囲碁・将棋 - マイナビ出版作品一覧

  • 石の効率がぐんぐん良くなる本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アキ三角は、相手に打たせろ! 囲碁をはじめてから月日は流れたけど、なかなか強くならない……そんな悩みをお持ちの囲碁ファンは、多いはずです。 囲碁は、「地の多い方が勝つ」ゲームですが、はじめから地ばかり囲おうとしても、なかなか勝つことはできません。依田九段は、「囲碁の本質は、地を囲うことではなく、『石の効率』を追い求めて、『可能性』の豊かなところに打つことである」と説きます。 本書では、「捨て石」「アキ三角」「利き筋」など、「石の効率」を上げるためのコツを、1から丁寧に解説しています。 特に「三目の真ん中」が、手筋の基本だということは、囲碁が結構強くなった方でも、気がついていない方が多いはずです。 本書の内容を身につければ、今までとは見違える碁が打てるようになるでしょう。
  • 石の方向 養成トレーニング
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大局観を磨く問題集! わずかな形の違いで、ある時は最善手だった手もまったくの方向違いになるのが布石の怖さです。正しい石の方向を嗅ぎ分けるためには、ポイントをしっかり押さえた上での反復練習が何より大切です。本書は、マイケル・レドモンド九段が贈る、正しい石の方向を身につけていただくための特別メニューです。 序章では、広さ、高低、厚み、石の強弱といった、石の方向を判断するために必要なポイントを例題の形でまとめています。基本編では石の方向を2択で問う問題を48問用意しました。応用編では選択肢をなくし、盤上この一手をズバリ指摘する問題が119問。そして最後に総合問題を15問用意しています。 しっかりと一手一手の意図を読み込んで正解を導き出すのもよし、盤面をさっと眺めて感性で解答していくのもよし。本書を解きこなせば、見違えるように布石の急所を感じ取れることでしょう。
  • 1から始める詰将棋
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は詰みの基本となる、頭金から始まる詰将棋の本です。序章で将棋の基礎知識を解説し、金銀桂香歩飛角それぞれが持つ特徴的な詰みの形を1手詰80問と3手詰120問にまとめました。詰みの基本を覚えるのに、1手詰ほど役に立つものはありません。詰みと不詰みの違いをしっかりと見極め、詰み形というものを理解してください。 3手詰には「逃げ道を封鎖」、「守備力を低下」、「玉位置をずらす」などいろいろな詰めの筋が出てきますが、これらは実戦でも頻繁に現れます。手ごわい問題もありますが、解いた分だけ終盤力がアップするでしょう。 ≪CONTENTS≫ 序章:将棋の基礎知識/第1章:10級問題/第2章:9級問題/第3章:8級問題/第4章:7級問題/第5章:6級問題
  • イチから学ぶ将棋のロジック 三間飛車編
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は定跡書ではなく、上達書です。 級位者のなかには、定跡を覚えてもその展開にならない、とお悩みの方は多いはず。 定跡はそれだけでは知識に過ぎません。大事なのは、本質的なロジックを理解することです。 本書は、細かい手順よりも、基本的な考え方や応用の利く手筋を中心に解説した新しい構成の本です。 アマチュアに人気の三間飛車を題材に、「さばき」「受け」「形勢判断」の考え方が身につくように工夫されています。本書を読んで、初段を目指しましょう! 級位者のなかには、定跡を覚えてもその展開にならない、とお悩みの方は多いはず。 定跡はそれだけでは知識に過ぎません。大事なのは、本質的なロジックを理解することです。 本書は、細かい手順よりも、基本的な考え方や応用の利く手筋を中心に解説した新しい構成の本です。 アマチュアに人気の三間飛車を題材に、「さばき」「受け」「形勢判断」の考え方が身につくように工夫されています。本書を読んで、初段を目指しましょう! 遠山雄亮(とおやま・ゆうすけ) 1979年12月10日生まれ。東京都練馬区出身。 1993年、6級で奨励会入会。加瀬純一七段門下。 2005年10月1日、四段。2018年六段。 デビュー当時は振り飛車党だったが、現在は居飛車党に転身。 第34期竜王戦ランキング戦3組昇級者決定戦で2組昇級を果たす。 他にも王位リーグ入りや棋聖戦の決勝トーナメント出場を果たすなど、各棋戦で活躍中。 また、長年の間「モバイル編集長」としてモバイル中継の運営に携わったり、棋士会の副会長を務めるなど、普及面でも精力的に活躍中。 Abema将棋チャンネルでは級位者にもわかりやすい解説でファンに人気を得る。 著書に『将棋・ひと目の詰み ~実戦形で終盤力アップ~』、『将棋・ひと目の歩の手筋~将棋上達の入り口~』(マイナビ出版)、『ゼロからはじめる 大人のための将棋入門』(スマート新書)などがある。
  • 一撃! 対振り飛車へなちょこ急戦
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 振り飛車破りのドル箱戦法 本書で紹介する戦法は、単純明快な駒組みから速攻を繰り出して、振り飛車を一気に攻略するものです。 その名も「へなちょこ急戦」!! ……弱そうな名前ですが、頼りないのは名前だけ。一度覚えてしまえば、勝ち星を量産できる対振りのドル箱戦法です。 著者はYouTuberのSugar氏。本戦法の創始者で、急所を知りつくしています。 ぜひ本書を読んで、「へな急」をレパートリーに加えてください。 序章 へなちょこ急戦とは 第1章 対三間飛車 第2章 対四間飛車 第3章 対中飛車 第4章 対向かい飛車 Sugar(しゅがー) テンポがよく面白い解説に定評のある将棋系YouTuber。チャンネル登録者数は3万人を超える。 棋力は「将棋ウォーズ」で七段、「将棋倶楽部24」で六段。 真似しやすい戦法をわかりやすく解説する「神研究」シリーズを投稿しており、初級から上級まで幅広い層の将棋ファンから支持を得ている。 本書が初の著作となる。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
  • 一番やさしい形勢判断法 すぐに使える3つのポイント
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたが負けるのは、形勢判断をしないからだ! 「形勢判断は、難しくて面倒くさい」と思われている方が多いと思います。しかし、実はとても簡単なのです。本書では片岡九段が、簡単に形勢判断ができる3つのポイントをやさしく解説しています。「戦うか、戦わないか」「模様をどう考えるか」など、一局のなかでは、迷う場面が必ず何度か出てきます。そんなときに、(1)石の形・働き(2)石の強弱(3)地の比較、という、たったこれだけの形勢判断のポイントをおさえておけば、楽に次の一手を見つけることができるのです。地を数える必要など、ありません。本書で大ざっぱな形勢判断法を身につければ、あなたの勝率は大幅にアップするでしょう。
  • 一問一答! 囲碁・9路盤の手筋 ~基本定石からヨセまで~
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は9路盤を題材とした問題集です。 実戦譜を元に、「手筋」「死活」「ヨセ」「総合問題」と4つに分けて出題します。 レベルは一手で解決するやさしい問題から、応用レベルのものまで用意しています。 一回で解けなくても、繰り返して解くことで、大幅な棋力アップが見込めます。 ◎手筋 9路定石は手筋の宝庫です。 一問一答で定石を覚えつつ、19路にも応用できる手筋を身につけてください。 ◎死活 9路は接近戦の多さから死活を身につけるにはうってつけです。 また、基本死活をマスターすれば、9路での勝率は格段に上がります。 ◎ヨセ ヨセの手筋を問うほかに、計算問題も出題しています。 目算や形勢判断の考え方を身につけるにも、9路はぴったりです。 ◎総合問題 実戦力を問います。手筋・死活の応用問題に加えて、形勢によってどちらの手段を選択するか、 といった問題を用意しています。 さらに、巻末には9路で覚えるべき必修の定石集がついています。 9路盤で勝ちたい方から、19路盤での手筋力・死活力・終盤力を身につけたい方は是非手に取ってみてください。
  • 一問一答で身につく 囲碁AI流 新しい序盤の考え方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「次の一手」で囲碁AIの碁に触れよう! 囲碁AIがトップ棋士と互角以上の戦いをするようになった現在、囲碁AIの棋譜で勉強することは上達の大きなチャンスです。また、「少しだけでも囲碁AIの碁に触れてみたい」と考えている囲碁ファンの方も多いのではないでしょうか。 本書は、アルファ碁の棋譜を題材とした「次の一手」問題集です。「Master」から「アルファ碁自己対戦譜」、最新の「アルファ碁Zero」まで。局面はAIの特徴がよく出ている場面から始まるので、全ての問題で衝撃と新鮮味を感じるでしょう。また、もちろん棋力向上に役立つよう、手の意味や変化を詳しくわかりやすく解説しています。 囲碁AIの碁に少しでも興味のある方は、気軽に手にとってみてください。
  • 一問一答で身につく! 囲碁・ダイレクト三々の基本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現在大流行している「ダイレクト三々」の戦術書です。 基本の手順や作戦の考え方から難解手順の避け方まで丁寧に解説しています。 三々に入られた側の応手は「ハネ」「ノビ」「オサエ」の3通りがあります。 応手ごとに章分けし、それぞれの変化を「一問一答」の問題形式で解説していきます。 陣地も先行し、相手の眼形も積極的に奪っていく「ダイレクト三々」。 華麗に使いこなして勝率アップを目指してください。 第1章 ハネ 第2章 ノビ 第3章 ケイマ
  • 一問一答で身につく 現代将棋の基本手筋432
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 そのまま使える実戦手筋が満載! 本書は現代将棋で使える手筋を一問一答形式でマスターできる一冊です。 手筋とは部分的な形において有利になるための一手であり、これを知っているかどうかで勝敗が左右されることもしばしばです。手筋の勉強には次の一手問題を解いてその形を覚えるというやり方が有効ですが、このとき、問題図の局面が旧型の将棋では実戦での出現頻度はどうしても低くなってします。 そこで本書では角交換系の振り飛車や最新の矢倉、角換わり、横歩取りといった流行形の局面をベースにした次の一手問題を432問収録しました。現代将棋で現れる戦型を問題にしているため、実戦にもそのまま現れやすく、すべての手筋がまさに即戦力といえるものになっています。 問題は序盤、中盤、終盤をすべて網羅。本書1冊で現代将棋の手筋は完璧にマスターすることができるでしょう。 ぜひ本書の手筋を身につけて、実戦で勝利に導く一手を放ってください。
  • 1冊で全てわかる 角交換四間飛車 その狙いと対策
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 角交換振り飛車の全てがわかる! 藤井猛九段が創案し、プロ・アマチュア問わず人気のある戦法、角交換四間飛車。その人気の理由の一つに、序盤の駒組みの分かりやすさがあります。 1、角をオープンしたまま、4手目は△4二飛 2、角を交換する 3、王様をしっかり囲う この3点の基本を押さえるだけで、十分に戦えます。逆棒銀という明確な攻め筋があるのも心強いところです。 しかし誕生から数年がたち、居飛車の対策も確立されてきました。そしてそれに対する振り飛車の指し方も研究が進み、現在では戦法の定跡がかなり整備されています。 本書ではその定跡を振り飛車目線だけでなく、居飛車目線でも示す内容となっています。角交換振り飛車戦法を指すだけでなく、それを受けることもある大石直嗣六段がそれぞれの立場にたって解説しているので、本戦法を指している方にも対策に困っている方にも参考になる1冊となっています。 扱っている戦型もバリエーションに富んでおり、基本となる矢倉、現代的な銀冠、堅さを生かす穴熊と、居飛車の形をひと通り網羅しています。まさに角交換四間飛車が1冊で全てわかる内容です。ぜひ手にとって読んでみてください。
  • 1冊で全てわかる向かい飛車 その狙いと対策
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 向かい飛車の破壊力とその対策の全貌がここに! 「向かい飛車は、アマプロ問わず人気の戦法である。とにかく速攻で攻められることが魅力で、玉だけ囲い、飛車をぶつけて短手数で勝ったりするともうやめられなくなる」(まえがき) 居飛車が飛車先突破を図り、振り飛車はそれをうまく受け流しカウンターを狙う。それがごく一般的な居飛車VS振り飛車の対抗形の戦い方です。 しかし、居飛車の攻撃を受け流すのではなく、真っ向から対峙し、むしろ逆襲を食らわせる恐ろしい戦法があります。 それが向かい飛車です。 振り飛車側にしてみればこれほど痛快な勝ち方はなく、逆に居飛車からすればこれほど忌々しい戦法はありません。 ノーマル向かい飛車、メリケン向かい飛車といった昔ながらの向かい飛車だけでも十分すぎるほどの破壊力を持っているのに、現代は角交換型の向かい飛車というさらに攻撃的な作戦も登場しています。 本書ではまず向かい飛車の成功例を示し、続いて居飛車の対策を解説しています。これによって向かい飛車の「狙いと対策」が一冊ですべてわかるようになっています。最終的には互角になるわけですが、本書を読んだ方は振り飛車党も居飛車党も関係なく、改めて向かい飛車の破壊力の高さに嘆息することは間違いありません。 本書は振り飛車党の方にとっては強力な武器を手に入れることにますし、居飛車党の方にとっては危険すぎる戦法に対するワクチンとなるでしょう。 すべての将棋ファンに読んでいただきたい一冊です。
  • 1冊で即戦力! 囲碁 必殺の手筋・作戦集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「はい。どうも。横浜囲碁サロンの藤森です」 軽快な挨拶で始まり、囲碁の超お役立ち情報を毎日配信している「横浜囲碁サロンチャンネル」の書籍化です。 「横浜囲碁サロンチャンネル」は登録者数が1万人、どの動画も数千~1万再生を誇る人気チャンネルです。 本書は、Youtubeで取り上げている手筋や定石を問題形式で紹介していきます。 「布石」「定石」「手筋」「死活」で分けており、体系的に学べるようになっています。 どの問題にも動画のリンクが貼られており、書籍だけでは理解できない疑問やより詳しい変化が知りたい場合は、動画と連動して学ぶことができます。 また、書籍オリジナルの内容として、高段者同士が対局した置碁の見本を4局収録しています。 中には、名人戦リーグに在籍しているトッププロ・林漢傑八段が4子を置いた局もあります。 石の働かせ方、相手の石の攻め方、形勢が良いときの打ち方など、是非参考にしてください。 囲碁界では異例の、「1万人」が学んでいる講座です。 上達を目指す方は是非手に取ってください。
  • 1冊で詰みの基本が身につく3・5・7手詰
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詰みの基本手筋を覚えよう! 将棋で勝つためには相手玉を詰ます必要があります。よって、玉を詰ますトレーニングである詰将棋は、勝つための必須項目といえます。 また、頭の中で駒を動かし、変化を考える練習を繰り返すことによって、自然と読みの力がつくことも詰将棋の効能の一つです。 本書には3・5・7手詰の詰将棋が合計432問収録されており、解くことで基本的な詰み筋が身につくようになっています。 初心者、級位者の方でも解けるような易しい問題が数多く出題されておりますので、終盤力向上、将棋上達の第一歩として、ぜひ取り組んでみてください。
