苺じゃない!」 二人の苺は『ニセ豊咲苺』と揶揄され出荷先は見付からず、苺農家との溝は深まる一方だった。 そしていよいよ収穫を迎えようとしていた直前の事、初物苺を食べたひとみが病院に運ばれた。何者かが水耕栽培の水に毒物を混入させたに違いない。汚染された水はビニールハウスを循環していたので、苺は全量廃棄を命じられ、今後の経営に暗雲が垂れこめる。そればかりか風評が飛び交い、歴史ある豊咲のブランド苺までが窮地に立たされるのだった。 一体誰が……何故……
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-「介護職員をひとからげにしないでよ。」 日常詩からはじまる介護員と管理者との誌上相談と45のショートライフストーリー。 介護員の生きざまを見つめてきた元介護施設長から届いたフィクション日詩物語、新展開。 ◆お悩みレター(このお悩みは著者によるフィクションです) 「高齢者介護をしているのですが、ちっとも優しい気持ちになれません。」 「改革を実践してきましたが、次々に問題が生じています。」 「聞いてくれないナースに不満がたまる。」 「会社には慣れましたが、職場の楽しさが薄れていくばかりです。」 「施設長に、わずかでも威厳みたいなもんを欲しいのに。」 ※本文より一部抜粋
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-「中間管理職は、つらいよ!」時代は違ってもサラリーマン人生について回るこの言葉。 トップとの会議でもお付き合いの席でもいつも下座に座り、上席の話を聞きながら目配り、気配り、心配りが欠かせません。一方、リーダーとして部下たちを牽引しなければならない役割でもあります。 とは言え、そういう立場であったために、著者は人と人との関係が何より大切ということに気づけたのです。相手を尊重し、礼節を忘れず、対話を大事にする。そのことが人のこころを動かし、自分をも鍛えることにつながるという著者の人生哲学が「下座学」といえます。 現役の中間管理職の皆さんや、いつかはその立場になる社会人の方々へ、人生の先輩が送る6話のエールです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テクノロジーを批評的に扱うアーティストたちの作品を通して、非生命も含んださまざまな「他者」との関わりが生起する場をつくり出した「遠い誰か、ことのありか」展。時に摩擦や抵抗も起こり得る他者との複雑な関係を捉えなおし、他者と共に生きる意味について考える同展では、札幌在住の2名を含むクワクボリョウタ、やんツー、大橋鉄郎、岡碧幸の4名のアーティストが新作を発表しました。 本書は、札幌文化芸術交流センター SCARTSで開催された同展の図録としてつくられたものです。新作制作のためにコラボレーションした、クワクボリョウタと渡邊淳司(NTTコミュニケーション化学基礎研究所)による対談も収録しており、また、同時開催されたワークショップ成果展「キョウドウ体/syn体」の成果も報告します。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「社会科の授業は進めるのが難しい…」「もっと楽しい社会科授業をしたい!」そんな方々のために、北海道社会科教育連盟が制作・発行している小・中学校向けの「板書型指導案」が、Vol.15から従来の冊子に加えて電子書籍に対応しました。GIGAスクール構想対応のリニューアル版として、1人1台端末の活用など、授業力アップにつながる情報も掲載しています。手書きの板書とともに、授業展開の鍵となる発問や指示、予想される子どもの反応をわかりやすく示し、1時間の流れをイメージしやすい構成。教科書の使い方や資料活用の方法など、授業力を高めるポイントがコンパクトにまとめられ、明日の授業からすぐに活用できます。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「風呂敷」は色々な形のモノが包め、用途によって様々な包み方がある。またモノだけでなく、もしもの時には人のからだを守る役割も果たすことができる。お洒落でゴミの削減にも役立つ、人にも自然にも優しい風呂敷の魅力をかわいらしく絵本で表現した。日本風呂敷文化協会代表の作者は防災士でもあり、風呂敷の魅力や可能性を海外の人にも伝えたり、災害時に役立つ風呂敷の活用法を提案し地球環境保全にも取り組んでいる。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「札幌美術展」は札幌芸術の森美術館が毎年開催している企画展。2021年10月からの同展では、北海道千歳市に生まれ、現在札幌市と石狩市を拠点に活動する佐藤武を取り上げます。本書は、2021年10月9日~2022年1月10日開催の同展の図録としてつくられました。佐藤武は1980年代前半より、荒涼とした大地に塔や遺構を配した無人の都市風景を描いています。本展では、人物像や室内画を手掛けた初期作品をはじめ、作家の代名詞ともいえる、ある一瞬をとらえた都市風景や、上空を切り裂く一筋の線を中心に展開する最新作に至るまでを紹介し、画家の歩みを振り返ります。また絵画のみならず、立体作品や写真、詩をあわせて展示することで、作家の制作に通底する世界観を提示し、多彩な創作活動を続ける作家の全貌に迫ります。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ローカルブックスは、誰もが楽しく本をつくるプロジェクトです。