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マリオネットの譚詩
獣人に追われる少女の前に、謎の転校生が登場して… 東京都立流(ながれ)高校。その学区では、猛獣のしわざとしか思えない悲惨な殺人事件が続発していた。 夜の校舎。画壇期待の逸材と讃えられる2年生、故里やよいは、顔のない肖像画を前に、ひとり、制作を続けていた。やがて迫りくる黒い影。だがそれは、謎の転校生との出会いの夜でもあった。 血に飢えた獣たちを操るのは誰か? ついに、最終戦争が始まった…!! クトゥルー神話の世界観がふんだんに作中に盛り込まれたバイオレンス・アクションの傑作。 ●菊地秀行(きくち・ひでゆき) 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。 -
漫才刑事
昼は刑事、夜は漫才師。 事件はお笑いの現場で起きている!かつてない警察小説、誕生! さえない刑事(デカ)は漫才師!爆笑必至の警察エンタメ 腰元(こしもと)興行所属の若手漫才コンビ「くるぶよ」のボケ担当・“くるくるのケン“。彼が大阪府警難波署の刑事・高山一郎であることは相方の“ぶよぶよのブン“にも言えない秘密だ。お笑い劇場で起こる数々の事件にも、刑事であることは伏せ事件解決に協力する。しかしある日、同僚の交通課巡査・城崎ゆう子に正体がばれ…爆笑間違いなしの警察&芸人小説! 第一話 ふたつの顔を持つ男 「こしもとお笑い劇場」の楽屋でベテラン芸人びっくり太郎が襲われた。昼の刑事としての仕事を終え、「くるぶよ」として偶然居合わせたくるくるのケン(高山一郎)はてきぱきとした現場の保存に協力し、小さな手がかりから真犯人も…? 第二話 着ぐるみを着た死体 人気漫才師スリムドッカンブラザーズの芸歴四十周年ライブの宣伝に駆り出された「くるぶよ」。スリム健四郎とドッカン大作の二人が本人の着ぐるみを着て登場し、場を盛り上げるつもりが、思いもよらぬ事態に…。 第三話 おでんと老人ホーム 老人ホームに営業に来た「くるぶよ」。一緒に営業にやってきた父娘の漫才コンビ「喜寿・喜美子」の喜寿が舞台の上で突然倒れて死んだ。「舞台のうえで死にたい」と常々話してはいたが…しかし、その死には意外な真相が…。 第四話 人形に殺された男 新人漫才師たちの登竜門「N-マングランプリ」に出場することをしきりにすすめられる「くるぶよ」だが、かたくなに断るケン。しかし、その対応には相方のブンは不満があるらしい。そんななか、腹話術師の縦縞ボストンが楽屋で死んでいた。生前、人形のきゅん太に殺されるかもと語っていたというが…。 第五話 漫才師大量消失事件 「N-マングランプリ」に出ることになった「くるぶよ」。しかし、出場予定の漫才師八組が、開始時刻になっても会場に現われない。いったい何があったのか――。 第六話 漫才刑事最後の事件 腰元興行最大の劇場なんばキング座で一握りの芸人しか出演が許されない公演に出られることとなった「くるぶよ」。しかし、そのためには刑事の仕事を一週間休まなければならない。その口実に、警察の同僚に結婚宣言をしたケンこと高山一郎だが、またも劇場で大事件が! -
マンハッタン聖魔伝
壮絶で淫猥な超バトルを繰り広げる超伝奇バイオレンス 深夜の工事現場で“つくりもの”の若い娘がやくざたちに惨殺された。それを契機に、現場に遭遇したグラマラスなヌードダンサー来須へらと、小柄で華奢な身体にもかかわらず底知れぬパワーを秘めた夫・三吉の前に現出する奇怪な事件の数々。稀代の魔女グレタ・ヘンデルと謎の美少年遙が目論む邪悪なる陰謀とは? そして奇妙な夫婦の正体は…? ●菊地秀行(きくち・ひでゆき) 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。 -
ミーくんの番長日記