  • 1冊でわかる!角換わり早繰り銀の基本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 攻め方は簡単で、攻撃力が高くて、攻めも失敗しにくい。そんな戦法を求めているあなたへ 角換わりにおいて、棒銀と並んで有力な作戦が早繰り銀です。 飛車と銀で攻めるところは棒銀と変わりませんが、銀を中央で使う早繰り銀は、棒銀よりも攻め方が豊富なのです。 本書では、まず早繰り銀の基本的な狙いと成功例を紹介し、次に早繰り銀対策の主な形を挙げました。 本書をしっかり読み込めば、早繰り銀戦法の勘所が身に付くこと間違いありません。早繰り銀戦法の魅力を感じていただければと思います。 「角換わりを指してみたいけど、難しいって聞くしなぁ」「棒銀はおぼえた。でも銀が使いにくい」 攻め方は簡単で、攻撃力が高くて、攻めも失敗しにくい。そんな戦法を求めている方へ。 ずばり、早繰り銀を指しましょう! 飛車と銀で攻めるのは棒銀と変わりません。しかし、早繰り銀は銀を中央で使うため、棒銀よりも攻撃の幅が広いのです。銀が取り残される心配はなし! 早繰り銀は、プロ間でも50年以上前から指されている本格的な戦法です。それだけ定跡も整備されていますが、近年見直しが急激に進み、新手が続々と生まれています。 本書では、まず序章で早繰り銀の基本的な狙いと成功例を紹介し、次に早繰り銀対策の主な形を挙げました。本編では、古くからある定跡から最新の変化まで、幅広く網羅しています。 巻末には次の一手問題も用意しました。これで総仕上げです。 この1冊で早繰り銀の世界を楽しみましょう。 序章 角換わり早繰り銀の駒組み 第1章 相早繰り銀 第2章 早繰り銀対腰掛け銀 第3章 最新の▲7八金省略型 第4章 棒銀対策 第5章 序盤の▲1六歩 第6章 後手の早繰り銀 第7章 次の一手 真田圭一(さなだ・けいいち) 1972年10月6日生まれ。千葉県八千代市出身。 1985年、6級で奨励会入会。(故)松田茂役九段門下。 1992年4月、四段。2016年10月、八段。 矢倉や角換わりを得意とする居飛車党の本格派。 1994年3月、第52期順位戦でC級1組に昇級。 1997年、第10期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負で屋敷伸之棋聖(当時)を2勝1敗で破ってタイトル戦初出場。 七番勝負は谷川浩司竜王に敗れるも、その活躍によって第25回将棋大賞の新人賞を獲得した。 主な著書は『1手ずつ解説する角換わり棒銀』、『矢倉の新常識』、『わかる!勝てる!! 急戦矢倉』、『激変する現代矢倉』、『角換わりの手筋』、『現代将棋の基本手筋』(いずれもマイナビ出版)など多数。
  • 1冊でわかる!さばいて勝つ棒銀の基本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一直線に攻めて敵陣突破。 単純明快で、将棋本来の魅力にあふれている棒銀。 はじめて覚えた戦法は棒銀という方も多いでしょう。 しかし、そこから次の段階へ進めず、苦労してはいませんか? もちろん、相手にも棒銀対策があります。強くなるにつれて、銀を繰り出すのみでは勝ちにくくなります。 本書では、よりレベルの高い「棒銀力」の習得を目指しています。相手が正しく受けても、理に適った攻めの用意があれば怖くありません。圧を加える、退いて立て直す、手にした持ち駒で端を攻める、などなど多彩な技を用いて攻略ができます。 戦型については幅広く取り上げました。雁木や嬉野流も、棒銀で十分に戦えます。対四間飛車は、従来の定跡と新型版、ともに飯塚先生独自の研究を披露。 棒銀は圧倒的な破壊力のポテンシャルを秘めています。 その強さを引き出しましょう。
  • 1冊でわかるノーマル振り飛車 基礎から流行形まで
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマチュアに根強い人気のある角道を止める振り飛車は、角交換振り飛車など近代的な構想の流行によって 「ノーマル振り飛車」と呼ばれるようになり、一時は過去のものとなったかと思われていました。 しかし最近になってノーマル振り飛車の再評価が進み、プロ棋界でもまた振り飛車の主流の座を取り戻しつつ あります。しかし、振り飛車に対する対策もさらに進歩を遂げているのも事実です。 エルモ囲い、ミレニアム、銀冠穴熊、4六銀3七桂型などへの対策に、特にアマチュアの振り飛車党は 苦慮しています。 本書では、囲いの考え方、居飛車の攻めに対する迎撃態勢の組み立て方などの基本から始まって、最新形の対策に進んでいきます。 一冊で基本から流行形まで押さえられるので、すぐに使える振り飛車の知識を身につけたい方におすすめです。
  • 1冊でわかる右四間飛車 その狙いと対策
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四間飛車VS右四間飛車の決定版! 指されて困る戦法は何ですか? この質問の答えとして最もよく聞くのが右四間飛車です。飛車、角、銀、桂を理想的なポジションに配置し、4五(または6五)の地点から集中砲火を浴びせます。この攻めがあまりにも強力すぎて、わかっていても受け切れないのが悔しいところで、多くの将棋ファンを悩ませ続けています。 本書は、現在は振り飛車党で、奨励会時代には右四間飛車を多用して独自に研究を進めていたという藤倉勇樹五段が「四間飛車VS右四間飛車」という戦型について、徹底的に解説した一冊です。右四間飛車の圧倒的な破壊力と、四間飛車の正しい対応の両方を熟知している藤倉五段だからこそ書けたこの戦型の決定版です。 第1章で「右四間飛車の基本形」を学んだあと、第2章からは「右四間飛車急戦型」、「右四間飛車左美濃型」、「右四間飛車穴熊型」と右四間の3つの形における成功例と対策を解説しています。また、第6章では「その他の戦型」と題して、飛先不突き右四間や早めの▲6五歩といった変則的な形を網羅しています。 四間飛車に対して右四間飛車で攻め倒したい方も、いつも右四間に悩まされている四間飛車党の方も必見の一冊です。
  • 1週間でぐんぐん強くなる! やさしい死活特訓200
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 無理なく楽しく、あっという間に死活の達人!「二眼あれば生き」というのは分かっているけれど、いつも石が死んでしまう。ましてや、相手の石なんて殺せるわけもない。そんな方にオススメなのが本書です。本書は、1週間で死活が上達できるよう構成された、級位者のための死活独習本です。 はじめの5日間は、「欠け眼」「ダメヅマリ」などテーマを絞って死活の大事なポイントを、身につけていただきます。残りの2日間は、学んだポイントを踏まえ、テーマが混ざった状態で問題を解いていただきます。問題数は、合計で200題。無理せず問題を解いていくだけで、1週間後には死活の力がぐんとアップしているでしょう。 ■CONTENTS 【1日目】欠け眼/【2日目】ダメヅマリ/【3日目】生きる急所/【4日目】死活の基本手筋/【5日目】死活の応用手筋/【6日目】テスト/【7日目】卒業問題 ■著者 郭求真(カクキュウシン) 昭和32年生。台湾。48年来日。富田忠夫名誉九段門下。48年院生。53年入段、同年二段、54年三段、56年四段、59年五段、平成19年六段。昭和57年第7期棋聖戦四段戦準優勝。平成6年第19期棋聖戦五段戦準優勝。※略歴は書籍刊行時のものを表示しています。 ■監修 王立誠(オウリッセイ) 昭和33年生。台湾。46年来日。加納嘉徳九段門下。47年入段、63年九段。56年第6期新人王戦優勝。57年大手合第1部優勝。58年第14期新鋭戦優勝。平成元年、5年、11年、12年鶴聖。6年第1期アコム杯優勝。7年第43期王座位獲得。同年第1期JT杯戦優勝。12年第24期棋聖戦で棋聖位を奪取、以降3連覇。13年、十段位獲得、以降4連覇。15年第50回NHK杯準優勝。10年第2回LG杯で、国際棋戦初優勝。12年第2回春蘭杯で優勝。※略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 1週間でぐんぐん強くなる! やさしい手筋特訓200
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 無理なく楽しく、あっという間に手筋の達人!手筋は、一局を通して常に活躍するもの。棋力向上には欠かせません。本書は7つの章からなり、1日1章ずつ、1週間で基本的な手筋が身につくように構成されています。6日目までは、「ワリコミ」「ホウリコミ」「ダメヅマリ」などテーマを絞って基本的な手筋を身につけていただきます。最後の7日目は、学んだ手筋が身についたかを確認する卒業問題となっています。問題数は、合計で200題。無理せず問題を解いていくだけで、1週間後には手筋の力がぐんとアップしているでしょう。 ■CONTENTS 【1日目】ワリコミ/【2日目】ホウリコミ/【3日目】ツケ/【4日目】アテコミ/【5日目】ダメヅマリ/【6日目】その他の手筋/【7日目】卒業問題 ■著者 郭求真(カクキュウシン) 昭和32年生。台湾。48年来日。富田忠夫名誉九段門下。48年院生。53年入段、同年二段、54年三段、56年四段、59年五段、平成19年六段。昭和57年第7期棋聖戦四段戦準優勝。平成6年第19期棋聖戦五段戦準優勝。※略歴は書籍刊行時のものを表示しています。 ■監修 王立誠(オウリッセイ) 昭和33年生。台湾。46年来日。加納嘉徳九段門下。47年入段、63年九段。56年第6期新人王戦優勝。57年大手合第1部優勝。58年第14期新鋭戦優勝。平成元年、5年、11年、12年鶴聖。6年第1期アコム杯優勝。7年第43期王座位獲得。同年第1期JT杯戦優勝。12年第24期棋聖戦で棋聖位を奪取、以降3連覇。13年、十段位獲得、以降4連覇。15年第50回NHK杯準優勝。10年第2回LG杯で、国際棋戦初優勝。12年第2回春蘭杯で優勝。※略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 一生懸命 ふまじめ 囲碁トッププロの生き方
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 58歳、まだまだ強くなる! 自他ともに認める囲碁界きっての遊び人、武宮正樹九段。「囲碁の勉強は一日5分、ダンスは一日3時間」というほど、今はダンスに夢中。しかし58歳の今年、NHK杯準優勝、本因坊リーグ入りと、囲碁の成績は絶好調。この強さの秘密は何なのか!? 本書では、「楽しく生きて碁も強くなる」ための、武宮九段とっておきの発想法をお伝えします。囲碁が強くなるための考え方はもちろん、「ピンチそのものより平常心を失うことが危険」「考えすぎて、良くなる事はない」など、勝負と遊びの達人ならではの人生にも通じる思考法を、囲碁と日常生活の例を用いながら、わかりやすく伝えます。 囲碁が強くなりたい人はもちろん、人生を存分に楽しみたい人へのヒントもつまった一冊です。
  • 1手3手の詰将棋
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「詰将棋のエッセンスはこの1手・3手詰にあると私は思っています」(まえがきより) 本書は米長邦雄永世棋聖による将棋上達の初めの一歩といえる書籍です。将棋は先に玉を詰ました方が勝ちというゲームですから、玉の詰まし方を覚えることがまず第一です。また、飛車、角、金、桂といったさまざまな駒で玉を詰ます形を学ぶことで、それぞれの駒の働きや特徴を覚えることもできます。本書には1手詰61問、3手詰139問が収録されています。1手詰で基本を修得し、3手詰に挑戦してみてください。本書をマスターして、将棋に勝つための最初の一歩を踏み出してください。
  • 1手ずつ解説!受けの感覚が身につく大山康晴の名局
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    1巻1,694円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大名人の名局13局を1手ずつ解説 本書は、大山康晴十五世名人の名局13局を初手から投了まで1手ずつ解説した実戦集です。 受けの達人と呼ばれ、タイトル獲得80期と歴代2位の記録を持つ大名人。その棋譜を通してさまざまな将棋の技術が感じられます。 若き日に升田幸三実力制第四代名人と戦った「高野山の決戦」から最晩年のA級順位戦、谷川浩司竜王との一戦も紹介。 昭和の大名人の息吹を感じられる一冊です。 本書は、大山康晴十五世名人の名局13局を初手から投了まで1手ずつ解説した実戦集です。 受けの達人と呼ばれ、タイトル獲得80期と歴代2位の記録を持つ大名人。その棋譜を通してさまざまな将棋の技術が感じられます。 若き日に升田幸三実力制第四代名人と戦った「高野山の決戦」から最晩年のA級順位戦、谷川浩司竜王との一戦も紹介。 昭和の大名人の息吹を感じられる一冊です。 佐藤慎一(さとう・しんいち) 1982年8月16日生まれ 東京都練馬区出身 1994年9月 6級で故・剱持松二九段門 1999年10月 初段 2008年10月1日 四段 2015年1月16日 五段 正統派居飛車党で矢倉、角換わりを得意とする。2015年、第28期竜王戦で5組昇級。 将棋連盟の将棋会館道場のこどもスクールでは長年講師を務めている。 著書に「1手ずつ解説!さばきの感覚が身につく棋譜並べ上達法」「1手ずつ解説!将棋の筋が良くなる棋譜並べ上達法」「もはや死角なし!進化版 極限早繰り銀」「史上最速の攻撃戦法 極限早繰り銀」「矢倉で勝つための7つの鉄則と16の心得」、「将棋・基本戦法まるわかり事典 居飛車編」(いずれもマイナビ出版)がある。
  • 一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 "棋譜並べの決定版! これが棋譜並べ集の決定版! 棋譜並べは棋力向上にうってつけの上達法です。 ・一局の流れを掴むことができる ・布石や定石に詳しくなる ・プロの正しい手をみることで、筋がよくなる ・大局観が身につく 挙げていったら切りがありません。しかしその反面、なかなかハードルが高いことも事実です。 「一譜ごとの手が長い」 「並べても解説のない手の意味が分からない」 上記のような悩みを持ち、並べている途中で挫折してしまう方も多いのではないでしょうか? 本書はそんな悩みを解決し、誰でも棋譜並べで上達ができるよう、以下のように工夫しています。 「一譜ごとに五手」 「一手ずつ、全ての手に解説をつけている」 著者は修行時代、9割の時間を棋譜並べに割いていたという大橋成哉七段。 解説も丁寧で明快です。 本書で碁の感覚を身につけ、効率よく上達をしてください。 ◎著者 大橋成哉(おおはし・なるや) 平成2年生まれ。大阪府出身。 平成17年入段、27年七段。 平成22年:第37期天元戦本戦出場 平成29年:第43 期天元戦本戦準々決勝進出 著書に『サクサク解ける! 詰碁と手筋の基礎トレーニング400』 (マイナビ出版)がある。
  • 一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法 【江戸時代前編】
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大ヒット書籍「一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法」の続編! 本作は、江戸時代前期に打たれた古碁が題材。 読者が唸るような、本因坊道策をはじめとする、歴戦の猛者の碁を収録しています。 古碁は現代の碁に比べて、形や石の流れが重視され、非常にわかりやすく学ぶのに適しています。 「一手ずつわかりやすく解説する」という、本シリーズのコンセプトともマッチした題材となっており、並べるたびに上達が実感できる内容になっています。 さらに本作から、棋譜を元にした次の一手問題を追加しました。 重要な場面を問題にしているので、並べた後の復習に活用できます。 本書の収録局を楽しく、繰り返し並べて、布石の感覚を身につけてください。
