さくらもち作品一覧
-
3.9【分冊版:第1回】(初回は無料) 墨香銅臭先生のデビュー作、公式邦訳版。 沈垣は、大人気ウェブ小説『狂傲仙魔途』のラストシーンに憤怒、罵っている間に絶命した。 …かと思いきや、頭の中に語りかけてくる不思議なシステムの音声で目が覚める。なんと当の『狂傲仙魔途』の世界に転生してしまっていたのだ! 転生したのは、作中の主人公であり弟子の「洛氷河」に拷問死させられる師尊「沈清秋」。システムからは小説を伝説的名作に作り変えろと命令されるが、一方でオリジナルの沈清秋のキャラは守れなどといちいち制約ばかりが多い。 「沈垣=沈清秋」は、待ち受ける死の運命を避けるべく動き始めるが、なぜか巨大ハーレムを築くはずだった洛氷河にやたらと懐かれてしまい……。
-
3.8淑女教育の敗北とまで言われた出来損ないの姫君、クレア。 いつ死んでもおかしくないと覚悟して敵国に嫁いだら、あら大変! なぜか大歓迎ムード&まさかの王太子妃という好待遇。 それもそのはず、彼女は「生ける知識の人」として待ち焦がれていたのである。 祖国では不用品扱いだった彼女は、内政改革に乗り出し、まずは紙作りに着手。しかしそれをよく思わぬ人もいて…… 切り抜けるための策として自ら毒を呷ろうとするクレアだったが――
-
4.5出来損ないの姫君、異国の嫁ぎ先がなんと大歓迎!? フェイトナム帝国で出来損ないの姫君と言われていた第二皇女クレア。敵国バラトニア王国との和平条約で、敵国に人質として嫁に出されることになった彼女は、死すら覚悟して乗り込んでいったのだが、そこで待っていたのは国を上げての大歓迎と、王太子の妃という超好待遇!? 彼女はたぐいまれな知力を誇る「生ける知識の人」で、王国の人達が待ち焦がれていた存在だったのだ!
-
4.0フェイトナム帝国第二皇女クレア・フェイトナムは、「淑女教育の敗北」と言われてしまうほど華やかさとは無縁な愛嬌のない女性として評判だった。そんな彼女が戦争の和平交渉の中で、人質として敵国に送られることに…。
-
4.7大国ドルマンの第一王女ジョジュは王位継承争いに敗れ、継母殺しを企てた悪女と汚名を着せられてしまう。さらに国を追放され、辺境の小国ロニーノへ嫁ぐことに。失意のジョジュを迎えたのは冷酷無慈悲と噂のエミリオン王だった。 「愛を求めるな」と言ったエミリオンだが、敵ばかりの祖国とは違いジョジュを公正に扱ってくれた。ジョジュは生来の聡明さを取り戻し、若き王に反発する者の陰謀が渦巻く王宮で味方を増やしていく。凛とした姿は頑ななエミリオンを変え、二人は次第に心を通わせるが、元王妃候補の令嬢が現れ――。 ==人物紹介== ○ジョジュ ドルマン王国第一王女。 将来女王となるべく学んできた。 王位継承権を奪われ絶望していたが、エミリオンと過ごすうちに気力を取り戻していく。 ○エミリオン 前国王夫妻が事故死したため、若くしてロニーノの国王となった。 大国と渡り合う力をつけるために改革を推し進めており、「冷酷無慈悲」と恐れられている。
-
-天才暗殺者・虚空に拾われるも、才能がなく落ちこぼれの少女・紗月。 和平の婿入り行列に男装して潜入する初任務の最中、標的である若君・幸白に見抜かれ、逆に守るよう脅迫される。 それは“裏切り者としての死”を意味して――だが「死ねない」と口にする幸白の危うさに紗月は興味を惹かれる。 さらにその道行きは、紗月の過去に繋がっていき……!? 「君の強さと脆さに惹かれたんだよ」 孤独な二人の和風ファンタジー!! 【電子特典付き】 いにしえの歌に寄せられた想いと、今の二人の心とは--特別書き下ろし短編「雪月花のとき、最も君を想う」を収録。