バクトリア王国の興亡:ヘレニズムと仏教の交流の原点

バクトリア王国の興亡:ヘレニズムと仏教の交流の原点

770円 (税込)

3pt

5.0

1992年版『バクトリア王国の興亡』が電子書籍で待望の復刊。ギリシャ・ローマの史家たちが筆にとどめた古代のロマンあふれるバクトリアの物語は、どこまで本当だったのか。史書と考古学の成果(遺跡発掘と大量のコインの出土)から読み解く。アッシリアのバクトリア攻めから説き起こし、アケメネス朝ペルシャの栄華と崩壊、アレクサンドロス大王の東方遠征とインドとの接触、大王の後継者たちによる合従連衡の戦国時代、パルティアの勃興と遊牧民族による衝撃、ゾロアスター教と仏教の影響、メナンドロス(ミリンダ王)の活躍、グレコ・バクトリア王国の滅亡までを豊富な図版を添えて描く。ヘレニズム時代と古代バクトリアに関する類例を見ない興趣あふれる一書。

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バクトリア王国の興亡:ヘレニズムと仏教の交流の原点 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年12月16日

    2016/5/27
    数少ないバクトリアの本。知りたかったことが書かれていて興味深かった。辺境の地であるバクトリアで繰り広げられた人々のドラマ。中央からの圧力が届かない辺境であるが故、大国に飲まれても常に独立を狙っている気質。メナンドロス王の仏教帰依も面白かった。ますます知識欲が高まってしまった。

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