江村洋の作品一覧
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ユーザーレビュー
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その名だけは頻繁に聞くものの、具体的にどうすごかったのかいまいち知らなかったハプスブルク家。
ウィーンミュージカル「エリザベート」から気になって読みました。まさかの1990年初版とは思えないほど面白くって読みやすくって、はじめて新書読んでて楽しいと思った。疑問点を書き込みながら読んだのでこのあとは消
...続きを読む化に努めます。この前クラバートで出てきた「選帝侯」の意味がやっとわかった。
あとちょいちょい出てくるオスマントルコ強すぎてかっこいい、そっちも新書読む
Posted by ブクログ
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・神聖ローマ帝国とは、広い意味でのドイツと同義
・世界史のスペイン時代―カール五世以後のハプルスブルク家統治時代。フィリップ二世1557年のサン・カンタンの戦い(アンリ二世治下の仏軍を粉砕)。1571年レパントの海戦(イスラム教徒とキリスト教徒の歴史的対戦。スペインを中心とるする西洋世界がトルコ海軍
...続きを読むに壊滅的な打撃を与えた)
・スペインの衰退―1588年の英国とのアルマダ艦隊の敗北
・1648年のウェストファリア条約で30年戦争は終結。30年戦争は当初は教義をめぐる争いだったのに、フランスが介入する頃にはすっかり様相を変え、ブルボン家対ハプスブルク家という宿敵の決戦となった。フランス絶対優位での和約
・マリア・テレジアの宰相カウニッツ「とても実現しそうにない、という理由で実行されないものが数多くある。だが実行されないという理由だけで困難とされるものの方が、はるかに多い」。ハプスブルク=ブルボン同盟
Posted by ブクログ
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ヨーロッパの名門ハプスブルク家の歴史を、主にマクシミリアン1世、カール5世、マリア・テレジア、フランツ・ヨーゼフの4人の君主に焦点を当てて描いた本。
物語風で読みやすい。
ところどころで著者の主観というかハプスブルク愛を感じる。
またハプスブルク視点で書かれているためか、他国の情勢などにはあまり触
...続きを読むれられてなく、もう少し背景の説明がほしいと思うことがあった。
プロイセンのフリードリヒ2世なんかマリア・テレジア視点だとただの嫌な奴だし…
あと私が無知なだけかもしれないが、難しい言葉や言い回しがやたら出てくる。
内容の理解に支障がある程ではないが。
とはいえ非常に楽しかった。
ヨーロッパ史についてもっと知りたいと思わせてくれた本だった。
Posted by ブクログ
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約7世紀に渡る、世界一の名門王朝。
ハプスブルクの人間たちの、愛と知恵と武勇と失敗の物語である。
まさに西洋史!な、ダイナミズムにあふれている圧倒的な面白さだった。
もちろん、これは通史であり、面白いところをより凝縮して楽しめるように書かれた新書であるからして、これだけが当然全てではない。
だが
...続きを読む、入り口としてはこれは最適だと考えられる。
ハプスブルク家といえば、西洋一の名門貴族、というイメージがある一方で、なかなか把握しきれないところがあったが、理解にも大いに役立った。
Posted by ブクログ
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ハプスブルク家の興りから崩壊までが描かれている。著者の主観が入っている感もあるけど、その分物語のようでスルスルと読めた。
歴史に関してではない難しい言葉がたくさん出てくる。
ヨーロッパの複雑な歴史に、わからないところは調べながら読んだ。
無能と思われたため皇帝となったルドルフ一世から、700年に及ん
...続きを読むだハプスブルク帝国。
でもまだ、なぜここまで栄えたのか、については漠としている。
Posted by ブクログ
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