  • 一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法 【激動の江戸後編】
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    1巻1,673円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史に残る名局を「一手ずつ解説!」で堪能しよう 本作には、歴代最強に名前が挙げられる猛者が数多く登場します。 「秀策のコスミ」「耳赤の一手」で有名な本因坊秀策。 恐ろしいほどの正確無比な碁にファンの多い本因坊秀和。 力の強さは類を見ない「後聖」と称される本因坊丈和。 丈和との争碁で有名な井上幻庵因碩。 収録局の内容はシリーズ随一と言ってよく、並べていて楽しい棋譜ばかりです。 また、本作は布石はもちろん、中盤や終盤にも見所の多い局を収録しています。 一手一手丁寧に解説しているので、石の込み合った中盤や終盤でも「何が起こっているのか」よくわかり、参考にすべき点もわかりやすくなっています。 古碁の面白さが存分に詰まっており、上達にも役立てられる内容になっています。 多くの囲碁ファンに手に取っていただきたい一冊です。
  • 一手ずつ解説! 碁の序盤・定石改革講座
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 定石覚えて2目弱くなりと言うけれど・・・ 「局面に適していない場合でも覚えている定石だけを打ち、石の方向が悪くなってしまう」というミスを戒める格言です。 せっかく定石を覚えたのに、上達の逆効果になってしまっているのでは非効率です。 そうならないためには以下のようなことが重要です。 ・局面に適さない定石を打たないように、複数のパターンの定石を覚えておく ・定石の手の意味を一手一手丁寧に覚える ・石の良い方向を身につける 本書は布石や定石の仕組みから丁寧に解説しています。 「なぜ布石は隅や辺から打ったほうがいいのか」「定石を打って悪くなるパターンはどのようなものか」など、 原理的なところから理解できます。 また、実戦に頻出の定石を148個紹介しています。事典としても使えるので、ぜひ有効活用して定石の習得に役立ててください。 本書一番の特長として、紹介した定石を用いた序盤30手の19の進行例を「一手ずつ解説」しています。 「周辺の状況がこうだからこの定石を選ぶ」という実戦的な解説をしているので、覚えやすくより役立つ形で身につけることができます。 序盤の基礎完成にはピッタリの一冊となっています。
  • 1手ずつ解説!さばきの感覚が身につく棋譜並べ上達法 振り飛車編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は棋譜並べを通して、さばきの感覚を身に付けることを目的とした棋譜並べ集です。 “さばき”とは、特に振り飛車を指す場合に求められる指し方のことで四間飛車や三間飛車など戦型に問わず、全振り飛車党が習得すべき技といえます。 さばきの感覚は、プロの振り飛車の実戦譜を1手1手理解しながら並べることで、正しく身に付けることができます。 本書は“さばき”のエッセンスが凝縮された対抗形(振り飛車対居飛車)を13局厳選し、1手ずつ丁寧に解説しました。 さばきの感覚を身に付けたい、振り飛車を指してみたい、棋譜並べが苦手な方にオススメの1冊です。
  • 1手ずつ解説!将棋の筋が良くなる棋譜並べ上達法
    4.0
    1巻1,524円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋の三大上達法といえば「詰将棋・実戦・棋譜並べ」ですが、どうしても敬遠されがちな棋譜並べ。 「棋譜並べは難しそうだから、もう少し強くなってから取り入れよう」 「棋譜並べをしてみたけど、意図が分からない手が多すぎてしんどい」 という方は多いのではないでしょうか。 しかし、棋譜並べの恩恵は下記のように大きく、初級者にこそ積極的に取り入れて欲しい上達法です。 ・一局の流れを掴むことができる ・定跡や手筋に詳しくなる ・プロの正しい手をみることで、筋がよくなる ・大局観が身につく など… そこで本書は現代将棋を牽引している棋士の激闘13局を、初手から投了まで一手ずつやさしく解説しました。 初級者の方でも、初手から一手ずつ理解しながら並べることが出来ます。 自分ならこの局面でどう指すのか。一手一手考えながら並べてみてください。
  • 1手ずつ解説する相振り中飛車
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 相振り飛車も中飛車一本で攻略せよ! 大人気の1手ずつ解説するシリーズ最新作! テーマは相振り中飛車です。 「対居飛車の勉強はしているのに、相振りの中飛車は何も知らないで指している」「解析はしているけど手の意味が分からない」という中飛車党の方は多いのではないでしょうか? 本書はそのような悩める中飛車党のための1冊。著者は本シリーズの「先手中飛車」「ゴキゲン中飛車」を著した戸辺七段です。これであなたの中飛車は無敵になるでしょう。 第1章 対四間飛車 第2章 対向かい飛車 第3章 対三間飛車 第4章 相中飛車 戸辺 誠(とべ・まこと) 1986年8月5日、神奈川県横浜市生まれ。 1998年9月、6級で奨励会入会。加瀬純一七段門下。 2006年10月、四段 2016年6月、七段 中飛車や三間飛車を得意とする振り飛車党。一見無理そうに見えても、攻めがつながると見れば仕掛けていく棋風で、その攻めは「戸辺攻め」と呼ばれている。 普及活動にも熱心で、YouTube「戸辺チャンネル」(登録者4.3万人)にて将棋の学習コンテンツを配信中。また自由が丘にある「戸辺誠将棋教室」は手厚い指導で人気を博している。 著書に「1手ずつ解説する先手中飛車」「1手ずつ解説するゴキゲン中飛車」「振り飛車4→3戦法」「楽しく勝つ!!力戦振り飛車」「戸辺流相振りなんでも三間飛車」(マイナビ出版)「将棋DVD攻めて強くなる戸辺流中飛車」(ルーク)、「石田流を指しこなす本急戦編」「石田流を指しこなす本持久戦編」(浅川書房)などがある。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
  • 1手ずつ解説する角交換四間飛車
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 駒組みがわかりやすく、自分から攻めていける振り飛車! 「1手ずつ解説する」シリーズに、人気の「角交換四間飛車」が加わりました。 著者は「この戦法に出会って四段に昇段することができた」と語る、門倉啓太五段です。 今回は、居飛車の工夫によって振り飛車が悪くなる順も詳しく解説していただきました。 その失敗例を踏まえて、さらに上をいく振り飛車の指し方を紹介しています。 角交換四間飛車は駒組みがわかりやすく、自分から攻めていける戦法です。 ぜひ本書を読んで、楽しく勝つ振り飛車をマスターしてください。 「1手ずつ解説する」シリーズに、人気の「角交換四間飛車」が加わりました。 著者は「この戦法に出会って四段に昇段することができた」と語る、門倉啓太五段です。 従来の定跡書だと、1で何手も指し手が進むことがありました。 しかし本シリーズではほとんどが4手以内なので、級位者の方でも戸惑うことなく読めるでしょう。 そして今回は、居飛車の工夫によって振り飛車が悪くなる順も詳しく解説していただきました。 その失敗例を踏まえて、さらに上をいく振り飛車の指し方を紹介しています。 「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」ですね。 角交換四間飛車は駒組みがわかりやすく、自分から攻めていける戦法です。 ぜひ本書を読んで、楽しく勝つ振り飛車をマスターしてください。 門倉啓太(かどくら・けいた) 1987年6月3日、東京都豊島区出身。 2000年9月、6級で奨励会入会。石田和雄九段門。 2011年4月1日、四段。2016年11月、五段。 居飛車も振り飛車も指しこなすオールラウンダー。角交換四間飛車や初手▲7八飛戦法を得意とする。 2017年3月、第75期順位戦でC級1組に昇級。 2019年8月、第4回YAMADAチャレンジ杯で棋戦初優勝。 『振り飛車の新機軸! 初手▲7八飛戦法 』、『振り飛車はどこに行くのか? ~プロが教える全振り飛車の定跡最先端~』、 『角交換四間飛車 最新ガイド』、『角交換四間飛車 徹底ガイド』(いずれもマイナビ出版)など、著書多数。
  • 1手ずつ解説する三間飛車
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は「1手ずつ解説する○○」シリーズの第3弾です。三間飛車で勝つために必要な知識を、西川和宏六段が丁寧に教えてくれます。 従来の定跡書は1で何手も指し手が進むことがありました。有段者の方なら普通に読み進めていけるのでしょうが、「解説手順を頭の中で並べるのが大変」という級位者の方もいます。そこで、本シリーズでは1に進む手数を4手以内にして、1手ずつ、じっくり解説していくことにしました。 本書のテーマは、「さばいて勝つ」ことを理想とする三間飛車です。メインとなるのは第1章の「角道を止める三間飛車」で、対急戦と対持久戦に分けて詳しく解説しています。解説するのは手順だけではなく、「仕掛けられた筋に飛車を持ってくるのが振り飛車の基本」、「美濃囲いの端歩は基本的には受ける」、「振り飛車は相手の力を利用してさばく」、「▲5五歩が筋中の筋」など、考え方が随所に散りばめられているのも特徴です。 そして第2章では、角道を止めない「升田式石田流」を取り上げました。こちらはとてもスリリングな戦いになるので、基本を押さえたあとに試していただきたいと思います。 ぜひ本書を読んで、さばいて勝つ振り飛車の楽しさを味わってください。
  • 1手ずつ解説する四間飛車穴熊
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「1手ずつ解説する○○」シリーズに、四間飛車穴熊が登場しました。 四間飛車はバランスがよく、穴熊は深くて堅い囲い。 この2つを組み合わせた四間飛車穴熊は、とても強力な戦法です。 指し方のコツを詳しく解説していますので、ぜひマスターして1つ上の段・級位を目指してください。
  • 1手ずつ解説する先手中飛車
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「1手ずつ解説する○○」シリーズの第4弾として、ついに「先手中飛車」の出番がやってきました。著者は生粋の振り飛車党であり、「戸辺攻め」を得意とする戸辺誠七段です。 従来の定跡書は1で何手も指し手が進むことがありました。しかし本シリーズは4手程度と短いことが特徴で、その分、1手ずつ詳しく丁寧に解説しています。また、単なる定跡手順の解説にならないように、「▲6八銀は中飛車にとっての準備運動」、「攻めが続くなら角は切るもの」、「迷ったら勢いのある手を選ぶ」といったように、中飛車を指すうえでの心得を、戸辺七段らしい言葉で語ってくれました。 先手中飛車は守備力が高く、しかも自ら攻めていきやすい戦法です。ぜひ本書を読んで、豪快に攻めて勝つ楽しさを味わってください。
  • 1手ずつ解説する右四間飛車
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 破壊力抜群の右四間飛車を級位者にもわかりやすく! 「1手ずつ解説する○○」シリーズの第6弾として、アマチュアに大人気の「右四間飛車」が登場します。 相手が角道を止めてきたら、4筋に飛車を振って作戦開始。以下は相手が振り飛車でも居飛車でも十分に戦える、とても有力な戦法です。 著者は駒の勢いを重視する棋風であり、この戦法を得意とする中川大輔八段です。 対振り飛車と対居飛車に分けて、駒組みから仕掛け、そして終盤戦まで、初手から1手ずつ丁寧に解説してくれました。また「玉は出来るだけ序盤のうちに固めておくのが勝利のコツ」、「予想していない手を指されたときには、慌てないこと大事」など、勝つために必要な心得も示しています。 右四間飛車は破壊力抜群の戦法で、とても楽しい戦法です。ぜひ本書で指し方をマスターして、攻めて勝つ楽しさを味わってください。 「1手ずつ解説する○○」シリーズの第6弾として、アマチュアに大人気の「右四間飛車」が登場します。 相手が角道を止めてきたら、4筋に飛車を振って作戦開始。以下は相手が振り飛車でも居飛車でも十分に戦える、とても有力な戦法です。 著者は駒の勢いを重視する棋風であり、この戦法を得意とする中川大輔八段です。 対振り飛車と対居飛車に分けて、駒組みから仕掛け、そして終盤戦まで、初手から1手ずつ丁寧に解説してくれました。また「玉は出来るだけ序盤のうちに固めておくのが勝利のコツ」、「予想していない手を指されたときには、慌てないこと大事」など、勝つために必要な心得も示しています。 右四間飛車は破壊力抜群の戦法で、とても楽しい戦法です。ぜひ本書で指し方をマスターして、攻めて勝つ楽しさを味わってください。 第1章 四間飛車破りの右四間飛車 第2章 三間飛車破りの右四間飛車 第3章 中飛車破りの右四間飛車 第4章 矢倉崩しの右四間飛車 中川大輔(なかがわ・だいすけ) 1968年7月13日生まれ。宮城県仙台市出身。 1983年、6級で奨励会入会。(故)米長邦雄永世棋聖門下。 1987年10月19日、四段。2009年12月八段。 居飛車党で、勢いを重視する棋風。 早くから頭角を現し、1988年度、第1回若獅子戦で棋戦初優勝。 他にも新人王戦、NHK杯、銀河戦で準優勝、王座戦で挑戦者決定戦進出などの活躍を見せる。 主催する「登山研」には多くの棋士や奨励会員が参加するなど人望も厚い。 著書は「すぐ勝てる!右四間飛車」、「すぐ勝てる矢倉崩し」(マイナビ出版)など。
  • 1手ずつ解説する向かい飛車
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 後手番で積極的に、攻撃的に戦おう 本シリーズは1手ずつ解説する級位者向けの定跡書です。 今回のテーマは向かい飛車で、後手番でも積極的に戦うことができる「▲7八金型向かい飛車」「阪田流向かい飛車」「ダイレクト向かい飛車」を取り上げました。 著者はダイレクト向かい飛車を得意とする大石直嗣七段です。級位者の方に向けて、より丁寧に、分かりやすく解説してくれました。 ぜひ本書を読んで、アグレッシブに戦う振り飛車を得意戦法にしてください。 本シリーズは1手ずつ解説する級位者向けの定跡書です。 今回のテーマは向かい飛車で、後手番でも積極的に戦うことができる「▲7八金型向かい飛車」「阪田流向かい飛車」「ダイレクト向かい飛車」を取り上げました。 著者はダイレクト向かい飛車を得意とする大石直嗣七段です。級位者の方に向けて、より丁寧に、分かりやすく解説してくれました。 ぜひ本書を読んで、アグレッシブに戦う振り飛車を得意戦法にしてください。 第1章 ▲7八金型向かい飛車 第2章 阪田流向かい飛車 第3章 ダイレクト向かい飛車 大石直嗣(おおいし・ただし) 1989年9月16日生まれ、大阪府八尾市出身 2001年9月6級で奨励会入会。森信雄七段門 2009年4月四段、2013年4月五段、2013年5月六段、2017年11月七段 第25期(2012年度)竜王戦6組で優勝。第26期竜王戦でも昇級を決め、竜王戦連続昇級規定により六段に昇段。 第51期(2010年度)王位戦で並み居る強豪を破り、王位リーグ入りを果たす。第54期王位戦で再度の王位リーグ入り。 著書には『最速で敵陣突破!角換わり早繰り銀』、『ダイレクト向かい飛車徹底ガイド』、『ダイレクト向かい飛車 最新実戦ガイド』(いずれもマイナビ出版)がある。
  • 1手ずつ解説 藤井聡太の神局
