検索結果
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-僕の生活に女性などいらない――。建築家のマックは離婚したあと、幼い娘をひとりで育てている。会社では新プロジェクトをまかされる機会も訪れ、仕事も順調だった。だが会社から、妻同伴のパーティーの招待状が送られてきた。実はシングルファーザーと知られたら、せっかくのチャンスがふいになるかもしれない…。ふと、家の庭に来ていた女性庭師を見て、ひらめいた。そうだ、彼女に相手役を演じてもらえばいい。高い報酬と数時間のお芝居。ノーとは言うまい。
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3.0「マルコが単独インタビューに応じるそうよ!」編集長の言葉に、記者のイザベルは興奮をおぼえた。企業を買収して巨万の富を築きあげたマルコは、その冷徹な手腕と華麗な外見で世間の注目の的だ。予想どおり彼は傲慢な人物で、会うなり言い放った。「今からニースの僕の家へ行く」私は彼に従うしかないというわけね! 反発しつつも同行を決めたイザベルだが、取材を進めるうちに、マルコの意外な一面を知り、心乱されてしまう。彼に惹かれてはいけない理由があるのに。
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-かつての恋人ルークとの突然の再会に、アリソンは動揺した。彼はアリソンを裏切り、無惨に捨てていった人。そして息子ネイサンの父親。2度と会うことはないと思っていたのに…。彼はアリソンが経営するホテルの投資者として現れた。さらに彼は傾きかけたホテルに協力する代わりに、ネイサンに会わせろというのだ。どういうつもり!? 私からまた何もかも奪おうというの!? 思いどおりにさせまいと、アリソンは固く心に誓った。彼の危険な魅力に気づかぬふりをして…。
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-誰か夢だと言って――明け方、目覚めたシャーロットの隣で、ボスのジョーダンが裸で眠っていた! 彼と働き始めて1年。いくらハンサムでも、プレイボーイの彼の手管にだけはひっかかるまいと誓っていのに! 混乱したままひとり部屋を飛び出し、早朝のオフィスで仕事をしていると、ジョーダンがゆうゆうと出社してきた。動揺を悟られまいと平静を装うシャーロットに、彼は「君に渡すものがあったんだ」と切り出した。彼の手にあるのは…まさか…私のブラジャー!?
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-アビーのもとに、かつての恋人ダモンが復讐を胸に姿を現した。2年半前、ふたりは心から惹かれあった。だがその出会いは、ダモンの事業を買収するため、アビーの父親が仕組んだものだった! 彼女の純真な愛は利用され、結果として愛する人を破滅へと追いやってしまった。あのとき彼は私を容赦なく責めて、信じてくれなかったわ…。そして今、彼は事業を取り戻すことに成功し、復活した。あなたを裏切ってしまった私は、何を求められるの――?
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-秘書のチャーリーは、ボスの心理学者マルコに恋をしている。けれど彼は「愛で結ばれる関係など成立しない」という持論の主。愛がすべてだと信じている私とは釣り合わないわ…。チャーリーは彼への恋心を隠しながら有能な秘書に徹していた。だがある日、彼に出張同行を求められる。どうして私が? 彼の真意はわからないけど、彼女は期待に胸を躍らせた。出張先で自らに襲いかかる企みも知らずに…。――ロマンチストの秘書と、愛を期待しない心理学者の恋の行方は!?
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-なんてこと! 飛び出した猫をよけようとしたローラの車が、高級車と接触してしまった。相手はハンサムだけど失礼な男性。頭にきたローラはつい、言い返してしまった。――ついてないわ。今日は鬼のような新社長がやって来る日だというのに。ローラの会社は最近、買収されたばかり。利益優先と噂の新社長の来訪に、皆びくびくしていたのだ。しかも会社に着くと、さっきの男性がなぜかオフィスに現れた。彼こそが新社長だと紹介されてローラは愕然とするが?
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-結婚を意識していた同居中の恋人スティーヴンの浮気を目撃し、失恋したケイトは20年来の幼なじみニックのアパートへと駆け込んだ。今はプレイボーイのIT企業社長としてならしている彼だが、兄弟同然に育ったケイトにとっては、誰よりも自分の気持ちをわかってくれる存在なのだ。子供の頃のように寄り添って眠りについたその夜から1か月後――親友の結婚式でスティーヴンと再会することになったケイトに、ニックは“恋人としての”エスコート役を申し出るが!?
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-ギリシアの島、2年前の夏。キャリーは親友夫婦に紹介されたアンドレアスと恋に落ちた。だが彼は、キャリーがバージンだとわかると、「僕は遊びでしか女性とつきあわない」と彼女をつき放した。その彼と、親友夫婦の訃報で再び出会うことになるなんて…。しかも、大切な親友の忘れ形見を彼が育てるですって? 彼のような冷酷な男性に、生後6か月の赤ちゃんをまかせておけないわ! キャリーは、今も心をざわめかせる彼と、愛のない結婚に踏み切る決意をするが?
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-大富豪の一人娘アレクシーは、インテリアデザインの会社を経営している。父の人脈を活かし、ハリウッドの名士が集うパーティーに顔を出すのも仕事のうちだ。そんな一席で、彼女は父にひけをとらない大実業家マックスと出会う。息をのむほどハンサムな彼にアレクシーは惹きつけられるが、彼には密かな企みがあり!?
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-ケルシーは、祖父の法律事務所で働く弁護士。そこに有能な弁護士ブラントが、共同経営者として入ってきた。魅力的な彼の虜になるケルシーだが、プレイボーイぶりを見て、彼への想いを封じる・・・。しかし祖父の死後、開かれた遺言状には“ケルシーとブラントの結婚を条件に、会社をブラントに任せる”とあり――!?
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-―音楽プロデューサー、コール・アダムスを 取材してこい― 音楽雑誌の記者・ローランは、編集長の言葉に耳を疑った。「仕事とはいえ、あんな辛い別れ方をした元恋人を取材するなんて・・・!」 しぶしぶグラミー賞授賞式会場でコールの登場を待つローラン。ところが現れたコールは、突然彼女を自分の車に連れ込んでしまう! 「君に再会できてよかったよ、ローラン」 ―なぜ、あなたはあの頃と変わらない笑顔を見せるの?この再会は、何かの“始まり”なの・・・?―
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-弟の遺児モリーをひき取って育てているキャリーは、ある日、仕事帰りの機内でハンサムな弁護士マックスと出会う。なんて素敵なの…。キャリーは彼の魅力に圧倒されながらも、つかの間の会話を楽しんだ。だがその別れ際を、偶然モリーの祖父母に見られたキャリーは、とっさに彼を婚約者と偽ってしまう。彼らは独身女性のキャリーがモリーを育てることに難色を示しているからだ。だが数日後、2度と会うことはないはずのマックスと、思いがけず再会して――!?
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1.0紛争地域のアフリカの病院に、看護師のサマンサは医師である夫と赴任していた。だが、恐ろしいことに病院が空爆され、夫は亡くなってしまう。崩れてきた瓦礫からサマンサをかばい、助け出してくれたのはジャーナリストで夫の友人のジョシュ。幸い、お腹に宿る子供を失わずにすんだが、イギリスへの帰国を命じられる。そのためには危険なサバンナをジョシュとふたりで横断しなくてはいけない。誰が止めることができるだろう…禁断の狂おしい想い、胸が張り裂けそうなこの心を――。
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-妹夫婦が事故で亡くなった――電話で告げられた突然の訃報。アビーはロンドンからニューヨークへ駆けつけた。妹の夫の兄グレッグとは2度と会いたくないのに…。彼は5年前、自分を騙し、裏切った恋人だった。それなのに再会した彼に胸がときめいてしまう。まだ彼を忘れられないなんて…。妹夫婦の忘れ形見、幼い姪たちをつれて帰ろうとするアビーだったが、グレッグは自分がひき取ると頑として譲らない。問題を解決するため、彼が提案をしてきたのは…契約結婚!?
