こはく文庫作品一覧

  • 婚約者に浮気された平民の娘ですが、どうやら王子様と一夜を共にしてしまったようです
    NEW
    4.3
    王立美術館の学芸員として働くクローディア。念願だった仕事がようやく軌道に乗り、上機嫌で恋人の自宅へ向かった彼女はそこで、恋人の浮気を目撃してしまう。ショックと怒りで混乱した感情のまま町の酒場に飛び込みひとりで呑んだくれていると、見知らぬ男性から声をかけられる。舞台俳優のように美しいその男性は、クローディアの身に起きた最悪な出来事に耳を傾けてくれた。彼と言葉を交わしているうち落ち着きを取り戻したクローディアは、互いの名前も知らぬままに彼と一夜を共にしてしまう。その日を境に、彼とのセフレのような関係が始まった。しかしクローディアは彼に「ディア」としか名乗らなかった。彼の名乗った「エヴァン」という名もきっと、偽名なのだろう。そんな関係が続いたある日、クローディアはとうとう彼の正体を知ってしまう。エヴァンは第三王子だったのだ。身分の差に愕然としたクローディアはエヴァンの前から姿を消すが……。
  • 健気な女王の唯一のわがままは、初恋の騎士を王配に向かえることでした
    -
    両親が急逝し3年前に王位を継いだエデルガルト。有能な彼女は周囲には冷めた女性というイメージを与えるが、実際は人一倍乙女。元近衛騎士・ジークフリートへの初恋をいまだに胸に秘め続けていた。そんなエデルガルトに大臣たちから王配を迎えるべきだとの声が届き始め、どうしても初恋を捨て切れないエデルガルトは、戦地で功績を収めたジークフリートへ王配になってほしいと思いの丈を打ち明ける決意を固める。しかし、エデルガルトの切なる思いに対するジークフリートの答えは「お断りします」のたった一言だった。エデルガルトが王位を継ぐ以前の彼は、友人のようにエデルガルトに接してくれていた。けれど今の彼からは、忠誠心は感じられるが以前のような温かな親しみは消えてしまっていた。それを悲しく思いつつも、仕方のないことなのだと自身に言い聞かせるエルデガルト。そんな彼女に、とある大臣が王配候補として自身の息子を推しはじめ……。
  • 名家の落ちこぼれ令嬢ですが、王弟殿下専属の調律者(ちょっとエッチな治癒係)に任命されました
    2.0
    「覚醒者」と呼ばれる超感覚や異能をもつ者を多く輩出してきた伯爵家の長女リュミエラ。通常は思春期に能力を開花させるにもかかわらず、18歳となった今も彼女は覚醒できていない。兄や妹はすでに優秀な覚醒者として頭角を現している一方、リュミエラは焦り、自信を喪失していた。そんな中、招かれたパーティでリュミエラは暴走状態に陥った覚醒者――王弟アルセリオに出会う。彼を介抱する過程で、リュミエラは彼の深層意識に潜りこんでしまう。するとアルセリオは、情熱的に口づけをしてきて……。リュミエラはそこで、自分が覚醒者ではなく、覚醒者と肌を触れ合わせることで彼らを癒す存在「調律者」であること知る。己の存在意義について戸惑いを覚えるリュミエラ。そんな彼女にアルセリオは、自分を調律できる者はリュミエラただ一人だけであると告げ、専属の調律師にと望んで……。
  • 塩対応が過ぎませんか!? 政務一筋の冷徹宰相は天然王女の熱烈プロポーズを相手にしない
    5.0
    王女クローディアは宰相レナードのことが大好き。幼い頃から毎日、彼にプロポーズしているのに、レナードは相手にもしてくれない。それでもクローディアは彼のそばにいられるだけで幸せだった。王女である自分はいずれ、望まぬ相手と政略結婚をしなければならない。それを理解しているからこそ、彼と過ごす毎日がたまらなく愛おしかったのだ。そうして迎えたクローディアの18歳の誕生日。父王から宰相レナードが主体となってクローディアの結婚相手を探せと王命が下される。クローディアはレナードを選定役から外してほしいと懇願するが、レナードはこれをあっさりと快諾してしまう。レナードには選定役ではなく結婚相手候補でいて欲しかったクローディアの胸はズキズキと痛むけれど、そんなことはお構いなしにお見合い三昧の毎日が始まる。レナード以外と結婚したくないクローディアは見合いを断り続けるが、優秀なレナードは次々と見合い相手を見繕ってきて……。
  • 堕天使辺境伯は運命の相手が落ちぶれメイド令嬢だとまだ知らない
    5.0
    モンドヴァン辺境伯・ガブリエルの妹であるセリーヌの侍女として働いているジュリエットは、主であるセリーヌから仮面舞踏会に潜入しようと誘いを受ける。じつはジュリエットはガブリエルに秘かに想いを寄せており、それを知っているセリーヌは彼女に協力しようとしてくれたのだ。こうして、セリーヌの提案に乗り素性を隠して仮面舞踏会に参加したジュリエット。会場の隅からガブリエルを眺めているだけで満足だったのに、なぜかガブリエルに誘われ一夜を共にしてしまう。一夜限りの関係と割り切り、正体を明かさぬまま彼と別れたジュリエットは翌日からメイドとしての日常に戻った。しかしガブリエルは納得していなかったようで、その夜以降、社交界ではこんな噂が広がっていく。「辺境伯が仮面舞踏会に現れた名乗らずの令嬢を捜している。いよいよ身を固めるつもりだ」と。自分が名乗らずの令嬢だと絶対に悟られるわけにはいかないジュリエットは……。
  • スパダリ上司は独占欲が強すぎる ~秘密の関係なのに距離が近すぎます!~
    -
    二宮美穂は体調を崩していた。原因は彼に二股をかけられたこと。そんなことで情けないとは思うのだが、彼の浮気現場を目撃してからというもの、食事も喉を通らない。職場の同僚たちはみるみる痩せていく美穂を心配してくれるが、原因が原因だけに恥ずかしくて誰にも相談できない。とくに直属の上司である藤堂弘幸は親身になって心配をしてくれていた。弘幸は美穂にとっては高校の先輩でもある。社会人になって偶然再会するまで連絡も取っていなかったが、昔のよしみか弘幸は今でも美穂をいろいろと気遣ってくれるのだった。そんなある日、美穂は弘幸の出張に同行することに……。出張先ですこし開放的な気分になったのか、彼の裏切りにより沈んでいた心も少しは浮上したようで、美穂は浮気されて別れたことを弘幸に語ってしまう。すると弘幸は「俺なら、二宮さんを不安にさせることなんてしないし、浮気もしない。だから俺と付き合おう」と告白をしてきて……。
  • 新任社長と秘密のオフィスラブ ~元後輩への過保護な溺愛は公私混同ではありません~
    -
    小宮山沙耶は驚いていた。病に倒れた前社長に代わり就任した新社長が、自分を育ててくれた先輩社員だったのだから無理もない。三つ年上の今野恭一。入社当時、彼は教育係として沙耶の面倒を見てくれていた人だ。彼の異動により二人の職場は離れてしまったが、いまだに彼は月に数回連絡をくれ、仕事の相談に乗ってくれている。しかし沙耶は、彼が前社長の甥っ子であることも、社長に就任することも彼から聞かされていなかった。彼の正体を知った沙耶は、彼が遠い存在になってしまったように感じた。「これからは連絡がくることもないんだな」 そんな風にほんの少しの淋しささえも感じていたのに、彼からの連絡はそれ以降も変わることがなかった。変わらず気遣ってくれる恭一に、個人的な連絡は控えるべきだとやんわりと伝える沙耶。すると彼は「社長としてではなく、先輩として。いや、男としてなら構わないだろ?」と突然告白をしてきて……。
  • 年上騎士を誘惑する秘策 ~婚約者歴10年ですが、そろそろ性的に愛されたいのです~
    5.0
    1巻660円 (税込)
    貴族令嬢のロゼッタには5歳年上の婚約者がいる。相手は騎士のリーヴィス。10歳の頃に婚約を交わして以来、ロゼッタは彼だけを想い続けてきた。それから10年が経ちロゼッタは成人を迎え、誕生日当日には、リーヴィスのエスコートで夜会に行くことになっていた。そんなロゼッタに友人の令嬢が甘い囁きを落とす。「今度の夜会には恋人たちが2人きりの時間を過ごすための特別な部屋が用意されているの」 リーヴィスとの関係が大人なものに変化するかもしれない。そんな甘い期待を胸に夜会に向かったロゼッタだったが、忘れられない夜になるはずだった夜会は台無しに終わった。例の「恋人たちの特別な部屋」に入れたのに、リーヴィスはロゼッタに触れようともしなかったのだ。この夜から、ロゼッタの心に小さな不安が芽生えた。「リーヴィスはいまだに、私を妹として見ているのかもしれない」 思い詰めたロゼッタは大人の女性として見てもらうべく奮闘するが……。
  • 無垢な村娘に恋を教えてくれたのは行きずりの傭兵(じつは未来の宰相閣下)でした
    -
    村唯一の診療所の娘・シンシアは父を手伝い、怪我人や病人の世話をして過ごしていた。ある夜、怪我を負った隊商が診療所を訪れ、治療のため数日間滞在することとなる。その中のひとり、アイザックという美しい青年にシンシアは惹かれ、彼との交流を通して村の外の世界に興味を持ちはじめる。しかしアイザックは傷が癒えると村から去ってしまった。別れを淋しがるシンシアに「また来るから」と言い残して……。彼らが去ってから少しすると村には王都から官僚が訪れるようになった。村長に脱税の疑いがかかっているらしい。村長はその罪をシンシアの父になすりつけようと画策し、官僚の疑いはシンシアの父に向く。窮地に立たされたシンシアたちを救ってくれたのは、アイザックだった。別人のように立派な正装をして現れた彼は、威厳に満ちた言動で村長の罪を暴いていく。なんと彼は宰相の息子、貴族だったのだ。アイザックとの身分差を知ったシンシアは……。
  • 性の指南書、熟読します! ~童貞伯爵と処女令嬢の甘い初夜の迎え方~
    -
    1巻660円 (税込)
    18歳のエミリーと28歳のヴィンス。10年来の婚約者であるふたりは、ヴィンスの両親が事故により急逝したことで慌ただしく結婚。金はあるが爵位のないエミリーの実家と爵位はあるが金のないヴィンスの実家との間で取り交わした契約が馴れ初めではあれど、10年の歳月をかけて愛を育んできたふたりは幸せな新婚生活をスタートさせた。しかし、ひとつだけ問題が……。箱入り娘のエミリーは「夫婦が手をつないで眠れば子どもができる」と思っていたのだ。それが誤った知識であると親友から教えられたエミリーは、ヴィンスと本当の意味で夫婦になるべく色仕掛けを決行するが、ヴィンスは相手にしてくれない。自分には女性としての魅力がないのだと涙するエミリーに、ヴィンスは神妙な面持ちで打ち明ける。「僕は女性を知らないんだ」 性に対してあまりに無知なふたりは性の指南書に助けを求めた。そこには「最良の初夜」を迎えるために必要な工程が3日間に分けて記されており……。
  • 俺様社長の激しく甘い独占欲は生真面目秘書を逃さない
    -
    5年務めた会社をリストラされた箕川紗良は、友人から異業種交流会へ誘われた。仕事関係の集まりと勘違いした紗良は、新卒時に使用したビジネススーツに身を包み、気合いを入れて会場に向かうが、そこで目にしたのはワイン片手に楽しげに語らう男女の姿。これが合コンパーティだとようやく理解した紗良は、自分が浮いていることにも気がつく。居心地悪さにそわそわしていると、そんな紗良を会場の中でひときわ目を引く端整な容姿をした男性が見下すように眺め、鼻で笑った。あまりの屈辱に、「こうなったら会費分は飲んで食べよう!」と開き直った紗良は酒を注文。するとあの男性が声をかけてきた。「VIPルームで一緒に飲まないか?」 無礼な男の馴れ馴れしい誘いに警戒しつつも、紗良は彼の強引な誘いを断りきれず流されるまま二人で呑むことに。意外にも楽しい彼との時間に、すっかり飲み過ぎた紗良は部屋で呑みなおそうという彼の誘いにも頷いてしまい……。
  • 失恋旅行で一夜を共にした相手は、一途で完璧な御曹司でした
    -
    3年間付き合っていた恋人から突然別れを告げられた香月千夜。しかも、千夜がかわいがっていた後輩と二股をかけられていた。打ちのめされた千夜は、溜まっていた有給休暇を使い、ひとり京都旅行へ向かった。先斗町のバーで出会ったのは、どこか訳ありの完璧なスーツ姿の男性。酒を酌み交わしそのまま一夜を共にする。だが翌朝、千夜は名乗ることなく部屋を出た。もう二度と会うことはない――そう思っていたのに、再会した彼は、取引先の重要人物であり、京都創業の世界的企業の御曹司で、自らも起業する琴森一佐だった! 同じ頃、元恋人と後輩の婚約が発表され、千夜は「ストーカー女」という濡れ衣を着せられ異動に。そんな千夜に一佐は交際を申し込む。誰もが憧れる一佐と地味で目立たない自分。戸惑いながらも、プライベートでは京都弁で甘える彼が愛しくて、再び訪れた京都でふたりは何度もひとつになり……。その一方で、元部署で起こった「ある事件」が明るみに出て……。
  • 女近衛騎士(処女)、殿方の心をつかむ禁断の閨レッスン始めました!