「ミーくん」こと神宮寺光徳は、超ど級の体躯を誇る無敵の番長である。怖いのは停学、もしくは退学処分だけ。それを免れようと反省日記を拙い文章で毎日、記している。だが一向に素行はおさまらない。新年早々ライバル校の番長らをあっという間に叩きのめして帰宅したミーくんを迎えたのは、その腕を見込んでスカウトに来た異世界からの来訪者だった。人気作家が贈る、抱腹絶倒、痛快無比の書き下ろしアクション。 -
黙示録戦士
“希望”と“破滅”二人の戦士は人類の運命を賭けて戦う。菊地秀行・細馬信一によるスーパー伝奇アクション第一弾!! -
闇陀羅鬼
青森の山奥、穏座村にある穏形寺の六角堂内には、西行の「反魂の法」で一度は甦った酒呑童子が、時を経てその効力も失せ、壁の絵として眠っていた。女鬼・茨木童子は、再び酒呑童子を甦らせるために、現代の「反魂の法」としてカメラを使った。その結果として、酒呑童子の手と足が甦り、恐るべく暴虐の限りを尽くす。それを阻止すべく〈新宿〉の住人、阿羅太平、待茶也子、ドマの妖術が鬼を襲う。 -
闇の王国
世界に復讐を誓い、泣き続ける黒髪の魔女……彼女の存在を消し去らんと政府は刺客を放つ! 超能力者だけの社会を作る。もはや、程度の低い人間ごときの入り込む余地のない、連中に妨害されることのない社会を作る。それが、レーニの夢だった。研究所を脱走したレーニは、政府の特別高等調査室から次々と派遣されるエージェントに命を狙われるが、その超人的なパワーで迎え撃つ。彼らの手足をねじ切り、脳味噌を爆砕し、臓物と血飛沫を辺りに撒き散らして業火で焼き尽くす…。東京、ロンドン、プラハなど世界を舞台に繰り広げられる超能力少女の戦い。 かつて雑誌『小説CLUB』(現在は廃刊)に連載されていた幻の怪奇ホラー・アクションが電子オリジナル作品として復活! 続編の『闇の王国』とともに、これまで一度も紙の単行本としてはまとめられていない。「電子版あとがき」を収録。 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
闇の謝肉祭
すべての常識が覆される魔窟・髑髏町ではじまった殺戮地獄絵図 東京の魔窟、髑髏(ドクロ)町は発展を続け、巨大なブラックホールと化しつつあった。しかし、こここそは麻薬と売春の元締めとも呼ぶ場所であり、もし独占できさえすれば、巨大な富と共に日本の裏世界に君臨することになる。日本最強最大の暴力団月島組は、この聖域を手に入れるべく、平田大尉を指揮官とする傭兵「ウルフ部隊」をドクロ町に投入した。魔界と化した町で、人とも獣ともつかぬ住人と、精鋭七名との壮絶なる戦いを描く超伝奇ファンタジー。 至極のバイレオンス・スプラッター中篇、「闇の謝肉祭」「地獄変」の他、完全未発表の短篇「髑髏町の魔道師」を収録。さらに「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
幽幻街
日常生活の隙間からしのびよる怪しい影 引いている。何かが、僕の身体を……後ろへ引き倒そうとしているのだ。 それは、ダッフルの裾にくっついていた。 顔を右へねじ向けて、眼を開けた。 真っ白い女の顔が見えた。眼ばかりが洞みたいに黒く、唇がひどく紅い。口紅じゃあない、あれは血だ。 女の人は白い着物を着ていた。同じ色の手が袖口からのびて、ダッフルの裾を掴んでいる。(「オータム・ラン」より) 怪奇小説の名手がおくる幻想ホラー短篇集。 ・黒丸 ・サラ金から参りました ・化粧(メイク) ・オータム・ラン ・安住氏への手紙 ・漬物ならぬ ・曲がり角 ・求婚者たち ・風の十文字 ・娘の正体 ●菊地秀行(きくち・ひでゆき) 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。 -
幽霊屋敷