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-叔父からスコットランドの農場と屋敷を相続し、新しい生活を始めたエマの前に離婚した元夫が現れた。映画プロデューサーである彼は、エマの土地を撮影に使いたいと言う。さらに復縁まで迫られ、エマはとっさに隣人フレイザーの名前を口にし「新しい恋人ができたの」と嘘をついてしまう。撮影の間だけ彼に恋人のふりをしてもらうはずだったが、村中にフレイザーとエマが婚約したと噂が!? 野性的でハンサムなフレイザーに惹かれるエマだが彼には言えない秘密があり…。
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-ロンドンの出版社で働いているジェンマは、キャリアの階段を上り続けていた。まもなく昇進できると信じていたある日、会社が買収されることになった。新しい編集長を迎えるというがもっぱらの噂だ。そんな時、目の前に現れた魅力的な男性の顔を見てジェンマは凍りついた。どうしてマーカスがここに!? 数年前、最高の日々を過ごし心から愛した男性。しかしある出来事をきっかけに、ジェンマは彼から身をひいたのだ。さらに大きな秘密があることを彼に告げないまま。
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-ルークのもとで秘書として働くニコール。エネルギーに満ち溢れる彼にひと目で惹かれるが、それが危険なことと予感していた。だから彼を避けていたのに…「ふたりの間にある何かを、無視できない」そう言って彼は身体だけの関係を求めた。誰とも深い仲にはならないと決めていたニコールだが、彼の魅力に抗えず昼は秘書として、夜は彼とベッドをともにする関係を始めてしまう。本気には決してならない――なってはいけない。彼との未来はあり得ないのだから…!!
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-ケイティはギリシア人のボス、アレクシとベッドをともにする仲だった。けれど妊娠の疑いがもち上がったことをきっかけに、愛なき関係に絶望した彼女は会社を辞めて彼と別れる決意をする。幸い、退職後すぐに新しい職が見つかり、ケイティは人生の再スタートを切った。ところが初出勤の日、CEOと対面した彼女は絶句した。なぜ彼がここに!? その会社は秘密裏にアレクシに買収されていたのだ。彼は傲慢にも、いつでも彼女を意のままにできると思っていて…。
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-ヴィクトリアはシドニーでレストランを経営している。不況の上家賃を値上げされ、店は潰れる寸前だ。ある日、なんとか店を守ろうと家賃の振り込みを待ってもらうように交渉しに行った家主の家で、アントニオ・ガヴェッリに会った。何かと世間を騒がせている億万長者の彼は、ひとり息子のネイサンを抱いて来ているヴィクトリアを見て、唇に笑みを浮かべ、耳を疑うようなことを言った――「ちょうどいい。今、僕にはできあいの妻が必要なんだ。」と…。
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-ずっと片思いだったジェイに、父の遺言を利用して結婚をもちかけたべス。素直になれない自分には、彼の心をつかむ方法はこれしか思い浮かばなかったのだ。しかし1年後、ふたりは別居していた。原因は彼の浮気だ。相続のための結婚とは言え、いつか心も結ばれると思っていたのに…。そんなある日、ついにジェイから書類が届く。離婚届だと恐れ、開封せず返事をしないべスにしびれを切らしたジェイが現れた。その時、ふたりの抑えきれない感情と衝動は止められず…!
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-秘書クロエの上司スティーブンは、有能でハンサムなビジネスマン。妻亡きあと、幼い娘をひとりで育てるシングルファザーでもある。ある日、ナニーが急用だという彼のために、クロエは子守り役をひき受けることに。最近まで婚約者のいたクロエは、彼を異性として意識したことはなかった。でも、初めて訪れたプライベート空間に心は揺さぶられ…。その時クロエは思いもしなかった。まさかその夜、吹雪で帰れなくなり、彼にとびきり情熱的なキスをされてしまうとは――!
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-サブリナは下院議員ガースとの密会を繰り返していた。彼はかけがえのない人。でもこの関係は誰にも知られてはならない。私たちのことが世間に知れたら彼の政治家生命は台無しになる。だから秘密は完璧に守られなければならない。たとえ相手が彼の義理の息子マークであっても。ところが、無邪気なマークはサブリナに強引なアプローチを仕掛けてくる。彼の圧倒的な魅力に、サブリナは次第に惹かれていくが、実はマークには思いがけない目的があったのだ!
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-大学を卒業したペイジは、カリフォルニアの実家に戻り、その姿を見て愕然とした。荒れ果てたぶどう園。ぶどう園を管理していた父は、2か月前に亡くなった。莫大な借金の返済に困窮した末の心筋梗塞だった…。借金を返済するには、ぶどう園も屋敷もすべて手放さなければならない。悲観に暮れるペイジの前に、借金の相手ブラッドが現れた。父を死に追いやった憎き相手ブラッドは、1年間だけ自分と結婚すれば借金を帳消しにするという、驚きの提案をしてきて……!?
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4.0秘書のアリシアは愛する社長デックスの子供を身ごもった。それは彼女に冷たい現実を突きつける。彼にとって自分が特別な女性ではないという現実を。熱く激しく抱かれても愛していると言われたことは1度もない。恋に溺れているのは私だけ。現に彼は会社を大きくすることだけを考えていて、それをかなえる女性と今親密になっている。たまらずアリシアはわずかな期待を胸にデックスに妊娠を打ち明けた。しかし彼の答えは彼女をさらに苦しめる残酷で屈辱的なものだった。
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-ケイトリンは目の前の建物を見て呆然とした。看護師だった頃の患者マードに思いがけず別荘を遺贈されたけれど、電気も通っていない荒れ果てた家だなんて聞いてないわ! とても今夜から住める状態ではない。雨のなか荷物を抱えて途方に暮れていたその時、男性の声がした。マードの友人、レイだ。彼は親類でもないのに別荘を贈られたことを露骨に怪しみ、ケイトリンがマードの愛人だと決めつけた。それでも彼は、自分の屋敷で寝るようにと言ってくれた。
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-高級化粧品会社の役員イザベラは、8年ぶりに取締役のブレイディ・ウェブスターと対峙した。10代の頃に出逢い、恋焦がれ、最後には酷いふられ方をした。あの頃のように彼の香りや言葉に惑わされないわ!! それに彼は今や、私にとって疑わしき容疑者。先日、新作の香水の機密情報が盗まれる事件が発生した。最も疑わしいのはその日、工場に行き、鍵を持っていたブレイディ。イザベラは人知れず調査に乗り出すも、彼と行動をともにすることになってしまい――…!?
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3.0想いを告げるなんて到底できない。身分を偽り、人気小説家ピアースの屋敷にナニーとして雇われたキャリー。屋敷にいる赤ちゃんの面倒をみるのが仕事だ。でも、キャリーの本当の職業は実はゴシップ記者。謎に包まれたピアースの私生活を暴くのが目的だった。赤ちゃんの父親はホントに彼なのか? 母親は噂どおり人気女優ジョディなのか? …しかし、ピアースの知的なムードと思わぬやさしさにキャリーはどんどん惹かれ、気がつけば絶望的な恋に落ちていて!?
