徳川家重作品一覧

  • まいまいつぶろ
    続巻入荷
    4.2
    1~2巻1,672~1,881円 (税込)
    ●週刊ダイヤモンド(2023年6月10・17合併特大号)書評掲載(評者:昼間匠[リブロプラス商品部]) ●読売新聞(2023年6月13日付)書評掲載(評者:川村律文[読売新聞文化部]) ●日経新聞(2023年6月15日付)書評掲載(評者:縄田一男[書評家]) ●週刊現代(2023年7月1日・8日号)書評掲載(評者:東えりか[書評家]) 口が回らず誰にも言葉が届かない、歩いた後には尿を引きずった跡が残り、 その姿から「まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ馬鹿にされた君主。 第九代将軍・徳川家重。 しかし、幕府の財政状況改善のため宝暦治水工事を命じ、田沼意次を抜擢した男は、本当に暗愚だったのか――? 廃嫡を噂される若君と後ろ盾のない小姓、二人の孤独な戦いが始まった。
  • くたばれ宿敵 隠居大名始末剣
    -
    十年前、九代将軍徳川家重の御側御用取次役・田ノ倉恒行の謀略によって、丹波から陸奥の僻地へ国替えを命ぜられた井川但馬守友介。老中首座をも目前にする田ノ倉の権勢を貶めるべく、その機会を虎視眈々と狙う井川友介は藩主の座を甥の友永に譲り、朧月寒山と名を変えて市井に下っていた。寒山が目をつけたのは、田ノ倉と商家との賄賂の流れ。無限新影流の遣い手・花村右京ノ介ら四人の側衆とともに商家の裏を探る寒山だが、町家のなかにも金に目のくらんだ悪党どもが蠢いていることを知り……。世間知らずのご隠居大名が、剣客・お庭番・御典医・くの一を引き連れ、世直し始末に挑む!書下ろし長編時代小説。
  • おとぼけ兵庫と姫将軍
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    春の江戸に突如としてあらわれた、謎の娘と深編笠の侍――。怪しげなふたりに難癖をつけ、素性を探ろうとする御用聞きの千八であったが、ぬらりくらりと相手にされぬ。それどころか、その場のなりゆきで、事件の探索をともにすることになってしまった。南町奉行所同心・弓川心十郎をくわえ、奇妙な仲間となった四人であったが、この謎の男女こそ、町にくだった男装の女将軍・徳川家重と、幕府一の権力者である側用人・大岡兵庫であった。ひとりの娘として江戸の町を謳歌するあおいと、茫洋としながらも切れ者のお目付役・兵庫が、身分を隠して悪党を成敗する!『ぼんくら同心と徳川の姫』を引き継ぐ、痛快時代の新シリーズ!
  • お髷番承り候一 潜謀の影
    3.8
    将軍の身体に刃物を当てることが唯一許されるだけに、かえって絆が深くなるお髷番(まげばん)。四代家綱は、秘命を託すのに最適なこの役に、かつてお花畑番として寵愛した深室賢治郎を抜擢した。謹慎が解け、帰藩する紀州大納言徳川頼宣の、「我らも源氏でございます」という言葉の真意を探らんがためだった。務めを遂げんとする賢治郎の前に、将軍位略奪を巡る徳川家重鎮らの姦計が立ちはだかる!
  • 真っ向勝負 火盗改しノ字組(一)
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    「鬼役」の坂岡真、渾身の新シリーズ発進! 火盗改の駆け出し侍が、個性豊かでアクの強い仲間たちと江戸の巨悪に敢然と立ち向かう。 九代将軍徳川家重の治世。越後新発田藩の浪人の息子・伊刈運四郎は、直参旗本・坂巻讃岐守に中小姓として召かかえられるが、出仕初日から御先手筒(鉄砲)組二十四番の手伝いを命じられる。 筒組二十四番は火付盗賊改の助役代理を命じられていて、運四郎も火盗改の見習いになってしまったのだった。 初仕事は、口から鯖の尾鰭が飛び出した血腥い屍骸の検分――。 火盗改本役の弓組二番は優秀な人材が集められたエリート集団。 かたや、筒組二十四番は出世とは無縁な外れ者ばかり。 博打にのめり込んでいる者、金勘定にやたら細かい者、記憶力だけは抜群に良い者、変装に長けた者などなど、個性的でアクの強い連中がいがみ合うが、顔に大きな刀傷がある供頭・杉腰小平太がまとめ上げて、難事件に立ち向かう。
  • 女子のためのお江戸案内 恋とおしゃれと生き方と
    3.0
    ベストセラー『乙女の日本史』の著者が、女子が知りたいお江戸のホントにズームイン。 デート、セックス、婚活、就活、コスメ、ファッション、ダイエット、スイーツなどなど、 完全女子目線でお江戸ワールドをご案内します。 封建制といわれる時代にありながら、じつは意外とハジけてた“江戸っ娘"のリアルに、 現代女子はきっと勇気づけられるはず。 青物問屋の娘・お初ちゃんの初恋を描く胸キュン漫画入り。 【目次より】 ラブ&セックス:縁日はナンパ天国?!/ひとりの夫と複数の妻という恋愛観/美少年が暗躍した男色ワールド…… ライフスタイル : 結婚が就職で、恋愛は遊び/離婚は転職感覚/愛人稼業も自立手段のひとつ…… ファッション&ビューティー: 婚活必須スキルは「お裁縫」/ベストヒットコスメinお江戸/デカい目はNG、驚きの化粧事情…… ヘルス: 江戸っ子流ダイエット/毎月の“アノ日"の過ごし方/怪しさ満点の避妊方法…… グルメ: 庶民のおやつも花盛り/ひなまつりのごちそうで性教育?…… レジャー&ホビー: 昔もあった! スピリチュアルブーム/女子が喜ぶ鉄板プレゼント…… スキャンダル: 大奥のシンデレラストーリー/夜の暴れん坊将軍・徳川家重……

