足利市作品一覧

  • 正義の行方
    5.0
    文化庁芸術祭賞大賞、ギャラクシー賞選奨を受賞、映画化も決定した映像ドキュメンタリーの名作を書籍化。芥川の名作『藪の中』のような、圧倒的な読書体験。 1992年2月21日、小雪の舞う福岡県甘木市の山中で、二人の女児の遺体が発見された。 現場に駆け付けた警察官が確認したところ、遺体の服は乱れ、頭部には強い力で殴打されたことを示す傷が残っていた。 二人は、約18キロ離れた飯塚市内の小学校に通う一年生で、前日朝、連れ立って登校している最中、何者かが二人を誘拐し、その日のうちに殺害、遺棄したものと見られた。 同じ小学校では、この3年3ヵ月前にも同じ1年生の女児が失踪しており、未解決のまま時が流れていた。 福岡県警は威信を懸けてこの「飯塚事件」の捜査にあたることになる。わずかな目撃証言や遺留物などをたどったが、決定的な手がかりはなく、捜査は難航する。そこで警察が頼ったのが、DNA型鑑定だった。遺体から採取した血液などをもとに、犯人のDNA型を鑑定。さらに、遺体に付着していた微細な繊維片を鑑定することによって、発生から2年7ヵ月後、失踪現場近くに住む久間三千年が逮捕された。 「東の足利、西の飯塚」という言葉がある。栃木県足利市で4歳の女児が誘拐され、殺害された足利事件は、DNA型鑑定の結果、幼稚園バスの運転手だった菅家利和さんが逮捕・起訴され、無期懲役判決が確定したが、発生から18年後にDNA型の再鑑定が決まり、再審・無罪への道を開いた。 その2年後に起きた飯塚事件でも、DNA型鑑定の信頼性が、問題となった。 DNA型、繊維片に加え、目撃証言、久間の車に残された血痕など、警察幹部が「弱い証拠」と言う証拠の積み重ねによって久間は起訴され、本人否認のまま地裁、高裁で死刑判決がくだり、最高裁で確定した。 しかも、久間は死刑判決確定からわずか2年後、再審請求の準備中に死刑執行されてしまう。 本人は最後の最後まで否認したままだった。 久間は、本当に犯人だったのか。 DNA型鑑定は信用できるのか。 なぜこれほどの短期間で、死刑が執行されたのか。 事件捜査にあたった福岡県警の捜査一課長をはじめ、刑事、久間の未亡人、弁護士、さらにこの事件を取材した西日本新聞幹部に分厚い取材を行い、それぞれの「正義」に迫る。 「ジャーナリストとして学んだことがあるとすれば、どこかひとつの正義に寄りかかるんじゃなくて、常に色んな人の正義を相対化して、という視点で記事を書くという考えに至ったんです」(西日本新聞・宮崎昌治氏) いったい何が真実なのか。 誰の「正義」を信じればいいのか――。
  • リバー
    4.3
    《「本の雑誌」が選ぶ2022年度ベスト10 第一位!》 同一犯か? 模倣犯か? 群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見! 十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。 かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。 娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。 若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。 十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのか―― 人間の業と情を抉る無上の群像劇×緊迫感溢れる圧巻の犯罪小説!