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-一度でいいから、聞きたかったのに……。“僕も幸せだ”の一言を。 5人きょうだいの長女アニスは、村でも働き者で評判の娘。家は裕福ではないので、おしゃれもできないけれど、家族はみんな仲がよく、日々の生活に満足していた。そんなある日、アニスはハンサムな敏腕実業家ジェイクと出会った。彼は尊大で自信過剰だけれど、いなければいないで寂しい。苛立ちと思慕の間で揺れるアニスの心を、ジェイクがさらにかき乱す。「僕は愛を疑っているが……僕の帰りを待つ妻が欲しい」君はぴったりだと言われ、アニスは思った。なんて心のない求婚なの!人は愛あればこそ結婚するものだと反論する彼女に、ジェイクが言った。「君もいずれ、間違いに気づくよ。ひとまず半年試してみないか?」 ■穏やかなロマンスで読み手の心を癒やす唯一無二の作家の名作をご紹介する《ベティ・ニールズ・コレクション》。嫌いなはずなのに、なぜか気になる存在ジェイクを、いつのまにか愛してしまっていたアニス。半年の試験結婚後は、無理強いしないと言われますが……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-誰かが薔薇の花束を贈ってくれたら、自分が特別な存在なんだと思える……。 故郷での休暇中、エレナーはフルク・ファン・ヘンスムと再会した。彼と最後に会ったのは、もう15年も前のことだ。昔のフルクは、エレナーの髪を引っ張るような威張りん坊の少年だった。それが今や有名な内科医で、長身の立派な大人の男性になった姿に、エレナーは息をのんだ。でも、意地の悪さは以前と変わらない。エレナーの家族にはにこやかなのに、なぜか彼女にはそっけないのだ。不意にフルクから、結婚はしたのかと問われ、エレナーの脈拍が上がる。まだと答え、同じ質問を返すと、フルクは言った。「婚約はしている」エレナーはなぜだかわからないけれど、ばかばかしいほど動揺した。単なる嫌いな人のはずなのに……どうしてこんなにも心が乱れるの? ■「婚約者はきれいな人?」女心から思わずそう問いかけ、目をみはるような美人で服のセンスも抜群という答えに、エレナーは自分の着古した服を見て意気消沈。そんな彼女は、クリスマスに大切な人から大きな薔薇の花束を贈られるのが夢ですが、はたして……? *本書は、クリスマス・ストーリーから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-アビーは幼い息子と二人きり、孤島で暮らしていた。息子の父親で大富豪のダモンのことはずっと忘れようとしてきた。2年半前、アビーは事業拡大を目論む強欲な父親に利用され、結果として、愛するダモンの家族を破滅へと追いやった。彼は私が裏切り者だと固く信じている。決して赦しはしないだろう。それなのに、突然やってきて、子供のための結婚を迫るなんて!彼はアビーの父親から事業を奪い返し、息子のことを知ったのだという。アビーが父親の片棒を担いでいたと信じているダモンは、今すぐ息子を連れ、彼のシチリアの屋敷へ移るようにと命じた。息子の世話をし、夫のベッドを暖めることが、彼女の贖罪だと言って。 ■アビーは慌ただしくシチリアへ飛び、結婚式を挙げます。夫となったダモンの腕に再び抱かれ、変わらぬ彼への愛に枕を濡らしても、いまだアビーへの深い怒りを抱える彼に告げることはできなくて……。切ないシークレットベビー・ロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ルークのもとで秘書として働くニコール。エネルギーに満ち溢れる彼にひと目で惹かれるが、それが危険なことと予感していた。だから彼を避けていたのに…「ふたりの間にある何かを、無視できない」そう言って彼は身体だけの関係を求めた。誰とも深い仲にはならないと決めていたニコールだが、彼の魅力に抗えず昼は秘書として、夜は彼とベッドをともにする関係を始めてしまう。本気には決してならない――なってはいけない。彼との未来はあり得ないのだから…!!
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!紛争地域のアフリカの病院に、看護師のサマンサは医師である夫と赴任していた。だが、恐ろしいことに病院が空爆され、夫は亡くなってしまう。崩れてきた瓦礫からサマンサをかばい、助け出してくれたのはジャーナリストで夫の友人のジョシュ。幸い、お腹に宿る子供を失わずにすんだが、イギリスへの帰国を命じられる。そのためには危険なサバンナをジョシュとふたりで横断しなくてはいけない。誰が止めることができるだろう…禁断の狂おしい想い、胸が張り裂けそうなこの心を――。
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-アリシアは社長デックスの秘書として働いているが、いつしか二人の関係は仕事のつき合いを超え、昼は有能なパートナー、夜は情熱的な恋人となった。だが、デックスの子を身ごもっていると知ったとき、喜びと同じくらい大きな不安に、初めて襲われたのだった。デックスは一度も愛を口にしたことがない。そればかりか……アリシアにはひとつ、気がかりなことがあった。会社の出資者の一人で、デックスの元恋人だという女性の存在。もしかしたら私は都合のいい女で、彼はまだ彼女のことを……?女の悪い勘は外れない。アリシアはある夜、その証拠を見てしまう。 ■一人の魅力的な男性をめぐる、三角関係を描いたロマンスです。彼の子を宿した秘書と、彼と事業で深く結びついている元恋人。彼の心を射止めるのは、はたしてどちらの女性なのでしょう?
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4.0フィリーはロンドンの病院で働く優秀な看護師。友達も多く、患者からも慕われ、医師からの信頼も厚い。だが、国家公認看護師の最終試験に合格しても、無神経な継母と妹たちからは、お祝いの言葉はなかった。ほかの同僚はみんな、家族や恋人に祝ってもらえるというのに。寂しい思いを押し隠して、フィリーはひたすら仕事に励んだ。勤務が終わったころ、彼女は待ち人がいることを告げられる。行ってみると、そこには青い目のハンサムな男性が立っていた。まあ、今朝エレベーターで見かけたすてきな人。ワーレと名乗った医師は、彼女をお祝いを兼ねた食事へ誘った。■読み始めると、あっという間にそのゆったりとした時間の流れに引きこまれてしまう、ベティ・ニールズの世界。慎ましい無垢な看護師フィリーに訪れる、夢のようなロマンスをご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-内戦の続くアフリカのある国の村の病院が反政府ゲリラに攻撃され、国際援助機関から派遣されていた看護婦のサマンサは負傷した。同じ病院に医師として勤務する夫ベンは即死……。爆破された病棟から危険を冒して彼女を助け出してくれたのはジャーナリストでベンの友人、ジョシュ・ハミルトンだった。サマンサと夫との間には深い溝があり、彼女の妊娠をきっかけに子供を望まないベンは離婚を切り出していた。そんなとき夫が亡くなり、二重のショックを受けたうえに妊娠しているサマンサはイギリスへの帰国を命じられた。だが帰国するには交通の便のとだえた村から飛行場のある町まで危険の多いサバンナを横断していかなければならない。一週間後、退院した彼女の前に再びジョシュ・ハミルトンが現れた。
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4.0なんてこと! 突然、正面に飛び出してきた黒猫をよけようと、ローラはすぐにハンドルをきり、急ブレーキを踏んだ。次の瞬間、金属同士がこすれ合ういやな音がした。こちらの車を追い越そうとしていたBMWと接触してしまったようだ。彼女は震えながら、車から降りてきた魅力的な男性を見つめた。今日は利益優先の鬼のような新社長がやってくる日だというのに……。ローラがインテリア・デザイナーとして働いている会社は、アメリカの多国籍企業に買収されたことから、人員削減や部門閉鎖の噂まで飛び交い、みんなびくびくしているのだ。先を急ぐから補償の件は後日話し合うと約束し、彼女は会社に戻った。ところが先ほどの男性がオフィスに入ってくるではないか!彼が新しい社長だと紹介されてローラは愕然とした。■“オフィスでの恋物語”―ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台にした熱い愛の物語。同じテーマの「ブエノスアイレスの別れ」はハーレクイン・ロマンスより発売中です。
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3.6秘書のアリシアは愛する社長デックスの子供を身ごもった。それは彼女に冷たい現実を突きつける。彼にとって自分が特別な女性ではないという現実を。熱く激しく抱かれても愛していると言われたことは1度もない。恋に溺れているのは私だけ。現に彼は会社を大きくすることだけを考えていて、それをかなえる女性と今親密になっている。たまらずアリシアはわずかな期待を胸にデックスに妊娠を打ち明けた。しかし彼の答えは彼女をさらに苦しめる残酷で屈辱的なものだった。
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-お願い、少しの間、婚約者のふりをして。苦しまぎれの嘘が恋の翼に乗って……。■エマ・シンクレアは叔父の遺産を受け継ぎ、スコットランドに移り住んだものの、屋敷の修繕費用や叔父の負債の返済に頭を悩ませていた。そんな折、二年前に離婚したジョナサンから、屋敷を映画のロケに使いたい、との申し出があった。二人は再会するが、彼に復縁を迫られ、エマは動揺する。「悪いけど、わたしにはもう特別な人がいるの」「相手はいったい誰なんだ?」「フレイザーよ」とっさに口をついて出たのは、隣人の名前だった。嘘をつくのは気がひけるけれど、大丈夫、ばれはしないわ。だがその直後、彼女のもとに一人の男性が歩み寄った。エマは目を丸くした。フレイザー!
