作品一覧

  • カール五世
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    若いスペイン王として君臨し、その後、ヨーロッパからアフリカにまで支配を広げていき、ハプスブルク家が最大の栄光に満ちていた時代の皇帝の生涯を描く傑作評伝。
  • マリア・テレジア
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    生きた、愛した、戦った――。プロイセンをはじめ、周辺国の手からハプスブルク帝国を守り抜き、十六人もの子をなした、まさに国母。波乱と情熱に満ちた生涯を描く。
  • フランツ・ヨーゼフ
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    「一致団結して」をスローガンに、黄昏ゆくハプスブルク家の復興を目指した、若き皇帝。しかし、彼の征く道には、周辺国との戦争と、数々の悲劇が待ち受けていた。
  • ハプスブルク家の女たち
    3.8
    1巻891円 (税込)
    王朝の歴史を彩った皇妃・皇女たちの群像。「美公」の妻と妹の歩んだ人生の明暗。貴賤結婚の苦難に耐えた大公妃。政治にも及んだ嫁姑の確執。時代を見失った最後の皇后。女たちの生きた、もう一つの帝国史。(講談社現代新書)
  • ハプスブルク家
    4.0
    1巻891円 (税込)
    キリスト教が心なら、ハプスブルク家は背骨である。ヨーロッパの「宗家」ハプスブルク家の盛衰。王家の中の王家、超国家的な支配原理で陽の沈まない帝国を築いたハプスブルク家。カール5世、マリア・テレジア等の闘争と政略の700年を通しヨーロッパを考える。(講談社現代新書)

ユーザーレビュー

  • カール五世

    Posted by ブクログ

    「この男をもって、ハプスブルク家は最盛期を迎える。若きスペイン王として君臨し、皇帝の冠を抱いたのちは、ヨーロッパだけでは飽きたらず、アフリカにまでその手を伸ばした戦いと栄光の日々。しかし、王家と自身の黄昏は、静かに忍び寄っていた―。ハプスブルク家が光に満ちた最後の姿を描いた傑作評伝」

    この本はサッコ・ディ・ローマ事件について知りたかった私にとって非常にありがたい作品でした。中世ヨーロッパに君臨した巨大な王の生涯を知れる素晴らしい一冊です。

    0
    2024年08月21日
  • ハプスブルク家

    Posted by ブクログ

    この本はタイトル通り、長い歴史を持つハプスブルク家がいかにして始まり、どのように勢力を増していったのかということが非常にわかりやすく説かれています。

    読んでいて「へぇ~!そうなんだ!」とびっくりすることが何度も何度もありました。これまで中世ヨーロッパまでなかなか手が回らなかったためその歴史はほとんど知りませんでしたが、当時のヨーロッパはこんな状況だったのかとまさに目から鱗でした。これは面白いです。
    中世ヨーロッパに興味のある方、繁栄を極めたハプスブルク家に興味のある方にぜひおすすめしたい作品です。

    0
    2024年08月21日
  • ハプスブルク家

    Posted by ブクログ

    その名だけは頻繁に聞くものの、具体的にどうすごかったのかいまいち知らなかったハプスブルク家。
    ウィーンミュージカル「エリザベート」から気になって読みました。まさかの1990年初版とは思えないほど面白くって読みやすくって、はじめて新書読んでて楽しいと思った。疑問点を書き込みながら読んだのでこのあとは消化に努めます。この前クラバートで出てきた「選帝侯」の意味がやっとわかった。
    あとちょいちょい出てくるオスマントルコ強すぎてかっこいい、そっちも新書読む

    0
    2020年11月07日
  • ハプスブルク家

    Posted by ブクログ

    ・神聖ローマ帝国とは、広い意味でのドイツと同義
    ・世界史のスペイン時代―カール五世以後のハプルスブルク家統治時代。フィリップ二世1557年のサン・カンタンの戦い(アンリ二世治下の仏軍を粉砕)。1571年レパントの海戦(イスラム教徒とキリスト教徒の歴史的対戦。スペインを中心とるする西洋世界がトルコ海軍に壊滅的な打撃を与えた)
    ・スペインの衰退―1588年の英国とのアルマダ艦隊の敗北
    ・1648年のウェストファリア条約で30年戦争は終結。30年戦争は当初は教義をめぐる争いだったのに、フランスが介入する頃にはすっかり様相を変え、ブルボン家対ハプスブルク家という宿敵の決戦となった。フランス絶対優位での

    0
    2018年11月04日
  • ハプスブルク家

    Posted by ブクログ

    ヨーロッパの名門ハプスブルク家の歴史を、主にマクシミリアン1世、カール5世、マリア・テレジア、フランツ・ヨーゼフの4人の君主に焦点を当てて描いた本。
    物語風で読みやすい。

    ところどころで著者の主観というかハプスブルク愛を感じる。
    またハプスブルク視点で書かれているためか、他国の情勢などにはあまり触れられてなく、もう少し背景の説明がほしいと思うことがあった。
    プロイセンのフリードリヒ2世なんかマリア・テレジア視点だとただの嫌な奴だし…

    あと私が無知なだけかもしれないが、難しい言葉や言い回しがやたら出てくる。
    内容の理解に支障がある程ではないが。

    とはいえ非常に楽しかった。
    ヨーロッパ史につ

    0
    2018年10月06日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!