作品一覧

  • 創価教育法の科学的超宗教的実験証明
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    1巻2,090円 (税込)
    著者の後期教育学論集の中から、「『創価教育学体系』全四巻の総合帰結」「牧口教育思想の全体系を一つに絞りあげた全体帰結」「途方もない重要単著」「牧口常三郎全生涯にわたる著述活動の〝総決算〟であり〝最終到達点〟に位するもの」(『牧口常三郎全集』第八巻「解題」・斎藤正二)と評される本作(1937年刊)を、注・補注を付して現代語訳。巻末に原文を収録した。
  • 人生地理学 1
    4.0
    1~5巻365~480円 (税込)
    〔人生地理学1〕 原版の序 例言 緒論 一.地と人との関係の概観 二.観察の基点としての郷土 三.いかに周囲を観察すべきか 第一編 人類の生活処としての地 第一章 日月および星 一.日光と人生 二.温熱と人生 三.太陽と精神的人生 四.日本人と太陽 五.太陰ならびに星と人生 第二章 地球 一.地球の形状と人生 二.地球の大きさと人生 三.地球の運動と人生 四.地球の部分と人生 五.水界および陸界 第三章 島嶼 一.島国の特質 二.島の種類と人生 三.貿易上および国防上における島 四.島と英雄および罪人 五.開明時代における島 第四章 半島および岬角 一.半島の特質および成因 二.半島と文明 三.半島の配置ならびに運命 四.半島の利用 五.岬角と人生 第五章 地峡 一.地峡の種類ならびに地峡と人生 二.地頸に対する近世の努力 第六章 山岳および渓谷 一.山の高度と人生 二.山の各部と人生 三.山の集合と人生 四.山脈の方向と人生 五.山脈の成因と人生 六.火山と人生 七.渓谷と人生 八.約論 九.開明人に対する山 第七章 平原 一.平原と人生 二.平原の区別 三.高原と人生 四.河谷低原と人生 五.海谷低原と人生 六.各種平原の分布
  • 創価教育学体系 1
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    1~4巻403~442円 (税込)
    教育不毛が叫ばれるなか、牧口常三郎初代会長が、自身の30余年の学校教育の経験と思索に基づき樹立した、独創的な教育学の書である。 その内容は「人生の目的たる価値を創造しうる人材を養成する方法の知識体系」といえる。 従来の教育の原論であるべき教育学が実際に役立たない根本的欠陥は、理論が先にあって実証的でないところにある。 教育学説が観念的哲学理論で構成されていて、実証的に構成されていないからである。 これに対して創価教育学説は、単なる理論体系を示すのみでなく、具体的な教育改革案、独特の指導法等、科学的教育学として確立されている。 あくまでも、実際教育の経験から出発し、そこに存在する幾多の原理を抽出し、法則をつかみ、それを実際教育に適用させていくという、かつてみられない新しい教育理論であった。 創価教育学説は(1)生活の学問化(2)学問の生活化(3)進化論的考察(4)真理の批判的考察、の四つの過程から樹立され、日常の生活のなかから生まれた応用科学として画期的なものである。実際の教育事実の要素を分析して考察を加え、教育学の研究分野を整理している。 この学説においては、創価教育学の理念に立ち、教育の目的から教育界を観察して、改善すべき教育の目標を示している。その骨子は教育制度と教育方法の改革である。 なかんずく混迷する教育界の刷新のため次の二つが殊に大事であるとする。 第一は教師は教育技術者であるとの論である。ちょうど医師の治療術をもって病人を治すように、教師は教育技術をもって児童を指導、教育する技術者でなければならない。そのためには、教育技術と、その基礎をなす教育学の理解が必要となる。 第二は抜本的な教育制度の改革案である。たとえば半日学校制度がそれである。その概要は、一般的普通教育とともに、専門的職業教育を小学校時代よりすでに並行して施すかわりに、学生生活を単に青少年の時代に限定せずに、成年期まで延長しようというものである。 以上のように、多岐にわたる教育制度の改革、教員養成制度の改革、国立教育研究所の改革、教育行政監督権の問題に検討を加えている。