今回は、森の出版社ミチクルの活動拠点の向かいで暮らす画家・MAYA MAXXさんの活動を1冊にまとめました。日々の暮らしの中で、MAYA MAXXさんは、ハッとするような言葉を私たちに投げかけてくれます。 また、美流渡に広がる自然をじっくりと見つめ、心身の奥底でそれらを受け止め、表現を生み出しています。春夏秋冬、自然がつねに変化するように、MAYA MAXXさんの表現も一つのところにとどまることはありません。その変化を克明に記録したのが本書です。MAYA MAXXさんの現在を、ともに感じていただけたら幸いです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ローカルブックスは、誰もが楽しく本をつくるプロジェクトです。第一冊目は、北海道の小さな村・島牧で、食やエネルギーなど暮らしにかかわるあらゆることを自分の手でつくろうとする、吉澤俊輔さんの日々を綴った本です。吉澤さんは、海水を汲んできて塩までつくる筋金入りの自給自足を貫いていますが、少年のような笑顔でいともたやすく行っている(ように見える)不思議な人物。その言葉は、海と森に囲まれた島牧の開放的な自然のように清々しく、日々を謳歌する喜びに満ちています。自然に寄り添う暮らしの中には未来への希望がつまっている。そんなふうに思える本ができあがりました。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “おばけのマール”シリーズ第11作! ついにマールは北海道から飛び出します! 今日のマールは朝からごちそう! テーブルいっぱいの「モーニング」をほおばりながら、向かいに座る「おばあさん」とお出かけの予定をはなしはじめます。はじめての場所にたくさん出かけるおはなしの最後に、マールが行きたいと言ったのは…? シリーズ第4作『おばけのマールとちいさなびじゅつかん』が縁を結んだ物語です。
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-北海道岩見沢市の山あいの過疎地。美流渡(みると)、毛陽(もうよう)、万字(まんじ)地区に住む10組の人々に、ハタチの学生たちが「どうして不便なところに住んでるの?」インタビュー。 ここは北海道有数の豪雪地帯で、しかも近くに大型スーパーもないところ。街中の人々からは不便な田舎と言われるが、近年、移住者が増えているエリアでもある。なぜ、この地に惹かれ、この地に住むのか? いいことも悪いこともすべてを語った“本音”の物語は、コロナ禍であってもしなやかに生きる、そんなヒントにあふれている。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 よみがえる! 懐かしき時代の風景 昭和に見かけた家並み。 今なお、路地の片隅に存在している、未だ存在感を放ち佇む建物たち。 札幌駅から中心部、電車通、狸小路。北海道内の港町や炭鉱、そして東京の街角で。 時代のひだに消えゆく街並みを描き溜めた取材(スケッチ)の足跡から、未発表作品を含む61点を収録。 映画館勤務の後、挿絵画家として活動してきた松本浦の初めての作品集。
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-「長生きできるかな?」「生活習慣病困っちゃう…」 健康維持は、万人の関心の的! 人体の働き、しくみを解明する生理学から、わかりやすく“日々の健康維持方法”をご紹介! HBC北海道放送『今日ドキッ!』にも出演している札幌医科大学の當瀬教授が、健康維持の方法や考え方を、生理学に基づく体のしくみに則して紹介。 「お酒」や「食」の話題を通した軽妙な語り口のなかに、生活習慣の偏りを積み重ねてしまわないためのちょっとした心がけなど、参考になる「知恵」が詰まっています。 ※本書は北海道建設新聞の紙面上で、2012年7月から連載されている「おとなの養生訓」をまとめたものです。69話を抜粋し、加筆・修正の上、再編集しました。
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-地理的には遠い札幌市と鹿児島市は、歴史を読み解くと深いかかわりがある。幕末の名君・薩摩藩第11代藩主の島津斉彬は、後に倒幕・維新の主役となる西郷隆盛や大久保利通らを見出し、重要な役職に抜擢した。大久保は、殖産興業、富国強兵策を明治国家の柱に据え積極的に展開し、西郷は水戸藩・藤田東湖の薫陶を受け蝦夷地に強い関心を抱いた。西郷の熱烈な信奉者が黒田清隆であり、彼は維新後、大久保が打ち出した殖産興業政策を背景に、北海道開拓事業の最高責任者となった。日本の近代国家建設の指導者となった彼ら薩摩人にとって、島津斉彬の理念とイメージは死後十数年の時を経て、北海道の「開拓使」に引き継がれ、北の大地で実現したのである。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人が行き交う公共空間において、コミュニケーションの最も基本的な手段である「言葉」の力を見つめなおすことを目的に、「言葉」を作品のモティーフや手法とした同時代の表現を紹介した「ことばのいばしょ」展。 「言葉」に対する鋭敏な感覚を持った作家たちに依頼し、他者と理解し合うための術である言葉が、その本来の、或いはあたらしい力を発揮する「居場所」としての作品を提示しました。 本書は、札幌文化芸術交流センター SCARTSで開催された同展の図録としてつくられたものです。