    4.0
    近衛騎士として姫に忠誠を誓うベルタは恋愛未経験。色恋への興味はあれど、機会がないまま24歳まで生きてきた彼女の愛読書は恋愛小説で、経験がないからこそ恋に恋する乙女思考をこじらせ続けているのだった。そんなベルタに姫から困った相談が……。「閨で殿方に気に入られるには、どうしたらいいの?」 当然、処女であるベルタは頭を抱え、考えあぐねた末に書物から知恵を授かることを思い立つ。図書館へ赴き司書のゲラルトに事情を説明すると、彼は納得いかない様子でこう言った。「あなたは書物から得た付け焼刃的な知識で姫をごまかすのですか?」 その言葉に衝撃を受けたベルタ。たしかに書物の内容をそのまま報告するのは不誠実。まずは自らが経験したうえで姫に進言すべきだろう。「そうと決まればまずは男娼を買おう!」と思いついたベルタに、ゲラルトが提案する。「それなら私がひと肌脱ぎましょうか」 こうしてベルタは姫のため、ゲラルト相手に閨の実践を試みるが……。
  • 今さら好きだと言われましても! ~意地悪な公爵令息は愛情表現が下手すぎる~
    3.0
    公爵令嬢のサーシャは突然、婚約者である第二王子・エリックから婚約を破棄されてしまう。平民の娘と運命の恋に落ちたらしい。彼との結婚を望んでいなかったサーシャはそれを快諾。婚約破棄はうれしいが、18歳で新たな婚約者を探すのは難しい……と幼なじみのルイスに零すと、彼が口にしたのは「ならば俺と結婚すればよい」という求婚の言葉。じつはルイスはサーシャの初恋の相手。普段は紳士的なのに自分にだけは冷たく意地悪な態度をとるルイスに振り向いてもらいたくて、サーシャはこれまで厳しい令嬢教育にも耐えてきたのだ。なのにルイスはこんな時にも意地悪だった。「お前みたいなやつ、俺以外に嫁の貰い手はいない」という辛辣な一言に傷ついたサーシャは「あなたとだけは絶対に結婚しない」とルイスを拒絶。ルイスへの未練を断ち切るため一刻も早く婚約者を見付けなければ! と決意する。しかしその日以降、ルイスから毎日贈り物が届くようになり……。
  • 当主は英雄団長、されど家計は火の車! ~王命ですから、女主人として貧乏伯爵家を立て直してみせます~
    4.0
    王家御用達商家の娘であるライゼリンは、自分の店をもつという夢のため、実家で手伝い経験を積んでいた。そんなある日、ライゼリンは顔なじみの王太子から国軍団長・ベルガード伯爵との結婚を打診される。女主人となって、傾いた伯爵家の財政を立て直してほしいというのだ。「もしできたら起業する際に後ろ盾になるし、後々離縁しても構わない」という王太子からの提案もありライゼリンは渋々同意する。こうして伯爵家に嫁いだライゼリンだったが、現状を見てびっくり。「救国の英雄」と称賛されるベルガードは出征してばかりで屋敷を顧みず、使用人たちはろくな食事もできていない有様。見かねたライゼリンは持参したドレスや装飾品を売ってお金を作り、まずは使用人たちの生活から整えることに。こうして使用人たちの信頼を得たライゼリンは、伯爵家の財政がひっ迫した原因を探るとともに、当主としての責務を果たさないベルガードと向き合おうとするが……。
  • 伯爵令嬢は強面将軍に毎夜、淫夢のなかで愛される
    -
    幼い頃から病弱で、高熱により死にかけたことがあるコーリー。彼女を溺愛する家族から過保護に育てられ、コーリーは箱入り娘の伯爵令嬢になった。婚礼適齢期となって参加する夜会も、付き合い程度で顔を見せるばかりで、最後までいたことがない。そんなコーリーには、誰にも言えない秘密があった。それは、夢渡りという能力。眠りにつくと、家族や友人などがどんな夢を見ているのか、覗けるのだ。夢の中では、彼らの本音などを見聞きすることができる。だからコーリーは彼らと現実で顔を合わせた時、相談を持ちかけられれば、彼らに寄り添った返答をすることができていた。ある日、コーリーが悩み相談に長けているという噂を聞きつけてか、兄の友人である将軍ライオネルが訪ねてくる。ライオネルは強面だが、話してみると女性の扱いが苦手な、どこかかわいさを持ち合わせる人だった。――ところが。その夜コーリーが見たライオネルの夢は、ライオネルとコーリーが淫らに絡み合う淫らな夢で……。
  • 魔性の伯爵令嬢は遊び人侯爵の執愛に縛られる
    3.5
    伯爵令嬢オリヴィアの社交界での評判は最悪だ。妹の婚約者候補をことごとく誘惑する、ふしだらな女と噂されているのだ。それは間違いなく事実だった。天使のように愛らしい妹カミラは、「秘密の恋をしている」とオリヴィアに打ち明けてくれた。だから、カミラの恋を守るため、妹に近づく男たちを誘惑することにしたのだ。本当は男性が苦手で、ふしだらとは無縁の生活を送っているにも関わらず……。しかし、侯爵家当主エドガーの出現により、オリヴィアの計画に暗雲が立ち込め始める。社交界で浮き名を流すエドガーは、カミラに熱心に言い寄った。他の男達と違って、オリヴィアの誘惑にもなびく様子がない。侯爵家から正式に結婚の申し込みがあれば、伯爵家は断れないだろう。だからオリヴィアは焦っていた。――そして、ついにエドガーから伯爵家に結婚の申し込みがきてしまう。ところが、その相手は妹ではなく、オリヴィアで……。
  • 死神侯爵の花嫁 ~呪われ令嬢は命をかけて愛を誓う~
    -
    サフィーナは胸に醜い痣を持って生まれた。母はサフィーナを恐れ自ら命を絶ってしまい、それがためサフィーナは物心つく前から「人を不幸にする呪われ令嬢」と囁かれることになる。実の父と義母、義妹から虐げられ、使用人同然の生活を送っていたサフィーナは、18歳になると父に命じられるまま「死神伯爵」と呼ばれるガルシア・ランフォーネ伯爵のもとへ嫁ぐことに。しかし屋敷に着いたサフィーナは歓迎されるどころかガルシア本人から「帰れ」と拒絶されてしまう。困惑するサフィーナに、ガルシアは黒革の手袋を外し美しい手を差し出す。聞けばガルシアには手に触れたものの命を奪う呪いがかけられており、それがため「死神伯爵」として恐れられているという。「こんな呪われた男と本当に結婚できるか?」 サフィーナは小さく震える手でガルシアの手に触れた。こうしてサフィーナは自身の呪いを隠したまま、死神伯爵と共に生活をすることとなったのだが……。
  • 本心を映す魔法のノートで交換日記を始めたら、無口な王太子の淫らな願望がだだ漏れです!
    2.0
    幼い頃からの許嫁である侯爵令嬢のアリスティアと王太子・エドワード。二人の結婚式が三か月後に迫っていた。しかしエドワードのことが好きすぎるアリスティアは彼の前では緊張して口数が減り、エドワードはそもそも口数が少ない。結果、二人の会話は弾まず、こんなことで夫婦としてやっていけるのかアリスティアは不安だった。叔母に相談すると、叔母は「不安な気持ちを素直に書き出してみるとよい」と、魔力の込められた一冊のノートをくれた。その夜、早速ペンを持ってノートに向かうと、ノートが青白く光りペンが勝手に文字を綴りはじめた。その内容はアリスティアの切ない恋心そのままだった。翌朝、ノートを手に取ってみると、そこには新た文章が書かれていた。男性から女性に宛てた恋文のような、その文章に心打たれたアリスティアは、彼に返事を書くことに。こうして互いの素性も知らぬまま、アリスティアと文字の男性は交換日記をスタートさせるが……。
  • 肉食系御曹司がワンコ系男子を装い距離を詰めてきました
    -
    金崎茜は気の強そうな顔立ちがため誤解されてばかり。所属する社会人スポーツサークルではS気質の女王様キャラが定着していたが、実際はその真逆。気を遣いすぎる性格ゆえに周囲の期待を裏切るのが怖くて、自信に満ちた女性を演じているのだった。そんなある日、サークルに駿河悠利という青年が加入した。一流企業の御曹司ながら人懐こい性格と愛らしい容姿をした彼はすぐにサークルに馴染んだ。茜には特に懐いたそぶりを見せるようになり、茜もまた徐々に彼に惹かれていく。そんな折、悠利の自宅で飲み会が開かれ、後片付けを手伝っていた茜は気づけば彼と2人きりになっていた。悠利から誘いをかけられた茜は、咄嗟に普段通りのS気質を演じつつそれに応える。すると悠利の態度が豹変。別人のように意地悪な笑みを見せたかと思うと、強引にキスをしてきた。戸惑う茜を逃がさないとばかりに巧みな舌技で甘く翻弄する悠利は、ワンコ系どころか肉食系で……。
  • エリート御曹司と泥酔ワンナイトからのセフレになったはずが、どうやら溺愛されているようです
    -
    立川咲良はある夜、行きつけのバーで自身の勤めている会社の御曹司・霧島慶斗と鉢合わせる。慶斗は咲良の顔を知っていたらしく気さくに話しかけてくるが、咲良はそれを少しだけ迷惑に感じてしまう。相手は女子社員の憧れの的である御曹司。下手に近づくことを避けたかったのだ。しかしそれ以来、慶斗は頻繁にバーに顔を出すようになり、交流を重ねるうち咲良も徐々に慶斗に対して心を開いていく。それから数日後のある夜、酒を飲み過ぎた咲良はホテルのベッドの上で目を覚ます。シャワールームから出てきたのはもちろん慶斗で、彼は咲良が目覚めたことに気がつくと、「酔った女性を襲う趣味はなかったけど、今ならいいよね」と言って咲良をベッドに組み敷いた。拒否することもできたが咲良は慶斗を受け入れ、この夜をきっかけにふたりは期限付きでセフレ関係をスタートさせる。期限は「二人で買ったコンドームを使い切るまで」と決めたのだが……。
  • 推しデザイナーの思わせぶりなお誘いは、お仕事女子には甘すぎる
    -
    子供服メーカーの製品開発部に所属している長瀬寧々には目標があった。それは推しキャラであるデディちゃんと推しデザイナーのSENAとのコラボ製品を作ること。そのため何度となくSENAにアプローチしてきたが、なかなか色よい返事をもらえずにいた。そんなある日、デディちゃんのテーマパークにひとりで訪れた寧々は、デディちゃんの勉強のためにきたという一人の男性と出会い、彼のガイド役として一日同行することに。初対面ながらも二人で楽しい時間を過ごした別れ際、彼は触れるだけのキスをして「また会おうね」と言い残したが、連絡先は知らされなかった。だから寧々は「甘い言葉とは裏腹に、これっきりなんだ」と理解した。しかし、彼の言った「また会おう」は本気だったことが後日判明する。数日後、デザイナーのSENAから依頼を受けると返答がきて、寧々は大歓喜。緊張して迎えた初顔合わせの日、現れたのはテーマパークで共に過ごしたあの男性で……。
  • 家業再興のため政略結婚しましたが、エリート御曹司に激しく溺愛されてます
    -
    300年続く澪川酒造の経営難を乗り切るため、恋人がいるにもかかわらず、社長である父の独断で桧島美食クリエイティブのCEOである長男・鷹哉との政略結婚が決まった一人娘の茉白。いよいよのM&Aを前に杜氏は離れ、ますます厳しくなる状況に、家業存続のため、運命と思って茉白は黙ってそれを受けいれた。やがて結婚をし、鷹哉は澪川酒造の社長に就任。そんな矢先に実父が急逝。誰も頼れる人がいなくなった茉白だったが、空白を埋めてくれたのは、愛のないはずの結婚相手だった鷹哉だった。突然やってきた新社長の鷹哉に反発する社内で孤軍奮闘する彼は、茉白につらく当たる母に対しても毅然とした態度を貫く。そんな鷹哉に、茉白は少しずつ心をひらいていくが、本当の気持ちを告げられないまま、すれ違いが続いていき……。
  • この距離感じゃ、恋人です! 憧れの御曹司の幼なじみを演じることになりました
    3.0
    1巻660円 (税込)
    倉吉芽久はグループ会社の御曹司・生方烈に憧れていた。じつは芽久の双子の兄と烈が幼なじみで、芽久はずっと以前から一方的に烈のことを知っているのだ。兄の口から語られる烈は魅力的で、芽久はいつからか烈に憧れを抱くようになっていた。けれどそれはあくまで憧れ。芽久にとって烈は雲の上の存在で、「直接かかわりを持ちたい」などとは思ったこともなかった。しかしある日、芽久は思いもよらぬ形で烈と急接近してしまう。それは芽久が上司から理不尽な叱責を受けている時だった。激した上司に詰め寄られている芽久を、烈が助けてくれたのだ。彼は芽久には落ち度がないことも証明してくれ、芽久は安堵の笑みを漏らした。すると、それを目にした烈が呟く。「俺の幼なじみと目の色がそっくりだな」 まさか双子であることバレた!? 芽久は焦りつつも必死に平静を装うが、そんな芽久に対し烈は「幼なじみのふりをしてほしい」と少し奇妙な頼みごとをしてきて……。