  • 東京から行く!日帰り絶景さんぽ2025
    完結
    -
    東京から日帰り圏内にある、旬な絶景スポットをたっぷり紹介! 絶景周辺にある立ち寄りスポット(グルメ、みやげ、カフェなど)も紹介、これ1冊で週末お出かけできちゃいます。 モデルコースは充実の25プラン。 1つのプランで2つの絶景を巡れる「ダブル絶景」や、3つの絶景を巡れる「トリプル絶景」など、JTBのガイドブックならではの技ありプランが満載です。 巻頭特集の「わざわざ行きたい、感動の絶景」は、春を告げる湯河原梅林(神奈川)、権現堂堤(埼玉)のアジサイ群生、水元公園(東京)の色づくメタセコイアなど、その時期限定の感動絶景を紹介。 テーマ別特集は「乗り物&テラスでW絶景」「アートな絶景」「パワースポット絶景」「花絶景」「水辺の絶景」とバリエーション豊かに展開。 絶景スポットは、最も楽しめるベストタイムとベストシーズンを全件に掲載しており、お出かけプランに役立つ。 巻末の絶景リストも含め、約100件の絶景スポットを美しい写真と地図とともに紹介しています。 【掲載エリアとスポット】 ◎乗り物&テラス絶景 PANORAMATERRACE1059、ドラゴンキャッスル、山中城跡公園(静岡県函南町・熱海市・三島市) ザ・ヴェランダ石打丸山、清津峡、湯沢高原パノラマパーク(新潟県南魚沼市・湯沢町) 小室山リッジウォークMISORA、一碧湖、大室山(静岡県伊豆伊東市) 日光白根山ロープウェイ天空テラス&カフェ(群馬県日光白根山) 清里テラス・パノラマリフト、東沢大橋(山梨県高根町清里) ◎アートな絶景 白井屋ホテル、まえばしガレリア(群馬県前橋市) 横須賀美術館、観音埼灯台、走水神社(神奈川県横須賀市) 箱根美術館、箱根強羅公園、彫刻の森美術館(神奈川県箱根町) 迎賓館赤坂離宮、ホテルニューオータニ日本庭園(東京都新宿区四谷) 角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市) ◎パワスポ絶景 洲崎神社、沖ノ島公園、大福寺(崖観音)(千葉県館山市) 赤城神社、ハイジのブランコ、覚満淵(群馬県赤城山、大沼) 女体山山頂、つつじヶ丘、つくばの湯(茨城県筑波山) 酒列磯前神社、大洗磯前神社(茨城県大洗町) 北口本宮冨士浅間神社、新倉山浅間大社(山梨県富士吉田市) 横浜イングリッシュガーデン、山手イタリア山庭園、山下公園(神奈川県横浜市) 小湊鐵道、いすみ鉄道(千葉県市原市五井・いすみ市) あしかがフラワーパーク、足利織姫神社(栃木県足利市) 塩船観音寺、御岳渓谷(東京都青梅市) 新府桃源郷(山梨県韮崎市) ◎水辺の絶景 メッツァビレッジ&ムーミンバレーパーク、宮沢湖温泉 喜楽里別邸、巾着田(埼玉県飯能市) 吾妻峡、八ッ場ダム、不動の滝(群馬県長野原町) 堂ヶ島天窓洞、室岩洞(静岡県西伊豆町) 石切山脈(茨城県笠間市) まだまだある!東京発絶景34か所エリア別リスト
  • 地球の歩き方 桐生・足利
    無料あり
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。群馬県桐生市と栃木県足利市、県境を挟んで隣り合うふたつの市は、ともに朝廷への献上品である絹織物産地として、近世後半から近代にかけて市の基盤を築いてきた。 桐生市は西の西陣、東の桐生と呼ばれるように「織都(しょくと)」を標榜する。足利市には足利学校、鑁阿寺を中心とした学問や武士の街のイメージが強い。本誌では、両市に現存する日本遺産や古い街並みなどの見どころを掲載。 両市はグルメも充実! 桐生市のひもかわを始め、B級グルメとして知られるソースカツ丼、ポテト入り焼きそば、花ぱん、足利市の日本そばや足利シュウマイ、お土産にぴったり、ワインや最中、ようかんなどグルメ情報も多数掲載。また、季節ごとのイベントガイドつき。桐生・足利の魅力をたっぷりと紹介! ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。

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  • 足利アナーキー(1)
    完結
    5.0
    栃木県足利市。地元最強最悪の4人がヒマつぶしにギャングを結成して……?話題沸騰の北関東系喧嘩アクション!!