ユーザーレビュー

  • 人生地理学 5

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    初版の段階で、将来の文明の中心をアメリカと予言し、地理学を究めたもののすさまじき実力を見せつけている。

    競争の4段階(軍事、政治、経済、人道=道徳)の設定、その4段階目の人道的競争の構想は卓見としか言いようがない。それも、国家の目的をぶれることなく見抜いているからだろう。

    第八版から第4編地理学総論を加え、緒言者への批判に答えたと巻末にある。
    明治時代の新規学問を立ち上げる苦労を垣間見る。

    ・自国の平和のためには、単に兵力のみならず、敏活なる外交的活動を要する。
    ・バルジェス(バージェス)の3つの国家の目的。特に最終目的を人性の完成。人類を神たらしむる。ヘーゲル:道徳は国家の目的なり

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    2017年02月14日
  • 人生地理学 3

    Posted by ブクログ

    鉱物学、植物学、生物学、人類学、気象学など該博な知識からなる巻。

    蓮如と風、詩歌などの文学と動植物などの関係は前述部分と連なる。

    人類学の部分は、当時の白人至上主義に否を突きつけ、本質を見る視点に舌を巻きつつも、現代の多様性ある平等にはさすがに至らない。

    一人の生涯における階級に一般に言われる階級を反映させる視点は鋭い。

    【目次】
    第二編 地人相関の媒介としての自然

    第十四章 無生物
    一 無生物と物質的人生
    二 無生物と精神的人生
    三 無生物と文明
    四 岩石の種類および成因
    五 鉱物の産出状態
    六 有用鉱物の分布

    第十五章 大気
    一 気界と人生
    二 水、陸、気、三界の相互関係とその

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    2017年02月03日
  • 人生地理学 2

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    1巻から続く各論。

    軍事、詩歌、貿易、地質、生物などその扱っている範囲は広大。人生地理学の名に恥じない厚い記述。

    今回は世界を論じ、日本の国家としての在り方(海洋の活用)を示唆する内容であった。

    最後、伊勢志摩半島について、紙幅を割いている。行ってみたくなった。

    ・河の人間の情における影響は山の高崇峻秀等に比すれば、堅忍不抜、孜々として休まざること、および気宇の広闊、度量の雄大等にあるがごとし。
    ・湖沼と人心との交渉中最も直接にしてかつ最も顕著なるものは山と結合して絶景を表して人心を感動せしむるにあるがごとし。
    ・自主といい、独立というも、これただ政治上においてのみ。経済上においては等

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    2017年02月03日
  • 人生地理学 1

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    明治36(1903)年の刊行。

    人間と自然との関係を定性的に記述している。思考法がアクチュアルで、軍事、文明、宗教、気性についての記述が優れているのではないか。

    国体、大和民族に言及した部分など時代の制約を感じるが、例えば日本についても単なる宣揚ではなく、その欠点も挙げ、全体的にはバランスが取れている。

    時代を考えれば、驚くほど偏見に陥ることなく、断定的な物の言い方を避けている。世界はおろか宇宙を取り上げ、視野も広い。

    1巻は、「人生地理学」という学問、書の題名の解題から始まって、郷土の重要性を説き、各論に入っていく。

    この時期には日蓮に帰依していなかった牧口だが、日蓮への記述に加え

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    2017年02月03日
  • 人生地理学 1

    Posted by ブクログ

    著者は創価教育学会(創価学会の前身)の創立者にして会長。そして,本書は明治36(1903)年に発行。日本で初めての地理学の学会は1879年創立の東京地学協会だが,まだ制度的な地理学は確立しておらず,この頃日本人によって書かれた地理学書といえば,明治27(1894)年に『地理学考』の書名で出版された内村鑑三の『地人論』や同じ年に出された志賀重昂の『日本風景論』(その前1889年に『地理学講義』あり)などがある。
    一昨年度の講義で『地人論』を扱った際,本書も一緒に買ってちょっと読んでいたが,今回きちんと通読した。「人生」とは「人の生活」のことであり,人生地理学とは人文地理学とほぼ等しい。しかし,志

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    2016年05月01日

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