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キリスト教が心なら、ハプスブルク家は背骨である。ヨーロッパの「宗家」ハプスブルク家の盛衰。王家の中の王家、超国家的な支配原理で陽の沈まない帝国を築いたハプスブルク家。カール5世、マリア・テレジア等の闘争と政略の700年を通しヨーロッパを考える。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
この本はタイトル通り、長い歴史を持つハプスブルク家がいかにして始まり、どのように勢力を増していったのかということが非常にわかりやすく説かれています。 読んでいて「へぇ~!そうなんだ!」とびっくりすることが何度も何度もありました。これまで中世ヨーロッパまでなかなか手が回らなかったためその歴史はほとん...続きを読むど知りませんでしたが、当時のヨーロッパはこんな状況だったのかとまさに目から鱗でした。これは面白いです。 中世ヨーロッパに興味のある方、繁栄を極めたハプスブルク家に興味のある方にぜひおすすめしたい作品です。
その名だけは頻繁に聞くものの、具体的にどうすごかったのかいまいち知らなかったハプスブルク家。 ウィーンミュージカル「エリザベート」から気になって読みました。まさかの1990年初版とは思えないほど面白くって読みやすくって、はじめて新書読んでて楽しいと思った。疑問点を書き込みながら読んだのでこのあとは消...続きを読む化に努めます。この前クラバートで出てきた「選帝侯」の意味がやっとわかった。 あとちょいちょい出てくるオスマントルコ強すぎてかっこいい、そっちも新書読む
・神聖ローマ帝国とは、広い意味でのドイツと同義 ・世界史のスペイン時代―カール五世以後のハプルスブルク家統治時代。フィリップ二世1557年のサン・カンタンの戦い(アンリ二世治下の仏軍を粉砕)。1571年レパントの海戦(イスラム教徒とキリスト教徒の歴史的対戦。スペインを中心とるする西洋世界がトルコ海軍...続きを読むに壊滅的な打撃を与えた) ・スペインの衰退―1588年の英国とのアルマダ艦隊の敗北 ・1648年のウェストファリア条約で30年戦争は終結。30年戦争は当初は教義をめぐる争いだったのに、フランスが介入する頃にはすっかり様相を変え、ブルボン家対ハプスブルク家という宿敵の決戦となった。フランス絶対優位での和約 ・マリア・テレジアの宰相カウニッツ「とても実現しそうにない、という理由で実行されないものが数多くある。だが実行されないという理由だけで困難とされるものの方が、はるかに多い」。ハプスブルク=ブルボン同盟
ヨーロッパの名門ハプスブルク家の歴史を、主にマクシミリアン1世、カール5世、マリア・テレジア、フランツ・ヨーゼフの4人の君主に焦点を当てて描いた本。 物語風で読みやすい。 ところどころで著者の主観というかハプスブルク愛を感じる。 またハプスブルク視点で書かれているためか、他国の情勢などにはあまり触...続きを読むれられてなく、もう少し背景の説明がほしいと思うことがあった。 プロイセンのフリードリヒ2世なんかマリア・テレジア視点だとただの嫌な奴だし… あと私が無知なだけかもしれないが、難しい言葉や言い回しがやたら出てくる。 内容の理解に支障がある程ではないが。 とはいえ非常に楽しかった。 ヨーロッパ史についてもっと知りたいと思わせてくれた本だった。
約7世紀に渡る、世界一の名門王朝。 ハプスブルクの人間たちの、愛と知恵と武勇と失敗の物語である。 まさに西洋史!な、ダイナミズムにあふれている圧倒的な面白さだった。 もちろん、これは通史であり、面白いところをより凝縮して楽しめるように書かれた新書であるからして、これだけが当然全てではない。 だが...続きを読む、入り口としてはこれは最適だと考えられる。 ハプスブルク家といえば、西洋一の名門貴族、というイメージがある一方で、なかなか把握しきれないところがあったが、理解にも大いに役立った。
ハプスブルク家の興りから崩壊までが描かれている。著者の主観が入っている感もあるけど、その分物語のようでスルスルと読めた。 歴史に関してではない難しい言葉がたくさん出てくる。 ヨーロッパの複雑な歴史に、わからないところは調べながら読んだ。 無能と思われたため皇帝となったルドルフ一世から、700年に及ん...続きを読むだハプスブルク帝国。 でもまだ、なぜここまで栄えたのか、については漠としている。
13世紀から第1世界大戦までのハプスブルク家のお話 ずっと敵対していたフランスのルイ16世に嫁いだマリーアントワネットは、女帝マリア テレジアの娘だったのね。 各時代の外交など、とても興味深かった。
ハプスブルク帝国についてその発祥から崩壊まで流れを掴むのに適した本だと思う。前半はカール5世を軸に、後半はマリア・テレジアを軸にしている。物語的な要素が強い。初出が古い本であるため、神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世の人物像や、ウェストファリア条約の意義などについて、旧説に基づいていると感じられる場面が...続きを読むある。
いわゆるコムネーロスの乱が平定されてはじめて、スペインは、国王カルロス一世にきわめて忠誠な国家となる。その頃にはブルゴーニュ人とスペイン人は、相互結婚などによって親近感を寄せあい、当初の牙をむきだしての対立もいつしか解消していた。 マリア・テレジアが行った大改革は有史以来たえてなかった根本的なもので...続きを読む、オーストリアのあらゆる領域にひろがった。
数年に一度読み返したくなる定番名作新書。ハプスブルク家のことをある程度整理しておくと、ヨーロッパを舞台にした小説、絵画はぐっと面白くなる。
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ハプスブルク家
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