ノンフィクション・ドキュメンタリー - 原書房作品一覧
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-スタンフォード・インターネット・オブザーバトリー(2024年解散)でネット上のプロパガンダや嘘情報を研究していた著者が、反ワクチン活動家から受けた攻撃の実体験にはじまり、ネット世論やフェイクニュースによる煽動が形成される過程にせまる。 歴史、政治からコミュニケーション理論や社会心理学まで触れながら、オンラインの世界に透明性を確保し民主的にするための道筋を示す。
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4.0「正常」な読み方なんてない。難読症(ディスレクシア)、過読症、失読症、共感覚、幻覚、認知症といったニューロダイバージェントな人々の読み方を歴史的にたどり、改めてとらえなおす「文字を読む」ということ。
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4.0全米リバタリアン党は「医療の国家からの完全分離」を主張。「医療の自由」を掛け声にリバタリアンとトンデモ民間医療と反ワクチン活動家が結集し、コロナ禍に向かった先は……健康や安全は個人の問題なのか? 日本にとってもシミュレーションとなるかもしれない、笑ってばかりはいられない話。
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3.7ニューハンプシャー州の田舎町に集団で移住してきた自由至上主義者が、理想の町をつくろうとした結果……米国で存在感を増すリバタリアンたちの思想と暴走を没入型取材で描き出した全米騒然のノンフィクション。「リバタリアンが集まる自由な町がいかにして全米きっての住みにくい場所になったか。急進的すぎる理想主義者たち、彼らとご近所になるのだけは遠慮したい」速水健朗(コラムニスト)
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-トランプ、ジョンソン、ボルソナロ、サルヴィーニ……IT技術を駆使して大衆の中にある陰謀論思考や差別感情、被害者意識を掘り起こし台頭した支配者たちはどこへ向かうのか。国末憲人(朝日新聞編集委員兼論説委員)解説。
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4.3鉱物を制する国が世界を制する レアメタルをめぐる各国の思惑からグリーンエネルギー政策の暗部、中国次第で揺れる市場……。「レアメタル地政学」の権威によるさまざまな問題点をあぶり出したベストセラー!
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4.0「いいね!」が直面する不都合な真実 わたしたちが日々生み出す膨大な「データ」は、何を生み、何を壊したのだろうか――。世界の電力の10パーセントを消費するデジタル技術と「スマート」な生活の先にある「真実」とは。気鋭のジャーナリストが世界中を取材してわかったデジタルの暗い断面。