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3.0彼が欲しいのは良き妻、良き母。私の心はいらないの?■建築家のマック・スコフィールドは離婚したあと、幼い娘とふたり暮らしだ。育児をしながら、多くの仕事を家でこなしている。だから、新プロジェクトをまかせられるチャンスが来たときも、妻がいないことが不利になるとは気づかなかった。やっと気づいたのは、会社から送られてきた、妻同伴のパーティの招待状を手にしたときだった。いま妻もパートナーもいないことを打ち明けたら、せっかくのビッグチャンスがふいになる。ある日、仕事で家の庭に来ていた女性庭師を見て、ひらめいた。そうだ、彼女に相手役を演じてもらえばいいのだ。高い報酬と一晩だけのお芝居。ノーとは言うまい。
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-“指輪がぴったりなら一年間だけ結婚してくれ”彼女は息をのんで自分の薬指を見つめた……。■ペイジは大学を卒業し、故郷のカリフォルニアに戻ってきたが、彼女を待っていたのは過酷な現実だった。父が莫大な借金を背負い、失意のうちに亡くなったのだ。ペイジは父の協力要請を拒否した隣家の主人ブラッドを恨んだ。少女のころの憧れなんていつかはうち砕かれるもの……。そう思いつつも、密かに思いを寄せていた人の仕打ちに、ペイジは悲嘆にくれ、運命の皮肉をのろった。葡萄園も屋敷も何もかも手放すしかないと諦めていたある日、ブラッドがやってきて、家を出ていくなと引き留める。「僕のパートナーになればいい。ただし、一年間だけの結婚だ」この人は何を言いだすの? お金で私を自由にしようというの?ブラッドの驚くべき提案に、ペイジは呆然とした。
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3.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】サブリナは下院議員ガースとの密会を繰り返していた。彼はかけがえのない人。でもこの関係は誰にも知られてはならない。私たちのことが世間に知れたら彼の政治家生命は台無しになる。だから秘密は完璧に守られなければならない。たとえ相手が彼の義理の息子マークであっても。ところが、無邪気なマークはサブリナに強引なアプローチを仕掛けてくる。彼の圧倒的な魅力に、サブリナは次第に惹かれていくが、実はマークには思いがけない目的があったのだ!
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-結婚生活は破綻したはずでしょう。それなら離婚届にサインしたくないのはなぜ?■父の遺言はこうだった――エリザベスが造船所を相続するためには、七週間以内にジェイと結婚しなくてはならない。エリザベスはこの遺言を口実に、父の右腕だったジェイにプロポーズした。ビジネスの申し出だと言い訳したものの、実はひそかに彼を愛していたのだ。意外にもジェイはすんなりプロポーズを受け入れる。だが彼の浮気が発覚し、半年で結婚は破綻した。絶望したエリザベスは、九歳のとき以来暮らしてきたジャマイカから、ロンドンに戻ってひとり暮らしを始めた。一年後、突然ジェイから離婚届と思われる封書が届いた。エリザベスはなんとなく気が重くて開封する気になれなかったが、ある日、突然ジェイが現れ、書類にサインするよう彼女に迫った。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ケイトリンは目の前の建物を見て呆然とした。看護師だった頃の患者マードに思いがけず別荘を遺贈されたけれど、電気も通っていない荒れ果てた家だなんて聞いてないわ! とても今夜から住める状態ではない。雨のなか荷物を抱えて途方に暮れていたその時、男性の声がした。マードの友人、レイだ。彼は親類でもないのに別荘を贈られたことを露骨に怪しみ、ケイトリンがマードの愛人だと決めつけた。それでも彼は、自分の屋敷で寝るようにと言ってくれた。
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-まったくばかげてるわ。明け方、この私がベッドの下に潜ってこそこそ服を捜すなんて!インテリアデザイナーのシャーロットは、男性と一夜を過ごしただけで狼狽している自分に腹を立てた。だが、それには大きな理由がある。相手が、彼女のボスで名うてのプレイボーイ、建築家のジョーダン・リンチだったのだ。彼の餌食にだけはなるまいと心に誓っていたのに……。混乱して部屋を出たシャーロットに、ゆうゆうと出社した彼は言った。「居間に落ちていた」私の……ブラジャー?
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2.0弟の遺児モリーをひき取って育てているキャリーは、ある日、仕事帰りの機内でハンサムな弁護士マックスと出会う。なんて素敵なの…。キャリーは彼の魅力に圧倒されながらも、つかの間の会話を楽しんだ。だがその別れ際を、偶然モリーの祖父母に見られたキャリーは、とっさに彼を婚約者と偽ってしまう。彼らは独身女性のキャリーがモリーを育てることに難色を示しているからだ。だが数日後、2度と会うことはないはずのマックスと、思いがけず再会して――!?
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5.0ジェンマは焦りを感じていた。一流誌の副編集長にまでのぼりつめ、まもなく編集長になれると信じていた。だが会社が買収されることになり、新しい編集長を迎えるというもっぱらの噂なのだ。ある朝、新しい社長のオフィスに呼ばれ、デスクの向こうにいる男性の顔を見てジェンマは凍りついた。マーカス。数年前、心から愛した男性。しかしある出来事をきっかけに、ジェンマは彼から身を引いたのだ。さらに大きな秘密があることを彼に告げないまま。
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3.5ティモンと出会ったきっかけは一風変わっていた。エロイーズが階段で転んだとき、持っていたパイナップルを彼にぶつけてしまったのだ。驚いたことに彼は、つぶれたパイナップルの代わりにと、たくさんのフルーツを贈ってくれた。もう会うこともない相手とはいえ、エロイーズの心はときめいた。ところが思いがけず、彼女は友人の家でティモンと再会する。彼は家柄のよい、優秀な医師だった。私なんてお呼びじゃない。住む世界が違いすぎる。けれど、そっと見つめるだけなら許されるはず……。■大家ベティ・ニールズが描く、心温まる物語。風変わりな出会いには、どんな結末が待っているのでしょうか?
