係留作品一覧

  • 大沼ワルツ
    4.5
    奇跡の三夫婦が奏でた大恋愛と大家族の物語。 明治時代に、北海道・大沼を開拓した者たちの係留として、大沼の地で自分たちらしく根を張ろうとした小さな母と長身の三兄弟。また、この地を新天地と考えて、第二次大戦後、山梨より順に嫁いでいくことになる、個性溢れる三姉妹。この大家族は、様々な困難に見舞われながらも、この地に新風を注ぎ込んでいく……。そして、母の死に際に、三夫婦に明かされた謎とは? 北海道を舞台に、数々の小説を発表してきた著者が、5年の歳月をかけて紡ぎ上げた、実話をもとにした感動長篇。 ※本書は過去に単行本版として配信された『大沼ワルツ』の文庫版です。
  • TEN (Tsunami, Earth and Networking)vol.3 特集 河川災害から命を守る フンガトンガ・ フンガハアパイ火山噴火緊急特集
    -
    3~4巻1,650円 (税込)
    水害対策研究の最前線や、トンガ沖噴火の最新報告を掲載する、国際津波防災学会・定期刊行誌第3巻。 2017年の設立以来、自然災害から人々の生命と財産を守ることを目標に、研究者のみならず行政や民間事業者、教育など幅広い参加者を有機的に結びつけてきた、国際津波防災学会による定期刊行誌。第3巻では、水害対策研究の最前線を特集。水害時に「浮く」構造物による災害対策など、分野横断的な研究成果を論稿として掲載する。また、22年1月のトンガ沖噴火に関する最新論文では、世界に津波発生の影響を及ぼした火山噴火の概要が解説されるとともに、過去の巨大噴火が社会に及ぼしてきた影響が論じられる。 【目次】 A Paradigm Shift in Human Security : Which Way to Turn?(山中燁子) 令和元年東日本台風による水害被害とその対応(小浪尊宏) 津波・河川水害に対応したFLOATING CABINの研究開発(畔柳昭雄、増田光一、相田康洋、居駒知樹、戎崎俊一、江頭満正) FLOATING VEHICLEの研究開発(江頭満正) フンガトンガ・フンガハアパイ火山の2022年噴火とそれに伴う津波の概要(速報)(石峯康浩) 巨大火山噴火の社会への影響:過去の事例から(田家康) 災害弱者自身が個々の実情に合った避難対策を作成できる方法論(清水宣明) 津波避難行動を阻害する諸要因―克服の取組みに向けた一考察―(小野寺清) ホモ・サケルとしての外国人技能実習生(近藤秀将) 岸壁係留船舶の津波被害予測データベースの構築について(増田光弘、筒井千暁) 津波防災対策のハード・ソフトの整合化(浜田英外) 地球平均気温測定の新手法の提案(丸山茂徳、戎崎俊一) 【著者】 国際津波防災学会 国際津波防災学会は、2017年の設立以来、自然災害から人々の生命と財産を守ることを目標に、防災に関する研究開発分野の発展と、防災対策の国際的な連携協力や教育普及に尽力してきた。 同学会への参加者は、研究者、技術者、政治家、行政担当者、民間事業者、教育、メディア関係者、各界識者、NPO、活動家と幅広く、防災に関わる意志を有する人々を有機的に結びつけてきたことが、同学会の大きな特徴である。
  • 十津川警部 仙石線殺人事件
    -
    2億円のプラチナを巡る黒い陰謀を暴け! あの日、豪華客船で何が行われようとしたのか――復興が進む宮城を舞台に、トラベルミステリの巨星が描く傑作推理小説。東日本大震災から5年が経ったころ、金華山沖の海底から豪華客船「グズマン二世号」が発見された。海に浮かぶホテルとして女川町の海岸に係留され観光客を集めていたが、震災の大津波で沈没し行方が分からなくなっていた。引き揚げられた船の客室からは、ホテル〈グズマン二世〉運営会社の課長・柏原恵美の遺体と2億円相当の大量のプラチナが見つかった。持ち主不明のまま、プラチナを乗せた快速列車が仙石線の石巻から仙台に向かう最中、途中の陸前赤井駅で爆破事件が起こる。一方、東京・青梅の精神科病院には5年前から千石典子という若い女性が入院していた。典子と交流があった男性・小西が度々訪れるが、彼女は自身に関する記憶を一切取り戻せないでいた。そんな中、典子が何者かに切りつけられる。十津川警部らが容疑者のひとりとして調べていた小西の行方を追う中で、東京と宮城の事件の関係性が浮上し、捜査の行先は思わぬ方向へ……プラチナの発見に端を発した数々の事件を通して、十津川が闇にうごめく驚愕の真実を暴く。
  • バディソウル~対テロ特殊部隊~
    3.2
    1巻770円 (税込)
    根室花咲港に係留されたロシア船で銃撃事件が勃発。出動した北海道警察本部公安部特殊装備隊に容赦なく銃弾が襲う! そのころ機内で致死率90%以上の伝染病が発生したロシア・クリル航空機が千歳空港への緊急着陸を決めた。その伝染病はテロリストが仕掛けた細菌兵器だった――。特殊装備隊隊員・仁王頭勇斗は相棒と心をひとつにし、生命を賭けた闘いに臨む!