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、藤井聡太二冠の神懸かった15局を初手から投了まで1手ずつ解説した実戦集です。 「棋は対話なり」という言葉があるように、初手から投了まで、すべての指し手を理解することで、藤井二冠が盤上で何を物語っていたのかを知ることができます。 解説した15局は、1手ずつ解説シリーズ※でおなじみの佐藤慎一五段が、アマチュアの棋力向上に役立つ筋・構想がたくさん詰まった将棋や、プロも驚かされた規格外の将棋を厳選したものです。 深い研究に裏付けされた序盤、柔軟な構想力で組み立てる中盤、圧倒的な読みの深さで凌いで寄せる正確無比な終盤術。 どこをとっても一級品の藤井将棋を本書でお楽しみください。
  • 一手の大きさが分かる本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一手の大きさは数字で判断できる! 自分が打った一手を「大きい」あるいは「小さい」と言われた経験は誰にでもあるでしょう。しかしそうは言われても漠然としていてよくわからず、実感できない場合が多いのではないでしょうか。 本書は布石から大ヨセまでを題材に、一手の大きさを考えます。次の一手を選ぶ上で重要な考え方を解説し、正しい一手とアマチュアが誤って選びがちな一手の価値を、可能な限り数値化して比較します。自分が選んだ一手が予想以上に小さく、正しい一手が見た目以上に大きいことを、驚きとともに実感できるでしょう。題材は、ほとんどが著者・片岡聡九段の実戦譜。藤沢秀行九段、加藤正夫九段、小林光一九段、依田紀基九段といったトップ棋士との名勝負を並べながら、一手の大きさを学ぶことができる一冊です。
  • 一刀流 郷田真隆矢倉勝局集
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    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 普通に指して、普通に勝つ――本筋を追究した郷田将棋の神髄、ここにあり! 「全ての駒を使う矢倉戦は総合力の勝負になる。序盤戦の幅広い知識と最新の研究、中盤戦の読みと大局観、終盤戦の正確さ。そのどれもが必要になる」(本文より) 将棋ファン待望の実戦集が、ついに完成しました。その名も『一刀流 郷田真隆矢倉勝局集』。 居飛車一筋、本筋を追究し続けて40年。矢倉戦で勝てなければ本物ではない――。時代や流行が変わっても、郷田真隆九段の信念は揺らぎません。 本書には自戦記編20局と棋譜解説編34局、合計54局を収録しました。 郷田真隆九段が追い求めた理想の将棋を、ぜひご覧ください。 郷田真隆(ごうだ・まさたか) 1971年3月17日東京都杉並区の生まれ。 1982年12月、6級で奨励会入会。(故)大友昇九段門下。 1990年4月、四段昇段。 1992年5月、第60期棋聖戦でタイトル初挑戦。 1992年9月、第33期王位戦で初タイトル獲得。四段でのタイトル獲得は史上初。 1998年7月、第69期棋聖戦でタイトル獲得。 1999年3月、第57期順位戦でA級に昇級。 1999年6月、第12期竜王戦2組で優勝を果たし、1組昇級。 2001年8月、第72期棋聖戦でタイトル獲得。九段昇段。 2012年3月、第37期棋王戦でタイトル獲得。 2015年3月、第64期王将戦でタイトル獲得。 2016年3月、第65期王将戦でタイトル防衛。 先手番では矢倉を得意とする本格派居飛車党。格調高く、鋭く踏み込む棋風から「一刀流」の異名を持つ。 後手番でも相手の得意形を堂々と受けて立ち、妥協なく本筋を追求する。 タイトル戦登場は名人戦2回など、合計18回。 タイトル獲得は王位1期、棋王1期、棋聖2期、王将2期の合計6期。 棋戦優勝はNHK杯1回、日本将棋シリーズ3回など合計7回。 将棋大賞は1997年度に勝率1位賞、最多対局賞、最多勝利賞、敢闘賞を受賞するなど、合計15回受賞。 2015年に将棋栄誉敢闘賞受賞(通算800勝)。
  • 1冊でわかる! 囲碁・三々周辺の手順と攻防
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「生きられるはずのない三々が生きられてしまい、生きられるはずの三々が取られてしまった」 そんな経験はありませんか? 本書はそんな悩みを根絶します。 大ゲイマジマリへの三々入り、小ゲイマジマリと大ゲイマジマリへの三々入り、または小目の小ゲイマジマリへの三々ツケなど、 三々は周辺の状況によって最善手が変わります。 それらすべてを網羅し、一問一答形式で紹介・解説していきます。 また、本書は人気囲碁YouTubeチャンネル「横浜囲碁サロンチャンネル」と連動しています。 全ての問題にQRコードがついており、それを読み取ればその問題を詳細に解説している動画に飛ぶことができます。 書籍と動画をうまく活用し「三々」を極めてください。 三々は死活や手筋の宝庫でもあります。実戦ですぐに活用できる知識とともに、別の場面でも応用できる力を是非身につけてください。 目次 第1章 星の三々 〇小ゲイマジマリへの三々・背後黒 〇小ゲイマジマリへの三々・背後白 〇大ゲイマジマリへの三々 〇大ゲイマジマリ×2への三々 〇小ゲイマジマリ+大ゲイマジマリ 〇一間ジマリへの三々 〇二間ジマリへの三々 〇コスミツケからの三々 〇ダイレクト三々の基本と後の狙い 〇二段バネ定石 etc. 第2章 小目の三々 〇小ゲイマジマリへの三々 〇大ゲイマジマリへの三々 〇一間ジマリへの三々 〇大ゲイマジマリへの三々 etc.
  • 一手ずつ解説! 囲碁・大模様の攻守
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気の「一手ずつ解説!」シリーズの新作。今回のメインテーマは「大模様の攻防」です。 模様は「入るか囲わせるかの判断」「入り方の手法」「入った後の攻防」または、「入られた側の攻め方」など、囲碁における重要な学びの宝庫です。 本書は棋譜並べをしながら大模様の感覚と具体的手法を身につけられる1冊となっています。 1章 模様の考え方 〇模様を張る側に必要な力 ・模様を広げるための構想力 ・相手が入ってきたときの対応力 ・どの線で囲えばいいか 〇模様を張られる側の考え方 ・どの線で囲わせるか ・突入する場合 ・得なシノギ方を探す ・自分の他の石との関連 第2章 実戦解説
  • 糸谷&斎藤の現代将棋解体新書
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 関西のトップランナー二人の才能が激突! 糸谷先生と意見交換するところでは、私自身楽しく参加させていただきました。「先手の責務」などのフレーズからは糸谷先生の将棋観が見えてきて楽しめる内容になっていると思います。(斎藤) 本書は、糸谷哲郎前竜王と昨年度勝率1位賞、新人賞を獲得した関西きっての若手精鋭斎藤慎太郎六段が現代将棋の27のテーマ局面について語るものです。 斎藤六段の深すぎる研究、糸谷八段の独特の視点に感嘆し、読むだけでプロの読みと大局観が学べます。「相矢倉 ▲4六銀―△4五歩型」から始まり、「横歩取り △7二銀早上がり」「角換わり腰掛け銀 端歩問題」。振り飛車では「角交換型振り飛車」「ゴキゲン中飛車対超速 銀対抗」「糸谷流右玉」など。バリエーションに富んだ、美味しいとこどりの一冊です。
  • 稲葉陽の熱闘順位戦
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 順位戦自戦記+実戦の研究。C級1組を2期で駆け抜けた新星が語る。 ■CONTENTS 【第1局】豊島将之六段戦―超難解な終盤戦/【第2局】糸谷哲郎五段戦―最終盤のドラマ/【第3局】佐々木慎六段戦―昇級の一番/【第4局】真田圭一七段戦―気を新たにしての1勝/【第5局】阿部健治郎五段戦―大逆転の一局/【第6局】船江恒平五段戦―兄弟弟子対決/【第7局】糸谷哲郎六段戦―負けられない一戦/【第8局】浦野真彦八段戦―角交換振り飛車と戦う/【第9局】中村太地六段戦―昇級にあと1勝とする/【第10局】大平武洋五段戦―2年越しの昇級を決める ■著者 稲葉陽(イナバアキラ) 1988年8月8日生まれ、兵庫県西宮市出身。2000年9月6級で井上慶太九段門。2008年4月1日四段。2011年3月8日五段。2012年5月1日六段。2013年8月16日七段。横歩取り、矢倉などを得意とする居飛車党。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 居飛車穴熊撃破―必殺藤井システム プレミアムブックス版
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    1巻2,475円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤井システムはここから始まった 本書は1997年に発売され、絶版となっていた「居飛車穴熊撃破―必殺藤井システム」を復刊したものです。 藤井猛九段(当時六段)が自ら編み出した藤井システムについて、初めて書籍化したもので、左美濃、居飛車穴熊を圧倒するその破壊力を堪能できる内容になっています。 藤井システムを指すならまずはこの本から。
  • 居飛車穴熊で勝とう―将棋・中終盤の道しるべ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 居飛車穴熊の中終盤をズバリ解説! 居飛車穴熊は対振り飛車のなかで、プロ、アマ問わず人気のある対策です。 本書は序盤の解説はなく、互いの陣形が組み上がったところからの中終盤を居飛車穴熊側の視点で紹介します。 四間飛車、三間飛車にどう戦っていくか、相穴熊での戦いの進め方、ここ数年で指されるようになった、対振り飛車ミレニアムも取り上げます。 終盤は美濃囲いや高美濃、銀冠の崩し方、居飛車穴熊の弱点ともいえる端攻めの対処法も解説します。 難解な中終盤で困ったときに道しるべとしてください。
  • 居飛車穴熊の教科書
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    1巻1,355円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代将棋最強の陣、イビアナのすべて。ほぼ全ての振り飛車戦法に対して、現在最も有力で、勝ちやすい作戦と言われる居飛車穴熊。本書は、堅い将棋を得意とする高橋道雄九段が、居飛車穴熊の組み方、攻め方、受け方を分かりやすく解説した一冊です。 『基本の▲6六銀型』『振り飛車の早い動きに対応する▲6六歩型』『ゴキゲン中飛車対策としての穴熊』以上、3種類の穴熊について解説しており、基本的な穴熊の指し方については、十分マスターできるようになっています。なんとなく穴熊に囲ってはみたものの、そこからどう指していいか分からない、という方は多いのではないでしょうか。本書はまさにそういった悩みをお持ちの方にこそ読んでいただきたい一冊。「なるほど、そう指すのか」と勉強になる手順がたくさん見つかるはずです。あらためて居飛車穴熊の優秀性が分かり、指したくなる一冊。高橋道雄九段お勧めのイビアナでぜひ振り飛車を打ち破ってください。 ■CONTENTS 第1章:四間飛車VS▲6六銀型居飛車穴熊/第2章:四間飛車VS▲6六歩型居飛車穴熊/第3章:ゴキゲン中飛車VS居飛車穴熊/第4章:穴熊の崩し方、勝ち方
  • 居飛車の全戦型に対応 なんでも右玉
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 右玉という戦法は力戦のイメージがありますが、実は矢倉でも角換わりでも相掛かりでも同じような駒組みで戦うことができる万能戦法でもあります。ということは、これさえ覚えれば居飛車は全部OK! 一手一手に緊張しながらの駒組みはもういらない。右玉で相手の得意戦法をのんびり受け流して勝ちましょう!
  • 居飛車vs振り飛車 急所をとらえるプロの思考
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマチュアの将棋は大半が対抗形。相居飛車や相振り飛車と違って、攻撃陣どうしがぶつかる対抗形は独特の魅力にあふれています。しかしその勘所はなかなか難しいのも事実。定跡手順は巷にあふれていても、そこから一歩外れたときの指針がほしいという方は多いはず。 そこで本書では、居飛車を持っても振り飛車を持っても切れ味鋭い指し手を見せる村田顕弘先生が局面の急所を解説。振り飛車党はもちろん、居飛車党も必読です。
  • イメージで攻略! 囲碁・初段になるための新格言
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 難しく感じることは、イメージで覚えよう! 囲碁は盤面が広いので、どこから打てばいいのか、何をすればいいのか、最初のうちはわかりにくいという面があります。また、扱うものが黒と白の石のみなので、石の役割や特徴がわかりにくいかもしれません。 本書ではそんな不安を解消するために、Twitterで人気のとろろさんのイラストを使って、囲碁の打ち方や目的をビジュアル的にもわかりやすいように解説しました。 著者は指導にも定評がある水間俊文八段です。格言を使って上達するために必要な知識を集めていますので、初段を目指す方にぜひ読んでいただきたい一冊です。 囲碁は盤面が広いので、どこから打てばいいのか、何をすればいいのか、最初のうちはわかりにくいという面があります。また、扱うものが黒と白の石のみなので、石の役割や特徴がわかりにくいかもしれません。 本書ではそんな不安を解消するために、Twitterで人気のとろろさんのイラストを使って、囲碁の打ち方や目的をビジュアル的にもわかりやすいように解説しました。 著者は指導にも定評がある水間俊文八段です。格言を使って上達するために必要な知識を集めていますので、初段を目指す方にぜひ読んでいただきたい一冊です。 著者:水間俊文(みずま・としふみ) 昭和48年生。鹿児島県奄美市出身。大窪一玄九段門下。 平成2年入段、令和2年八段。日本棋院東京本院所属。 平成3年、第16期棋聖戦初段戦準優勝。令和4年、通算400勝達成。 現在、日本棋院で初級・中級・上級(有段)とそれぞれのレベルの教室を持ち、いずれも人気コースとなっている。 著書に『誰でも使える! 囲碁手筋の基本と実践』『碁の本質を読み解く 5つの考え方』『うわ手は何を考えているのか? 置碁で身につく基本作戦集』『置碁でわかる囲碁上達法~黒の作戦と白の意図~』(マイナビ出版)、『7路で上達 級位者編』『7路で上達 有段者編』(日本棋院)がある。 イラスト:とろろ 昭和50年生。京都府出身。耳が聞こえない。囲碁歴約17年、アマ三段くらい。会社員をしながら趣味で囲碁のイラストを描いている。囲碁のルールを分かりやすくコミカルに表現した漫画、イラストがSNSで話題に。関西棋院の季刊誌で囲碁の妖怪イラストを連載。 「とろろさんの楽しい囲碁イラスト展」など、囲碁イベント等でも展示・紹介されている。
  • イメージと読みの将棋観 ~スター棋士は盤上に何を思う~
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロ棋士たちには、将棋がどのように見えているのか。 さまざまなテーマをもとに、各棋士たちの将棋観をあらわにする将棋世界誌の人気コーナーを書籍化しました。 トップ棋士たちの読みやイメージが、あるテーマではぶつかり、またあるテーマでは一致し……。 アマチュアの目線とはまったく違うプロの感覚に圧倒される一冊です。
  • イメージと読みの将棋観ファイナル
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロ棋士の思考に迫る人気シリーズ。 ある局面を前にして、プロ棋士たちが何を考えているのか。 一致することは何で、個性が出ることは何か。 それを問う本シリーズは、将棋世界誌上で長らくご好評をいただいてきました。 今回、シリーズの最新版にして最終版を一冊の書籍にまとめました。 藤井聡太二冠の単独インタビューも敢行。読むということ、真理を突き詰めることと勝負のバランス、などどのように考えているのか、注目です!