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2.3ヴィクトリアはシドニーでレストランを経営している。不況の上家賃を値上げされ、店は潰れる寸前だ。ある日、なんとか店を守ろうと家賃の振り込みを待ってもらうように交渉しに行った家主の家で、アントニオ・ガヴェッリに会った。何かと世間を騒がせている億万長者の彼は、ひとり息子のネイサンを抱いて来ているヴィクトリアを見て、唇に笑みを浮かべ、耳を疑うようなことを言った――「ちょうどいい。今、僕にはできあいの妻が必要なんだ。」と…。
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5.0僕の生活に女性などいらない――。建築家のマックは離婚したあと、幼い娘をひとりで育てている。会社では新プロジェクトをまかされる機会も訪れ、仕事も順調だった。だが会社から、妻同伴のパーティーの招待状が送られてきた。実はシングルファーザーと知られたら、せっかくのチャンスがふいになるかもしれない…。ふと、家の庭に来ていた女性庭師を見て、ひらめいた。そうだ、彼女に相手役を演じてもらえばいい。高い報酬と数時間のお芝居。ノーとは言うまい。
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4.0「マルコが単独インタビューに応じるそうよ!」編集長の言葉に、記者のイザベルは興奮をおぼえた。企業を買収して巨万の富を築きあげたマルコは、その冷徹な手腕と華麗な外見で世間の注目の的だ。予想どおり彼は傲慢な人物で、会うなり言い放った。「今からニースの僕の家へ行く」私は彼に従うしかないというわけね!反発しつつも同行を決めたイザベルだが、取材を進めるうちに、マルコの意外な一面を知り、心乱されてしまう。彼に惹かれてはいけない理由があるのに。
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4.0かつての恋人ルークとの突然の再会に、アリソンは動揺した。彼はアリソンを裏切り、無惨に捨てていった人。そして息子ネイサンの父親。2度と会うことはないと思っていたのに…。彼はアリソンが経営するホテルの投資者として現れた。さらに彼は傾きかけたホテルに協力する代わりに、ネイサンに会わせろというのだ。どういうつもり!?私からまた何もかも奪おうというの!?思いどおりにさせまいと、アリソンは固く心に誓った。彼の危険な魅力に気づかぬふりをして…。
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4.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】誰か夢だと言って――明け方、目覚めたシャーロットの隣で、ボスのジョーダンが裸で眠っていた! 彼と働き始めて1年。いくらハンサムでも、プレイボーイの彼の手管にだけはひっかかるまいと誓っていのに! 混乱したままひとり部屋を飛び出し、早朝のオフィスで仕事をしていると、ジョーダンがゆうゆうと出社してきた。動揺を悟られまいと平静を装うシャーロットに、彼は「君に渡すものがあったんだ」と切り出した。彼の手にあるのは…まさか…私のブラジャー!?
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3.5なんてこと!飛び出した猫をよけようとしたローラの車が、高級車と接触してしまった。相手はハンサムだけど失礼な男性。頭にきたローラはつい、言い返してしまった。--ついてないわ。今日は鬼のような新社長がやって来る日だというのに。ローラの会社は最近、買収されたばかり。利益優先と噂の新社長の来訪に、皆びくびくしていたのだ。しかも会社に着くと、さっきの男性がなぜかオフィスに現れた。彼こそが新社長だと紹介されてローラは愕然とするが?
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4.0秘書のチャーリーは、ボスの心理学者マルコに恋をしている。けれど彼は「愛で結ばれる関係など成立しない」という持論の主。愛がすべてだと信じている私とは釣り合わないわ…。チャーリーは彼への恋心を隠しながら有能な秘書に徹していた。だがある日、彼に出張同行を求められる。どうして私が?彼の真意はわからないけど、彼女は期待に胸を躍らせた。出張先で自らに襲いかかる企みも知らずに…。――ロマンチストの秘書と、愛を期待しない心理学者の恋の行方は!?
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-資産家の一人娘ゾーイは、過干渉な父の束縛から逃れるために、とある農園で家政婦として働き始める。雇い主は、二人の子を持つ男やもめのカラム。彼に一目ボレしたゾーイは、得意の料理や持ち前の明るさで、次第に、カラムと子供たちにとってなくてはならない人となってゆく。この“出会い”を手引きした意外な人物の存在など、ゾーイは知る由もなくて!?
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2.0大富豪の一人娘アレクシーは、インテリアデザインの会社を経営している。父の人脈を活かし、ハリウッドの名士が集うパーティーに顔を出すのも仕事のうちだ。そんな一席で、彼女は父にひけをとらない大実業家マックスと出会う。息をのむほどハンサムな彼にアレクシーは惹きつけられるが、彼には密かな企みがあり!?
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3.0アビーのもとに、かつての恋人ダモンが復讐を胸に姿を現した。2年半前、ふたりは心から惹かれあった。だがその出会いは、ダモンの事業を買収するため、アビーの父親が仕組んだものだった!彼女の純真な愛は利用され、結果として愛する人を破滅へと追いやってしまった。あのとき彼は私を容赦なく責めて、信じてくれなかったわ…。そして今、彼は事業を取り戻すことに成功し、復活した。あなたを裏切ってしまった私は、何を求められるの--?
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1.0結婚を意識していた同居中の恋人スティーヴンの浮気を目撃し、失恋したケイトは20年来の幼なじみニックのアパートへと駆け込んだ。今はプレイボーイのIT企業社長としてならしている彼だが、兄弟同然に育ったケイトにとっては、誰よりも自分の気持ちをわかってくれる存在なのだ。子供の頃のように寄り添って眠りについたその夜から1か月後--親友の結婚式でスティーヴンと再会することになったケイトに、ニックは“恋人としての”エスコート役を申し出るが!?
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1.5ギリシアの島、2年前の夏。キャリーは親友夫婦に紹介されたアンドレアスと恋に落ちた。だが彼は、キャリーがバージンだとわかると、「僕は遊びでしか女性とつきあわない」と彼女をつき放した。その彼と、親友夫婦の訃報で再び出会うことになるなんて…。しかも、大切な親友の忘れ形見を彼が育てるですって?彼のような冷酷な男性に、生後6か月の赤ちゃんをまかせておけないわ!キャリーは、今も心をざわめかせる彼と、愛のない結婚に踏み切る決意をするが?
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2.5ケルシーは、祖父の法律事務所で働く弁護士。そこに有能な弁護士ブラントが、共同経営者として入ってきた。魅力的な彼の虜になるケルシーだが、プレイボーイぶりを見て、彼への想いを封じる・・・。しかし祖父の死後、開かれた遺言状には“ケルシーとブラントの結婚を条件に、会社をブラントに任せる”とあり――!?
