気象庁 東京作品一覧

  • MM9【文庫版】
    3.9
    地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“特異生物対策部”、略して“気特対”が、昼夜を問わず駆けまわっている。多種多様な怪獣たちの出現予測に正体の特定、そして自衛隊と連携するべく直接現場で作戦行動を執る。世論の非難を浴びることもたびたびで、誰かがやらなければならないこととはいえ、過酷で割に合わない任務だ。それぞれの職能を活かし、相次ぐ難局に立ち向かう気特対部員たちの活躍を描く、本格SF+怪獣小説!

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  • 気象庁物語 天気予報から地震・津波・火山まで
    4.3
    1875年、虎ノ門の高台に誕生した東京気象台は、戦争や災害のたびに技術革新を行い、現在の気象庁へと成長した。日露戦争の命運を決する「天気晴朗ナルモ波高カルベシ」の電報、太平洋戦争期に軍部と争った気象観測の主導権、青函連絡船洞爺丸を襲った台風、富士山レーダーの建設とアメダスの導入、そして昨今の異常気象――。技術者たちで構成され、科学の進歩とともに歩んできた「戦う技術官庁」の足跡を辿る。
  • 竜巻のふしぎ 地上最強の気象現象を探る
    5.0
    日本一分かりやすい気象の解説者 森田正光氏とアメリカの竜巻に詳しいNHK国際放送の気象キャスター 森さやか氏が,竜巻のふしぎな実態について,これまでにない視点から分かりやすく解説しました。 竜巻といえばアメリカが本場という印象が強いですが,東京都民が一生の間に竜巻に遭う確率はアメリカ人とほとんど変わりません。気象庁によると,温暖化の影響もあって,将来,日本でも竜巻が倍増する可能性があるということです。実際に2000年代に入ってからも,佐呂間町,越谷市,つくば市などで,竜巻によって大きな被害がでています。 本書では,  ・竜巻はどうやってできる?  ・藤田スケールってなに?  ・温暖化で竜巻は増える?  ・日本も竜巻大国って本当? といった竜巻の科学から  ・竜巻が近づいてきたらどうする?  ・竜巻の避難訓練ってどんなもの?  ・竜巻がニワトリを丸裸にする? といった竜巻から身を守る方法やミステリーまで,全33項目をQ&A形式で解説しました。 さらに終章では,世界に名を残す気象学者 藤田哲也博士を取り上げ,Fスケールを考え出した経緯やダウンバーストの発見,アメリカでの研究歴など,その挑戦心にあふれた生涯を紹介します。

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  • 東京大洪水
    3.9
    大型台風23号が接近。東京上陸はないとの気象庁発表。が、日本防災研究センターの玉城はコンピュータ・シミュレーションで24号と23号が合体、未曾有の巨大台風となって首都圏を直撃することを予知。要請により荒川防災の現場に入る玉城。設計担当者として建設中の超高層マンションに籠もる妻・恵子。残された子どもたち。ひとつの家族模様を軸に空前の規模で東京水没の危機を描く渾身の災害小説。
  • 富士山頂
    4.1
    気象庁の長年の悲願だったレーダーにようやく大蔵省の予算がついた。これが実現すれば、正確なデータが迅速に入手でき、より正確な気象予報ができる。しかし、激しい乱気流が渦巻き、天候の変わりやすい富士山の頂にどうやって重い資材を運び、レーダーを建設し、東京の気象庁まで無事にデータを送り届けるのか。2年間でレーダーを完成させなければならない。気象庁とメーカーの戦いはこれからだ。現場の担当者・技術者たちの苦闘を描き出す、異色の山岳小説。

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