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  • 本当は全然偉くない征夷大将軍の真実 武家政権を支配した“将軍様”の素顔
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    武士の棟梁らしく立派かと思えば、本当はトンデモ過ぎた歴代征夷大将軍の驚愕の真実!「征夷大将軍」といえば、武士の棟梁であり、さぞかし立派な人物であると思いがちである。が、しかし、その実態はトンデモな人物だらけだった!鎌倉、室町、江戸と、各幕府の初代は策略を巡らせ苦労の末、天下を掌握。しかし、二代目以降となると、ただ将軍職を世襲するだけで、もちろん政治的な功績はあるにはあるが、初代と比べればはるかに政治に関心をもたなくなる。政治への関心が薄いだけならまだしも、闘争の末、各地を流浪したり、わざわざ戦の火種をつけたり、身内を死に追いやったり、酒色に溺れたり、浪費をしつくしたり、将軍の座を捨てて他国へ逃げ出したり、戦のさ中敵前逃亡をしたりと、どの将軍もトンデもエピソードが数多くある。各将軍の政治的功績は知られている一方で、こういった「征夷大将軍」像を打ち壊すような列伝はない中、歴史ファン向け待望の歴史面白本。<主な登場人物>旭将軍を自称した木曽義仲酒色に耽って孤立し、自滅した頼朝の後継者・源頼家自らを上皇に擬し、皇位簒奪を疑われる足利義満深酒で健康を損ねた影の薄い足利義量クジ引きで将軍になり恐怖政治を行った足利義教政治に関心がなく世情を混乱に陥れた足利義政各地を彷徨った足利義材入京できないまま将軍になり死亡した足利義栄弟忠長を自刀に追いやった徳川家光財政改革で得た巨費を浪費し尽くした徳川綱吉ライバル暗殺の噂がある暴れん坊将軍・徳川吉宗小便公方と呼ばれた虚弱体質の徳川家重大奥を華やかにし53人の子をなした絶倫将軍・徳川家斉黒船来航の非常事態で何もできなかった徳川家定敵前逃亡し敵も味方も驚愕させた徳川慶喜

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