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3.0★恋人のいる男性に心を惹かれるなんて。ましてや彼はわたしの上司なのに。★クロエはカレンダーを見た。妹の結婚式まであと三週間!婚約を破棄したばかりだから、ひとりで式に出席するのはつらかった。しかも元婚約者に負債まで残され、今は経済的にも困窮している。仕事は実業家スティーブン・キャベンディッシュの個人秘書。なんとか彼に昇給を頼もうと、クロエは上司のオフィスに向かった。ところがいざ話を切りだそうとした矢先、彼の家から連絡が入る。スティーブンは妻亡きあと五歳の娘ベスをひとりで育てているが、子守りの女性に緊急の用事ができたので、これから急いで帰宅しなければならないという。クロエは子守り役を買って出たものの、降り出した雪が積もったため、その夜はスティーブンの家に泊まらざるをえなくなった。話をするうち、ワインの酔いも手伝って二人は衝動的にキスを交わす。彼にはセクシーなガールフレンドがいると知っていながら……。
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5.0―音楽プロデューサー、コール・アダムスを 取材してこい― 音楽雑誌の記者・ローランは、編集長の言葉に耳を疑った。「仕事とはいえ、あんな辛い別れ方をした元恋人を取材するなんて・・・!」 しぶしぶグラミー賞授賞式会場でコールの登場を待つローラン。ところが現れたコールは、突然彼女を自分の車に連れ込んでしまう! 「君に再会できてよかったよ、ローラン」 ―なぜ、あなたはあの頃と変わらない笑顔を見せるの?この再会は、何かの“始まり”なの・・・?―
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3.0★思いがけなく愛してしまった人。それは最愛の父の敵だった。★ペニーは、父が所有する土地を奪われそうだと知り、権利主のルーカスという男を訪ねようと決意する。名前を名乗れば、ルーカスはきっと会ってもくれないだろう。そこで連絡も入れず、ペニーは直接彼のオフィスへと向かった。「ルーカスの新しいアシスタントの女性ね」受付の女性の勘違いを訂正もできないまま、気がつくと彼女はある男性の前に立っていた。とてつもなくハンサムな顔に美しい曲線を描く唇。あの唇でキスをされたら、どんな感じがするのかしら?うっとりと考えるペニーの口から、思わず言葉がもれていた。「ええ、新しいアシスタントです」
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-ルーシーはベッドに横たわり、思い悩んでいた。知り合ったばかりの男性とベッドをともにしてしまうなんて!しかも相手は、彼女の勤める会社を買収した企業から、視察のために派遣された人物だ。リック・コナーズ――ハンサムで、どこか威厳を感じさせる彼に、たちまち惹かれ、その魅力に屈してしまった。かつてオフィス内の恋愛で心をずたずたにされたことがあり、職場の男性とは二度とかかわるまいと決めていたのに……。でも、視察が終われば彼は本社に戻る。顔を合わす機会もなくなるわ。ルーシーはむりやり自分にそう言い聞かせた。
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3.0アンナは小さな村の診療所に勤めている。人手が足りず、目がまわるような忙しさだ。そこへ、幼なじみのサムがロンドンから戻ってきた。彼は今ではテレビ番組に出演する有名な医師になっている。仕事を手伝ってもらえるのはありがたいけれど、サムがそばにいると、どうしても落ち着かない。ほかの人にはやさしいのに、わたしにだけは冷たいし、癇に障ることばかりするから。今も、サムは番組のために診療所を撮影すると言い出した。彼と一緒にカメラの前でほほえむなんて、冗談じゃないわ!★幼なじみとはいえ、まるで違う世界に住んでいる二人。衝突ばかりしていても、認めたくないときめきを感じて……。破竹の勢いでファンを増やしつづけているサラ・モーガン、得意のドクターものです。★
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-★ほんの数日前に出会った謎の男性。彼との婚約に追い込まれるなんて……。★広告代理店に勤めるキャリーは、バルセロナ支店の要職にある。今日もパリでの仕事を終え、彼女はあわただしく機上の人となった。弟が亡くなり、三カ月前に引きとった姪のモリーを、一刻も早く幼稚園に迎えに行かなくてはならないのだ。機内で隣の席に座ったのは、マックスというハンサムな男性。目下、あるワイナリーと広告契約の交渉をしている彼女に、弁護士だというマックスはいろいろと質問する。「また会おう」別れ際、彼はキャリーに不思議な言葉を残した。どういう意味? キャリーはただ不審な思いにとらわれた。その二日後、彼が自分の婚約者になるとは夢にも知らずに。
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-ルーシーは疲れきっていた。愛しあっていたはずの夫に裏切られ離婚して1年…退職も許されないまま元夫とは会社で毎日顔を合わせている。私はいつまで傷つけばいいの? そんな時、会社が買収され本社からリック・コナーズという社員が視察に来た。その洗練された魅力にルーシーは圧倒され…彼と握手をしたとたん、震えるほど胸が高鳴った。二度と愛に傷つきたくないのに…。戸惑いながらもリックに惹かれてしまうルーシー。彼が会社の新しいオーナーだと知らずに…。
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-パーティーの帰り道、ひったくりにあったキャサリンは美しい男性に助けられた。この人は…パーティーの間ずっと私を見つめていた男性だわ。まるで獲物を見定めるような眼差しで…。ニコラスと名乗る彼は有名ホテルのオーナーで「ひと目見た瞬間から、君とベッドをともにしたいと思っていた」と甘くささやいてきた。こんな危険な男性にかかわるわけにはいかない。けれどニコラスの圧倒的な魅力を前に、キャサリンは身をゆだねてしまった。彼の胸に宿る復讐心に気づかずに。
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4.0父の経営するファッション・メーカーが売却された! パリ・コレを夢見るデザイナーのアマンダは、その知らせに茫然とした。しかも、買ったのはアマンダの元婚約者ドリュー。ホテル王の彼がファッションに興味をもつはずないのに。まさかこれは復讐なの? 1年前、アマンダは彼に夢中で出会ってすぐに婚約したが、裏切りを知り一方的に婚約破棄したのだ。――彼女は知らなかった。冷酷と言われる彼がアマンダへの愛を包み隠し、彼女を支えるためだけに戻ってきたことを。
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-名うてのプレイボーイに惑わされてはいけないのに… リビーはテレビに映る映画スターの姿に驚愕した。あの人は…20年前に別れたきりのパパだわ! 死んだと聞かされていたのに…どういうことなの!? 父がカンヌ映画祭に出席すると知ったリビーは、彼のエージェントでプレイボーイと名高いマーク・クレイトンに連絡をとり、父に会わせてほしいと訴えた。無事に面会の約束をとりつけ、リビーがカンヌを訪れると、俳優のように美しいマークが空港に迎えに現れ…「いくら欲しいんだ?」と冷酷な言葉を突きつけてきて!?