  • 井山裕太打碁集 ~七冠独占、そして世界へ~
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    1巻3,762円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最強棋士、井山裕太の打碁集 二度の七冠達成、七大タイトル獲得数歴代1位など、数々の記録を持ち、国民栄誉賞も受賞した囲碁界のスーパースター井山裕太。 本書はその井山五冠が16歳で優勝した阿含・桐山杯~現在までの打碁から51局を厳選し、解説したものです。 中でも特に印象に残っている5局は井山五冠の自戦記。深い読みから対局当時の心境までたっぷりと語っています。 その他の対局については、村川大介八段が解説。解説内容の濃さはもちろん、同年代のライバルという視点から語られる井山裕太像は必見です。 第1章 躍動、高みを目指して タイトル初獲得から第37期棋聖戦で張栩棋聖を破り史上初の六冠を達成するまで。自身で「究極の目標」と称した七冠が目前に迫ります。 自戦記は第33期名人戦。七大タイトル戦に初登場し、第一人者、張栩名人に挑んだ対局です。3勝4敗でタイトル獲得に届かなかったシリーズで、敗れた後に涙を流したエピソードは有名。そんな当時の心境も語りながらの自戦記は必見です。 第2章 前人未到の七冠独占 連続失冠から第54期十段戦での七冠独占まで。 自戦記は第39期棋聖戦。対戦相手は山下敬吾九段です。六冠達成後の王座戦と天元戦でどちらも2勝1敗からの2連敗で連続失冠し、四冠まで後退します。棋聖戦も3連勝後に3連敗を喫し、「この一局は棋士人生にとって大きな意味を持つ」と自身で回想しています。 この碁に敗れていたら七冠の達成はなかったかもしれない。囲碁界の歴史に残る一局の自戦記をお楽しみください。 第3章 第一人者は戦い続ける 一度目の七冠は197日で終わります。しかし、怒涛の連戦連勝で二度目の七冠を達成。そして、29歳の若さで七大タイトル最多43期を達成。現在進行形で快進撃を続ける、第一人者の激闘譜を収録しています。 自戦記は二度目の七冠を達成した第42期名人戦。気持ちに余裕ができ、世界戦の出場が増えてモチベーションも高く、心身ともに良い状態だったという充実ぶりが存分にあらわれたシリーズ。解説局は序盤から大胆な捨て石作戦を行った碁で、並べていて楽しい内容になっています。 第4章 世界一となるために 世界で戦える手ごたえをつかんだ局から準優勝を達成した第22回LG杯まで、世界トップ棋士達との激闘譜を収録しています。 自戦記は第25回テレビアジア選手権で韓国の朴廷垣九段を破り優勝した対局と第22回LG杯の準決勝で中国の柯潔九段を破った対局です。 日本ファンを興奮させた2局を振り返りながら、今後の展望も語っています。 囲碁棋士、井山裕太の軌跡をまとめた一冊。その激闘譜をどうぞお楽しみください。 ◎井山裕太(いやま・ゆうた) 平成元年5月24日生。大阪府出身。石井邦生九段門下。 平成14年入段、21年九段。 日本棋院関西総本部所属。 28年、第54期十段戦でタイトルを獲得し、史上初の七冠同時制覇を達成。第41期名人戦で破れ六冠に後退。内閣総理大臣顕彰受賞。 29年、その後はタイトルを次々と防衛、第42期名人戦でタイトル獲得し、二度目の七冠同時制覇を達成。 30年、第44期天元戦でタイトル防衛、七大タイトル獲得数を43とし、歴代単独1位を達成。国民栄誉賞受賞。
  • 受けが弱いと将棋は勝てない 今泉流受けの極意
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマ・プロ問わず早い仕掛け、駒損をいとわない速攻が流行している昨今ですが、そんな中でアマチュアが勝ちやすい将棋とはどんな将棋でしょうか? それは受け将棋です。 プロとアマの将棋の大きな違いの一つにプロは攻め方を間違えないが、アマはよく間違える、ということがあります。つまりアマチュアだと「相手が攻め間違えて勝つ」というパターンが多くなり、下手に攻めるより受けていたほうが勝率が高くなる傾向があります。特に軽い仕掛けや桂損の速攻などは絶好のカモといえるでしょう。 実際、アマ強豪と言われる方たちは皆さん受けが強い方たちばかりです。 本書著者の今泉健司四段はアマチュアから編入試験を通過してプロになった棋士ですが、アマ時代から受けの力が飛び抜けており、プロになっても受け主体のスタイルを続けており、好成績を残しています。 本書にはそんな「今泉流の受けの極意」が詰め込まれています。重要なのは受けの手筋を暗記することではなく、「受けの感覚」をつかむことです。自陣のキズに対して「生理的な気持ち悪さ」や「嫌な予感」を感じ、考えて指すのではなく、「無意識」に、「指が勝手にそこにいく」感覚を体得してください。本書はその感覚を養う絶好の教材となります。 本書を読み終える頃にはあなたの受けの力が格段にアップしていることでしょう。
  • 受けの条件 ~問題を解きながら学ぶ受けの技術~
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は「受け」をテーマにした問題集です。 自玉に王手が掛けられている状態から、正しく受けきる手を考えるものとなります。 問題図は、美濃・穴熊・elmo囲いなど、実戦形を揃えました。 駒損当たり前の攻撃的な将棋が流行している現代において、受けの技術の習得は必須と言えます。 本書をマスターして受けの技術を習得してください。
  • うわ手は何を考えているのか? 置碁で身につく基本作戦集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「白に打たれたらどの手も正しく見えてしまう」 そんな経験はありませんか? 同じ盤面を見ているはずなのに、囲碁が強い人は様々な情報を手に入れています。 例えば、「石の強弱」「大きい場所と小さい場所」「要石とカス石」などが挙げられます。 本書は強い人が盤面を見て考えていることの全てを明かします。 置碁を題材とし、黒が見えている情報と比較することで、「どこで差がついているのか」重要なポイントを抽出していきます。 また、重要な考え方を学んだあとは、実際に実戦で打たれるテクニックも紹介します。 「手筋」「死活」「ヨセ」「攻め合い」など即効性の高い技術が目白押しとなっています。 著者は水間俊文八段。30年の囲碁指導歴があり、前著『置碁上達法 ~黒の作戦と白の意図』も大好評でした。 水間マジックによって、あなたの碁盤を見る目は上級者そのものになっているでしょう。
  • 英春流 かまいたち&カメレオン戦法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマ将棋界のレジェンド、鈴木英春氏が開発した2つの“総合戦法”「かまいたち」&「カメレオン」。 かまいたちは「必殺の19手定跡」が象徴するように、駒がぶつかる前に敵を斬ってしまおうという優れもの。英春氏はこれを用いてアマ王将2連覇、グランドチャンピオン戦優勝など、実績を挙げています。 飛車先の歩交換を急がない、防がないという指し方は今でこそメジャーになりましたが、当時としては異端そのもの。30年以上、時代を先取っていたといえるでしょう。 カメレオンは英春氏がプロを倒すことを目標に、新しく開発した戦法です。初手は先手なら▲9六歩、後手なら△6二銀。一見、奇異な立ち上がりですが、相手の様子を見ながら自由自在に戦います。 英春流は総合戦法なので、対居飛車も振り飛車もOK。これをマスターすれば他の定跡を覚える必要はありません。定跡が教える観念の逆を衝き、敵の思惑の裏をかく――。英春流の極意に触れて、定跡党のライバルに一泡吹かせてください。
  • 永世名人直伝! 完全版 “自然流”詰将棋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中原十六世名人による詰将棋問題集 「自然流」と称された棋風で将棋界に一時代を築いた中原誠十六世名人による詰将棋問題集「自然流詰将棋」「続・自然流詰将棋」を合わせて文庫化したものです。 複雑・難解でなく、あくまで「自然」な手の積み重ねによって詰ます、筋の良い問題ばかりを200問収録しています。
  • AI解析から読み解く 藤井聡太の選択
    5.0
    1巻1,524円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『将棋世界』で大好評連載中の「藤井将棋観戦ツアー」が待望の書籍化! 藤井聡太三冠の将棋をAIを利用して徹底的に分析する人気企画です。 案内人は棋士にして東京大学博士課程在学中のAI研究者でもある谷合廣紀四段。 難しい局面で、藤井聡太はなぜ正しい手を選べるのか? 指されなかった水面下の攻防も含めた濃厚な解説で藤井聡太の技術を解き明かします。
  • AI活用で明快! 囲碁・新しい形勢判断法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 形勢判断力を高めるチャンス到来! これまで形勢判断は難しいと思われていたと思います。「細かい計算が出てきたり、地合いだけでなく厚みがどうの出てきたり・・・」 また、結局は主観による感覚なので、本での解説は困難でした。 本書では、囲碁AIの評価値という客観的な数字を利用することで、わかりやすく納得できる解説を実現しました。 下記、本書の概要です。 ・形勢判断 説明編 本書では以下の4つに分けて、形勢判断法を紹介します。 1、見た目で判断 2、流れで判断 3、手割りで判断 4、計算して判断 それぞれ特徴や適した局面があります。 本書は「流れで判断」をオススメとしています。 この方法は、囲碁AIの評価値を用いることで、効率よく磨くことが可能になりました。 ・形勢判断 問題編 ある局面でどちらが有利か、という一問一答形式の問題を出題します。 解答には囲碁AIの評価値も明示してあるので、参考にしてください。 局面は、どちらかが「石の形や方向」を間違えるなど、明らかな不利な形勢になっています。 「この形はこんなに悪いんだ」というような感覚が磨かれるとともに、石の形などの 正しい知識が身についていきます。 また、本書オススメの「流れで判断」をしやすいように、問題図には手順も載せています。 ・次の一手編 形勢判断はそれ自体が目的ではなく、その情報を活用しそのような作戦を立てるか、が重要です。 その練習問題を用意しました。   最後にまえがきより。 「本書で一番重点を置いている流れで形勢判断は、打っている時に得したり損したりを一手一手感覚で 感じ取ることで、より正確に形勢判断をするこ
  • AI時代の新手法!対振り飛車金無双急戦
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コンピュータ将棋界ではすでに対振り飛車の有力作戦として知られている「金無双急戦」。 相振り飛車で使われることが多い金無双を居飛車で採用し、急戦を仕掛けます。玉を7八まで持っていって、右金を5八に、左金を6八に上げるだけで囲いが完成するため、非常にスピーディーに攻撃を開始することができます。 攻めは右銀、右桂、そして飛車、角を使います。いわゆる「飛角銀桂」の理想的な攻撃陣です。▲4六銀・▲3七桂型から▲3五歩と仕掛けるわけですが、このとき桂頭が弱点になるので▲2六飛と浮き飛車に構えます。 従来の舟囲いでは、この▲2六飛型は危険で、角交換から△4四角で王手飛車の筋が常にありました。しかし、この金無双の形なら△8八角成に▲同銀と形よく取ることができびくともしません。 また、居飛車から角交換して△4四角~△9九角成とされた場合も▲8八銀△9八馬と馬を封じ込めて指すことができます。 このように金無双は手数がかからないわりに、駒の効率が良く、急戦を仕掛けるのに適した陣形と言えるのです。 とすれば後は攻めるだけ。ぜひ本書で多くの攻め筋や仕掛けの手順を学んで、振り飛車を圧倒してください。
  • AI流思考で強くなる! 囲碁・新時代の上達法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は囲碁AIの手を解説する本ではありません。 AIの学習法を参考に、それを人間に置き換えた上達法を提案するものです。 概要は、「大局観」と「着手の価値判断」の二つを伸ばせば棋力アップにつながるというもの。 20代でピークを迎える「読みの力」を鍛えることよりも、アマチュアにとっては効果が高いと言います。 例えば、詰碁でも「読みを鍛える」学習法よりも、たくさんの手筋を見ることで「いい形を知り、着手判断に生かせる」ように学習するとより効果が高いのです。 様々な練習問題を解くことで「こういう考え方があるのか」「この力を伸ばせばいいのか」という気づきを得ることができます。 問題は点数制で自分のタイプを知ることができます。タイプ別にオススメの上達法も載せているので、是非参考にしてください。 著者は藤澤一就八段。本木克弥八段や上野愛咲美女流棋聖をはじめとする、新鋭若手棋士を輩出しています。 藤澤八段は「楽しめる人が強くなれる」といい、指導では、生徒が「いかに楽しめるか」という点を強くしているそうです。 本書にもそれが生かされており、楽しみつつ興味を持ち続けられるような仕組みがたくさんあります。 棋力向上を目指す方は是非手に取ってみてください。
  • AI流で勝率アップ! 囲碁・現代定石と手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読みの力を凌駕する「圧倒的な知識」がここに! 囲碁AIの進歩によって、序盤の打ち方はとても高いレベルで洗練されてきました。そこで本書では「小目の定石」、「星の定石」、「布石」という3つのテーマに分けて、それぞれの最新の打ち方を紹介いたします。 読みの力はとても大事ですが、知識がないと、その力を発揮することもできません。現代流の定石と手筋を覚えて、ぜひ実戦で試してください。 囲碁AIの進歩によって、序盤の打ち方はとても高いレベルで洗練されてきました。そこで本書では「小目の定石」、「星の定石」、「布石」という3つのテーマに分けて、それぞれの最新の打ち方を紹介いたします。 読みの力はとても大事ですが、知識がないと、その力を発揮することもできません。現代流の定石と手筋を覚えて、ぜひ実戦で試してください。 第1章 小目定石 第2章 星定石 第3章 布石 監修者 一力遼(いちりき・りょう) 平成9年6月10日生。宮城県出身。宋光復九段門下。 平成22年入段、令和2年九段。 平成26年第39期棋聖戦リーグ入り。 平成28年第25期竜星戦優勝。第25期阿含桐山杯優勝。 平成31年第66回NHK杯優勝。 令和2年第45期碁聖戦でタイトル奪取。第46期天元戦でタイトル奪取。第11回おかげ杯優勝。 令和3年第68回NHK杯優勝。 令和4年第69回NHK杯優勝。第46期棋聖戦でタイトル奪取。
  • AI流 中飛車破り~旧型・新型・服部スペシャル~