  • 御曹司の猛アプローチは、生真面目な秘書を逃がさない
    -
    副社長秘書を務める内川菜々実は困っていた。直属の上司である副社長・友井陽斗から交際を迫られているのだ。彼からの猛アタックは数か月前から続いており、何度お断りしても諦める気配はゼロ。公私混同するような真似はしないものの、業務時間が過ぎると甘く紳士的に誘ってくるのだった。菜々実だとて陽斗のことが嫌いなわけではない。しかし彼は御曹司。庶民の自分なんかより、家柄の釣り合いが取れるご令嬢と幸せになって欲しいと思っていた。そんなある日、陽斗からのアプローチが突然終わった。どうやら見合いをし、その相手と婚約を交わしたらしい。社長がセッティングした見合いだというから相手はどこぞのご令嬢なのだろう。ようやく、菜々実がずっと望んでいた「正しい道」を陽斗が選んだのだ。なのに、菜々実は少しだけ淋しさを覚えていた。そんな身勝手な自分を嫌悪し、精一杯、陽斗を祝福しようとする菜々実だったが……。
  • 敵国将軍の甘い庇護 ~敗戦国の不遇な王女は愛を知らない~
    3.0
    西アラヴィーツ王を父に持ちながら、妾の子であることを理由に虐げられて生きてきたソライア。以前より続いていた東アラヴィーツとの戦争が激化したことで、現国王である腹違いの兄・アレッシオから敵国将軍の暗殺を命令される。娼婦になりすましターゲットである将軍・エルドランと2人きりになることに成功したソライアだったが、彼の絶技に翻弄され間者であることがバレてしまう。命からがら逃げ帰ったソライアを待っていたのは、作戦の失敗に激高したアレッシオによる激しい折檻だった。頭から血を流したまま幽閉されたソライアは死を覚悟するが、そこへ思いもよらぬ人物が現れる。それは娼館でソライアに激しい快感を味わわせた東アラヴィーツの将軍・エルドランで……。
  • 堅物騎士と最愛の王女 ~忠誠心が邪魔をして愛を囁けません~
    3.7
    王女であるフィリーネは優秀な騎士である公爵、クライドに恋をしている。けれどフィリーネはこの恋を諦めていた。王家へ忠誠を誓うクライドが自身のことを恋愛対象として見ることなどあり得ないと……。そんなフィリーネも年頃となり、隣国の王子との間に縁談が持ち上がる。それを承諾したフィリーネに兄・ユリアスは惚れ薬をくれた。望まぬ結婚だとしても惚れ薬を使えば相手のことを好きになれるかもしれないと。惚れ薬の効果を見定めるため、フィリーネの20歳の誕生日パーティで、ユリアスとこっそり試飲する計画を立てる。しかし惚れ薬の入った酒を誤ってクライドが飲み干してしまったことで、事態は一変する。クライドはたちまち体調を崩し、慌てたフィリーネはクライドを休ませるためひと気のない部屋へ彼を運ぶが、その間も彼の呼吸は激しく乱れ、身体はますます熱を帯びていく。医者を呼ぶべきか……狼狽えるフィリーネにクライドは突然キスをしてきて……。
  • 王太子様に閨教育なんてできません! 遊び人令嬢と噂されていますが、実は未経験です
    4.7
    男爵令嬢のリディアーヌは、婚約者から婚約を解消されてしまう。理由は「他の男に色目を使った」から。波打つ金の髪に真っ赤な瞳。年齢より大人びた美しい顔立ち。そして女性らしい曲線美を誇る身体を持つリディア―ヌは、その見た目から身に覚えのない噂を立てられてばかりだった。婚約破棄だけでも辛いというのに、時を同じくして知人に騙された父が、膨大な借金を作ってしまったことが発覚。使用人の賃金も払えないほどに困窮してしまい、思い詰めたリディア―ヌは「もう身体を売るしかない」と考えるようになっていた。そんな時、リディアーヌは宰相から「王太子の閨教育係」を打診される。女嫌いで有名な王太子ジェラルドは、閨教育係を次々と首にしてしまい、困っているのだという。「経験豊富な君になら、閨教育を任せられる」と噂を信じきっている宰相に「実は処女です」と真実を告げることができないリディア―ヌは……。
  • どうやら旦那様に嫌われているようです ~記憶喪失の公爵夫人は冷酷な夫とやり直したい~
    2.5
    アンリエットはすべての記憶を失った状態で目を覚ました。階段から足を踏み外した拍子に頭を強打し、3日間意識を失っていたらしい。そう説明してくれたのは美しい紳士・ディラン。彼はアンリエットの夫だという。しかしアンリエットはディランの態度に違和感を覚える。夫婦にしてはやけによそよそしいのだ。じつは両家の間には深い因縁があり、ふたりの結婚は関係修復を図った王命によるものだった。義母には歓迎されておらず、アンリエットは「3年たっても子ができなければ離縁する」と言い渡されていたようだ。けれど記憶を失ったアンリエットには、そんな過去の事情を簡単に受け入れることができなかった。「ディアンとの関係を修復し、結婚3年目までに身籠ってみせる!」 そう決意したものの、タイムリミットまではあと半年しかない。アンリエットは手始めに、ディランとの間にある壁を壊そうと動き出すが……。
  • 騎士団長は庶民派の年下令嬢が可愛くて仕方ないようです
    3.0
    男爵家令嬢のイリアは、貴族らしからぬ慎ましやかな暮らしぶりや、誰にでも気さくに話しかける人柄から「庶民派令嬢」と呼ばれ領民に慕われている。家の財政状況から婚約者も持たず「適齢期逃しのお嬢様」と社交界で揶揄されながらも、イリアはさほど気にせず、仲睦まじい両親のように自分もいつか大切な人と結ばれたいと考え、その度に幼い頃に自身を助けてくれた青年をいつも思い浮かべるのだった。穏やかな日々を過ごしていたイリアであったが、ある日突然、屋敷に火を放たれ家族と離ればなれになってしまう。なにが起きているのかわからず、逃げ惑うイリアを救ったのは「不死身のネストル」と呼ばれる騎士団長だった。男爵家を狙った犯人が分からないまま、一時的にネストル達に匿われることになったイリアは、男らしく優しいネストルに惹かれていくのだった。年の差やネストルの態度に思い悩みつつも、持ち前の明るさで周囲の人々にも慕われ始めるイリア。そんな時、犯人の手が彼女自身に伸びてきて……。
  • 地味令嬢ですが、美貌の騎士様に溺愛されるなんて聞いてません!
    3.7
    アリア=メリーゼルは男爵家の一人娘。貴族でも自由恋愛が主流となってきたなかで、控えめで自分の容姿にも自信がないアリアは、華やかな女性たちを眺めては心を痛め、社交の場に出ても壁の花として一人でいることが多かった。家族はそんなアリアを温かく見守っていたが、いつまでも家族に甘えているわけにはいかないとアリアは自分を奮い立たせ、今日もまた夜会にやってきたのだった。そこへ、白い騎士服を着こなした美しい青年が声をかけてくる。多くの優秀な騎士を輩出するウェズリー侯爵家の嫡男、イグニス=ウェズリー。国中の令嬢が憧れるイグニスは、声をかけられ呆然とするアリアに「可憐だ、着ているドレスも似合っている」と告げ、ゆっくり話がしたいと屋敷に招待する。まさかの出来事に、動揺しつつも約束の当日を迎えたアリア。ところが、皆の憧れのイグニスには、とある秘密があって……。
  • 運命の再会!? ハイスぺ御曹司が憧れの先輩だなんて聞いてません!
    4.0
    株式会社ミヤケの社食管理者として働いている小泉里帆はある日、海外支社に出向していた御曹司が本社に戻ってくるという噂を耳にする。御曹司・三宅海生はかなりのイケメンなうえに、いまだ独身。女性社員たちは大興奮するが、里帆は興味ゼロ。自分には関係がないと気にも留めずにいた。しかし、海生は毎日社食で昼食をとるようになり、海生を狙う女子社員たちが彼を待ち伏せるため社食に居座るようになってしまったから、無関係ではいられない。我慢の限界を迎えた里帆は総務部に相談するが、海生本人と直々に話をすることになってしまう。不安を覚えながら執務室を訪ねた里帆に対し、海生はやたらと親し気に接してくる。どうやら海生は里帆のことを知っているらしい。里帆は、そこでようやく気がついた。海生は里帆の高校の頃の先輩だったのだ。とはいえ、当時も二人は特に親しい間柄ではなかった。けれど海生は、里帆に強い関心があるようで……。
  • 王立薬草園で出逢った魔法使いは王弟殿下でした
    4.0
    幼なじみに強引に誘われ、王城のパーティに参加した公爵令嬢のクラリッサ。しかしクラリッサはつい先日、婚約破棄をしたばかり。居心地の悪さに会場を抜けだしたクラリッサは、幼い第五王子・ドロテオと遭遇する。「魔法使いに会わせてあげる」と言うドロテオと共に薬用植物園へ行くと、そこには研究者風の奇妙な格好をした男性がいた。「魔法使いのアルベルト」として紹介されたが、クラリッサは気づいてしまった。彼は現国王陛下の弟君、アルベルト・グリエルゴその人だった。お腹が空いたというドロテオに促され、三人はそろって会場へと戻ることに。けれどその途中、間の悪いことに元婚約者・ダリオと遭遇してしまう。酩酊状態のダリオはクラリッサを見つけるや激高。婚約者だった頃と同じように暴力を振るわれかけたクラリッサを、アルベルトが守ってくれた。しかしアルベルトはなぜか、「クラリッサは王立薬用植物園で働く」と宣言してしまい……。
  • ワンナイトした御曹司と再会したら、2年越しの執着愛に搦めとられました
    -
    1巻660円 (税込)
    白井紗和は2年前、失恋の悲しさとお酒の勢いで見知らぬ男性と一夜を共にした。また会おうと連絡先を渡されたが、次の恋愛に踏み出す勇気が持てず連絡はしなかった。あの夜と彼のことが忘れられずにいるが、紗和はいまだに次の恋愛に進む勇気を持つことができず、逃げるように社長秘書としての仕事に没頭する日々を過ごしていた。そんなある日、紗和が秘書を務めていた社長が引退し、社長の甥がその跡を継ぐことが決定。紗和はそのまま、新社長の秘書として働くことに。そして迎えた、新社長との初顔合わせの瞬間。紗和は運命のいたずらに愕然とする。新社長は2年前に、たった一度だけ肌を重ねた行きずりの人――蒼士だったのだ。蒼士は「ずっと連絡を待っていたのに」と責めながらも愛おし気に紗和に触れ、交際を求めてきたが、紗和はそれをきっぱりと拒絶する。しかし彼は諦めないと宣言。その日から、紗和と蒼士の攻防が始まって……。
  • 白い結婚と決めたのに、堅物の金髪提督は後宮育ちの皇女を手放さない
    3.0
    ロキア帝国の皇女・ルドミラは、父皇帝の命により、隣国オケアノスの辺境伯で海軍提督のエルネストへ嫁ぐことになった。外界を知らぬ16歳ながら国と国の架け橋となることを誓う彼女だったが、初対面の夫から告げられたのは「これは白い結婚だ。いずれ好きな男と結ばれるといい」――。戸惑いながらも、持ち前の明るさと聡明さで新たな環境に馴染んでいくルドミラ。しかし、夫婦としての絆は深まらぬまま時は過ぎた。6年後、22歳になったルドミラは、輝く美しさをまとい、領土の発展に尽力する。そんな彼女を見つめるエルネストは、かつて放った自らの言葉を悔やんでいた。やがて、祖国ロキアから届いたのは、父皇帝の崩御の報と、第一皇子で異母兄のアレクサンドルの皇帝就任式への招待。しかしアレクサンドルの真の目的は、ルドミラを愛人にすることだった! エルネストから引き離そうとするばかりか、さらなる非道を企む新皇帝に、エルネストは……。
  • 傷心を癒やす甘い夜 ~ワンナイトの相手は訳あり御曹司でした~
    4.5
    彼氏の誕生日当日にフラれた深瀬朝子。しかも別れは、彼の希望で予約した人気オーベルジュに向かう途中にメールで告げられた。宿泊をキャンセルしようとした朝子は、オーベルジュのイケメンシェフ・蒼介に引き留められ、ひとりで一泊することに。朝子の事情に感づいているのか、蒼介は朝子を気づかい夕食の席では何かと話しかけてくれ、食後にはルームサービスを自ら届け、ヤケ酒にまで付き合ってくれた。蒼介は接しやすく、酔いのせいで気が緩んでいた朝子は、彼にフラれた原因、自らの不感症疑惑を語ってしまう。すると蒼介は「だったら俺と試してみよう」と朝子をベッドに誘い、朝子もそれに乗ってしまう。結果的に朝子は不感症ではなかった。蒼介との甘く情熱的な一夜のおかげで心機一転。元カレのことは忘れ、仕事に打ち込む決意をする。しかし数日後、元カレが朝子の後輩を妊娠させていたことが発覚。しかも社内に朝子の性的な噂が流れ始め……。
  • 貧乏子爵令嬢ですが、毎日三食付の条件で結婚します!