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-4歳になる娘セアラを一人で育てるヘザーは、ある会社の宣伝部長との約束に遅れてしまい、代わりに運よく社長と会えることになった。その社長がライアン・ジェイムソンとは思いもよらなかった――4年半前、あれほど愛しながら妊娠を告げないまま別れた人。もう二度とライアンには会いたくなかったのに。でも、私の企画が採用されれば、また顔を合わせることになる。時間に遅れた理由を話したら、彼はなんと言うだろう……?やがて現れたライアンは、青い瞳でヘザーを見つめ――。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-シンデレラに魔法をかけて…意地悪な継母と妹たちと暮らすけなげな看護師に、やっと訪れた幸せ――。 フィリーはロンドンの病院で働く優秀な看護師。友達も多く、患者からも慕われ、医師からの信頼も厚い。だが、国家公認看護師の最終試験に合格しても、無神経な継母と妹たちからは、お祝いの言葉はなかった。寂しい思いを押し隠して、フィリーはひたすら仕事に励んだ。勤務が終わったころ、彼女は待ち人がいることを告げられる。行ってみると、そこには青い目のハンサムな男性が――。まあ、今朝エレベーターで見かけたすてきな人。ワーレと名乗った医師は、彼女をお祝いを兼ねた食事へ誘った。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-6年前に両親が亡くなってから、ベアトリスは夢をあきらめ、美しいけれどわがままな年下のきょうだいを必死に育ててきた――彼らからの、まるで使用人のような扱いに耐えながら。しかしある夜、妹にディナーの給仕をしているところを、富豪のエリオットにからかわれ、彼女はついに我慢の糸が切れてしまう。きょうだいの中で一人だけ美しくないのが、そんなに悪いこと?屈辱と恥ずかしさから、ベアトリスがたまらずキッチンに逃げこむと、追いかけてきたエリオットが、泣き顔まで醜いとあざけった。ところが彼は、怒るベアトリスを“かわいい君”と呼んで唇を奪い……。 ■〈彼女が白鳥になるとき〉をテーマに、周囲にぞんざいに扱われるヒロインが恋を経験し、女性として、人として美しく羽ばたくシンデレラ・ストーリーをお届けします。献身的に働いても報われずにいたベアトリス。エリオットの熱く鋭い瞳が、彼女を翻弄し……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0お下がりのウエディングドレスをまとい、ザラは祭壇に向かっていた。こんなのってないわ……美しい姉の身代わりに花嫁になるなんて。気まぐれでわがままな姉は、挙式当日に姿をくらましたのだ。結婚相手は、見も知らぬ億万長者、チェイス・ウィテカー。祭壇の前で待つ彼の、空のように青く美しい瞳も、新婦が別人とわかれば、怒りの炎を燃やすにちがいないわ。それでも、この政略結婚を悲願とする父の命に背くことなどできず、ザラは震えながら新郎のもとへ一歩一歩進んでいった。ところが、チェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫き、それどころか、あまりにも情熱的な誓いのキスをしてきて……。 ■幼い頃からつねに美しい姉と比較され、日陰で生きてきたザラは、これまでずっと父にとって期待はずれの娘でした。そんな彼女が突如結婚することになったチェイスには、“道具”として花嫁を利用するある思惑があり……。内気で心優しいザラの運命は!?。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-平凡な娘にとって、彼は雲の上の人。そして、忘れじの人……。 看護師エロイーズとティモンの出逢いは、一風変わっていた。エロイーズが階段で派手に転んだ際、持っていたパイナップルをティモンにぶつけてしまったのだ。驚いたことに、彼はつぶれたパイナップルの代わりにと、たくさんのフルーツを贈ってくれた。もう会うこともない相手とはいえ、エロイーズの心はときめいた。ところが思いがけず、彼女は友人の家でティモンと再会する。彼は裕福で家柄もよく、とても優秀な医師だった。私なんてお呼びじゃない。彼とは住む世界が違いすぎるわ。でも、そっと見つめているだけなら、許されるはず……。 ■パイナップル事件の後、粋な計らいをしてくれた魅力的なティモン。彼はじつのところ、エロイーズがのちにロンドンを離れてオランダで付き添いをすることになる患者の主治医でした。医師と看護師の関係を越えないよう、彼女は自分の恋心を認めまいとしますが……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-彼は金と権力と危険な魅力を持つ紳士。 私の大切なものをまた奪うつもりなの? アリソンが恐れていた日がついに来た。 必死に忘れ去ろうとしていた元恋人のルークが現れたのだ―― 彼女が兄弟と営む、傾きかけたホテルへの出資者として。 ルークは地元の名家の子息で、魅力の権化のような男性。 そしてアリソンを無惨なかたちで捨てていった人……。 アリソンはルークと別れてから子どもを産んだが、 もうすぐ2歳になる息子の存在を、彼には秘密にしていた。 だがルークは巧妙な手段でそれを知り、息子に会わせろと言う。 私から奪って自分の跡継ぎにするの? アリソンは不安に怯えた。
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-大学卒業後、天涯孤独のロージーは親戚夫妻の家に身を寄せていたが、夫を略奪愛しようとしていると周囲に疑われ、思わず家を飛び出す。見知らぬ土地で、働き口もない。ロージーはそんな不安から、偶然出会った目尻の笑い皺の魅力的なカラムにすべてを打ち明けた。すると彼はロージーに秘書の仕事を与えたうえに、驚くべき提案をする。「僕が恋人のふりをして、君にかけられた疑いを晴らそう」しかも、信憑性を持たせるため、彼の自宅で同棲をしてはどうか、と。カラムはどんな女性にも落とすことができないと言われている男性だ。その彼のそばに、昼は秘書として、夜は恋人として寄り添うなんて、男性恐怖症でキスの経験すらない私に、できるのかしら……? ■〈幻のフィアンセでも〉と題し、ゆえあって、愛し合う婚約者のふりをする男女の切ない恋物語をお届けします。大学時代に男性から“君みたいなうぶな娘を相手にしている暇はない”と捨てられて以来、恋愛に臆病になってしまったロージーの運命やいかに……? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-愛する人につらい思いをさせないために、愛することを、あきらめていた……。 クレアは二十歳のときから、恋をあきらめて生きてきた。病に苦しむ母の姿を将来の自分に重ねて、結婚も妊娠もしないと誓い、持てる情熱のすべてを助産師としての仕事に注いできたのだ。それなのに、こんなことになるなんて……。はじまりは、キャンベルという魅力的な医師の着任だった。クレアへの好意を隠そうともしない彼に戸惑いを覚えたものの、拒み続ける自信はあった――たった一度だけ、あの過ちの夜までは。キャンベルへの愛に目覚め、思いがけず新しい命を授かったことで、それまでクレアが必死に築いてきたものすべてが変わってしまった。ただ一つ、母の病を受け継いでいるかもしれないという事実を除いて。 ■運命に身をゆだねるしかない、自分ではどうすることもできない状況におかれたヒロインが主人公の、切ないシークレットベビー物語をお贈りします。心の機微を繊細に表現する作家エイミー・アンドルーズの筆が冴える、《至福の名作選》にふさわしい名作です! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.04歳になる娘セアラを一人で育てるヘザーは、ある会社の宣伝部長との約束に遅れてしまい、代わりに運よく社長と会えることになった。その社長がライアン・ジェイムソンとは思いもよらなかった――4年半前、あれほど愛しながら妊娠を告げないまま別れた人。もう二度とライアンには会いたくなかったのに。でも、私の企画が採用されれば、また顔を合わせることになる。時間に遅れた理由を話したら、彼はなんと言うだろう?■〈ロマンス・タイムマシン〉と題してその年の名作をお贈りする企画、1993年の今回は、キャスリン・ロスのシークレットベビーがテーマの物語。恋人の浮気を知って、妊娠を告げぬまま別れたヒロインが思いがけず、彼と再会。娘の存在を隠し通そうとしますが……。
