ハプスブルク家 講談社作品一覧
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3.020世紀初頭まで、ヨーロッパ最大の王朝を誇っていたハプスブルク家。その終焉に輩出した華麗な5大スターを襲った悲劇を語る!マリー・アントワネット、マクシミリアンメキシコ皇帝、シシーと呼ばれたエリザベート王妃、ルドルフ皇太子、フランツ・フェルディナント大公夫妻の最期は、処刑、暗殺、心中と、あまりに悲劇的だった。時の皇帝、フランツ・ヨーゼフを悲しみの淵に沈めた彼らの物語とは。文庫書き下ろし。
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-十九世紀末、皇帝の密命を受けたオーストリアの若き軍人・レオポルトとマクシミリアンは、連続失踪事件の真相を探るべく、ヴェッテン城に向かう。だが、城の主人・シュメルツァー公爵の碧い双眸を見た瞬間、レオポルトの胸にかつてない感情が湧き上がる――。しだいに明らかになる失踪事件の謎。そして、シュメルツァー公爵出生の秘密。二人が城で見たものは黄昏のハプスブルク家が生み出した耽美な迷夢だった!
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3.8
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-ハプスブルク家の長女テレーゼの結婚相手は、神聖ローマ帝国皇帝の座に就く。彼女の初恋の人、小国ロートリンゲンの公子フランツは、ある「約束」を交わしていたが、花婿探しが始まっても連絡も寄こさないまま……。愛らしく才気あふれる活発な強国バイエルン公国のマクシミリアン王子、フルートがうまいプロイセンの美貌の「黒の王子」フリードリッヒ、さらに謎の怪盗シュヴァルツローゼまで現れ、はたして花婿に選ばれるのは?
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4.0