教育 - 第三文明社作品一覧
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-長年、「人間教育」の実現を訴え、国の教育政策のブレーンとしても活躍してきた心理学者・梶田叡一が、これまでの道のり(精神形成の歩み)を綴る――。混沌とした時代の中で、いかに人材を育て、幸福を開くのかを明確に示す、まさに「教育関係者 必読の書」です。 著者は、京都大学教授などを経て、兵庫教育大学など、数多くの大学の学長を歴任。この間、教育改革国民会議委員、中央教育審議会委員(副会長・初等中等教育分科会長、教育課程部会長・教員養成部会長など)を務め、国の教育政策のブレーンとしても活躍。その後、聖ウルスラ学院理事長などとして、未来を担う人材の育成に尽力しています。 本書の第1部は、著者の歩みを恩師や先人たちとの交流のエピソードなどを通して語る随筆集。第2部は、3人の識者(浅田匡教授、田中博之教授、諸富祥彦教授)と「人間教育」や「教育の在り方」をテーマに語り合った対話の記録です。
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-地理学研究者・地理教育者としての牧口常三郎(創価学会初代会長)に、日本地理教育学会元会長の著者(東京学芸大学名誉教授)が光を当て、牧口32歳の時の大著『人生地理学』を平易な語り口で読み解く。さらに、子どもたちの科学的世界観形成と体系的地理教育に有効な方法として、「世界の郵便切手の収集」についても解説。第二部「切手で築こう 現代の世界像」では、32の国や地域などについて、それぞれの切手を示して紹介する。コロナ禍を生きる今だからこそ、「私たちが今いる世界をどう見るのか」を考え、豊かな世界像を自己の中に築き、創造的な人生観を形成することの重要性を訴える。『聖教新聞』の好評連載を、大幅に増補・再構成して書籍化。
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-ワシントンからバイデンまで、アメリカ合衆国の歴代大統領46代・45人の事績を通して、米国史を学ぶ。歴代大統領が目指した理想の国とは──日系アメリカ人の著者が、民主主義の大国の行方をうらなう。一面性の共和国ではなく、まるで世界の縮図であるかのような「100万通りのアメリカ」の多様性を感じられる一書を目指した。月刊誌『第三文明』の好評連載「分断が深まる超大国の行方──アメリカ史の文脈からとらえるトランプ政治」に加筆し、書籍化。「第1章 アメリカ建国期」「第2章 西方への領土拡大期」「第3章 南北戦争と西部開拓期」「第4章 繁栄と世界大戦期」「第5章 冷戦期」「第6章 冷戦後」に、アメリカ歴史年表と歴代大統領一覧を付す。
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5.01992年版『バクトリア王国の興亡』が電子書籍で待望の復刊。ギリシャ・ローマの史家たちが筆にとどめた古代のロマンあふれるバクトリアの物語は、どこまで本当だったのか。史書と考古学の成果(遺跡発掘と大量のコインの出土)から読み解く。アッシリアのバクトリア攻めから説き起こし、アケメネス朝ペルシャの栄華と崩壊、アレクサンドロス大王の東方遠征とインドとの接触、大王の後継者たちによる合従連衡の戦国時代、パルティアの勃興と遊牧民族による衝撃、ゾロアスター教と仏教の影響、メナンドロス(ミリンダ王)の活躍、グレコ・バクトリア王国の滅亡までを豊富な図版を添えて描く。ヘレニズム時代と古代バクトリアに関する類例を見ない興趣あふれる一書。
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