    5.0
    田舎領主であるマルチェロ子爵家は子沢山な貧乏貴族だった。その三女であるキャロラインは、父とともに働き手として家計を支えていたが、ある日、母が8人目の兄弟を身籠ったと聞かされたことで、旅商人と港町へ行くことを決意する。高価な銀食器を商人ギルドに売るためだ。しかし港町に着いた途端、キャロラインは人買いに売られそうになってしまう。あわや、というところで助けてくれたのは、古物商のラディウスという美しい青年だった。ラディウスは親身に世話を焼いてくれ、キャロラインに美味しい食事と温かな寝床を提供してくれた。翌日、キャロラインが持参した銀食器を目にした途端、ラディウスは「俺の子を産んでほしい」と突拍子もない求婚をしてきた。キャロラインは動揺しつつも、「毎日三食、おいしいご飯が食べられるなら」と結婚を承諾してしまう。こうしてキャロラインは、訳ありらしい古物商・ラディウスと結婚してしまい……。
  • 有能聖女と護衛騎士 ~婚約したはずがイチャイチャできません!~
    3.0
    フェルジータ王国の第一王女であるアーシャは有能な聖女だ。両親が流行り病で若くして亡くなって以来、王女として聖女として懸命に働き続けてきた。そうして気づけば23歳。婚期はとっくに逃がしているが、今なお国と国民のため働き続けている。そんな仕事中毒のアーシャにも想い人がいた。それはアーシャの護衛騎士であり、幼なじみでもあるレオン。生真面目で有能な騎士であるレオンにとって、アーシャは忠誠を誓う対象。「彼が自分を女として見ることはない」とアーシャは理解し、だからこそ「せめて騎士として傍にいて欲しい」と今の二人の関係を大切に思っていた。そしてそれは、レオンも同じだった。そう、レオンもまた秘かにアーシャを想い続けていたのだ。しかし二人はそろって仕事中毒。自身の職務に真摯なあまり、自分の幸せは二の次。そんな様子を見かねた周囲が、いよいよ二人を結婚させるために動き出し……。
  • 不愛想な御曹司は傷心女子との一夜に愛を誓う
    -
    1巻660円 (税込)
    結婚式場で事務員として働いている立原日奈子は、同じ職場の彼から突然フラれ、ヤケ酒を煽った帰り道、変な男に絡まれてしまう。そこを救ってくれたのは、たまたま通りかかった日奈子の務めている式場の支配人・楠橋聡だった。聡は容姿端麗な御曹司というハイスペックゆえ、女性たちの憧れの的ではあるものの、不愛想で近づきがたいオーラを放っている人だった。日奈子もほとんど関わったことがなかったが、話は妙な方向に進み二人は居酒屋へ入ることに。聡は意外にも優しくて、日奈子の愚痴を聞いてくれた。傷心の人恋しさで部屋に帰りたくなかった日奈子は強引に迫り、押し切る形で聡と一夜を共にしてしまう。翌朝目覚めるとホテルに聡の姿はなく、「連絡をくれ」と書かれたメモが残されていた。きちんと話がしたいという聡の呼び出しに応じた日菜子。昨夜の醜態に対する説教でもされるのかと身構えていたが、聡は意外にも交際を迫ってきて……。
  • 浮き名を流した美貌の騎士様は、嫁ぎ遅れ令嬢に純愛を誓う
    4.2
    伯爵令嬢のエセルには複雑な想いを寄せる相手がいる。それは兄の友人であるアイザック。騎士を務めている彼は美しく紳士的で、女性たちの憧れの的だった。エセルにとってアイザックは初恋の相手であり現在進行形の想い人だったが、アイザックはエセルのことを子ども扱いにしてばかりで、他の令嬢には紳士的なのに、エセルに対してだけは少し意地悪なのだ。だからエセルも素直になることができず、アイザックには反発してばかりだった。そんなある日、エセルは級友である伯爵子息のトマスから、「昔から好きだった」という告白とともに結婚を申し込まれる。アイザックを忘れる良い機会かもしれないと思ったエセルは、トマスとの婚約を前向きに考えることに。しかしアイザックはそんなエセルの決断に否定的な態度を示す。「トマスは財産が目当てでエセルのことを好きなわけじゃない」と決めつけられたエセルは深く傷つき、アイザックを突き放してしまい……。
  • 愛妾になった(元)最強女騎士ですが、なぜか敵国王太子に溺愛されています
    1.0
    「強く美しい女騎士よ。君にはこれから、たっぷりと仕込んでやろう」 モンティア王国騎士団で有名を轟かす「最強女騎士」エレノア。そんな彼女を、戦場を駆け抜ける彼女の美しさを見初めたのは、敵国ヴィレディア王国の王太子オリバーだった。そしてエレノアは戦場で捕らえられ、休戦の条件として、オリバーの愛妾へと堕とされてしまう。敵国の王宮で、愛妾として、強烈な快楽を与えられ、翻弄されるエレノア。しかしそんな屈辱的な日々をオリバーと過ごすうちに、エレノアはオリバーの言動の中から確かな愛情を感じ始め、すこしずつ彼に心惹かれていく。女騎士の心と身体を王太子の言葉と性戯がほぐし、より美しく花開かせていく……。
  • 幼なじみのハイスペ弁護士のせいで、男運がありません!?
    -
    水原愛実は男運が悪い。歴代の彼氏はダメ男ばかりだ。愛実はそれを、幼なじみで初恋の相手でもある神代祥吾がいい男すぎたせいだと思っている。完璧すぎる男・祥吾の幼なじみとして生まれたことで男運を使い果たしてしまったのだと。今も愛美は男運の悪さが災いして無職になっていた。同僚の元カレにストーカーされ、会社を辞めざるを得なくなったのだ。あげく、元カレは自宅にまで押しかけてくる始末。そんな追い詰められた愛実の前に現れたのは、アメリカで弁護士をしているはずの祥吾だった。父が経営する法律事務所をつぐため帰国したという祥吾は、愛実の状況を知ると「それなら自分の個人秘書をしてほしい」と提案してくる。愛実は願ってもない申し出に喜び、すぐさま契約書にサインをしてしまう。しかし契約書には特約事項として「祥吾の自宅で同居し恋人として振る舞うこと」と書かれていて……。
  • 絶対零度の旦那様 ~契約結婚からはじまる溺愛計画~
    -
    両親を亡くし、施設で育ってきた茅乃は、桜庭家に引き取られ、義両親の愛に包まれた幸せな日々を過ごしてきた。そんな茅乃だから義両親に勧められた縁談を受け入れるのは当然。しかし彼女の心の中には、ボランティア先で出会った、名前も知らない青年医師への淡い恋心があったのだった。そして見合いの日。茅乃の前に現われたのは、あの時の青年に姿かたちはそっくりだが、とても冷淡で事務的な西園寺蓮。彼はこの縁談に不満げな態度を隠すこともせず、この結婚が契約結婚だと告げる。その姿からは、ボランティアで出会った青年の優しさはかけらもなく……。はたして廉は、あの時の青年なのか。この縁談は茅乃にとって幸せなものになるのか……。
  • 奔放令嬢の純情な火遊び ~ワンナイトした公爵子息はお見合い相手でした~
    3.0
    伯爵令嬢のアニータには、お見合い相手がいた。その数なんと、5人。いつまで経っても結婚しようとしないアニータを見かねた両親が用意したのだ。しかしアニータは、なにかと理由をつけて4人目までのお見合い相手をバッサリと切り捨ててしまう。そんな中、アニータはとある仮面パーティに参加していた。目的は王弟・ミリウスの情報を得ること。彼に恋をした従妹のためだった。ところがパーティにミリウスはおらず、困ったアニータはミリウスの親友であるヴィニーに接触する。意外にも協力的なヴィニーのおかげで情報を得ることには成功したのだが、そこからがまずかった。意気投合したふたりは、そのまま一夜を共にしてしまったのだ。翌朝、アニータは己の行動に恥じ入りつつも、後悔はしていなかった。ヴィニーのことは良き思い出として割り切ったアニータだったが、その3日後。最後のお見合い相手として現れたのは一夜を共にしたヴィニーで……。
  • 営業部の爽やか王子が、じつはセレブな毒舌家だなんて聞いてません!
    5.0
    1巻660円 (税込)
    青桐真綾は、SNSで活動している「手芸男ウテマロ」の動画を参考に手芸に励むことが日課。彼の動画は手芸の腕はさることながら、たまに飛び出す辛辣な仕事の愚痴が面白くて真綾のお気に入りだった。ある日、真綾は営業部のエース・鳳朔と休憩室で鉢合わせる。成績優秀、性格もよく顔も良い彼は、女性に限らず上司や部下からも人気が高い好青年。なにげなく朔に視線を向けていた真綾は、彼の定期入れにウテマロの持っているものと同じストラップが付いていることに気がつく。なんと、社内随一の爽やかイケメンである朔は、じつは毒舌家の手芸男子だったのだ。真綾に正体がバレたと理解した朔は態度を豹変。鋭い目を向けられた真綾は、「誰にも言いません」と必死に言い募るが、朔は真綾を信用してくれない。そこで真綾は、彼にひとつのお願いをした。「私、手芸が好きなんです。口止め料として手芸を教えてください」 こうして、真綾と朔の奇妙な関係が始まって……。
  • 御曹司との偽装婚約生活は倹約女子には甘すぎる
    -
    両親を事故で亡くしている藤本花菜は、弟の誠悟の学費を捻出するため昼は派遣社員、夜はカフェスタッフとして働いていた。ある夜、花菜は寝落ちしている酔っぱらい男性と出会う。関わりたくなかったが、彼の「金は大事じゃないのか!」といううわごとに、花菜は瞬発的に「お金は大事です!」と返してしまう。それがきっかけとなり二人は意気投合。花菜は彼を誠悟と暮らす自宅に招き、その夜二人は夜通し酒を酌み交わした。そうして翌朝、彼は「峻介」という名前だけを告げて帰って行った。「またどこかで会えると良いな」と思いつつ普段の日常に戻った花菜だったが、峻介との再会は意外とすぐに訪れた。なんと彼は花菜の働く会社の御曹司だったのだ。花菜が自社の社員であることを知ると、峻介は花菜を呼び出しこう切り出した。「価値観があうことは何よりも大切だ。俺の婚約者になってくれ」 突拍子もないお願いの裏には何やら事情があるようで……。
  • 竜騎士団長は男装侯爵にご執心
    4.0
    エルスティアは女性の身でありながら、ウィスタリア国のメルクール侯爵家当主の座に就いている。兄夫婦が急逝し、残された幼い甥が爵位を継承するまでの間、中継ぎの侯爵として立ち、貴族の務めを果たすべく魔導士団の団長も務めている。周囲から侮られぬよう、エルスティアは常に男装していた。髪は短く切り揃え、その手は貴族の令嬢とは呼べないほどに荒れ傷だらけ。夜会に出ても、ダンスの相手は女性ばかり。ところが、そんなエルスティアに強い視線を向ける男がいた。竜騎士団の団長であり、いずれ公爵を継ぐ身であるアレクシオだ。物言いたげなその視線をエルスティアは苦手に思い、彼を避ける日々が続いていた。だが、その状況は魔導士団と竜騎士団の合同演習を機に一変する。アレクシオとの日々を過ごしていくうち、彼の人柄に触れたエルスティアは、彼に友愛の情を抱き――いつしかその想いは、異性に向けるものへと変わっていった。しかし、彼と結ばれるためには、エルスティアにはいくつもの困難があって……。
  • 名前しか知らないセフレの彼に、惹かれていることは秘密です
    -
    過去に苦い経験をして以降、恋愛とは無縁な人生を歩んできた若宮珠希。けれどそんな珠希にも気になる男性ができた。その男性とは、行きつけの居酒屋で出逢った。出逢ったといっても目が合うだけで、名前を知らないどころか言葉を交わしたこともない。しかしある夜、二人の関係は突然進展した。ひょんなことから彼と言葉を交わした珠希は、彼が嶺二という名前であること。婚約を破棄したばかりであることを知る。嶺二は珠希に思わせぶりな態度を示し、そんな彼の様子に珠希は、婚約破棄で人肌恋しくなっているのだろうと彼を憐れに思い、誘われるまま一夜を共にしてしまう。一度きりの関係で良いと思って彼に抱かれた珠希だったが、予想外に嶺二との関係は続いていく。もちろんそれは恋人なんて呼べる関係ではない。名前しか知らない男性とのセフレ関係だった。彼の傷心を癒やしてあげたい、そんな想いだったはずが、珠希はどんどん嶺二に惹かれてしまい……。
  • 魔法師団の公爵子息と女騎士 ~魔力相性が良いと身体の相性も良いってホントですか!?~
    3.0
    1巻660円 (税込)
    伯爵令嬢でありながら、騎士として職務についているリリーベルは21歳。完全に結婚適齢期を逃していた。そんな彼女だが、最近は遅い初恋に胸をときめかせてもいる。相手は魔法師部隊に所属する、公爵子息のグラン。二人は魔力相性が良く、ペアとなって任務にあたることが多かった。けれどグランには婚約者がいるという噂があり、リリーベルは想いを告げる前から諦めてもいるのだった。いつもと同じようにグランと二人、魔物退治の任務を終えたある日、リリーベルはグランに食事に誘われる。グランと二人きりの食事は嬉しかったが、グランの口振りから、リリーベルはグランと幼なじみのグリマーとが付き合っているという確証を得る。失恋が確定したことを悟ったリリーベルはヤケ酒を煽り、そこで意識を失ってしまう。翌朝、目が覚めてみるとリリーベルはグランと共にベッドにいた。しかもリリーベルの身体には昨夜の情事の証拠がまざまざと残っていて……。
  • 異国の富豪に買われたはずが、溺愛新婚生活が始まりました
    4.0