不気味な洋館に怪しげな家族が越してきてから、行方不明者が多発して… 現代においてなお、河童の目撃例が後をたたない熊本・国見村。東京から越してきた正樹は、初めて暮らす大自然を探索中、村外れに巨大な洋館を発見した。不気味な佇まいに興味を覚えた正樹は、村人に由来を尋ねるが、何故か皆口ごもる。一体この屋敷には何が隠されているのか。 そこへ、ある一家が入居してきた。その直後から村では不思議な出来事が…。 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
夢を見た怪物
海岸から、上半身だけ出ている。腕を前に出し、よろよろしながら海からこちらへと歩いて来る。腕を包んだ白い布から、水が滴っている。黒い髪からも、ぼたぼたと流れるように水が落ちている。その女が何か喋っていたか、唸ったか、声を出したか、ヘルフィーは覚えていない。そいつは上半身を水から出すと岩場に両手を掛け、這い上がってきた。(「レヤック爆裂」より) インドネシアを舞台に悪魔や呪いを描いたホラー&ファンタジー短編集。完全未発表の「ラウダと猟奇連続殺人」を含む、電子オリジナル作品。「電子版あとがき」を収録。 *夢を見た怪物 *レヤック爆裂 *死の舞踏 *海人、毒魚を喰らう *おごおご *ラウダと猟奇連続殺人 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
妖鬼特捜官
歪められた歴史の裂け目から顔を覗かせる、おぞましき魔界 伽蘭堂馬、39歳。もとグリーン・ベレー及びフランス外人部隊の傭兵。戦功十字章七度。今はグアムでしがない射場のマスターである。 去年の夏、日本人夫婦が訪れてから急に身辺がキナ臭くなってきた。幻の蛇に襲われたり、甲胄姿の侍に斬りかけられたり…。そして、謎を追い日本に帰った堂馬の行き着いた先は、現代のミステリー・ゾーン、平家の落人の里だった! ●菊地秀行(きくち・ひでゆき) 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。 -
妖愁
鬼才が技芸を凝らした最上級怪奇小説集 船の前方の空は緋色に染まりつつあった。 その彼方から何かが飛んで来る。 半透明の膜に包まれた白っぽい形……焼き捨てたあの船の積み荷と瓜ふたつの、人間そっくりで人間ではないもの。なり切っていないものが、その数……無数。……天を圧して飛翔して来るのだ。 私たちには二度と戻れぬ私たちがやって来た方角へと飛んでいく姿は、この上なくグロテスクなのに生の歓びに満ちていた。天のどこからか、それらを讃える世にも美しい合唱さえ聴こえてくるような気がした。(「帰還」より) 「HORROR」とは恐怖小説ではない、「怪奇小説」のことだ。正統にして異端の鬼才が技芸を凝らした短編10本を、本人の解説と共に収録。 ・帰還 ・保が還ってきた ・不敗剣 ・女の館 ・雪女のできるまで ・切腹 ・渡し舟 ・祭りにはつきものの… ・ある武士の死 ・夢魔製造業者 ●菊地秀行(きくち・ひでゆき) 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。 -
妖少女ラルヴァ生贄
新たな大地を求め、女獣なる荒野を駆けぬいてゆく ラルヴァは、体内の異様な感触に意識を取り戻した。同時に、自分が窒息しかけていることにも気付いた。ドックン、ドックンという得体の知れない震動が、全身を包んでいる。半固定のドロドロした肉塊だった。身体の表面を包んでいるばかりか、口や鼻、肛門や膣から体内に触手を伸ばしている内臓のかなり奥深くまで、粘液状の舌を差し込んでいるらしい。激しい震動が、身体の内と外の両方から、ラルヴァを揺すり立てた…。 好評『女戦士・フレア伝』シリーズの前身ともいえる短編連作。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
妖神グルメ