  • おとなの鉄学003 令和最新版!続・ライバル鉄道徹底研究
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ライバル鉄道徹底研究』待望の続編! 全国のライバル関係にある鉄道会社を徹底比較します。 地方線区を含む競合路線約30ヵ所を利用者の立場から考察。現在の状況を追加し、ライバル関係の変化もあらためて検証。 また、今回は新たに東京地区―甲府間のリニア対JR東日本特急列車の想定ライバル関係を追加。未公開写真も多数掲載! 【目次】 第1章 東京―成田空港/JR東日本vs京成 第2章 弘前市―大鰐町/弘南鉄道大鰐線vsJR奥羽本線 第3章 前橋市―桐生市/上毛電鉄vsJR両毛線 第4章 東京―桐生市・足利市/東武vs JR両毛線・東北本線・高崎線 第5章 新宿・池袋―川越・秩父/JR東日本vs東武vs西武 第6章 東京―小田原・箱根/JR東日本vsJR東海vs小田急 第7章 静岡―清水/JR東海vs静岡鉄道 第8章 北陸地区/JR西日本vsIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道vs富山地鉄・えちぜん鉄道・福井鉄道 第9章 名古屋市・岐阜市―各務原市(鵜沼)・可児/名鉄vsJR高山本線・太多線 第10章 名古屋―鳥羽/JR東海vs近鉄 第11章 京都―大津/JR西日本vs京阪 第12章 京都―宇治・奈良/JR西日本vs近鉄vs京阪 第13章 大阪―宝塚/JR西日本vs阪急 第14章 高松市―琴平町/琴電琴平線vsJR予讃線・土讃線 第15章 高松市―志度町/琴電志度線vsJR高徳線 第16章 松山市―伊予市/伊予鉄郡中線vsJR予讃線 第17章 松山―三津浜(三津)/伊予鉄高浜線vsJR予讃線 第18章 高知市―伊野市/とさでん交通vsJR土讃線 第19章 広島市―廿日市市・宮島/広島電鉄vsJR山陽本線 第20章 松江市―出雲市/一畑電車vsJR山陰本線 第21章 北九州市―直方市/筑豊電鉄・西鉄北九州線vsJR筑豊本線・鹿児島本線 第22章 福岡市―福間町/西鉄宮地岳線vsJR鹿児島本線・香椎線 第23章 福岡―大牟田/JR九州vs西鉄 第24章 東京―甲府間/JR東海リニア中央新幹線vsJR東日本中央本線 ※1993年当時と2022年の比較のため、現在は廃止された路線を含んでいます。
  • サラリーマン生活27年 これから社会へ出る息子達へ… 残しておきたい親父の言葉
    -
    1巻385円 (税込)
    「勇気を持って自分から挨拶してみよう」、「仕事をする事で得られる報酬には、家族の夢や将来への希望が備わっている」、「評価は周囲がするもの。評価される人には、キチンと理由がある」、「自分自身のため、そして周囲のため、愛してくれる人たちのために成長し続けて欲しい」などなど。27年間のサラリーマン生活で、転職すること16回。36歳の時に「余命半年」と宣告を受けたことで、生きている間に息子たちへ言葉を遺したいと考え、執筆に至った本書。人生経験に裏付けられた、人生の先輩から伝えたい「ことば」がここに詰まっています。 ■著者コメント 関西老舗清酒メーカーでの店舗開発、東証二部上場での管理職、36歳の時に難病にかかり余命半年宣言を受けてからの人生等などの経験から、今までの経験と心を息子達に残したいという想いで、今回の本を描く事を決意した。サラーマン生活27年、ここで学んで来た心を我が息子達に残すべく描き残した本だが、この本を読んでくれた皆さんの生活の中で、何か一つでも感じて頂き、明日への活力になれば幸いです。 ■著者プロフィール Kou(本名・井上幸一) 1967年5月3日生まれ。群馬県館林市出身。栃木県足利市在住。生まれ育った家が4代続く酒屋であった事から、5代目を目指して勉強のために上京するものの、20代後半で親との約束を破り、自らの会社を持ちたいと決意し飛び込んだ会社で子会社の代表となる(ビアハウス(株)チェーン)。その後、数社の会社役員を経験し、36歳の時に難病(特定疾患)である膠原病を患い、医師より「余命半年の宣告」を受ける。治療生活を行いながら何とか社会復帰し、上場企業管理職他、数社の転職を得て現在に至る。約27年間でのサラリーマン生活の中での転職回数は16回。現在、「筆描家Kou(ものかきや こう)」としての創作活動の他、執筆活動を行う。著書「座右の銘にしたい見て心で感じる四字熟語ビジネス編」出版社/株式会社マイナビ Amazonで発売中。筆描家Kouのホームページ http://monokaki-ya.com/