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-明治41年10月26日永眠。享年73。東京の新聞は、榎本武揚の葬儀を盛大な“江戸っ子葬”と報じた。旧幕府軍で蝦夷国総裁として新政府と対立し、箱館戦争で“敗軍の将”となった榎本武揚。しかし敗将の“その後”は、新政府の中枢で日本の外交史と“因縁の地”北海道の開拓に大きく貢献を果たすものだった――。榎本武揚の生きざまと榎本を巡る人々を生き生きと描写したノンフィクション。
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-ハスカップは苫小牧の風土を象徴するソウルフード。楚々としたやや洋風な風情で、食べてみると酸味だけでなく驚くほど多様な味。苫小牧や千歳の勇払原野一帯から北海道各地に広がるハスカップは、世界の花卉園芸界でも、ポスト・ブルーベリーの位置にあるのです。苫小牧東部地域(苫東)にあるハスカップの自生地を「コモンズ」(地域が共有するかのような土地)ととらえ、地域住民への聞き取り調査などを含めた実態調査を実施。開拓時代からの暮らしの中での位置づけや、存亡の実態、環境コモンズ研究会のフォーラムでの講演や提言をまとめた、「勇払原野のソウルフード」苫東のハスカップを体系的総合的にとらえた一冊。
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-戊辰戦争に敗れ賊軍として北海道余市に移住させられた旧会津藩士たちは、苦難の末に「りんご王国」を築き上げた。 彼らの再生を描いた表題作をはじめ、北海道を舞台にした4つの短編秘話を収録。
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-野次、拍手、喝采… 戦後の新生青年団の若者たちは心の叫び、青春のエネルギーを弁論に昇華させた。 青年団活動の隆盛と弁論に青春をかけた青年たちの実像、そして現在の青少年弁論の状況を、著者が生まれ育った北海道・江別市の活動を中心に取り上げた。 「七分で終わる弁論――。だが、そこに至るまでには、下調べから始めて一本の原稿を仕上げるまでに半年から一年かかる。その営為は、まさに荒野に鍬を振りおろし、種を蒔き、丹精して実りを収穫する作業に似ている。」
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 札幌で水彩画を描く作者が、これまでの作品を画集にまとめた。 画集には風景や静物画のほか、子どもの生き生きとした表情をとらえた童画や、作者が大家族と過ごした幼い日の暮らしの思い出を描いた連作「北13条物語」などを収録。水彩絵の具の特徴を生かした明るく澄んだ色彩は、作者がささやかな幸せへと向ける温かな思いを感じさせ、どこか郷愁を感じる作品集となっている。
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-“頭を空っぽ”にして、好きなところからページをめくってほしい。 研修などで話題になったフレーズやカウンセリングの中で影響の多かった珠玉の言の葉たち。 「教える」ではなく「考える」、「学ぶ」ではなく「気づく」研修をスタイルに、中小企業診断士やキャリアコンサルタントとして積み重ねてきた企業研修や講義、事例を凝縮し、5つの章に整理。経営者から管理職、新入社員まで、社会人として歩むあなたの気持ちのどこかで「よし、頑張ろう!」と、スイッチがオンになるきっかけづくりになる一冊。 企業研修をする際のサブテキストとして、あるいは朝礼の話題提供等にも。 エッセイのようなやさしい語り口で、心で感じる35訓。 ※2018年4月7日の第2刷発行に伴い、内容を加筆・修正しました。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ゲームもオモチャもいらない、一眼レフが欲しい」 7歳の誕生日。神野天杜(じんのたかと)君は生まれて初めて両親におねだりをし、「誕生日プレゼント3年分」の約束で一眼レフカメラを買ってもらった。以来、週末になると、「こどもカメラマン」の姿があちこちで見られるようになった。フォトコンテストのジュニア部門でグランプリを受賞するほどの腕前は大人たちを驚かせた。 9歳の秋、天杜君は血液の病気で体調を崩して入院。翌年の2月、息を引き取る2日前、両親はこん睡状態の息子に「写真集を絶対に出すからね」と誓う。撮り続けた8千点の写真の中から両親は64点を選んだ。これから花開くはずだった才能を強く感じさせるこれらの写真は、撮る喜びに満ちあふれ、見る者を笑顔にしてくれる。
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-豊臣秀吉の天正禁令に始まる日本のキリシタン迫害史は、そのまま殉教史でもあった。 徳川幕府に引き継がれたキリシタン政策は、三代将軍家光の時代に苛烈さを増し、取り締まりと処刑による殉教が本州各地で引き起こされていく。 その弾圧の刃に追われて北へと逃れ、信者たちは津軽海峡を越えて松前へと渡った。 砂金採取に湧き金掘り鉱夫に寛大な松前で、穏やかな信仰生活を得たかにみえた信者たちを待ち受けていたのは、1639(寛永16)年夏、強まる迫害の中で起きた松前藩による信者106人の斬首だった。 幕末から近代にかけての北海道を見つめてきた著者が徳川幕府初期に挑んだ、キリシタン殉教略史。