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  • 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1 電子書籍特典付き
    値引きあり
    3.8
    【レジェンドノベルス・エクステンド】 【電子書籍には特典として書き下ろしSSを収録】大学卒業を控え、進学も就職も選べなかった「私」こと楠田由宇子。あるきっかけから、「滴水古書堂」という古本屋でアルバイトを始めることになる。しかし、店主の古戸時久は謎めいた男。右半身にあたる部分がなぜか時折奇怪に蠢く、まさに「名状しがたい」動作をする男だった。さらに、店が取り扱う商品に漫画やベストセラーなどは一切なく、名前を聞いたこともない人物の全集や手記、書簡のほか、英語やラテン語、さらには謎の言語で題名が書かれた本など、普通の流通から弾き出されたような奇妙なものばかり。訪れる客ももちろん、少ない。しかし、物静かでトラブルのかけらもない店の空気に不思議な縁を感じた由宇子はこの店で働くことにしたのだった。 そんなある日、古戸を呼び出す一本の電話が店にかかってくる。なんでも、古戸の師匠のような老婆からの依頼だという。由宇子は古戸とともに鎌倉に向かうのだが、それは奇妙な事件のほんの小さな入り口に過ぎなかった。
  • レジェンドノベルス第0巻
    無料あり
    -
    2018年10月、ゲーム文化に親しんで育ってきたあなたのためのレーベル「レジェンドノベルス」がついに創刊!「全部傑作! ハズレなし」を合言葉に、大人のためのエンタメ小説の定番レーベルとして選りすぐりの傑作を毎月お届けします。この第0巻は、創刊を記念し、創刊ラインナップ4作品のそれぞれたっぷり1/4ずつを収録。合わせて256ページ=1冊分もの大ボリュームの特別お試し版です。

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  • いつかの冬、終わらない君へ
    4.3
    出版社で働く柚希は、人に対して自己主張ができない性格。小説の編集者になりたくて出版社に入ったが、入社以来求人誌の編集部で働いている。柚希には小説家を目指していた高校時代からの親友・彩羽がいたが、彩羽は二年前に事故で亡くなっていた。柚希はその事故の原因が自分にあると思い込んでいた。絶望的な状況の柚希の前に、ある日赤いパーカーを着た青年が現れる。青年は柚希に「僕の名前を呼んで」と語りかける……。
  • 君の余命が消えぬまに
    3.5
    心臓病が発覚し、退職を決めた生内花菜は、最終日に同僚から都市伝説のような余命銀行の話を聞く。親友とも心の距離を感じて落ち込んだ矢先、不思議な女性、鈴本朋子と出会う。彼女が案内したのは小さなオフィス――余命銀行だった。実在に驚きつつも、謎めいた支店長・伊吹と黒猫ワトソン、朋子とそこで働くことにした花菜は、命を預けにくる人々に寄り添っていく。幾つもの決断に、悲しくも温かい涙が流れる、著者渾身の感動作!
  • この冬、いなくなる君へ
    3.9
    文具会社で働く24歳の井久田菜摘は仕事もプライベートも充実せず、無気力になっていた。ある夜、ひとり会社で残業をしていると火事に巻き込まれ、意識を失ってしまう。はっと気づくと篤生と名乗る謎の男が立っており、「この冬、君は死ぬ」と告げられて――。ラストのどんでん返しに、衝撃と驚愕が待ち受ける!
  • この冬、いなくなる君へ 長い嘘が終わる日に
    5.0
    「この冬、いなくなる君へ」1巻スピンオフ! 北織陽葵は子離れしない母・風子と離れるため、大学卒業後、内定した就職先を断って上京を決めた。母とはぶつかることも多いが、不思議と時折陽葵にくれる手紙の中では真摯に向き合えるのだった。夢だった動画制作会社に就職を決めた陽葵が東京へ来た日、車に轢かれかけた所を不思議な男性に助けられる。が、「四年後の冬、君は死ぬ」と謎の予言をされて――。「この冬、いなくなる君へ」の篤生が再び登場! 驚きのラストに、切ない涙が止まらない著者・いぬじゅんが贈る感動作。
  • その冬、君を許すために
    3.7
    「物書き人」として詩や、ブログで日記を書いている冬野咲良はある日、誰かに追われている気がして、カフェのテラス席にいる男性に声をかけた。そこにいたのはプログラマーとして働く鈴木春哉。ふたりは“運命の出会い”を果たし、関係を深めていく。が、春哉はかつて交通事故に遭い、一部の記憶を失くしていた。やがて衝撃の事実が明らかになり……? 驚きのどんでん返しの後、温かい涙が頬を伝う、この冬最高の許しと愛の物語。
  • 手作りでうれしい たまねぎさんちの犬ごはん
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フォロワー55万人を超える人気インスタグラマーたまねぎさんの、初の犬ごはんレシピ本。スタンダードプードル3匹&孫たちとの幸せな日々からうまれる、いたわり健康レシピや季節のごちそう、ストックごはんレシピなどを豊富に紹介。
  • 「泣ける話」をひとつください。 あきらめの悪い編集者と忘れ去られた推し作家
    5.0
    【電子版巻末にはTamaki先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 文芸編集者の柴桜丞(しば・おうすけ)には、どうしても原稿を書いてほしい作家がいる。 その名は鈴代凪(すずしろ・なぎ)。彼は、幼い頃の柴に「物語の愉しさ」を教えてくれた恩人だ。 幼い柴に凪が語ったのは、昔話の「ハッピーエンドアレンジ」。 たとえば『マッチ売りの少女』。最後のシーンがつらくて読み進められない柴に、 凪はふんわりと幸せな要素をちりばめた、でたらめなラストを語って聞かせ――。 ……そして大人になった柴は、マイペースな執筆活動(ほぼ消息不明扱い)を貫く凪に、 彼の作風とは違うが売れ筋の「泣ける小説」を書いてもらうため、彼の開く「古書店兼小料理屋」へ今日も通い詰める。 しかし、柴が凪にそれを書いてもらいたい理由は、本当は別にあって――。
  • まほろば温泉繁盛記
    3.7
    仕事を辞めて親友の元へ身を寄せるため、岩手県盛岡市行きの電車に乗ったあさひ。だが電車はいつの間にか「まほろば温泉駅」という存在しないはずの駅に到着してしまう。聞けば、ここは命を落とした人々が現世の心残りを洗い流すため、山の姫神が開いた温泉郷だという。戸惑うあさひに、電車の運行と宿を管理する湯守の少年が仕事を手伝うように促す。姫神の眷属の霊狐・白夜や湯守に見守られながら客をもてなすうち、あさひは切ない真実にたどり着く。
  • 夢かうつつの雪魚堂 紙雪の舞う百鬼夜行
    3.0
    常世と現世のあわいにある、日本橋の紙問屋《雪魚堂(せつなどう)》。 そこを訪れる客は、白銀の紙雪が舞う不思議な百鬼夜行に誘われるという。 転職活動中の猪瀬成海(いのせなるみ)は、ある日雪魚堂に迷い込み、 黒ずくめの少年・カナと、胡散臭さ満点の店主名代・魚ノ丞(なのすけ)に出会う。 次の勤め先が見つかるまで、その店の手伝いをすることになった成海は、 様々な心の痛みを背負った客人たちとの交流の中で、 彼女自身も忘れていた、ある「真実」へと辿り着くのだが――。

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