    祖父の残した多額の借金がため、借金取りに追われるようになったエインズワース男爵令嬢のメリッサ。ある日、家を守るため家財を売ってお金を工面しようと質屋に向かったところで、メリッサは借金取りに捕まってしまう。あわや娼館に売り飛ばされそうになったところを助けてくれたのは、見知らぬ東洋人の青年だった。いや、彼はメリッサを助けたつもりはないのかもしれない。彼は借金取りたちに「彼女を買う」と言って金銭を渡したのだ。しかも彼はメリッサがエインズワース家の令嬢だと知っていた。いぶかしむメリッサに、彼は柔らかな物腰で契約を提案してくる。「あなたの借金を肩代わりする代わりに、私はあなたの愛を買いたい」と。どうやら彼は、商売の手を広げるために、社交界との繋がりが欲しいらしい。そのためには貴族の妻を持つことがとても有益なのだと。こうしてメリッサは異国の優秀な貿易商・ハオランの嫁となったのだが……。
  • 悪名高き侯爵様と無礼な押しかけ婚約者
    2.0
    「クラッセン侯爵閣下、わたくしと結婚して頂けませんか?」 名門侯爵家であるクラッセン家の当主・アルフレッドはとある夜会で、子爵令嬢のディアナ・ロッシュにこう、声を掛けられた。しかもディアナは不快感を前面に出すアルフレッドに対し、「侯爵家の秘密を知っている」と脅迫めいた言葉を口にする。侯爵家の秘密……、それはクラッセン侯爵家の存続に関わる重大なものだった。それを知られた以上、アルフレッドに拒否権はない。仕方なしに事情をきけば、ディアナは「侯爵夫人」の肩書がほしいらしい。侯爵夫人という身分を手に入れ、国王陛下の公妾が運営するサロンに潜入したいのだという。そのサロンでは高位貴族女性たちが密かに不貞行為に耽っており、失踪したディアナの妹がそこに囚われている可能性があるらしい。サロンを主宰している国王陛下の公妾・ルドヴィカ・ゲーテ伯爵夫人は、じつはアルフレッドにとっても因縁のある相手で……。
  • 俺たち、運命だと思わない? ~過保護なドクターは再会した年下女子に愛を注ぐ~
    -
    1巻660円 (税込)
    調理師としてホテルのレストランで働く清香は、ホテルで開催された医療業界のパーティで救急医の理人と出会う。清香には、亡くなった父親を診てもらった医師との忘れられない思い出があり、その医師と理人を重ねてしまっていた。理人もまた清香のことが気になっていたが、清香はホテルを辞め実家の弁当屋を継ぐことになり、二人の縁は途絶えてしまう……。しかし実家の弁当屋が配達する病院で、理人が勤務し始めたことから、二人の距離は急接近。お互いに惹かれていく二人だったが、清香は「エリート医師である理人と、町の弁当屋である自分では釣り合わない」と不安を抱いていた。そんな中、悪徳不動産屋が清香の弁当屋に乗り込み、立ち退きさせようと嫌がらせを始める。気丈にふるまう清香と、彼女の助けになりたいとその手を取る理人。二人の仲は急速に深まって……。
  • 強面な辺境伯は偽りの花嫁を溺愛したい
    3.3
    伯爵令嬢のエミリアは、結婚を嫌がった自由奔放な姉・ヴィクトリアに成り代わって、辺境伯であるディランに嫁ぐことになった。家族から疎まれ続けていたエミリアは親に歯向かうことができず、胸を痛めつつもディランと婚姻を結ぶ。無事に初夜を終えたエミリアは、ディランに真実を告げられないまま、ヴィクトリアとして日々を過ごしていく。優しく情熱的なディランにどんどん惹かれていくエミリア。自分の本当の名前を呼ばれないこと、嘘をつき続けていることに傷つきつつも、辺境伯領のため、そしてディランの妻として役目を果たすために奮闘していく。一方、ディランは自分の妻の振る舞いが噂で聞いていた様子と全く違うことに戸惑っていた。華やかで奔放なはずの「ヴィクトリア」の噂と、目の前にいるひたむきな「妻」の姿に感じる違和感はどんどん大きくなっていく。エミリアにどんどん惹かれていくディランは、ついに妻が隠している真実にたどり着いて……。
  • 成り上がり貴族と没落令嬢 ~契約結婚ですが愛が芽生えました~
    -
    両親を亡くしたことで、幼い子息が家督を引き継いだブルース公爵家。公爵家とはいうものの、祖父の代から徐々に衰退を始めており、もとは王族の血を引く公爵家だというのに、今では財産と呼べるものはない。そのため、ブルース公爵家の長女であるルナ・ブルースは金銭を目的とした政略結婚を決意する。相手はサイラス・エバンス。エバンス伯爵家は貿易商の成り上がり貴族と揶揄されており、権力を得るためルナに求婚してきたのだ。金はあるが権力がないサイラス。権力はあるが金がないルナ。お互いの利害が一致しただけの、愛のない結婚生活がスタートした。しかし共に暮らしてみると、冷たい男だと思っていたサイラスは、じつは愛情深い男だった。彼は亡き姉の残した一人娘を引き取り、愛情を注いで育てていたのだ。本当のサイラスを知ったルナは彼に愛情を抱くようになる。すると彼もまた、ルナに対して心を開いてくれるようになり……。
  • 庇護欲高めな堅物社長の溺愛宣言 ~ある日突然、家族になろうと言われました~
    -
    「家族になろう」――父の葬儀からわずか2日後、花音は突然、父の教え子であり、32歳の若き社長・怜からプロポーズされた。怜は、バーチャルリアリティゲームとロボットの開発を行う会社を起業し、花音の父から会話のできるロボット犬の開発を依頼されていたため、頻繁に見舞いに訪れていた。しかし花音が彼と会ったのは、たった一度だけ。そんな彼からの突然の結婚提案は、父の遺言だと知り驚愕する。「よく知らない相手との結婚など理解できない!」と、花音は断固として拒否。しかし、父が生前に家を売却していたため、住む場所を失い、仕方なく怜のマンションで一緒に暮らすことになった。ふわふわ毛のロボット犬・ゴンと、飾らずあたたかい怜との生活が花音の心を少しずつ癒やし、揺さぶりはじめる。それでも花音は怜の申し出を受け入れることはできない。なぜなら「一生結婚しない」と心に決めているから……。
  • 一途な御曹司は、初恋の相手に再び恋をする
    4.0
    蒼羽瑞季はホテルのウェディングサロンに勤める27歳。ある日、高校時代の友人の結婚式に参加した瑞季は、強引にお酒を勧められていた友人の身代わりとなり呑み過ぎてしまう。そのせいで酔っぱらった瑞季は意識を失い、目が覚めると夜が明けていた。瑞季が眠っていたのは勤務先であるホテルのデラックス・スイートルームで、しかも室内には静かに寝息を立てる見知らぬ男性が! そこでデラックス・スイートルームは副社長が長期滞在している部屋であることを思い出した瑞季。つまり自分は副社長の部屋に泊まってしまった!? パニックになった瑞季は、「ご迷惑をおかけしました」と書いた名刺を残し、部屋を去る。一度家に帰り、心を落ち着けてから出勤した瑞季を待っていたのは、副社長、直々の呼び出しだった。おそるおそる呼び出しに応じた瑞季は、そこで初めて副社長がかつての同級生・速瀬弘鷹だと知って……。
  • 無愛想な社長は愛しの派遣女子だけを甘く見つめる
    3.0
    神崎塔子は就活につまずき、派遣会社に登録して仕事をすること5年。今回の職場は働き次第では正社員登用も可能なベンチャー企業だ。社長は園生智春、34歳。彼は仕事にシビアで無口で不愛想だったが、プログラマーとして高い技術を有し、整った容姿をしているため社員からは遠巻きながら慕われていた。生真面目で不器用な塔子は周囲と自身を比べてしまい、気負うあまり仕事に没頭しがちな日々を送るようになる。智春はそんな塔子を気にかけ、ことあるごとに声をかけてくれた。塔子はそんな智春の態度に「社長として真摯に社員と向き合ってくれる良い上司」だと感じるが、周囲の人間はそうは見ていなかった。智春はあきらかに、塔子を口説こうとしている。社員たちはそう理解し、そんな智春のことを秘かに応援してもいた。けれど塔子は一向に気がつかず、智春と二人きりの食事でも仕事の話ばかり。果たして、仕事一筋の鈍感な塔子と智春の関係は……。
  • 恋したイケメン警備員は若きエリート御曹司でした
    -
    斎藤彩奈はまじめで仕事にミスがないため、男性社員からは重宝され、女性社員からは嫉妬されていた。そんな彩奈にも春がきた。社内で唯一、彩奈に優しくしてくれる警備員の男性と、始業前のひと時を談笑して過ごすようになったのだ。その日以来、彩奈は少しずつ前向きになり、それに伴い容姿も少しずつ変化していった。そして、そんな彩奈に好意を持つ男性社員が現われた。男性社員に強引に迫られ、彩奈は恐怖に慄く。しかもそんな場面を、以前から彩奈を目の敵にしていた女性社員に目撃され、「彩奈が男性社員を誘惑した」と事実を捻じ曲げられてしまう。そんなとき、彩奈を助けてくれたのは、あの警備員だった。高級スーツを身にまとい颯爽と現われた彼は、じつは専務取締役・長谷川陸だったのだ。呆然とする社員たちに向かい、陸は彩奈のことを自分の大切な人だと宣言する。その日以来、彩奈は御曹司の恋人として社内に周知されてしまい……。
  • 憧れのエリート御曹司から熱烈アプローチ!? 本気にしてもいいですか?
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    営業事務として働く嶋本沙奈には、秘かに想いを寄せている相手がいた。それは沙奈の働く会社の副社長・藤原蒼佑。御曹司でもある蒼佑は雲の上の存在であり、沙奈は彼を遠くから眺めるだけで満足していた。ある日、沙奈の電話応対に対するクレームが入る。けれどそれは沙奈自身には否のないもので、上司や先輩は「気にするな」と慰めてくれたが、沙奈はすっかり自信を失い、自己嫌悪に陥っていた。そんなおり、沙奈は蒼佑から呼び出される。クレームに対する聞き取り調査だろうと身構えた沙奈だったが、蒼佑は意外にもクレームの件はさらりと流し、沙奈の日頃の仕事ぶりを褒め、ディナーにまで誘ってくれた。予期せぬことに舞い上がってしまいそうになる沙奈は、自身に言い聞かせる。「これは上司として、気落ちした部下を元気づけてくれているだけ」 しかし、沙奈をエスコートする蒼佑の態度は上司のそれにしてはあまりに甘すぎて……。
  • 一夜を共にしただけなのに、新社長から溺愛されています
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    1巻660円 (税込)
    朝比奈佳織が経理部からメール室へ左遷されて2年がたった。当時付き合っていた営業部の彼が大きなミスを犯し、その身代わりとなったのだ。それが原因となり彼とは別れた。ある夜、佳織はひとりでバーに立ち寄った。昼間、かつての同僚たちとランチを共にしたことで、彼女たちとの差を痛感し気落ちしていたのだ。そのバーで佳織は、とても整った容姿をした男性「ジュンヤ」と出会う。彼との会話は弾み、佳織は酔いに任せて「私の処女をもらってください」ととんでもない懇願をしてしまう。ジュンヤはそんな突拍子もない願いを受け入れて、佳織を高級ホテルへとエスコートしてくれた。翌朝、佳織は連絡先も残さずにホテルを後にした。昨夜のことは良い思い出にしたかったのだ。しかし、そんな佳織の想いは裏切られることとなる。その日のうちに、ジュンヤと再会してしまったのだ。ふたりの再会の場は佳織の勤める会社。ジュンヤは佳織の働く会社の御曹司だったのだ……。
  • 臨時秘書の一途な愛情は、冷酷社長の心も溶かす
    4.0
    総務課で働く保科涼香は優等生気質で、同僚とはいまいち打ち解けられていないものの、仕事の面では周囲から信頼を寄せられている。そんな涼香がある日、社長秘書に抜擢されてしまう。理由は秘書課の女性たちが一気に辞めてしまったから。社長の天宮航は若く美しく、社内の女性社員から人気があるものの、仕事に対してはストイックな冷血漢。完璧主義者である彼の厳しい態度に耐え切れず、泣きながら退社していった秘書は数知れないという。今回もどうやら原因は社長にあるようだが、秘書課全員が一気に辞めるのは大問題だ。そんな中、白羽の矢が立ったのが涼香だった。「仕事のできる涼香なら、たとえ未経験でも秘書業務なんてお手のものだろう」という総務部長からの抜擢だった。困惑しつつも引き受けた涼香は、配属初日から天宮のストイックっぷりに舌を巻く。しかし秘書として天宮と接していくうち、涼香は噂とは異なる彼の一面に触れてしまい……。
  • 紳士な若手社長は傷ついた乙女の心を癒やしたい
    4.0
    元彼からモラハラを受けたトラウマから、恋愛に臆病になっていた七瀬莉子はある日、友人に飲みに誘われた際にIT企業の若手社長である朽木昌孝を紹介される。初めのうちこそ緊張して会話すらできずにいたが、互いに小鳥が好きという共通点を見つけてからは意気投合。付き合いたいと昌孝に言われ、莉子もまんざらではなかったが、やはりトラウマが邪魔をして素直に受け入れることができない。そこで莉子は、三ヶ月の期間限定で付き合うことを提案する。付き合ってみると、初対面時の印象通り、昌孝はとても紳士的な人で、莉子はどんどん昌孝に惹かれていく。昌孝からも「君のことを離したくない」と求められ、二人は期間限定の恋人から本当の恋人へ。しかし、愛を育み幸せを掴もうとしていた矢先、莉子の前に元彼が現れ……。