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みなさんは、先手中飛車対策には何を使っていますか? 中央から攻められるので、どう指しても勝ちにくいと思っている方もいるのではないでしょうか。 そこで本書では、将棋AIによって進化した、アマチュアが勝ちやすい作戦に絞って紹介します。 第1章は二枚銀急戦を解説します。 狙いがわかりやすく、昔から指されている作戦ですが、服部四段が徹底研究! 妥協なく先手・後手それぞれの最善手を追求し、二枚銀急戦の優秀性を検討します。 第2章では雁木穴熊を紹介します。 バランス+堅さのハイブリッドな新感覚穴熊。 知っている人も少なく、自分だけの形に持ち込めます。 第3章では、服部先生オリジナルの作戦を初公開。 形にとらわれない、自由な指し回しで新たな世界が拓けます。 これ1冊で、急戦・持久戦もバッチリ。 服部四段のFREESTYLEな将棋を楽しみましょう。
  • 大内延介名局集 プレミアムブックス版
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    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大内怒涛流の名局100局収録! 本書は2012年に発売された「大内延介名局集」(日本将棋連盟)をオンデマンド書籍として復活させたものです。 怒涛流と称された攻撃的な振り飛車で活躍。特に自身が確立した振り飛車穴熊で中原名人をあと一歩のところまで追い詰めた第34期名人戦は、将棋史に残る名勝負として語り継がれています。 対局者とのエピソードをふんだんに交えた自戦解説は必見、棋士・大内延介を通して将棋の戦法史、将棋界の歴史も垣間見える内容になっています。 すべての将棋ファンに読んでいただきたい一冊です。
  • 大橋貴洸の新研究 耀龍ひねり飛車
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『耀龍』 それは、あらゆる駒を耀かせ、龍の舞を披露し勝利へ導くという、大橋四段が創った言葉であり理想の将棋。 本書はプロアマ問わず多く戦われる戦型の一つ、「相掛かり」を制するための新戦法「耀龍(ようりゅう)ひねり飛車」を解説する戦術書です。 従来のひねり飛車は、王様の囲いが薄く、先攻しても反撃を受けて負けてしまう事が多い戦法でした。 しかし、大橋四段考案の「耀龍ひねり飛車」は、安定した玉形で、速攻を仕掛けるなど、軽快な動きができます。さらに、相手の動きに合わせて陣形を構築することもできる変幻自在な戦法です。 具体的には左辺は▲7八銀・6九金型、▲6八銀・7九金型、▲7九銀・7八金型などを臨機応変に使い分けます。 また、自玉も居玉で速攻を仕掛けたり、美濃の堅陣に組んだりと自由自在。 大橋四段が深く研究し、自信を持って解説する、「耀龍ひねり飛車」。是非本戦法の理解を深め、実戦で気持ち良くさばいて勝利を掴み取ってください。
  • 大橋流パワーアップ詰碁400
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生きるか、死ぬか それだけが問題だ!詰碁作家として有名な大橋拓文五段による初の詰碁集です。「コウ」を正解とする問題は一問もなく、難易度は級位者の方から高段者の方まで、幅広い棋力の方が楽しめるようになっています。 似たような形なのに、石が一路違うだけで全然違う筋が答えになったり、基本詰碁のようでも驚きの筋が正解だったりと、ヒネリの効いた良問ばかり400問を収録しています。本書を何度も繰り返せば、読みの力が大幅にパワーアップすること間違いありません。 ■CONTENTS 【ウォーミングアップ生きの部】問題1~100/【ウォーミングアップ死の部】問題101~200/【パワーアップ生きるか死ぬか】問題201~350/【チャレンジ問題】問題351~400 ■著者 大橋拓文(オオハシヒロフミ) 昭和59年生。東京都出身。菊池康郎氏(緑星囲碁学園)に師事。平成14年入段、同年二段、15年三段、18年四段、23年五段。22年、第1回おかげ杯準優勝。日本棋院東京本院所属。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 大山VS中原全局集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 十五世名人VS十六世名人! 全局集シリーズ第4弾は永世名人対決! 昭和30~40年代にかけて無敵を誇った大山。 その天下を終わらせ、新たに「棋界の太陽」として頂点に君臨したのが中原だった。 本書は6期連続の対決となった十段戦、大山が13期連続で保持した名人を中原が奪い、世代交代を決定付けた第31期名人戦、63歳にして名人戦の舞台に不死鳥の如く舞い戻ってきた大山が中原に挑戦した第44期名人戦など、タイトル戦での戦いを中心に162局を余すことなく収録。 棋史に残る大名人であり、時代を築き上げた両者の激闘を堪能できる、全ての将棋ファン必携の一冊です。
  • 大山VS米長全局集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絶対に負けられない両雄の死闘を全局収録 全局集シリーズ第2弾は大山VS米長! 大正12年3月23日、大山康晴誕生。遅れること20年、昭和18年6月10日、米長邦雄誕生。 世代の異なる両雄は昭和44年の初対決以降、四半世紀に及ぶ戦いを繰り広げました。その全103局を詳細な解説付きで収録。また、自戦記も6局収めました。 対戦成績は大山から見て58勝46敗(1不戦敗)。タイトル戦で激突すること6回。その他にも棋戦決勝、タイトル戦挑決、A級順位戦など、数々の大舞台で火花を散らしました。 両者の対局は長手数が多く、絶対に負けられないという気合いを感じられるものばかりです。まさに死闘とも言える名局の数々。たっぷりとご堪能ください。
  • 大山VS升田全局集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動対静、不滅の対戦 「江戸時代に作られた宗看、看寿の詰物は名品で現在も色褪せていない。同じように升田対大山の名局は棋界が続くかぎり不滅であろう」(内藤國雄・まえがきより) 大正7年3月21日、升田幸三誕生。 その5年後の大正12年3月23日、大山康晴誕生。 この2人がのちに生涯のライバルとなり、我々に遺してくれた名局の数々は、彼らが亡くなって四半世紀たった今でも、その輝きを失うことはありません。 このたび、将棋界の宝ともいうべき大山VS升田の対局、全174局を全て解説付きで収録した一冊「大山VS升田全局集」が完成しました。昭和14年、木見会勝ち抜き戦(角落ち)から始まって、高野山の決戦、升田の三冠達成、大山の復活と絶頂、そして升田式石田流シリーズとなった最後の名人戦まで、30年に及ぶ棋界の頂点をめぐる戦いを余すところなく収録しています。 将棋史上に残るライバル対決。たっぷりとご堪能ください。
  • 置碁でわかる囲碁上達法 ~黒の作戦と白の意図~
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「置碁は文化」という言葉があるほど、置碁から学べることはたくさんあります。 「効率の良い陣地の囲い方」などの基本的な考え方から、「模様」や「石を攻める」などの応用的な作戦を身につけることにも、置碁はオススメです。 本書は「置碁」を題材に、置碁でも互先でも共通して使える考え方や作戦を解説しています。 黒番視点の内容ですが、「うわ手がどのような意図で打ってくるのか」ということも解説しているので、広い場面に応用できる考え方を身につけることができます。 著者は水間俊文七段。30年以上の指導歴があり、現在、日本棋院では初級・中級・上級(有段)とそれぞれのレベルの教室を持ち、いずれも人気コースとなっています。 アマのやりがちな間違いを、「石取りたがり病」「連絡依存症」といったキャッチ―な言葉で紹介し、その対処法をわかりやすくサクサク解説していきます。 「ドクター水間」「ミスターオリジナリティ」と呼ばれる人気講師で、何人もの生徒を有段・高段者に導いています。 「棋士の常識や当たり前と思って使ってしまっている専門用語を、誰もが理解できるように“翻訳”しました」 本書を手に取り、囲碁上達の道を最速で駆け上がってください。
  • 置碁の極意! 優勢時の勝ち方と逆転の仕組み
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 置碁の上達エッセンスを凝縮した一冊 大橋拓文七段による置碁の解説書です。 プロ対アマのガチンコ置碁やAIの置碁を題材に、序盤から中盤の戦術を伝授します。 「優勢の時はどう打てば勝てるか」「どういうところで逆転しているのか」具体的かつ丁寧に解説しています。 置き石の働かせ方や、白番の劣勢時の手段は必ず互先でも役立ちます。 大橋拓文七段による置碁の解説書です。 プロ対アマのガチンコ置碁やAIの置碁を題材に、序盤から中盤の戦術を伝授します。 「優勢の時はどう打てば勝てるか」「どういうところで逆転しているのか」具体的かつ丁寧に解説しています。 置き石の働かせ方や、白番の劣勢時の手段は必ず互先でも役立ちます。 また、特別編として徳川慶喜の五子局も収録しています。楽しみながら上達できる一冊です。 第1章 ガチンコ置碁、四~六子編 第2章 アマ強豪との二子局 第3章 AIの置碁 第4章 特別編 徳川慶喜の五子局 大橋拓文(おおはし・ひろふみ) 昭和59年生まれ。東京都出身。菊池康郎氏に師事。 平成14年入段。令和3年七段。 29年東京工業大学非常勤講師。 著書に『爽快!勝ち筋さがし』『囲碁AI時代の新布石法』『究極の上達ツール アルファ碁Teach完全ガイド』『万里一空 大橋拓文詰碁集』(マイナビ出版)、『よくわかる 囲碁AI大全』(日本棋院)など多数。 囲碁AIに関して造詣が深いことで知られている。詰碁作家としても有名。
  • 【オンデマンド企画】谷川浩司全集 平成五年・六年度版 プレミアムブックス版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平成五、六年は谷川浩司にとって厳しい年だった。王将戦はからくも防衛を果たしたが棋聖戦前期、王座戦、棋聖戦後期とすべて羽生善治に敗れ一冠に転落してしまう。 羽生との名人戦挑戦者決定戦にも敗れ、その日は担当記者と井上六段(当時)を連れて明け方まで飲み明かしたという。 平成六年、六冠王になった羽生がついに最後のタイトル、王将を取りに来る。 第1局、谷川先勝。そこで未曽有の大災害が起こった。平成7年1月17日5時46分、阪神淡路大震災である。 1月20日に関西将棋会館の対局室に座ったとき、谷川は純粋に将棋を指せる喜びをかみしめたという。 その後フルセットまでもつれこんだ第44期王将戦七番勝負、その最終局が千日手になった。ドラマでもここまで書けないであろう展開だ。 七冠か、防衛か。 最後の戦いを制したのは、谷川だった。
  • オールインワンの新戦法 村田システム
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誘導率100%! 誰と指してもあなたの土俵 すぐ覚えてすぐ勝てる戦法をお探しのあなたに、村田顕弘六段が送る新戦法。その名も「村田システム」。 相手が居飛車できても振り飛車できても、ほとんど同じ駒組みで積極的にペースを握ることができます。相手には避ける余地はほとんどありません。それでいて、相手には急所を見せず、自分のほうはシンプルでわかりやすい攻めを繰り出せるのが魅力。 難しい研究合戦にさようなら! 村田システム一本で連勝街道にのってください。 すぐ覚えてすぐ勝てる戦法をお探しのあなたに、村田顕弘六段が送る新戦法。その名も「村田システム」。 相手が居飛車できても振り飛車できても、ほとんど同じ駒組みで積極的にペースを握ることができます。相手には避ける余地はほとんどありません。それでいて、相手には急所を見せず、自分のほうはシンプルでわかりやすい攻めを繰り出せるのが魅力。 難しい研究合戦にさようなら! 村田システム一本で連勝街道にのってください。 村田顕弘(むらた・あきひろ) 1986年7月14日生まれ、富山県魚津市出身 1999年に6級で奨励会入会(中田章道七段門下) 2007年10月1日四段、2017年11月7日六段 居飛車、振り飛車を指しこなし、オリジナルの序盤にこだわりを持つ研究家。 詰将棋創作を得意とし、2012年1月から2017年3月まで将棋世界(日本将棋連盟発行)の詰将棋サロンを担当。 第73期順位戦でC級1組に昇級。2017年勝ち星規定を満たし六段に昇段。 著書に「振り飛車最前線 石田流VS△1四歩型」「先手中飛車 最強の証明 ―主要5戦型徹底分析―」 「現代横歩取りのすべて」「最新戦法 マル秘定跡ファイル」「アマの知らない マル秘定跡」「居飛車vs振り飛車 急所をとらえるプロの思考」(いずれもマイナビ出版)がある。
  • 解明!相穴熊の最先端
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 相穴熊戦は居飛車有利――。これが将棋界、特にプロ間では常識のように語られています。しかし、実際に相穴熊に組んで居飛車穴熊がどうやったら勝つのか?と聞かれると、正確に答えられるアマチュアは限りなく少ないのではないでしょうか。 そのプロの最新研究とアマの知識のギャップを埋めるのが本書です。現在は穴熊の時代といって過言ではないほど、穴熊の全盛期。そうであれば相穴熊戦が増えるのは必然の流れです。本書では、三間飛車穴熊、中飛車穴熊、四間飛車穴熊と居飛車穴熊との戦いにおける勝敗の分岐点を詳しく解説しており、相穴熊戦で勝つための技術が数多く紹介されています。北島七段ならではの丁寧な解説で、居飛車、振り飛車どちらにも肩入れすることなく書かれているので、全ての穴熊党の方にとって、非常に参考になる内容となっています。 本書で相穴熊戦を得意戦型にして、バンバン穴熊を指してください。
  • カカリが変われば碁が変わる 5手目で差がつく序盤の考え方
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 序盤力向上のポイントは「カカリ」にあり! 普段何気なく打っている「カカリ」。実は、カカリ方によって有利か不利かの差がついてしまいます。カカリは一局の骨格を決めるものなので、間違えると、不安定な土台のまま序盤が進行してしまうのです。場面によっては、「絶対に打ってはいけない」カカリ方もあるので要注意です。高いカカリと低いカカリ、それぞれの特徴を覚えて使い分けられるようになれば、序盤力は大きく向上したと言えるでしょう。あまり差が出ないと思いがちな「カカリ」ですが、本書で勉強すればライバルに序盤力で大きな差をつけられるとお約束します。
  • 角換わり腰掛け銀研究 プレミアムブックス版
    5.0
    1巻3,564円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 角換わり戦術書の最高峰 本書は1998年に発売され、現在は絶版となっている島朗九段の「新版 角換わり腰掛け銀研究」をオンデマンドで復刊するものです。第1部木村定跡に始まり、角換わりにおける島九段の膨大な研究を記したもので将棋戦術書の中でも名著中の名著と言われています。 プロ棋士たちが心血を注いで作り上げてきた定跡の変遷を概観することで、あなた自身の将棋にこれまでにない厚みをもたらしてくれる一冊です。