  • 総統とわたし 「アジアの哲人」李登輝の一番近くにいた日本人秘書の8年間
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ■追悼刊行 日本を思い、台湾を愛した偉大なる政治家、李登輝の人間像に迫る きっかけは、大学の卒業旅行だった。何気なく見たはずの台北市長選の、熱気に引き込まれた。言葉はわからず、知識もないのに「台湾熱」に浮かされてしまった。そして10年経った2012年、私は李登輝元総統の秘書に指名される――本書は2020年7月30日に97歳で逝去した李登輝・元台湾総統の最も近くにいた日本人秘書が見た、人間味あふれる偉大なアジアの哲人の、最後の8年間の記録である。「暴れん坊将軍とハンバーガーとコーラが好き」「機械に強い」「超現実主義者」「自宅地下に巨大な書庫とシアタールームとゴルフ部屋がある」など最側近の著者ならではの知られざるエピソードが満載。「稀代の人たらし」李登輝のオンとオフを余すところなくみせる1冊! [目次] 序 章 私が台湾総統の秘書になるまで 第1章 側近の私だけが知っている素顔の総統 第2章 光る政治手腕と人間力 第3章 李登輝の背骨は日本にある 第4章 日本と台湾、東アジアの未来 終 章 アジアの哲人を見続けた八年間と、これから <著者略歴> 早川友久(はやかわ・ともひさ) 1977年、栃木県足利市生まれ。早稲田大学卒。2003年より金美齢事務所の秘書として活動。2007年から台湾大学法律系(法学部)へ留学。台湾大学在学中に李登輝訪日団スタッフを3回務め、メディア対応や撮影を担当するスタッフとして、李登輝チームの一員となる。2012年、李登輝から指名を受け「李登輝総統事務所」の秘書に。総統や家族の信頼も厚く、最期まで総統の政治活動を支えた。 【企画協力】  ランカクリエイティブパートナーズ ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『総統とわたし 「アジアの哲人」李登輝の一番近くにいた日本人秘書の8年間』(2020年10月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • ハピネスドリル
    -
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 香菜子さん出題」のもと、「わくわく」をとり戻し、ハピネスな日々へ導く暮らしのドリル。頭と心を柔軟に楽しさの創造を。 大人になってしぼんでしまう気持ちといえば? それは「わくわく」ではないでしょうか。子どものころはチャレンジの連続だった毎日が、いつしかあたり前の日々になり、毎日同じことの繰り返し。ですが、そんなふつうの毎日の中にも「わくわく」と心躍るものごとは、ちゃんと潜んでいます。本書は、そんな「わくわく」をとり戻し、ハピネスな日々へ導くための暮らしのドリル。出題人は、モデルのほかクリエイターとしても活動する香菜子さん。楽しみを創造することに長けた香菜子さんの「楽しみ上手の極意」を例に、それぞれの日常について「考える機会」をもっていただきます。このドリル、答えはひとつではありません。自分の正解を導き出して、ぜひSNSで回答してみてください。あなたの答えがだれかの「ハピネス」のヒントになるかもしれません。 香菜子(カナコ):1975年、栃木県足利市生まれ。女子美術大学工芸科陶芸専攻卒業。在学中にモデルを始める。2005年に雑貨ブランド「LOTA PRODUCT」、2018年にホテルをコンセプトにした生活品のブランド「HOTEL VILHELMS」を立ち上げ、デザイナーとしてものづくりに携わる。2020年には白いパンツを履いた謎の生き物「おぱんつ君」を発表。インフルエンサー&クリエイターとして、わくわくと楽しい気持ちになれるものやアイディアを発信し続けている。@kanako.lotaproduct

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  • 幕末の特権商人と在郷商人