  • 死に戻りのお飾り女王は、処刑を回避して敵国皇子に溺愛される
    3.0
    隣国侵攻の責を負い処刑が決まったお飾りの女王・イリス。執り行うのは冷徹な帝国第二皇子のランドルフ。一切の政は叔父が行っていたとイリスが弁明しても、処刑が覆ることはなかった。断頭台に押さえつけられランドルフの無情な声とともに冷たい刃が滑り落ち、イリスは息絶えた……はずだった。しかし目が覚めるとそこは一年前の世界! 夢だったのかと困惑するイリスの前に、不思議な少年が現れ、ある助言をする。翌日は叔父に望まぬ婚約を命じられる日。イリスは城からの脱出を決意する。侍女の協力もあり、王宮の外に出ることに成功したが、なんと一年後に自分を処刑するランドルフと遭遇してしまう。思わず彼の名を口にすると、なぜ名を知っているのかと追及され、イリスはランドルフにすべての真実を語った。するとランドルフは、国を立て直すために自分を婚約者に指名するよう提案してきた。私を処刑する男と婚約? 死にゆく運命を変えるためには……。
  • ストイックなやり手社長は傷心秘書を独占したい
    3.0
    片思いをしていた同期に告白した三井美香。けれど同期は辛らつな言葉で美香を振るとともに、衝撃の事実を告げてきた。それは美香の親友でも真由香と付き合っているということ。実は真由香は以前から美香のことを嫌っており、自分の恋人に片思いをする美香をずっと陰で笑いものにしていたのだった。悲しみのまま、ひとりバーで呑んでいた美香は、見知らぬ男性に声をかけられる。原岡蓮也と名乗るその男性は、パーソナルトレーニングジムやエステサロンを経営する若き社長だった。美香が専属秘書になることを目標として働いてきたことを知った蓮也は「うちの会社で働いてみないか?」と提案してくれ、美香は蓮也の秘書として働きだす。転職した美香の生活は充実していた。秘書の仕事は楽しいし、なにより蓮也はとても魅力的な男性だ。「特別な感情を抱いてはならない」と自分に言い聞かせるが、蓮也の態度は美香に勘違いを起こさせてしまうほどに甘く優しくて……。
  • 草食系の同期が、じつは肉食系御曹司でした
    3.0
    陽キャで肉食系な彼に浮気され捨てられてから、恋愛から遠ざかっている保田美澄。そんな彼女には最近、気になる異性がいた。それは同期の高橋颯真。控えめで穏やかな性格をした颯真との交流は、元カレによって傷つけられた美澄の心を癒やしてくれる。しかも普段無口で他人に無関心な颯真は、美澄に対してだけ親し気な様子を見せてくれるのだ。絵に描いたように完璧な草食系男子である颯真となら、また幸せな恋愛をできるかもしれない。そう思った美澄は一念発起して颯真に告白をする。すると颯真はあっさりOKをくれ、二人は晴れて付き合うことに。しかし、いざ恋人になってみると颯真の印象がすこし違う。メッセージは情熱的だし、二人きりになると積極的にスキンシップを取ってくる。今までの草食系っぽさが薄れているのだ。「こんな人だと思わなかった……」 颯真の変化に戸惑う美澄だったが、肉食系っぽい颯真にもなぜかときめき始めてしまい……。
  • 美しい神官補佐は、死神の国からきた令嬢を一途に求める
    5.0
    死神が統治する呪われた土地といわれているオリニウス領で、大災害が起こり、オリニウス伯爵家令嬢エルヴィラは、被災した領民の世話に追われていた。そんな時、オリニウス領のはずれにある神殿の管轄である禁足地の森に、異変が生じる。森の一部に湧水が出て、土がぬかるんでいたのだ。森の調査のため、王都にある神殿から神官補佐が派遣され、エルヴィラは彼の世話をすることになる。訪れた神官補佐は若く美しい男性だった。エルヴィラは彼とは初対面だったが、なぜかエルヴィラは彼に見覚えがあるような気がした。そしてそんなエルヴィラの違和感を肯定するように、神官補佐・フーゴは不敵な笑みをエルヴィラに向けこう言った。「エルヴィラ、まだ僕を思い出せないの?」 どうやらエルヴィラとフーゴは過去に逢ったことがあるらしい。しかもフーゴは過去のふたりの仲が親密であったかのように、エルヴィラに親し気に接してきて……。
  • 不眠症の第二王子と夜伽の魔女
    5.0
    「眠りの魔女」という異名を持つシルビアは、田舎の孤児院で子どもたちの面倒をみて暮らしている。睡眠にまつわる魔法を得意とするシルビアは、子どもたちによく慕われていた。しかし、シルビアの穏やかな日常は、王家からの遣いにより一変する。王城にて、第二王子ユーリの寝かしつけ係になってほしいと言われたのだ。不眠の呪いにかけられたというユーリを、シルビアはてっきり幼子だと思っていた。ところが王城にて対面したユーリは、美しい青年男性だった。彼にかけられた不眠の呪いが、やがてその命を蝕むものだと判断したシルビアは、寝かしつけ係を引き受ける。だが、呪いは強力だった。子守唄を歌うだけでは太刀打ちできず、肌を触れ合わせたほうが魔法が聞きやすいからと、添い寝が始まる。それでも呪いを解くことはできず――とうとうシルビアは、決死の思いでユーリに願い出る。「ユーリ様、私と性交していただけませんか?」
  • 女嫌いでクールな社長は男嫌いな偽装恋人を溺愛する
    -
    1巻660円 (税込)
    同僚にデザイン盗用され、会社を辞めた荒木麻里奈は、ハローワークで大学の同級生に再会する。彼が常務を務めるグッピィは、大学の先輩・藤城慶太らがSNSアプリ開発で起業した優良企業で、麻里奈が重度の男嫌いであることを知っている人たちが経営陣という安心感もあり、転職することに……。広報部に配属され、やりがいを感じて働いていた麻里奈だったが、ある日、社長である慶太の臨時秘書に任命される。じつは慶太もまた極度の女嫌い。学生時代、慶太が普通に話せた女性が麻里奈だったことが、この人事の背景にはあったらしい。役員たちは、麻里奈であれば、うまくやれるはずだと声を揃えるが……。やむなく秘書を引き受け、微妙な距離感でなんとか仕事をこなしていると、次に下された業務命令は慶太の偽装恋人役。男嫌いと女嫌いの二人が恋人のフリなんてできるの?
  • 地味な新人秘書ですが、敏腕イケメン社長になぜか溺愛されてます
    4.0
    堅実に勤めていた地元企業の社長が倒れ、佳乃が転職先として紹介されたのは、都心の高層ビルにオフィスを構えるインターネット広告事業を展開する大企業のDEAL。初出社の日、まるでドラマのような光景に心がウキウキするのを抑えられない佳乃だったが、よりにもよって社長の慎一と出会い頭にぶつかってしまう。眼鏡が壊れてしまい、初出社だというのに、これでは何もできそうもない……。戸惑う佳乃を慎一が連れ出したのは眼鏡店。会社の役に立てるよう頑張ろうと誓う佳乃の配属先は、秘書課、しかも社長付の秘書だった。新しい職場はみな親切で、彼氏もいないと告白する佳乃に婚活パーティまで勧めるという世話焼きぶり。勧められるまま婚活パーティに参加すると、そこにはなぜか慎一の姿が。「俺とお試しで交際してみないか」という提案に乗ってはみたものの、思いのほかグイグイくる慎一。ある日、とうとう二人の唇が重なり……。
  • 契約結婚は溺愛のはじまり!? 御曹司は初心な幼なじみを穢したい
    4.2
    柚奈は祖母から受け継いだ小さなカフェを営んでいたが、疎遠となっていた祖母の弟が土地の半分の権利を主張してきたことにより、土地を手放さなくてはならなくなった。そんな時、柚奈に手を差し伸べてくれたのはお隣さんの4つ年上の幼なじみ、俊。老舗製薬会社の御曹司である俊は、こともなげに「柚奈のためなら、いくらでも出してやる」と言ってくれるが、幼なじみの厚意に甘えていい金額ではないと、柚奈は首を振る。すると俊は提案してきた。「だったら俺たち、結婚しようぜ」 聞けば俊は最近、周囲から結婚をせっつかれて辟易としていたらしい。まだ結婚する気はなかったが、相手が柚奈ならしてもよい。そんなことを言う俊に、柚奈は驚きつつも同意する。幼いころから仲の良い二人は、すでに家族のような間柄だ。兄妹が夫婦になっても変わりはないだろう。そんな軽い気持ちだった。しかし、いざ新婚生活がスタートしてみると、柚奈の俊に向けた感情は変化し始めて……。
  • 若き宰相と不遇の王女の呪われた婚姻
    4.0
    アデライン帝国の第三王女でありながら、不吉の象徴とされる赤い瞳を持って生まれたリディア。母と共に城を追い出された後、母が病で亡くなり、今はひとりで平民として暮らしていた。そんなある日、リディアは城へ呼びだされ、王から「エルファランド王に嫁ぎ、その命を奪ってこい」と命令を受ける。アデライン帝国は隣国・エルファランド王国との戦いに敗れたばかりだった。王はリディアを刺客として利用しようと目論んだのだ。『伴侶を殺さなければ3カ月で死に至る呪い』をかけられたリディアは断ることもできず、毒の入った小瓶を隠し持ちエルファランドへ。しかしエルファランド王はすでに王妃を娶っており、リディアは宰相・アレクシスへと下賜されてしまった。リディアは『伴侶』となったアレクシスを誘惑しようとするが、不健康そのものの身体から王女として育てられた女ではないことを見破られてしまい……。
  • 幼なじみのハイスぺ御曹司とお見合いすることになりました
    2.5
    フラワーショップで働いている橋本樹里はスイーツが大好きな24歳。ある日、樹里は家族ぐるみの付き合いがある幼なじみ・本田貴弘に誘われ、本田家の母の誕生日パーティに出席する。お隣の本田家は大人気洋菓子店の経営者一家で、つまり貴弘は大企業の御曹司。幼いころは気軽に仲良くしていたが、貴弘の取り巻きである女性たちから向けられる嫉妬と敵意の眼差しが怖くて、最近ではすっかり疎遠になっていた。久しぶりにお邪魔した本田家で、樹里は貴弘が見合いすることを知らされる。貴弘はもう29歳。そういう話が出てもおかしくはない年頃だ。貴弘が結婚をしたら、今以上に距離が離れてしまう。そう思い、樹里は淋しさに襲われた。けれど淋しがっている暇はなかった。なんと同じタイミングで、樹里にも見合いの話が持ち上がったのだ。母に言いくるめられ、渋々見合いを承知した樹里だったが、見合いの相手はなんと……。
  • 恋のない国の恋 ~皇帝と奴隷の寵姫~
    -
    これは恋という概念のない国のお話。宰相家で女奴隷として育った美しい娘・ヴルダは新しく即位した皇帝・ジャディードへの貢ぎ物として差し出された。しかし若く美しい皇帝はヴルダを抱こうとはせず、ヴルダに対し「私はお前と恋がしたいのだ」と言った。恋という聞きなれない言葉に困惑するヴルダにジャディードは「お互いを愛おしく思うことが恋」だと教えてくれた。ヴルダはすでに主であるジャディードを愛おしく思ってる。そう伝えると、ジャディードは悲しそうに「それは奴隷としての義務であり、恋ではない」と言った。それから、ジャディードはヴルダを家族のように扱ってくれた。ヴルダはそれが怖かった。皇帝と奴隷とでは家族になどなれはしない。ジャディードの求愛は続き、ヴルダは徐々にジャディードのことをひとりの人間として愛おしく思うようになっていく。しかし、皇帝が恋により弱くなることを恐れた皇太后が、ふたりの仲を引き裂こうと画策しはじめ……。
  • 美しき御曹司は臨時秘書を離さない
    4.0
    リゾートホテルの管理部総務課で働いている大月莉乃はある日の夜、人気のないフロアで誰かの言い争う声を耳にする。何事かと様子をうかがってみると、御曹司でもある専務兼管理部企画課課長の瀬戸育海が自身の秘書を叱責していた。慌ててこの場を立ち去ろうとしかけたが、育海があまりにも疲れた様子で溜息をつくのを見て、莉乃は「コーヒーでも入れましょうか」と声をかけてしまった。温かいコーヒーを出すと、育海はかいつまんで事情を説明してくれた。創業二十五周年を記念して、フランスをテーマにした宿泊プランを企画していること。フランス産ワインの買いつけを予定していたが、秘書の翻訳力不足で誤解が生じ、契約が危機に陥っていること……。莉乃は祖母がフランス人であり、多少ならフランス語の読み書きができる。会話の流れでそれを告げると、彼は莉乃に臨時秘書としてプロジェクトを手伝ってほしいと懇願してきて……。
  • 追放された皇妃は、冷酷な皇帝にふたたび求愛される
    2.0
    田舎の男爵令嬢であったエレナは、皇帝レオナルドに見初められ皇妃となった。レオナルドと交流することになってから身分差に悩んでいたエレナだったが、レオナルドは「エレナが良いのだ」と愛を囁き、求婚した。彼に強く惹かれていたエレナはその愛を受けいれ、二人は結ばれ――永遠に幸福な時間が続くはずだった。だが夫婦となってからしばらくして、レオナルドは突然言ったのだ。「他に好きな女ができたから、もうエレナのことは愛していない」と。そうしてエレナは離縁を言い渡され、田舎の領地に戻ることに。エレナの心は深く傷ついていたが、領民は出戻ったエレナを温かく受け入れてくれる。エレナはここで第二の人生を送ろうと決意した。そして季節が巡った頃。レオナルドが、再びエレナの元に姿を現した。彼を必死に忘れようとしていたエレナに、レオナルドは言い募る。「どうか自分の元に戻ってきてほしい、話がしたい」と……。
  • 押しかけイケメンは、溺愛・執着系御曹司でした!
