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カスタマーセントリシティ
本書は、カスタマーサービスに関する本ではない。「顧客中心主義」に関する本である。 顧客中心主義とは、企業の製品やサービスを自社にとって最も価値の高い顧客のニーズや要望に合致させるための戦略である。この戦略には、長期的な利益の向上という明確な目標がある。 すべてのお客様が平等に扱われるべきではない。すべてのお客様があなたの会社の最高のサービスを受けるに値するわけではない。「顧客は常に正しい」という陳腐な格言は捨て去り、顧客は常に正しいわけではないことを認識する必要がある。なぜなら、顧客中心主義の世界では、「よい顧客」と、そうではない「それ以外の顧客」が存在するからだ。 1. 顧客中心主義を支える戦略が、今日の厳しいビジネス環境において企業が競争優位性を獲得するのにどのように役立つのか。 2. なぜ、顧客一人ひとりの価値を決定するための従来の手法(いわゆる「顧客生涯価値」または「CLV(顧客生涯価値)」)には欠陥があるのか 。 3. 経営幹部がCLVやその他の顧客中心データを活用し、いかにより賢明な意思決定を行なえるのか。 4. CRM(顧客関係管理)がどのようにして本来の目的から逸脱してしまったのか、また、どうしたらCRMを適切に活用できるのか。 本書は上記4点を中心に顧客中心主義の本質を詳述する。また、監修者のプレイド倉橋健太CEOとの対談を通じ、カスタマーセントリシティを日本企業に浸透させる方法、そしてAIなど先端テクノロジーを顧客中心主義経営に活用していくかの方策を探る。 -
不確実な時代に勝ち残る、ものづくりの強化書――フォード、大野耐一、ゴールドラットからデジタルの時代へ、製造業100年史から読み解く未来への鍵
本書は、製造業の100年にわたるイノベーションの歴史をたどりつつ、「未知」や「不確実」を制御する方法「ダイナミック・フロー・マネジメント」を解説するのが主眼です。 ▼不確実な時代に勝ち残る「特効薬」はあるのか 最近、メディアで「VUCA(ブーカ)」という言葉をよく見かけます。 これはVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑さ)、Ambiguity(あいまいさ)の頭文字を取ったもの。 「環境が複雑さやあいまいさを増して、将来の予測が非常に難しい状態にあること」を指しています。 いま、日本の製造業を取り巻く環境は、これまでにないほど複雑化・個別化し、かつて「お家芸」だった多品種少量のものづくりのノウハウが通用しない、「業務そのもの」が不確実な時代に突入しています。 競争力は年々低下しているのに、現場は疲弊し切っており、優秀な人材がバーンアウトして(燃え尽きて)いるのです。 そんな状況で、「こうすればよい」という特効薬はあるのでしょうか。 ▼ものづくりの100年史を振り返ると、未来が見える ものづくりの世界でこの100年余りを振り返ると、まずヘンリー・フォードが20世紀初頭に「同期生産方式」を確立し、19年間で1500万台ものT型フォードを生産しました。 そのフォードに学びながら、大野耐一が中心となって「トヨタ生産方式」を打ち立て、それは「リーン生産」の名で欧米にも広がります。 そして、エリヤフ・ゴールドラット博士がトヨタを徹底的に研究して「TOC(制約理論)」を生み出し、世界的ベストセラー『ザ・ゴール』で世に問うたのです。 本書では、この「3人のヒーロー」を中心に、ものづくりの100年史を振り返りながら、未来に向けて「未知」「不確実」をマネージする手法「ダイナミック・フロー・マネジメント」について解きほぐします。 -
問題解決を「見える化」する本
大企業や国家プロジェクトに採用されたTOC(制約理論=Theory of Constraints)メソッドを個人に応用! 「仕事力」を向上させるだけでなく、たとえば「ダイエットに成功する」などのプライベートな目標達成にも役立つメソッドを紹介。いつも悩まされている問題を妥協せずに解決できるほか、人生の大切な価値観が見つかったり、論理的に物事を対処する方法が身につくなど、さらなるプラス効果も期待できる。多くのプロジェクトを管理しなくてはならないが混乱している現場責任者、「仕事が多すぎる!」と泣きながら徹夜する30代半ばくらいまでのビジネスマンなど、問題をかかえる誰もが実践で活用できる、シンプルかつエッセンスのつまったビジネス書。