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 幕府の天保改革と諸藩の藩政改革によって、株仲間中心の商業空間はどのように変わったのか。実際の流通などを丹念に調査・探究する。 序文 第一 徳川幕藩制の構造とその解体過程 「明治維新」の歴史的前提 I はしがき II 徳川幕藩制の構造 III  徳川幕藩制の解体過程 IV むすび 第二 「幕政改革」としての「天保改革」と諸藩の「藩政改革」 I はしがき II 「幕政改革」としての「天保改革」 III 「天保改革」における「株仲間」の解散 IV 天保期における諸藩の「藩政改革」 V むすび 幕末土佐藩の政争と「土佐勤王党」の結成 第三 近世後期における桐生並びにその周辺市場の発展「足利市場」の成立と「桐生市場」との対立と抗争 I はしがき II 近世都市「桐生」の成立とその性格 III 桐生織物業の発展とその限界 IV 桐生近郊「大間々市場」の成立とその発展 V 「足利市場」の成立と「桐生市場」との対立と抗争 VI むすび 第四 「越後縮」の生産並びに流通過程と「特権商人」と「在郷商人」との抗争 「江戸十組呉服問屋」と「五ヶ組江戸行商人仲間」との紛争 I はしがき II 「越後縮」の生産過程 III 「越後縮」の流通過程 IV 「江戸十組呉服問屋」と「五ヶ組江戸行商人仲間」との紛争 V むすび 第五 幕末畿内農村における「商業的農業」の発展と文政期の「国訴」大坂の「特権商人」と畿内農村の「棉作・莱種作農民」「在郷商人」との「国訴」 I はしがき II 幕末畿内農村における木棉および菜種栽培の発展 III 「綿作農民」および「菜種作農民」の富裕化と「在郷商人」の成長 IV 大坂における「特権商人」の発展と「株仲間」の形成 V 文政六年の「三所綿問屋」と「綿作農民」「在郷商人」との「綿」を饒る「国訴」 VI 文政七・八年の「両種物問屋」と「菜種作・棉作農民」「在郷商人」との「菜種・水油」を統る国訴 VII むすび 第六 幕末開港による外国貿易の展開と「江戸五品問屋」と「在方商人」との抗争万延元年「五品江戸廻送令」の意義 I はしがき II 徳川幕府の「禁教令」と「鎖国政策」 III 幕末における世界情勢と開港による外国貿易の展開 IV 大坂における「特権商人」の発展と「株仲間」の形成 V 「江戸問屋仲問」の消長 VI 幕府による「五品江戸廻送令」の公布 VII むすび 附録 雑穀等五品取締一件(原史料) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 入交 好脩 1908~1999年。日本経済史学者。早稲田大学名誉教授。専門は、徳川時代の経済史。 著書に、『封建社会の構造』『政治五十年 改訂版』『清良記 親民鑑月集』『岩崎弥太郎』 『徳川幕藩制の構造と解体』『武藤山治 新装版』『経済史学の理論と実証』『経済史学の理論と実証 西欧篇』『幕末の特権商人と在郷商人』『武市半平太 ある草莽の実像』など多数ある。
  • ふじのはな物語 Tales of Wisteria
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界が注目!圧倒的な美しさ。米CNN「世界の夢の旅行先」にも選ばれた、栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」。国内外から訪れる年間150万人の観光客を魅了する、大藤を中心とした花とイルミネーションの写真集。陽光に輝く花房、夜のライトアップ、さらに冬のイルミネーションへ。四季折々の花と光の競演を楽しめます。 写真のキャプションと解説は、日本語と英語を併記しています。
  • プロフェッショナル 仕事の流儀 塚本こなみ 樹木医 藤の老木に命を教わる
    -
    時代の最前線にいる「プロフェッショナル」はどのように発想し、斬新な仕事を切り開いているのか。どんな試行錯誤を経て、成功をつかんだのか。時代をどのように見つめ、次に進んでいこうとしているのか。NHKの人気番組 『プロフェッショナル 仕事の流儀』より、本気で「仕事」を考え、取り組もうとするすべての人にお届けする、待望の電子書籍シリーズ! ■樹木の声を聞く 塚本こなみ(樹木医) 藤の老木に命を教わる 栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、毎年ゴールデンウィーク前後に満開を迎える290本の藤の花で有名な、日本一の入場者数を誇る植物園だ。樹木医の塚本こなみはこの植物園の園長でもある。造園業を営む夫に嫁いだ当初、樹木の名前すらわからなかった塚本は、猛勉強の末、43歳で女性初の樹木医となった。いま、365日、木々と向き合い、樹木の病と闘いつづける塚本の日常を通して樹木医の仕事の深奥に迫る。 塚本こなみ(つかもと・こなみ) 1949年 静岡県に生まれる/1971年 造園家と結婚/1985年 『グリーンメンテナンス』を設立/1992年 女性で初めての樹木医となる/1993年 『環境緑化研究所』設立/1996年 『あしかがフラワーパーク』の大藤の移植を手がける/1999年 同パークの園長に就任