    -
    大企業の子会社で働く瀬里は、ある夜繁華街で酔っ払いを介抱した。整った顔立ちと高級スーツの組み合わせから、瀬里は彼をホストだと判断する。一晩の介抱後、名乗らずに立ち去った瀬里。ところが後日、彼は瀬里が落とした社員証を持って現れた。創と名乗った彼は、お礼がしたいと瀬里を食事に誘う。そして食後に、行く場所がないから瀬里の家に置いてほしいと言い出した。創に押しきられるかたちで、瀬里は彼と同居することになる。創は見かけによらず、料理が上手い。彼と暮らしていくうちに、瀬里は朝きちんと起きられるようになり、朝食を取る習慣も身に付いた。創の仕事はホストではなく営業だということも判明する。合鍵を作ったり、揃いの食器を買ったり、創との暮らしは居心地の良いものに変わっていった。そしてとうとう、二人は旅先で一線を越えてしまう。創は瀬里への好意を口にし交際を望むが、瀬里は一時の気の迷いと、それを受けいれられず……。
  • かりそめ婚のはずでしたが、エリート御曹司に溺愛されてます
    4.0
    君が入社したら、必ず見つける──最終面接の日、偶然出会った近衛商事のイケメン社員。名前も知らないまま、天木祐理は彼に恋をした。あれから約1年。祐理は近衛商事に無事入社したものの、配属された営業三課では重役の娘やその取り巻きの先輩たちからひどい虐めを受けていた。なんで私ばっかり……心が折れそうになっていたある日、人事部から呼び出しを受けた祐理は、まもなく社長に就任する専務の秘書に任命された。目の前には、あの日、恋したイケメンが立っている。彼こそが新任の専務であり、御曹司で次期社長でもある近衛知己だったのだ。そして「私と結婚してくれないか?」と突然のプロポーズ。入院中の祖父の容態が思わしくない。一刻も早く式を挙げ、リモート中継で祖父に見せるよう海外出張中の両親に言われたという。だが婚約者は失踪中。背格好が似ているからと花嫁代理を依頼された祐理は話を引き受けるが……。
  • 再会した幼なじみが、偽装恋人契約を迫ってきます
    5.0
    憧れの企業へ派遣社員として転職を果たした中村紫乃。しかし出社してみると、配属先は希望していた企画部ではなく庶務事務で、理想と現実のギャップにショックを受ける。そんな中、紫乃は小学校の同級生、仁藤理央と再会する。理央は転職先の御曹司で、現在はCEOという肩書きだった。理央の出世に驚きつつも偶然の再会を喜ぶ柴乃。けれど理央はそんな柴乃に対し攻撃的な言動をみせる。彼の言うことには、小学生の頃、柴乃からひどい仕打ちを受けたというのだ。身に覚えのない柴乃は当時の状況を尋ねるが、理央は取り付く島もない。それでは償いようがないと困惑する柴乃に、理央はとんでもない条件を出してきた。これから1カ月間、恋人のふりをしたらチャラにしてやるというのだ。派遣社員とCEOというパワーバランス、そして過去に理央を傷つけてしまった(らしい)罪悪感から、1カ月の間だけ理央の恋人としてふるまうことを承諾するが……。
  • サブキャラ感が否めない私ですが、ワイルド系イケメン副社長に溺愛されてます!
    -
    大手IT会社のサテライトオフィスに勤める新米ウェブデザイナーの岡下澪。印象に残らない顔つきでその他大勢感が否めない彼女にも想いを抱く人がいる。誰が見たって惚れちゃうイケメン、29歳の若さで会社のナンバー2である沖勇人だ。彼は副社長なのに「サーフィンがしたい」という理由で東京から高知へやってきた。そんな憧れの沖の早朝デートの目撃談を耳にした澪は、こっそり海岸へと偵察に。すると、真っ赤なボードを持った美女と一緒にいる沖が! 失恋確定と落ち込む澪だったが、沖に見つかり、行きつけのカフェでモーニングふたり分をオーダーするように言われ、朝食に付き合うことに。カフェを出て帰ろうとする澪に、沖は「なぜビーチに来たのか」「なぜ美女が気になったのか」と詰問。素直になれない澪に向かって「覚悟してくれるか?」と投げかける。戸惑う澪に絡みつくようなキスをする沖。「もう俺から逃げられないぞ」 沖の家に連れていかれた澪は、彼に激しく求められ……。
  • 時渡りの姫君は、近衛騎士の愛に癒される
    4.3
    アマンダには別の名前がある。それは、アルマ・イングリス――離宮に幽閉されている、この国の王女の名だ。アルマは10歳のとき、火事で命を落としたはずだった。だが気絶して目覚めたとき、アルマは10年前の自分が生まれた日に、タイプスリップしていたのだ。ただし、体はそのまま10歳の子どもとして。そうして身寄りのない子どもとなったアルマは、アマンダと名を変えて孤児院で暮らすこととなった。生前の知識を使って勉学に精を出すアマンダは、その過程でロードリックという利発な少年と出会う。彼は公爵家の息子だったが気さくで、アマンダと年月をかけて仲を深めていく。やがて、平民ながら王立学園の奨学生となったアマンダは、ロードリックからの好意に気づき身分差に悩むが、ロードリックの熱意を受けいれ、幸せな一夜を過ごすことになった。だが一方で、この世界で生きるもう一人の自分アルマ・イングリスが命を落とす年が、刻々と近づいてきていて……。
  • 一途で策士な俺様御曹司に溺愛されています
    4.5
    有坂文乃には憧れの人がいる。それは先輩の白木。2年前、入社試験の日に怪我をした文乃を助けてくれた白木に、文乃は秘かに想いを寄せていた。しかし文乃以外の女性社員は、御曹司の神尾京弥に夢中だ。京弥の恵まれたルックスと優秀な仕事ぶりは女性社員を虜にしていたが、文乃は京弥が苦手だった。彼はいつも文乃のことを揶揄ってばかりいるのだ。そんなある日、文乃は二人きりの会議室で白木から強引に迫られてしまう。「有坂さんって俺のこと好きなんだろ?」 そんな言葉とともにテーブルに押し倒される文乃。しかもそれを、白木の婚約者だという女性社員に目撃されてしまう。激怒する婚約者の剣幕に、白木は「俺は強引に誘われただけだ」と文乃に罪を着せてくる。それを信じた婚約者に激しく責められる文乃を助けてくれたのは京弥だった。颯爽と現れた京弥は「有坂は俺と付き合ってる」という宣言とともに文乃にキスをしてきて……。
  • 堅物副社長と一夜を共にしてしまったので、偽装恋人を引き受けました
    4.0
    行きつけのBARで飲みすぎてしまった藤間綾香は、男性に声をかけられるまま、その場の流れで彼とベッドを共にしてしまう。翌朝、自分を抱いた男性を確認した綾香は顔面蒼白。それは会社の副社長である八ノ瀬樹だった。逃げるようにその場をあとにし、悪い夢だと自分に言い聞かせてみたが、会社に出勤した綾香を待っていたのは樹からの呼び出しだった。綾香を見るなり、樹は憔悴した様子で謝罪をしてきた。どうやら彼は昨夜、親からしつこく勧められる見合い話に腹を立て、しゃにむに酒を飲んでしまったらしい。深刻に思い詰めている樹の様子に「自分に何か手伝えることはないか」と尋ねると、樹は「君を恋人として両親に紹介させてもらえないか」と提案してくる。今さら嫌とは言えず、綾香は樹の偽の恋人を演じることに。妙にまじめな樹は「偽とはいえ恋人なのだから」と綾香を映画や食事に誘ってくれ、ふたりは休日を共に過ごすようになり……。
  • 恋のレッスン相手は隣国の次期侯爵様でした
    4.0
    伯爵令嬢リュシーが暮らすスフェール王国は、自由恋愛での結婚を推奨しているという特異な国だ。たとえ貴族令嬢であっても、自らの恋愛力で結婚相手を見つけてくる必要がある。だからこそ、社交界デビューはとても大事な場。人目をひき、将来の結婚相手にアプローチができる絶好の機会なのだから。しかしリュシーは夜会デビューで大失敗を犯す。その原因は、若い異性に慣れていないことだった。このままでは結婚相手が見つからず、将来独身の可能性が濃厚だ。そんなリュシーの前に現れたのは、隣国からやってきた訳アリ美青年シルヴァン。リュシーは父の計らいで、シルヴァンに恋のレッスンを行ってもらうことになる。一見して冷たい印象のシルヴァンだが、彼は気遣いに溢れる優しい男性だった。恋のレッスンを重ねていくうちに、ふたりはゆっくりと、確実に心の距離を詰めていく。しかしそんな折、シルヴァンが帰国することになってしまった。リュシーは自らの想いを伝えようと決意するのだが……。
  • 不真面目な恋を教えてあげる ~敏腕社長と溺愛同居~
    3.5
    レシピ開発部に所属する早川真悠は悩んでいた。きまじめで融通が利かない性格が災いし、レシピ開発がうまくいかないのだ。今夜も会社のキッチンで一人残業していたが、思うようにいかないことに心が折れ、涙があふれてしまっていた。そこに運悪く現われたのは、社長である碓氷響平。泣いている姿を見られ慌てた真悠に、響平は涙の理由を問いただしてくる。素直に答えると、響平は真悠のレシピの欠点を丁寧に指摘してくれた。おかげでレシピのブラッシュアップは大成功。「社長がいると料理が上手くいく」と喜ぶ真悠に、響平は「じゃあ、一緒に暮らしてみる?」軽い冗談を返してくる。しかし数日後、真悠はこれが冗談ではなかったことを知る。「君の住む部屋を整えたから引っ越しておいで」と響平が真悠を迎えにきたのだ。「個人的な付き合いなど皆無の社長と同居なんてありえない!」と響平の提案を一度は断った真悠だったが……。
  • 若社長は初心な新入社員を独り占めしたい
    4.0
    憧れの化粧品会社・アローネに就職し、宣伝部に配属された河野朱里。アローネの化粧品が大好きな朱里は入社以来、懸命にメイクを勉強してはいるものの、自分に自信を持てずにいた。他の女性社員たちと比べると地味で目立たないような気がして、同期の友人に対しても引け目を感じてしまうのだ。そんなある日、プレゼンが評価された朱里は数人の同期と共にプチプラ部門の新商品PR担当に選ばれる。慣れない仕事に悪戦苦闘しつつも、同期や先輩たちに助けられながら徐々に自信をつけていく朱里。そんな中、PR活動の統括として社長・山岸祐樹が合流する。若きやり手社長であり、整った顔立ちをした祐樹は女性社員のあこがれの存在だ。けれど祐樹には、副社長である遠田加奈子と付き合っているという噂があった。大人の魅力を持つ二人はお似合いで、噂は真実のように思われた。しかし、PR活動を介して言葉を交わす機会が増えていくうち、祐樹はなぜか朱里に対して奇妙な執着を見せ始め……。
  • 契約条件は「惚れないこと」!? 敏腕CEOの偽装恋人として雇われました
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    1巻660円 (税込)
    ブラック気味な会社でぞんざいな扱いを受けながらも真面目に働いていた三村茉由は、ある日突然解雇され、社員寮からも追い出されてしまう。茉由のミスが原因となり会社に大きな損害が出たらしいのだが、茉由には身に覚えがない。「具体的にミスの内容を教えてほしい」と上司にすがるも乱暴に振り払われ、社屋前で転倒してしまう。そこに手を差し伸べてくれたのが、美しい男性・十河凌だった。茉由に同情した凌は「自分の恋人役として働かないか」と奇妙な提案をしてくる。どうやら茉由を女性避けにしたいらしい。投資会社のCEOである凌は、その美貌も相まって言い寄ってくる女性があとを絶たず辟易としていたという。給料が支払われるうえ、凌の暮らすマンションに居候もさせてもらえるという好条件に、茉由はもちろん肯いた。契約に際し、凌から出された唯一の条件は「凌に惚れないこと」。はたして茉由は凌に好意を抱かず、恋人役としての責務を全うできるのか……。
  • 異国の皇子は身代わり王女を愛で蕩かせる
    4.0
    大陸にある5つの国のうち、最小であるラズロー王国の姫・リリアンは、城の庭に建てられた小屋で暮らしている。国王である父と母は政略結婚であり、二人は憎み合っていた。そのため国王はリリアンを愛するどころか、存在しないものとして扱ったのだ。そんなリリアンに蛮族の国と呼ばれるルーバル帝国との縁談が決まった。正確にはリリアンの腹違いの妹・セシリアへの縁談だったが、セシリアを溺愛している国王が、リリアンをセシリアと偽り差し出すことに決めたのだった。もし身代わりであることがバレたら命はないかもしれない……。恐怖におびえながらセシリアとしてルーバルに嫁ぐリリアン。しかしルーバルの地で待っていたのは、幸せな生活だった。ルーバルの民は蛮族などではなく、縁談相手である第三皇子・ナタクはとても美しく優しい青年だった。けれどルーバルでのリリアンは「セシリア」だ。ナタクに「セシリア」と呼ばれるたびに、リリアンの胸は痛み……。
  • 紳士な宝石商の優しすぎる溺愛