  • 角換わり腰掛け銀最前線 ~いま、プロが注目する三つの指し方~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 角換わりの現在が手に取るように分かる!現在、トップ棋士を含め、プロ間で最も多く指されている戦型―角換わり。毎週のように新手が現れ、いまプロが何をテーマにして戦っているのかさえ分からない状況になっています。 そこで救世主となるのが本書です。本書は角換わり腰掛け銀という戦術を教えるものではありますが、これまでの定跡書のように初手から進めるものではなく、角換わり腰掛け銀のテーマ局面を3つだけに絞り、その3つについて、プロの実戦を時系列順に追って解説していくものです。 村山―豊島戦、渡辺明―森下戦、糸谷―森内戦、丸山―羽生戦など、第一線で活躍する棋士が作り上げた棋譜を題材にしています。このような手法をとることで、いまプロが何を問題にし、どこを工夫しているかが手に取るように分かるとともに、自分で指す際にも最良の羅針盤となるはずです。 著者は日浦市郎八段。将棋ファンなら誰もが知る名著「Zの法則」の著者で、その精密で分かりやすいタッチは本書でも健在です。角換わりの定跡に誰よりも詳しくなりたい方はもちろん、角換わりはよく分からずこれまで手を出してこなかった方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
  • 角換わり 初段の常識
    -
    1巻1,524円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 角換わり、駒組みから最新形まで 本書は塚田泰明九段が角換わりの駒組みから最前線までをやさしく解説するものです。 基本となる棒銀、早繰り銀、腰掛け銀の3つの指し方から、右玉、▲4五桂速攻、▲4八金・2九飛型などの最新形まで網羅しています。 角換わりは指してみたいけどよくわからない、という人にとってはうってつけの一冊です。
  • 角換わり戦記 2009~2021
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    1巻2,217円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦型の歴史と進化を約10年の好局で振り返る「戦記」シリーズ第4弾は「角換わり」。 劇的に変化した腰掛け銀から右玉まで、角換わりにおける主要戦型を村山慈明七段が余すことなく徹底解説。 本書の充実ぶりは丸山忠久九段のお墨付きです。 角換わりの知識と研究を1冊に詰め込みました。 新技を繰り出す先手に、試行錯誤で食らいつく後手。両者の攻防を楽しんでください。
  • 角換わりの新常識 ▲4八金・2九飛型徹底ガイド
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    1巻1,355円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代角換わりのバイブル完成! 角換わりの王道といえば先後同型。互いに腰掛け銀にして、玉を先手は7九、後手は3一まで囲い、それから戦いが始まるのが基本定跡でした。 しかし、現在のプロ棋界ではその常識は通用しません。玉は6八でとどめ、▲4八金・2九飛型を作りいきなり▲4五桂と跳ね出す。そんな将棋が当たり前になりました。 いったいプロ棋士の間でどんな研究が行われ、どんな結論に至ったのか。その真相がアマチュアに知られないままこの「新型角換わり」が指され続けているのが現状です。 そこで本書の出番となります。本書では現在プロ棋界を席巻している▲4八金・2九飛型をめぐる角換わりの定跡を幅広く収録しています。▲4八金・2九飛型の基本から始まり、先手が▲9五歩と端を詰める作戦や後手が△6二金・8一飛型にする指し方などが詳しく解説されています。 最新の角換わりを学びたい全ての方に読んでいただきたい一冊です。
  • 角換わりの手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロ間で大流行している角換わり。毎日のようにプロの細かい工夫が試され、定跡が進化しています。 問題はその工夫があまりにも細かいためにアマチュアにわかりづらいこと。互いに手損して手を渡す手順など、その意味からして非常に難解です。 プロの角換わり研究のうち、アマチュアにも使えるようなエッセンスだけを取り出すことできないものか・・・。 それを実現したのが本書です。 現代角換わりの中で頻出する形を取り出し、その中で有効な手筋を多数紹介・解説しています。部分的な形を抜き出しているので応用範囲が広く、複雑な定跡手順を丸暗記するより、明らかに有用です。覚えたらすぐ実戦で使えることも魅力です。 特に角換わりならではの手筋、つまり角を敵陣に打ち込む、あるいは角を自陣に配置してそれを主軸に攻めるような形を多く扱っており、角の使い方だけでもこんなにたくさんあるのかと驚かされます。それに▲4五桂を絡めたり、端攻めを狙ったり、▲4八金・2九飛型のメリットを生かしたり、逆にデメリットを突いたり・・・。 本書を読めば角換わりを指す上でどのような手を狙っていけばいいか、どうすれば優勢に導くことができるのかが一目瞭然、すぐわかります。 ぜひ、日々の角換わりの実戦に生かしていただければ幸いです。
  • 格言・用語で覚える 居飛車の基本手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 相居飛車の手筋が満載! 本書は矢倉、角換わり、横歩取り、相掛かりといった相居飛車の戦いにおける手筋を解説したものです。実戦ですぐにでも使えそうな手筋が100以上も紹介されています。 さらに本書には三つの大きな特長があります。 一つ目はタイトルにもなっている「格言・用語」で覚えるという点。 ただ手筋を羅列しただけではなかなか頭に入ってきませんが「と金は金で金以上」「下段の香に力あり」「角筋には玉を囲うな」「飛車の横利き受けに強し」といった格言や「継ぎ歩」「垂れ歩」「合わせの歩」「焦点の歩」などの用語と一緒ならぐっと覚えやすくなります。 本書にはこういった格言や用語が散りばめられているため、将棋に対する考え方とともに数多くの手筋を覚えることができるのです。 また、加藤治郎著「将棋は歩から」(東京書店)、加藤治郎・木村義徳・真部一男著「将棋戦法大事典」(大修館書店)などの名著からの引用も随所にあり、本書を通して先人の知恵と努力、遺してきたものの偉大さにも触れることもできます。 二つ目の特長は、手筋を例題とともに解説する本でありながら、次の一手問題集としても読める、ということです。 本書は右ページに例題、左ページに正解図、という構成になっており、右ページの解説文には正解手順が現れないように工夫して書かれています。 腕に自身のある方は左側を隠して、自分がどれだけ手筋を知っているか力試しをしていただければ幸いです。 最後の特長は、何と言っても「読んでいて面白い」ということです。 「その手は桑名の焼き蛤(はまぐり)」 「堅いなぁ、片倉小十郎やなぁ」 「角のにらみは、歩で“遮断法人”」 などなど、丁寧な解説の中に縁台将棋で飛び出すようなジョークが混在していて楽しく読み進められる内容となっています。 神崎健二八段が精魂込めて書いた、まさに居飛車基本手筋の決定版といえる一冊です。
  • 角交換相振り飛車 徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、相振りは角交換型がアツイ! アマチュアには振り飛車党が多く、振り飛車党同士で対局すれば高確率で相振り飛車になります。 相振り飛車は以前に比べれば定跡が整備されてきたとはいえ、まだまだ複雑で、飛車を振る位置と囲いの種類だけで分類してみても、その場合の数はかなり多くなります。 そこでオススメしたいのが本書で解説されている角交換型相振り飛車です。 角を交換することで形を限定できますし、常に自分の土俵で戦うことができます。 角道オープン系の振り飛車が全盛の時代ですので、自分が望めばこの形にできることも大きな魅力です。 いざ、角交換相振り飛車の戦いに持ち込んでしまえば、あとはこの戦型の知識をたくさん持っている方が有利。その知識が本書に詰まっています。 特に、相居飛車の▲4八金・2九飛の形の優秀性が相振り飛車にも持ち込まれて▲6八金・8九飛型が現在の最先端になっている、という話などは非常に興味深いところです。 ぜひ本書で角交換相振り飛車の戦い方をマスターして、実戦で役立ててください。
  • 角交換四間飛車 最新ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 振り飛車最新戦法の「角交換四間飛車」のバイブル第2弾!藤井猛九段が多用し、升田幸三賞も受賞した「角交換四間飛車」。現在多くのプロ棋士が現在最注目の戦法として研究しているのがこの戦法です。角交換四間飛車を指す上での案内役(ガイド)として2013年4月に発売された「角交換四間飛車 徹底ガイド」は大ヒットとなりました。しかし、その一冊では書き切れない内容もあったのです。それが今回の「角交換四間飛車 最新ガイド」のテーマである『居飛車の高度な戦略に対する対策』『相振り飛車』の2点です。門倉四段による分かりやす過ぎる丁寧な解説は本書でも健在。「徹底ガイド」「最新ガイド」、この2冊をマスターすることで角交換四間飛車はあなたのものになります。ぜひこの戦法を自分のものにして、実戦で使ってみてください。 ■CONTENTS 【第1章】対三間飛車/【第2章】対四間飛車/【第3章】対向かい飛車/【第4章】後手4四歩型角交換四間飛車/【第5章】左銀保留作戦/【第6章】実戦解説編 ■著者 門倉啓太(カドクラケイタ) 1987年6月3日生まれ。東京都豊島区出身。2000年9月、6級で石田和雄九段門。2005年10月、三段。2011年4月1日、四段。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 角交換四間飛車戦記 2008~2019
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦型の進化をここ10年の好局、熱局でふりかえる「戦記」シリーズ第2弾! 『三間飛車戦記 2008~2019』に続いて登場は角交換四間飛車です。 棋譜並べをして上達したいなら、その戦型の、直近の、好局を並べるのが一番。 この戦記シリーズはそんな皆さんのニーズに応えるものです。 今回の角交換四間飛車は藤井猛九段が編み出した画期的な振り飛車戦法。 これまでの常識を覆し、振り飛車から積極的に角交換を狙い、飛車先逆襲を図る積極的な戦法です。また、持久戦になれば千日手も視野に入れて悠然と戦うこともできます。 ここ10年で振り飛車側、居飛車側双方に様々な手順、定跡が誕生しましたが、本書でそれらを一望することができます。 振り飛車党必読の一冊です。
  • 角交換四間飛車 徹底ガイド
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自ら角交換し、一手損した状態から駒組みを進める常識破りの新戦法「角交換四間飛車」は、プロアマ問わず流行しています。先後にかかわらず使用でき、分かりやすい駒組みで主導権を握りやすいのがその特徴です。角交換四間飛車は分かりやすい戦法ではあるものの、その狙い筋はいくつもあり、正しく使いこなさないと痛い目に遭う戦法でもあります。本書では、そこを可能な限り噛み砕き、わかりやすく攻め筋や本戦法特有の手筋を解説しました。級位者でも読みこなせるように、指し手の解説は簡明を心がけ、すらすらと読めるように工夫しています。角交換四間飛車を指しこなすための新しい発見がきっとあるはずです。角交換四間飛車は、著者自身の四段昇段の原動力となった戦法でもあります。この戦法をアマチュアの方がもっともっと使いこなしてほしい、という著者の思いが詰まった一冊です。 ■CONTENTS 【序章】角交換四間飛車の原理/【第1章】飛車先交換への対応/【第2章】先手角交換四間飛車対後手8五歩型/【第3章】先手角交換四間飛車対後手8四歩型/【第4章】先手角交換四間飛車対後手8三歩型/【第5章】後手番での戦い方/【第6章】自戦解説編 ■著者 門倉啓太(カドクラケイタ) 1987年6月3日生まれ。東京都豊島区出身。2000年9月、6級で石田和雄九段門。2005年10月、三段。2011年4月1日、四段。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 角交換四間飛車で勝つための24の心得
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 角交換四間飛車が流行しだして、約10年。初めは後手番の作戦と思われていた角交換四間飛車も、今や先後どちらでも有力な「振り飛車のエース」といえる戦法になっています。角交換四間飛車は互いに角を持ち合ったまま戦いを進める特殊な戦型です。序盤の駒組み、中盤の仕掛け、終盤の寄せ合い、それぞれの場面でこの戦型特有の手が存在し、従来の振り飛車と同じ感覚で指してしまうと失敗することも多い形です。 本書はそんな角交換四間飛車独特の感覚を養うための一冊。「手順の暗記」ではなく「考え方を身につける」ことを主眼としています。角交換四間飛車で好成績を残している安用寺孝功六段が本戦法を指す上でのコツ、考え方を、「24の心得」としてまとめています。序盤、中盤、終盤それぞれで使える心得を初手からの手順を追って詳しく解説しており、心得を追っていくだけで、一局を通しての角交換四間飛車の指し方が身につくようになっています。 「腰掛け銀には▲7六銀」 「銀冠の急所は3三桂」 「向かい飛車には銀を繰り出せ」 「△7九角の強襲には飛車をさばけ」 「△7四歩には▲7五歩の歩交換」 「逆棒銀がダメなら左銀は中央へ」 実戦はなかなか想定通りにはいかないものですが、考え方さえ分かれば、もう急所の一着を逃すことはありません。安用寺六段が授ける24の心得を全て極めたとき、自信を持って角交換四間飛車を指せるようになっているはずです。
  • 角交換四間飛車入門
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 角交換四間飛車は、ノーマル四間飛車と比べて、積極的に攻めることのできる戦法です。 序盤の分かりやすさ、攻勢に回れる楽しさ、玉の堅さが魅力的で、アマチュアに長く愛用されています。 本書は、そんな角交換四間飛車の入門書です。丁寧に指し手の意味や流れを解説しているので、駒組みから仕掛け成功まで無理なく理解することができます。 第1章では、後手が8筋の突破を狙って急戦を仕掛けてきた場合の対応を解説しています。角交換四間飛車を指すうえでの前提知識となる、必修手順です。 居飛車からの急戦を受け止めたら、今度は角交換四間飛車からの攻めを解説します。 第2章では棒銀です。6筋の突破を狙って、銀を繰り出していきましょう。棒銀は攻めの基本となります。 第3章では、向かい飛車に振り直す指し方を解説します。8筋の逆襲を狙う逆棒銀や、▲6六銀から中央を制圧する変化を覚えると、攻めのバリエーションが増えます。 第4章では立石流と4→3戦法を伝授します。応用的な戦法で難しいですが、駒の捌き方が分かるようになります。 第5章は、今までの内容の補足です。相手に居玉で棒銀されたら?角道を止められたら?どのように対応すればよいのでしょうか。実戦で指されると困りそうな展開をまとめていますので、予想外の手が来ても安心です。 初級者の方はもちろん、新しく振り飛車を覚えたい居飛車党の方にもオススメです。 本書を読んで角交換四間飛車を楽しみましょう。