海底都市ルルイエで復活の時を待つ妖神クトゥルー。 その狂気の飢えを満たすべく選ばれた、若き天才イカモノ料理人にして高校生、内原富手夫。 ダゴン対空母カールビンソン! 触手対F-15! 神、邪教徒と復活を阻止しようとする人類の三つ巴の果てには驚愕のラストが待つ! 「和製クトゥルー神話の金字塔」と言われた「妖神グルメ」。若干の加筆修正に、巻末に世界地図、年表、メニューの付録つき。 -
妖獣都市 邪体曼荼羅 <闇ガード>
宝みづきは、セルフ・プロデュース・アイドルとして活動する女子高生。しかし、実は彼女は、伝説の〈闇ガード〉――滝蓮三郎と麻紀絵の血を引く、凄腕の戦士だった。 人間界を狙う妖物が世界で同時多発テロを仕掛けようとしているのを、果たしてみづきは阻止できるのか!? 〈妖獣都市〉の世界に、新たなヒロインがデビュー! -
妖戦地帯
日常はしがない学習塾の講師である萩生真介だが、実はテレポート(瞬間移動)能力を身につけていた。ある日、萩生のもとを三矢財閥の社長夫人と称する妖艶な美女が訪れ、一人息子・矢切鞭馬の個人教師になってくれと頼む。これが矢切一族に取り憑く妖鬼との死闘の始まりだった。バイオレンスエロスの長編。 -
邪し魔
単身バリで女三昧の生活をおくる良治は、祭りの夜に禁忌を犯して村を追放され、少女イェニのもとへ。一方、良治が行方不明になったという知らせを受けた妻の恵子は、原因不明の頭痛に悩まされながらもバリに向かう。嫉妬と怨念に狂った女同士の戦いは地元民を巻き込み、次第に現実と異界の境は崩れてゆく……。インドネシアを舞台にしたホラー長篇小説。電子版あとがきを追加収録。 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。 -
夜更けのおつまみ
31名の人気クリエイターが語る、とっておきの“夜更けのおつまみ”。 読んだら一杯やりたくなること間違いなし!おいしい記憶がたっぷり詰まった珠玉のエッセイ・アンソロジー。巻末にはキリンビールとコラボし、noteで開催したコンテスト大賞受賞作も掲載! -
落下する緑
ジャズバンド、唐島英治クインテットのメンバー、永見緋太郎は天才肌のテナーサックス奏者。音楽以外には関心を示さないのが玉に瑕だが、ひとたび事件や謎に遭遇すると、フリージャズを奏でるように軽やかに解決していく。反対に展示された絵画の謎、連綿と受け継がれたクラリネットの秘密、消えたトランペット奏者の行方など、永見の推理は――。鮎川哲也も絶賛した、著者のデビュー短編「落下する緑」にはじまる、洒脱で軽妙な本格ミステリ連作集。各エピソードの雰囲気に合わせ、著者が自らチョイスしたジャズCD、レコード紹介のおまけ付。/著者あとがき=田中啓文、解説=山下洋輔 -
凌辱の魔界
精密なスプラッター描写で地獄を描ききったホラー小説の金字塔 戦闘機械・鬼道の仕事は、新宿区のT町研究所に生身の人間を斡旋することだった。そこでは遺伝子工学の名の下、狂気の人体実験が行われていた。 グロテスクに口を開ける肉塊から流れ出る血と体液、蠕動する腸や胃袋、飛び散る肉片の放つ生臭い光……異常を極めた設定で地獄を描ききり、空前絶後の残虐性に抒情すら漂うホラー文学の一大傑作が、「電子版あとがき」を新たに追加収録して待望の復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
ローリング・ロンドン
ホラー小説家で映画評論家の著者が2年間移り住んだロンドン。1989年から1991年まで、彼の地での出来事を、失敗談はもちろんのこと、生活のすべてを洗いざらい書きまくった滞在日記。部屋探しからバーゲン情報、コンサートのチケット取り、泥棒に入られた体験談、根強く残る階級社会、イギリス料理は美味しいか……。好奇心あふれる著者渾身のエッセイ集。電子版あとがきを追加収録。 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。
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