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    真咲楓は、既婚者男性に弄ばれた経験から、恋愛に対して消極的になってしまった28歳。本屋の店員として働く本好きな楓の休日ルーティーンは、行きつけのカフェでゆっくりと本を読むこと。カフェには楓の他にも常連客の男性がいて、10歳は年上だろう彼のことを、楓は気にかけていた。ある日、楓はいつものようにカフェに足を向けたが、運悪く途中で雨に降られてしまう。しかもカフェは臨時休業。困り果てカフェの前で雨宿りをしているところに、楓と同じく臨時休場と知らなかった常連男性・如月晃が現われる。彼もまた楓のことを見知っていたようで、楓を別のカフェに誘ってくれた。それ以来、楓と晃は定期的に会うようになり、恋愛に対するトラウマを引きずったままの楓は警戒しつつも、晃に惹かれていく。そんな関係が続き、ようやくふたりの仲が発展しかけた時、楓は晃が老舗貴金属店の三代目であると知って……。
  • 一途な御曹司の10年続く愛の告白
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    真部若菜はイベント会社で企画営業として働いている。新企画の街コンイベントの下見として、他社主催の街コンに参加した若菜はそこで、親会社の御曹司・深守史埜と遭遇する。若菜と史埜は学生自体からの知人であり、当時若菜は史埜にひそかな片思いをしていた。御曹司という身分と人目を惹く華やかな容姿をした史埜は、多くの女性から言い寄られており、自分に自信を持てずにいた若葉は、想いを告げることなく卒業し、それきりになっていた。そんな史埜と偶然にも職場で再会を果たしたのは最近のこと。それ以来、史埜はやたらと若菜にちょっかいをかけてくるのだ。街コンで遭遇した若菜に対しても、史埜はやけに馴れ馴れしい態度を取り、まるで他の男性と若菜の接触を邪魔しているかのよう。史埜の態度に戸惑う若菜に、史埜は「こういう場所で相手を探すくらいなら自分にしておけば?」と、とんでもない提案を持ち掛けてきて……。
  • 初恋の幼なじみと再会したら国王でした
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    オリビアには幼なじみがいた。隣の屋敷に住んでいた彼・リアムはオリビアより4つ年上だったが二人はとても仲がよく、幼いオリビアは将来、リアムのお嫁さんになることを夢見ていた。しかしオリビアが8歳の時、リアムの住む屋敷に仰々しい一団が訪れ、リアムを連れ去ってしまった。それから10年の時が経っても、リアムの行方は知れぬまま。18歳になったオリビアには、領主・ミラードとの縁談が持ち上がっていた。オリビアは未だにリアムを想っていたが、両親を亡くし天涯孤独の身となったオリビアにはミラードからの求婚を拒むことはできない。ドレスの仮縫いが終わり、ミラードとオリビアの結婚式の日取りが刻一刻と近づいてくる。そんなある日だった。オリビアの前に、思い続けてきたリアムが現れたのは。しかも10年ぶりに再会したリアムはまるで、別人のように立派な男性に成長していた。それもそのはず。リアムは国王になっていたのだから……。
  • 御曹司との行きずりの一夜には、どうやら裏がありそうです
    3.0
    恋人から一方的に別れを告げられた長塚芽衣。どうやら二股をかけられていたようで、本命の彼女である大企業の社長令嬢と婚約をしたから、もう二度と連絡するなと言うのだ。「お前は真面目過ぎてつまらない」 去り際に彼が残した言葉は、過去に付き合った男性たちにも言われ続けてきたものだった。ひとり取り残されたホテルのラウンジで、涙を流す芽衣。その時、見知らぬ男性が芽衣に声をかけてきた。自動車メーカーに勤務しているというその男性・如月遥斗は、芽衣に優しく寄り添ってくれた。整った甘い顔立ちと柔らかな物腰の遥斗にすっかり気を許してしまった芽衣は、真面目過ぎるつまらない自分に嫌気がさしていることを遥斗に打ち明ける。すると遥斗は「芽衣は魅力的な女性だということを証明してあげたい」と芽衣をホテルに誘ってくる。普段の芽衣ならば、そんな誘いには乗らなかった。けれど今までの自分を脱却したい芽衣は、遥斗と一夜を共にしてしまい……。
  • 再会したエリート御曹司に溺愛執着されています
    -
    1巻660円 (税込)
    根っからのアニメオタクである高山沙里は、大手化粧品会社で働く26歳。ある日、社員食堂でパスタをひっくり返してしまった沙里は、先日フランス支社から帰国したばかりの御曹司・古河雪久に助けられ、彼と並んでランチを取ることに。緊張に身を固くする沙里に、雪久はこんなことを言ってくる。「やっぱり気付かないか」 実は、雪久は沙里の中学生の頃の大親友だったのだ。見違えるほどのイケメンに育った雪久に沙里は戸惑うが、雪久は昔のままの距離感で沙里に接してくる。そのせいで女性社員から嫉妬されるようになった沙里は、社内ではできるだけ他人のふりをしたい、と雪久に訴える。しかし雪久には沙里の訴えとは真逆のお願い事があった。言い寄ってくる女性社員を避けるため、恋人のふりをしてほしいというのだ。絶対に嫌だと拒絶する沙里だったが、沙里のことを熟知している雪久は「沙里のあこがれの声優との会食」を餌に沙里の説得を試みてきて……。
  • 左遷のはずが、御曹司の秘書として溺愛されています
    -
    セクハラ上司からのしつこい誘いを避け続けた結果、子会社である「はるかわ文具」へ左遷されてしまった朝倉月乃。そこで月乃は新任の副社長・春川七音の秘書として働くこととなる。今までとはまるで異なる業務内容に四苦八苦していた月乃だったが、七音はそれを優しく見守ってくれた。自身も副社長になったばかりで心労が絶えないだろうに、月乃のことも気づかってくれるその優しさに、月乃は徐々に惹かれていく。七音は上司であり、しかも御曹司というあまりに違い過ぎる世界に住む人だ。膨らみ始めた七音への恋心を必死に打ち消そうとする月乃だったが、七音は彼女に自分も同じ気持ちだと告げてくる。いろいろと気がかりはあるものの、七音と結ばれ幸せな日々を過ごす月乃。しかし、そんな日々は長くは続かなかった。実は七音にはすでに婚約者がいて……。
  • 男性恐怖症ですが、氷の御曹司の偽婚約者になりました
    4.5
    幼いころから特徴的な声を揶揄われ続けてきたことで、24歳になった今でも男性が苦手な秋山恵里衣。社会人になって2年。さすがに職場の男性陣には慣れつつあるが、専務の楠孝紀は話が別。とにかく愛想のない彼は陰で「堅氷の御曹司」と呼ばれているのだ。それでも整ったルックスと御曹司という立場から、彼に恋する女性社員は少なくないらしいが、恵里衣にとってはただただ畏怖の対象だった。そんな孝紀から、恵里衣は信じられないお願いをされる。次々と舞い込む見合い話と、しつこく言い寄ってくる女性社員を遠ざけるため、「恋人のふりをしてほしい」というのだ。「人助けと思って協力してほしい」と孝紀に頭を下げられ、恐怖のあまり恵里衣はそのお願いを受け入れてしまう。こうして、目立たない存在だった恵里衣は突然、女性社員の羨望と嫉妬の対象となってしまう。偽の恋人役を引き受けたことを後悔する恵里衣だったが……。
  • 王太子との結婚は嫌なので、近衛騎士と婚約しました
    3.9
    男爵令嬢のセルセラは母を早くに亡くし、父と二人で生きてきた。そんな父が再婚し、セルセラには義妹ができた。義妹の名はルムア。ルムアには夢見の能力があり、ルムアが言うには「セルセラは王子殿下と結婚する」運命にあるらしい。なんて大迷惑な話! 留学を夢見ているセルセラは、ルムアの予知夢を回避するため、ルムアを王子の婚約者にしようと画策する。努力の甲斐あり、ルムアと第一王子の間に良いムードができつつあることを確信したセルセラは、保険とばかりに自分も「適当な」婚約者を作ることに。セルセラが狙いを定めたのは近衛騎士・ジュアル。この近衛騎士はおそらく貴族ではない。男爵家からの求婚は断りにくいはず、と考えてのことだった。セルセラの思惑通りジュアルは婚約を受け入れてくれた。しかもセルセラの留学も快諾し、留学前に式を挙げてしまおうとまで言ってくれた。しかしそんなジュアルの態度に、セルセラは違和感を覚え……。
  • 騎士団長と男装騎士令嬢の媚薬ではじまる蜜愛関係
    4.8
    伯爵令嬢のアレクシアは、何者かに殺害された父の死の真相を探るため、男と偽り騎士団に所属している。優れた剣術の腕を持っているアレクシアは、男性にも劣らぬ長身と中性的な美貌も手伝い、仕官するや否や令嬢たちの人気者になっていた。それが災いし、夜会の警備にあたっていたアレクシアは見知らぬ令嬢から媚薬を盛られてしまう。なんとか逃げることに成功したアレクシアだったが、上官である騎士団長・ギルバートと合流したところで意識を失う。次に目を覚ました時、アレクシアはギルバートに女性であることを知られていた。媚薬に翻弄されるまま、関係を持ってしまったらしい。しかもアレクシアに盛られた媚薬は効果が持続するもので、体内から完全に抜けるまで不定期に発情してしまうという。それを知ったギルバートは、アレクシアを自身の秘書官に任命し、媚薬による発情が起こるたび自らの身体でアレクシアを慰めてくれるようになるが……。
  • 微笑みの公爵令息が、筋肉美だなんて聞いてません!
    4.0
    1巻660円 (税込)
    代々、類いまれなる身体能力を駆使して、狂暴な魔獣が棲息する森を管理するヴィヴァルディ家の長女として生まれたカンナ。そろそろ結婚を、と両親からは言われているが、王都の貴族令息は軟弱者ばかりで、父や兄のように強面で筋肉質な男性が好みであるカンナの理想の男性は見つからない。そんなある日、微笑みの王子様と呼ばれる騎士・フィレン=シルヴェストリ公爵令息からカンナへ縁談の申し込みが。フィレンはカンナの理想とは真逆だが、格上の公爵家からの縁談を断ることはできない。渋々フィレンと顔合わせをしたカンナだったが、フィレンから縁談の目的を明かされたことで、この縁談を受け入れる決意をする。フィレンが欲していたのはカンナではなく、ヴィヴァルディ家の身体能力だったのだ。恋愛感情の伴わない、家のためだけの結婚。そんな割り切った関係のはずが、初夜の場でフィレンの意外な一面を知ってしまったカンナは……。
  • スパダリ御曹司に溺愛されて、失恋を嘆く暇もありません
    5.0
    彼氏に会社の屋上に呼び出された上田成美は、その場で別れを切り出される。別れ話をする彼の傍にはなぜか、成美の同僚である真由美がいた。真由美は成美からいじめられていると訴え、彼はそれを信じ切っていた。同情が愛情に変わったから、成美とは別れて真由美と付き合うというのだ。身に覚えのない罪状で一方的に責め立てられ、人間性を否定され、ひとり屋上に取り残された成美。どうすることもできない苛立ちを発散すべく、屋上のフェンスにしがみつき地上に向け絶叫しようとするが、そこで成美は見知らぬ美しい男性に声をかけられる。取り乱した様子の彼はどうやら、成美が飛び降りようとしていると勘違いしたらしい。振られるところから目撃していたという男性は、成美に同情するとともに成美の人間性を肯定してくれた。傷ついた心がほんの少しだけ癒やされ、成美は男性に感謝する。しかし次の瞬間、男性は成美にキスをしてきて……。
  • ドS社長は一夜の相手を偽装婚約者に指名する
    4.0
    1巻660円 (税込)
    恋人に浮気され失恋した絢音は、ホテルのバーでやけ酒をした挙げ句、偶然隣に居合わせた男性相手に愚痴をこぼしてしまう。絢音の足元もおぼつかない有様を見かねた男性は、併設されたホテルに部屋を取ってくれた。酔っているうえ豪華なスイートルームに心が浮き立った絢音は、そのまま男性と一夜を共にしてしまうのだった。翌朝、目を覚ました絢音は昨夜の自分を呪う羽目になる。一夜を共にした相手は絢音が務める会社の社長・理仁だったのだ。しかも昨夜、泥酔状態の絢音は理仁とある約束を交わしていた。それは「相次ぐ見合い話を遠ざけるため、理仁の婚約者を演じる」というもので。こうして「理仁の偽の婚約者」としての生活をスタートさせた絢音だったが、理仁はまるで本当の恋人であるかのように、甘く優しく絢音に接してきて……。
  • 完璧御曹司は愛しの家政婦の世話を焼きたい
    -
    高校卒業以来ずっと勤め続けてきた会社が倒産し、ある日突然仕事を失った門崎美玖。しかも転職活動は難航。貯金もどんどん減っていき、「このままではアパートからも追い出されてしまう……」と焦りを感じていたそんな時、高校時代の先輩である東透から、「ハウスキーパーになって欲しい」と相談を受ける。大手家具メーカーの御曹司であり、現在は次期社長として経験を積んでいる最中である透は日々多忙で、引っ越したばかりのマンションが片付かず困っているらしい。美玖は「掃除も料理も嫌いじゃないが、プロのような仕事ができる自信はない」と辞退するが、透は引き下がらない。「同じマンションの別階に美玖用の部屋も用意する」と必死に頼み込まれた美玖は、透のハウスキーパーとして働くことを決意する。透の部屋の掃除をし、洗濯をし、夕飯の準備をして彼の帰りを待つ。そしてふたりで夕食を食べる。そんな日々を過ごすうち、ふたりの距離は近づき始めるが……。

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