  • 紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす
    3.8
    1巻1,496円 (税込)
    新しい書き手。自由な批評。 「柔軟剤なしのタオルと同じ。読むとヒリヒリ痛くて、クセになる。」 ……重松清さん 「世に溢れる陳腐な言葉と格闘することはこの世界と格闘することだ。」 ……白井聡さん 「育ててくれてありがとう」「全米が泣いた」「国益を損なうこと になる」 「会うといい人だよ」「ニッポンには夢の力が必要だ」「うちの会社としては」…… 日本人が連発する決まりきった〈定型文〉を入り口に、 その奥で硬直する現代社会の症状を軽やかに解きほぐす。 言葉が本来持っている跳躍力を取り戻すために。 初の著作、全編書き下ろし。 紙の書籍版では読めない電子版オリジナルコンテンツとして、 『日常に侵入する自己啓発』の著者・牧野智和氏との特別対談を収録。 言葉を係留点に、現代社会の症候を若き論者が語り合う。 目次 はじめに 「乙武君」………障害は最適化して伝えられる 「育ててくれてありがとう」………親は子を育てないこともある 「ニッポンには夢の力が必要だ」………カタカナは何をほぐすのか 「禿同。良記事。」………検索予測なんて超えられる 「若い人は、本当の貧しさを知らない」………老害論客を丁寧に捌く方法 「全米が泣いた」………〈絶賛〉の言語学 「あなたにとって、演じるとは?」………「情熱大陸」化する日本 「顔に出していいよ」………セックスの「ニュートラル」 「国益を損なうことになる」………オールでワンを高めるパラドックス 「なるほど。わかりやすいです。」………認め合う「ほぼ日」的言葉遣い 「会うといい人だよ」………未知と既知のジレンマ 「カントによれば」………引用の印鑑的信頼 「うちの会社としては」………なぜ一度社に持ち帰るのか 「ずっと好きだったんだぜ」………語尾はコスプレである 「“泣ける”と話題のバラード」………プレスリリース化する社会 「誤解を恐れずに言えば」………東大話法と成城大話法 「逆にこちらが励まされました」………批評を遠ざける「仲良しこよし」 「そうは言っても男は」………国全体がブラック企業化する 「もうユニクロで構わない」………ファッションを彩らない言葉 「誰がハッピーになるのですか?」………大雑把なつながり おわりに
  • ヤギの診療
    -
    「たったこれだけ知っていたら、死なせなかったのに・・・」 ヤギの病気と診療について優しく解説しました。 この1冊で病気のヤギが来院しても大丈夫です。 3ステップで診療の全体像がわかります。 ステップ1 基本のヤギの飼育の仕方 ステップ2 治療方針の立て方 ステップ3 よくある疾患と具体的な治療方法 ヤギの診療に初めて取り組む獣医師や、ヤギを専門としない獣医師が診療する際の助けになることを願い、実践的な知識を一冊にまとめました。獣医師向けではありますが、ヤギの身体のしくみや病気のことをより詳しく知りたいヤギの飼育者のみなさまにも、理解を深めていただける内容になっています。 知っているだけで助けられる命があります。 (※本書は2022-07-31に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです。) 目次 第1章 ヤギの一般知識 第1節 ヤギの一般知識 第2節 宮古島のヤギ 第2章.ヤギの診療技術 第1節 捕獲と係留 第2節 治療の基本手技 第3節 疾病の診断 第4節 飼料及び飼育 第5節 繁殖と分娩 第3章 よくあるヤギの病気と診療20 第4章 獣医師が知っておきたいヤギに関する法律
  • 煉獄の時
    4.7
    〈矢吹駆シリーズ〉11年ぶりの最新作! 著名哲学者の手紙の盗難と、川船で発見された全裸の首なし屍体、そして39年前のトランク詰め首なし屍体。3つの事件を駆は追う。 第二次大戦前夜のパリで起きた、連続トランク詰め首なし屍体事件。 そして39年後、不可能状況で発見された新たな首なし屍体――。 時空を超え広がる謎の迷宮に、矢吹駆が挑む!  1978年6月。ナディアは著名な作家のシスモンディに、友人・矢吹駆を紹介する。シスモンディのパートナーであり、戦後フランス思想家の頂点に立つクレールが彼女にあてた手紙が消失した謎を駆に解き明かしてほしいというのだ。しかし手紙をネタに誘い出されたシスモンディとナディアは、セーヌ川に係留中の船で全裸の女性の首なし屍体を発見する。事件の調査のためリヴィエール教授を訪ねると、彼は若き日の友人、イヴォン・デュ・ラブナンのことを語り始める。39年前、イヴォンも首なし屍体事件に遭遇したというのだ――。
  • ロープノットのインテリア ~ロープでサクサク作れる海を感じるホームアクセサリー~
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ロープで作る海を感じるホームアクセサリー。 ロープノットとは、ロープを結ぶ(knot)こと。アウトドアはもとより日常生活のなかでも役立つロープワークをベースとするクラフトです。ロープワークはもともと船を陸に係留したり、碇と船を結ぶなど海の仕事に役立つ技術として発達したことから海のイメージが強く、現在では大ぶりな結び目そのものや結びのテクニックを応用した雑貨が海のイメージを演出するインテリアのポイントアイテムとなっています。 ひとつあるだけでもインテリアを無骨にカッコよく引き締めてくれるロープ雑貨ですが、作るのは意外と簡単、かつ、太いロープを使うので存在感のあるアイテムが短時間で作れます。 本書で紹介するのは、そうした初心者でも簡単に取り組めて、インテリアショップで売られているような雑貨が自分で作れるロープノットのインテリア雑貨作り。男女を問わず楽しめて、いざというときに役立つ結びのテクニックも身につく一冊です。 「敷く」「カバーする」「しまう・とめる」「吊るす・掛ける」という4つのテーマごとに、マット、バスケット、タペストリー、浮き玉カバーなど20種・25アイテムを紹介します。 ※電子書籍なので、本文中に書き込んだり、コピーしたりすることはできません。必要に応じてメモ用紙などをご用意ください。 ※この作品はカラーが含まれます。

最近チェックした本