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  • 幻の北海道殖民軌道を訪ねる 還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ
    3.0
    殖民軌道は、かつて北海道の開拓のために敷設された特殊な交通機関で、まさに「幻の鉄道」。最盛期には総延長数百キロにも及んだ殖民軌道も、高度経済成長期の急速な道路整備によって衰退し、昭和47年には完全に姿を消した。本書は、その幻の鉄道を、わずかな手がかりをもとに自転車でたどるスーパー廃線紀行。日本国土発展の陰に隠れた歴史の発見を著者とともにしてほしい。 田沼 建治(たぬまけんじ) 昭和22年栃木県足利市生まれ。神奈川県鎌倉市大船在住。化学会社のサラリーマン。昭和46年に国鉄・私鉄その他鉄軌道全線乗車を果たす。郵便局めぐりは昭和44年以来で現在、約5600局。黄色いヘルメットで青い自転車を漕いでいるおっさんを北海道で見かけたら、多分筆者です。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
  • マンガでやさしくわかる病院と医療のしくみ
    3.3
    病院・医療にかかわる人(病院の職員、病院と取引のある会社の担当者、これから病院・医療業界に就職する人)に向けて第一人者が書いた、病院・医療の現場感覚がわかる本です。 病院内の仕事、診療報酬点数のしくみ、病院の経営、医療費ビジネスから、医療政策まで、病院・医療業界の初心者でも読みやすいよう、マンガストーリーを交えて、わかりやすく解説します。 【「はじめに」より】 高齢化率が高く、国民医療費が増加すれば増加するほど、医療業界への注目は集まります。その中で、医療+ICTであるヘルスケアテックで起業しようと考える方も多いのではないでしょうか。医療業界を変えていこうとする起業家の熱い想いは素晴らしいと思います。 しかし、医療業界はそんなに簡単に変わりません。その理由に、業界が広いことが挙げられます。診療や治療は、医師の専門分野によって違い、その数は30を超えます。専門分野が違えば、使う医薬品から医療機器まで大きな違いがあります。そして、医療現場で働く医療従事者も、国家資格の保有者や民間資格の保有者まで多種多様な役割を分担しています。 現在、このような複雑な医療業界を理解していくための入門書が不足しています。そこで、いかにわかりやすく、医療業界のことを知ってもらうかを考えて、この本をつくりました。医療業界で働きたいと思っている方やビジネスを展開したいと思っている方が、医療業界のアウトラインを、マンガを通して簡単に知ることができます。 複雑で動きの早い医療業界について、本書で理解していただければ幸いです。 【目次(概要)】 プロローグ 病院とは何か!? 第1章 医療の現状 第2章 さまざまな医療従事者 第3章 医療政策の傾向 第4章 医療費のしくみ 第5章 病院運営のアウトライン エピローグ 医療とビジネス 著者について 【著者】 木村 憲洋(きむら のりひろ) 1971年栃木県足利市生まれ。1994年武蔵工業大学工学部機械工学科卒業後、民間病院を経て、現在、高崎健康福祉大学・健康福祉学部医療情報学科准教授。 著書に、『病院のしくみ』『医療費のしくみ』『薬局のしくみ』『看護のしくみ』(日本実業出版社刊、共著)、『病院経営のしくみ』(日本医療企画刊、共著)など。 著者略歴 木村/憲洋 1971年栃木県足利市生まれ。1994年武蔵工業大学工学部機械工学科卒業後、民間病院を経て、高崎健康福祉大学・健康福祉学部医療情報学科准教授

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