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3.7醜いあひるの子は知らなかった。彼女を求める、白鳥の情熱的な瞳を。 6年前に両親が亡くなってから、ベアトリスは夢をあきらめ、美しいがわがままなきょうだいを必死に育ててきた。そして彼らからの、使用人のような扱いに耐えていた。しかしある夜、妹にディナーの給仕をしているところを、富豪のエリオットにからかわれ、彼女はついに耐えられなくなる。きょうだいの中で一人だけ美しくないのが、そんなに悪いこと?屈辱と恥ずかしさから、ベアトリスがキッチンに逃げこんでも、追いかけてきたエリオットは“泣き顔まで醜い”とあざけった。ところが彼女が怒ると“かわいい君”と呼び、唇を奪って……。■2011年に惜しまれつつ亡くなった、ロマンスの女王ペニー・ジョーダン。彼女の幻の未邦訳4部作を刊行します。第1作のヒロインはベレア家でいちばん奥手なベアトリス。そんな彼女にエリオットはしびれを切らし、強引な方法で迫りますが……。
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-心のない富豪の求婚。子どものため、彼女は愛を隠して受け入れた……。 背の高い、全身黒ずくめの男性が振り返るより早く、メイジーには誰が現れたのかがわかり、はっと息をのんだ。5年前、旅行先で一夜をともにしたイタリア人富豪のロメオは、私の名前以外、なにも知らないはず……。どうして彼は、私がダブリンにいるとわかったの?まさか、あの夜で妊娠したのを知った?突然現れたロメオの要求は、息子との面会だけではなかった。なんと、すべてを捨てて僕と結婚しろとメイジーに迫ったのだ。「その子は命を狙われている。僕にしか守れない」と言って。■狙われた息子を守る唯一の手立ては、その父親であるイタリア富豪の妻になること――彼は息子の存在すら知らなかったのに? 貧しいシングルマザーのヒロインが究極の選択を迫られます。深く胸を打つドラマティックなロマンスを贈り続けるマヤ・ブレイクの最新作。
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3.0ボスの誘惑は目的のための手段。なのに、すすんで身を捧げるの? 傲慢で魅力的な実業家マックスの新しい秘書に自分が雇われた理由を、ダーシーは誰よりよくわかっていた。髪型も容姿も平凡な女なら、決してボスの気を散らさないから。ところがマックスは、そんな地味秘書と結婚すると言い出した。一世一代の大口契約のため、家庭的な男を演じる必要に迫られたのだ。彼みたいなプレイボーイが私を妻に? 誰も信じるわけがないわ。もちろんダーシーは必死に拒み、退職さえ願い出た。だがマックスは取り合わず、平然とこう言い放った。「誰しも人には値段がついている 君はいくらだ?」ああ、この人は成功と引きかえに、私を使い捨てるつもりなのね……。 ■ルカとセリーナのロマンスを描いた『もつれた愛』に続き、ルカの弟マックスの物語をお贈りします。男性から見向きもされない地味な女性秘書は、買われた妻となりますが……。ロマンス小説の永遠の人気テーマである、ヒロインの“華麗な変身”を描いた作品です。
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-彼女の罪――不法入国。その罰――国王との愛なき結婚! 父の詐欺事件に巻きこまれて破産したジェンマは、友人も知人も失い、明日の生活費にも困っていた。やっとつかんだ仕事のため、サイディアに入国したところ、書類の不備で捕らえられ、国王ミカエルの立ち会いのもと裁かれる。下された裁定は7年の服役か、国王の妻の一人となるか、だった。ミカエルを見ると、その目には軽蔑と怒りがこもっている。彼のたくましさも日に焼けた肌も黒い瞳も、なにもかもが恐ろしい。この結婚は、愛し愛される権利を私から永遠に奪う最悪の罰だ。結婚式もないまま、ジェンマは異国の宮殿に閉じこめられた。愛など望むべくもない。ただ、妻としての義務を果たすために。 ■『ギリシアの悪魔富豪』のヒロインの妹、ジェンマのロマンスをお贈りします。サイディアの王族がハネムーンを過ごすという“婚礼宮”で、ジェンマは一夜ごとに“純潔の間”“トパーズの間”“アメジストの間”“ルビーの間”……と8つの部屋を経て妻の悦びを教えられ……。
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4.0“醜いあひるの子”の私が、美しい姉から夫を奪うですって? ザラは花嫁として、教会の通路を父とともに歩んでいた。その先で待っているのは、青い目の美しい億万長者、チェイスだ。彼の妻になるのは、美貌に恵まれたザラの姉……のはずだった。なのに、気まぐれでわがままな姉が行方をくらますと、父はおとなしいザラに身代わりになれと命じたのだ。いくら父にとって期待はずれの娘だからって、今度のはひどすぎる。お下がりのウエディングドレスを着て、見知らぬ男性の妻になるなんて。だいたい、新郎が気づかないはずがない。ところが、チェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫いた。それどころか、誓いのキスは情熱的すぎる気さえした……。■『罪色のウエディングドレス』の関連作品です。前作のヒロインの兄チェイスと、美しい姉の身代わりとして彼と結婚するはめになったザラは、お互いに異なる思惑を抱えながら、期間限定の奇妙な結婚生活を始めますが……?
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5.0故郷での休暇中、エレナーはフルク・ファン・ヘンスムと十五年ぶりに再会した。有名な内科医になった彼だが、意地の悪さは以前と変わらない。エレナーの家族にはにこやかなのに、なぜか彼女にはそっけないのだ。かと思えば、急にやさしくふるまったりする。昔から大嫌いだったのに、エレナーはフルクのことが気になってしかたなくなり……。
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-上司からの執拗なセクハラに苦しんでいた派遣社員のマヤは、あるパーティで屋敷の部屋に連れ込まれ、いよいよ窮地に陥る。それを救ってくれたのが、ブレイズ・ウォーカーだった。謎めいた笑みを浮かべる、ずるいくらいにハンサムな男性――だが彼は、決して紳士だったわけではない。マヤの全身に熱い視線を這わせ、“キャンディ”と呼ぶと、なかば無理矢理、派遣会社から彼女を引き抜いたのだ。マヤは彼の新しいプロジェクトに携わる個人秘書として、ロンドン郊外の広大な邸宅に住み込みで働くことになった。いつまで“仕事”に徹することができるのか、不安におののきながら。■新しいボスの強烈な魅力に抗えないマヤ。ブレイズにとっても、彼女は優秀な秘書であるだけでなく、手を伸ばさずにいられない熟れた果実でした。情事しか求めないと明言するボスの冷たい心を、しがない秘書は溶かすことができるのでしょうか?
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-クレアは20歳のときから、恋をあきらめて生きてきた。病に苦しむ母の姿を将来の自分に重ね、結婚も妊娠もしないと誓い、持てる情熱のすべてを助産師としての仕事に注いできたのだ。それなのに、こんなことになるなんて……。はじまりは、キャンベルという魅力的な医師の着任だった。クレアへの好意を隠そうともしない彼に戸惑いを覚えたものの、拒み続ける自信はあった。たった1度、あの過ちの夜までは。キャンベルへの愛に目覚め、思いがけず新しい命を授かり、それまでクレアが必死に築いてきたものすべてが変わってしまった。ただ1つ……結婚も出産も許されない、あの悲しい秘密をのぞいて。■美しくセクシーな描写が人気のエイミー・アンドルーズの新作をお届けします。腕利きの医師でハンサムなキャンベルが仕掛ける、如才ない誘惑作戦に屈したクレア。運命の不思議と愛の強さを、まるで高らかに歌い上げるようなロマンスをお楽しみください。
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-フィリーはロンドンの病院で働く優秀な看護師。友達も多く、患者からも慕われ、医師からの信頼も厚い。しかし国家公認看護師の最終試験に合格しても、無神経な継母と妹たちからお祝いの言葉はなかった。ほかの同僚はみんな、家族や恋人に祝ってもらえるのに。寂しい思いを隠して、フィリーは一生懸命仕事に励んだ。勤務が終わったころ、彼女は待ち人がいることを告げられる。言われた場所にいた男性には、見覚えがあった。今朝、エレベーターで手伝ってくれたすてきな人。なんと彼の用件とは、お祝いもかねた食事への誘いだった。