  • 角交換四間飛車の新常識 最強△3三角型
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は気鋭の若手振り飛車党、古森悠太四段による角交換四間飛車の最新戦術書です。 居飛車が▲6八玉と上がったところで手損を承知で△8八角成▲同銀とするのが従来からある形でした。しかし、後手番でさらに手損を重ねる戦法であり、2筋を突き越さないで待機するなどの居飛車の対策が進んだことによって、勝ちにくい戦法になっています。 そんな中で注目されている形が本書で解説する「最強△3三角型」です。 △3三角に対して先手から角を交換してくれれば手順に△3三同桂と跳ねることができ、手損なしで角交換できます。交換に応じなければ△2二飛~△3二金~△2四歩と仕掛けたときに△4四歩が入っていないため、角の可動域が広く、通常の振り飛車よりかなり得をします。 「最強△3三角型」は角交換四間飛車の弱点を克服した上で、より積極的に戦える新しい戦法なのです。 居飛車が対応を知らないとあっという間に勝勢にもっていけますし、本書で解説されている通り、持久戦になった場合も互角以上の戦いができます。 角交換四間飛車の新ステージ、「最強△3三角型」をマスターして、ぜひ実戦で大暴れしてください。
  • 角交換四間飛車破り
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤井猛九段が創案し、升田幸三賞も受賞した「角交換四間飛車」。駒組みが容易で攻め筋は明快。振り飛車党の愛用者が日に日に増えている中、この戦法に手を焼いている居飛車党の方も増えていると思います。そこで、救世主となるのがこの一冊。「本書は、悩める居飛車党のために書いた『角交換四間飛車破り』である」(まえがきより) この本には屋敷九段お墨付きの角交換四間飛車対策がぎっしり詰まっています。▲2四歩交換、▲3六歩型、▲4六歩型、▲5六歩型、穴熊。どれを選ぶかはあなた次第。これだけの武器を授けてくれるのなら、もはや角交換四間飛車恐るるに足らず!本書を読めばにわか仕込みの角交換四間飛車はすべてカモにできるはず。すべての居飛車党必読の一冊です。≪CONTENTS≫第1章:振り飛車側の狙い/第2章:▲2四歩交換/第3章:▲3六歩型/第4章:▲4六歩型/第5章:▲5六歩型/第6章:穴熊編
  • 角交換四間飛車破り 必勝ガイド
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新鋭が放つ最新振り飛車撃退マニュアル! 藤井猛九段が創案し、現在大流行となっている角交換四間飛車。この優秀な振り飛車戦法に手を焼いている居飛車党の救世主となる一冊ができあがりました。 気鋭の若手石田直裕四段が、角交換四間飛車を破るための自らの研究を、惜しみなく披露した一冊です。角交換四間飛車を攻略するには▲4七銀型で相手の攻めを封じ、手得を生かして玉頭の厚みを築くことだと石田四段は言っています。本書にはこの「万能▲4七銀型」をめぐる攻防と攻めを受け止めてからの勝ち方がしっかりと書かれています。全国の居飛車党のみなさん、ぜひ本書をマスターして、角交換四間飛車をカモにしてください。 ■CONTENTS 序章:角交換四間飛車の狙い/第1章:後手角交換四間飛車/第2章:後手角交換保留型/第3章:先手角交換四間飛車/第4章:先手角交換保留型/第5章:実戦解説編
  • 角交換振り飛車破りの決定版!地下鉄飛車 徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤井猛九段が創案しプロの間で大流行、さらにアマチュア間でもいまだに猛威を振るっている角交換振り飛車。みなさんはどのように対策していますか?銀冠や、手損を受け入れて居飛車穴熊に組み直している方が多いのではないでしょうか。しかし、それでは制約が多く、手詰まりになりやすいという弱点があります。そこで、プロの間では「角交換振り飛車には地下鉄飛車で対抗」が常識となっています。玉の囲いは薄いものの、バランスが良く、積極的に動けるところが魅力の戦法です。そこで、本書では地下鉄飛車の分かりやすい攻め筋と本筋に重点を置き、定跡化させました。基本的なところから押さえているので、地下鉄飛車の事前知識が無い方でも安心して読める内容となっています。角交換振り飛車に困っている方は必読の1冊です。
  • 形で覚えよう!実戦で使える1手必至
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、1手で必至(玉方がどう応じても詰む)を掛ける「1手必至」の問題集です。 必至問題を解くことは詰将棋と並んで有力な将棋上達法の一つと言われています。 必至問題にはパズルのように難解なものもありますが、本書では実戦で使える問題のみを選び、 「問題を解きながら必至の形を覚える」ことを主眼としています。 必至には有名な形がいくつも存在し、一回一回考えてたどり着くより、その形を覚えてしまった方が終盤力向上の近道になります。 本書の比較的易しい必至問題を繰り返し解くうちに、その形が自然に指せるようになります。 初段を前後の方にとっては棋力向上にかなり役立つ一冊といえます。
  • 形で覚える ヨセの基本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 形から入るのが一番の近道 本書は形と感覚でヨセを上達することを目指しています。「布石」や「定石」などの分野と比べ、「ヨセ」の勉強は気が進まない、と感じる方が多いようです。それは、計算のイメージが強く、どうしても難しいイメージがあるからでしょう。しかし、初級~中級の段階では、細かいヨセの目数を知るより、形からアプローチするほうが効果的です。本書でも、蘇耀国九段が級位者の方にまず覚えてもらいたい基本的なヨセの形を厳選しています。先手でヨセるべき形や、似たような形でも価値が大きく変わるヨセなど、収録されている問題は実戦頻出のものばかりです。まずは本書でヨセの基本を形から身に付け、終盤力アップをぜひ実現させましょう!
  • 固めてドカン! 対四間飛車ミレニアム&トーチカ戦法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 居飛車党の皆さん、四間飛車対策に苦労していませんか? 「急戦で挑むのは、玉が薄くて勝ちにくい。できれば居飛車穴熊にしたいけど、藤井システムに攻められるのは嫌!」 こんなジレンマを抱えている方も多いのではないでしょうか。 そんな方にお勧めしたいのが、本書で紹介する「ミレニアム&トーチカ戦法」。著者は居飛車党でこの戦法を得意とし、タイトル5期の実績を持つ高橋道雄九段です。 この2つの戦法は振り飛車の角筋を避けて8九玉型に組むのが特徴で、安全に堅陣を作ることができます。見た目が似ているので「え、同じ囲いじゃないの?」と思われた方もいるでしょうが、高橋九段いわく、「この2つは本質的には違う囲い。ミレニアムは『城』、トーチカは『要塞』のイメージである」とのこと。 それぞれ講座編で基本的な組み方と仕掛け方を詳しく解説したあと、実戦編で1局を通しての戦い方を紹介しています。 ミレニアムもトーチカも、組んでしまえばガンガン攻めていくことができる楽しい戦法。ぜひ本書を読んで、四間飛車をガツンと粉砕してください。
  • 「勝ち」に直結する 将棋・終盤の総手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 終盤の手筋のバイブルが文庫化! 「いくら序盤、中盤が良くても、終盤が悪くては、勝つことはできません。棋友同士で『あいつは、序盤はうまいが、終盤が甘いからなあ』といわれる人と『あいつは、序盤はまずいが、終盤がしっかりしているからなあ』といわれる人がおります。前者は仲間から軽く見られている場合であり、後者は仲間から恐れられている人です。終盤の強さイコール将棋の強さでもあるわけです」(まえがきより) 本書は関根茂九段による終盤の名著「終盤の総手筋」と「スッキリ明快詰将棋」の2冊を合わせて1冊の文庫として復刊したものです。 第1部「終盤の総手筋」では将棋に勝つために絶対に必要な寄せと詰みの手筋を総まとめにして解説したもの。関根九段が例題を出しながら手取り足取り教えてくれるので読むだけできちんと理解できますし、すぐに実戦で使うことができます。 第2部「スッキリ明快詰将棋」では元の書籍から3~7手詰を抜粋し、108問収録しています。第1部で学んだ手筋を使って問題を解くことで、さらに手筋の理解が深まります。 序盤・中盤はうまくいくのに、いつも終盤で負けてしまう、もっと終盤が強くなりたいという方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
  • 勝ちやすさNo.1!対振りなんでも居飛車穴熊
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全振り飛車を居飛穴で撃破せよ! 「振り飛車には居飛車穴熊」。 これが居飛車党にとっての対抗形の鉄則です。相手が飛車を振ったらとにかく一目散に玉を囲い、ガチガチにした後でドカン。自玉に王手や詰めろが掛からないのをいいことに、大駒を叩き切り、一手差でゴール。これが勝利の方程式でした。 それが、ここ最近プロ間でノーマル振り飛車が復活傾向にあります。 三間飛車のトマホーク、四間飛車の藤井システムや銀冠から玉頭の厚みを生かす指し方、ゴキゲン中飛車など、居飛車穴熊に対する振り飛車の有力策がここ数年で次々に生み出されました。 しかし、やはり「振り飛車には居飛車穴熊」で行きたいのです。 なぜなら居飛車穴熊は将棋で考えうる最も堅い囲いであり、最も勝ちやすい囲いだから。一手のミスも許されない急戦より、多少悪くなってもリカバリーの効く穴熊はまさにアマチュアにうってつけの戦法といえるでしょう。 本書はそんな居飛車党の願いを叶える一冊です。 第1章 対向かい飛車 第2章 対三間飛車 第3章 対四間飛車 第4章 中飛車 すべての振り飛車を居飛車穴熊で退治します。扱う戦型も多彩で、例えば、向かい飛車の章では  第1節 △3二金・8二玉型  第2節 △3二金・7二玉型  第3節 △3二銀型  第4節 △3一銀型  第5節 △4五歩型  第6節 △5二金左型  第7節 △3五歩型 三間飛車の章では  第1節 △4三銀型  第2節 △6四銀型石田流  第3節 トマホーク  第4節 真部流  第5節 コーヤン流 振り飛車のあらゆる戦型を網羅しています。 また、第5章では最近流行の「3手目▲2五歩型」を解説しています。これにて「対振りなんでも居飛車穴熊」は完成するのです。 本書を読んで、対振り飛車には自信を持って穴熊を目指してください。 ◆著者 北島忠雄(きたじま・ただお) 昭和41年1月4日、東京都の出身。 55年11月、6級で(故)関根茂九段門。 平成7年4月、四段。 26年8月、七段。 平成15年~ 17年、23年~ 25年、将棋連盟理事を務める。 著書に「初級者 将棋上達の方程式 手筋の公式」(日本将棋連盟)、「解明!相穴熊の最先端」、「乱戦!相横歩取り」、「すぐに使える! 端の絶対手筋」(マイナビ出版)がある。
  • 勝浦修名局集
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    1巻2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「勝浦将棋は『カミソリ流』の愛称で知られるように、非常に切れ味鋭い将棋である。棋譜を並べてみると分かるが、一見まだまだ先が長そうに見える局面から、一気の収束で終局することも少なくない」(森内俊之 推薦の言葉より) 将棋史に名を残す大棋士たちの名局を自戦解説で紹介する「名局集シリーズ」。その第7弾は、A級7期、棋戦優勝3回の実績を誇る勝浦修九段です。「完勝が好局とも思わないので、本書は疑問手、悪手ありの熱戦集である」と言う通り、自戦記編20局では激戦の中での人間味あふれる感情も披露。名勝負編が80局、全部で100局を収録しています。棋力向上の糧になるのは間違いなく、ぜひ盤に並べて味わってほしい1冊です。
  • 勝てるアマの碁 ここで差がつく序中盤の戦略
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、囲碁指導35年の経験を持つ、小林孝之三段がその経験から多くのアマが「ここを直せば上達する」というポイントをピックアップし、 ただしい考え方を解説したものです。 下記、まえがきから抜粋です。 『囲碁愛好家の皆さんに""囲碁のスタンダード""をお伝えしたいと思い、囲碁指導35年の経験を生かして本書を執筆しました。 以下のようなことをモットーに内容を構成しました。 ①実戦にすぐ活用できる ②分かりやすい良い手を学べる ③一手一手の意味と考え方を知り、うろ覚えをなくす ④必ず、上達できる この本の中身は、私の生徒さんからの質問や実戦を参考にしています。 解説には囲碁AIを導入し、検討して書きました。もちろん、AIが示した手をそのまま書くようなことはしておりません。 難しい手は極力避け、分かりやすく良い手を検討し、選んで示しました。 (中略) 囲碁を愛好する皆様と共に、純然たるレッスンプロの私が、ともに盤上のロマンを堪能しながら進歩できると幸いです』 章立ては、下記の通り。 第1章 模様 第2章 大局観 第3章 打ち込み 第4章 うろ覚えをなくす 第1~3章までは後ろに腕試し問題がついています。 繰り返し解いて、しっかり考え方を身につければ、大幅な実力向上が見込めます。 確かな上達を実感したい方は、是非手に取ってみてください。
  • 勝てる模様の使い方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 模様がこんなに簡単に地になる! 本書は、「模様作戦の勝ち方」をテーマに、アマチュアが理解すれば強くなる碁の考え方を示した書籍です。碁は最後に地が多いほうが勝つゲームなので、「模様作戦」においても「いかに、模様を地にするか」が最大のポイントです。 「模様を囲えたのに負けてしまった」、「模様の真ん中で生きられてしまった」など、悩みは尽きないのも事実ですが、本書で「模様を地にする方法」を身につければ、驚くほど勝率がアップします。 模様を効率良く地にするための、重要な考え方は以下の4つです。 ・弱点があればしっかり守る ・自分の模様のほうが大きい場合は囲う ・攻めながら模様を囲う ・侵入してきた相手を厳しく攻める 本書では問題を解きながら、4つの考え方を学ぶことができます。これらの考え方を身につければ、自信を持って模様作戦を実践できるでしょう。 また、金八段の前書『効率良く地を囲う4つの基本』とセットで読めば、効果は倍増です。

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