検索結果

  • 黒髪の誘惑
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    ケイティは友達に誘われて仮面舞踏会に出席した。海賊に扮したワイルドな男性にダンスを申し込まれ、カルメンの仮装で大胆になっていたせいか、バルコニーで彼と燃えるような情事を経験してしまう。なぜかケイティはそのとき、忘れられないかつての恋人、カーヴァー・デインに抱かれているような幻想にとらわれた。数日後、仕事で訪れたある会社で、ケイティは偶然にも十年ぶりにカーヴァーと再会した。そして彼の香りが、舞踏会で出会った男性と同じことに驚いた。まさか……カーヴァーがあの海賊だったの?ケイティの胸に疑問と不安が渦巻いた。
  • 心に架ける橋
    完結
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    タフで非常な都会の弁護士…。それこそ田舎町の幼稚園教師シャニーが、メルボルンからやってきた新任治安判事ニックに抱いた印象だった。だが、心を閉ざした園児と接するニックの姿に、彼女はなぜか「傷つきやすい少年」の姿を見てしまう。そして、他人と関わろうとしない彼の心を開こうと、シャニーは「ある提案」を…。
  • 裸足のプリンセス
    完結
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    オーストラリアで樹木医として働いていたタミーは、とある公国の君位継承者の後見人に指名された。事故死した妹の子供だった。公国に向かったタミーを待ち受けていたのは、気位が高く冷酷な王族たち。なかでも摂政マルクは、人間扱いすらしてくれない。ついにタミーが耐えきれず泣き出してしまうと、マルクが予想外の行動に出た。キスしてきたのだ!血も通わない男だと思っていたのに、その唇は信じられないほど熱く、タミーは体から力が抜けていくのを感じていた。
  • 星降る夜の贈り物
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    最悪。今年の仕事はこれでおしまいというときに、空港の管制官がストを起こして、飛行機が全便欠航だなんて。メグは社長のウィリアム・マクマスターのオフィスを見やった。彼はもう次の滞在先のニューヨークに向かおうとしている。メグは彼がオーストラリアにいる間、個人秘書を務めていた。年に3カ月ほどの勤務だが、彼の要求には常に応えなければならない。メグはやっとのことでウィリアムに出発をあきらめさせたけれど、今度はストが終わるまで泊まるホテルに、空きが一つもなかった。「何とかするのが秘書の役目じゃないのか」怒った彼が言う。メグはさんざん迷った末、上司を実家に招待することにした。家族で祝うクリスマスに、不機嫌な彼がどう反応するか危ぶみながら。■オーストラリアから、真夏の夜空をサンタが駆ける、とびきりのクリスマスをお届けします。M・レノックスが描く、満天の星の下で憧れのボスと過ごす至福のひとときを、どうぞお楽しみください。
  • 雇われたプリンセス
    完結
    3.0
    カスタリア公国で石工として働くペニーローズは、王妃に呼び出された。「皇太子と1年間だけ結婚して欲しい」。皇位継承権を得るためには“純潔の花嫁”が必要だというのだ。突然の申し出に困惑しながらも引き受けた彼女は、皇太子の本当の婚約者の存在を知りつつも、彼の魅力に惹かれ、次第に恋心を募らせて…!?
  • 臆病な救世主
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    トム・ブラッドレーは油井火災の鎮火にあたるスペシャリスト。“地獄の戦士”と呼ばれる危険きわまりない仕事についている。家族とか人との交わりは真っ平の彼にとってはまさに天職といえた。その日、休暇中の彼は飛行場に向かって車を走らせていた。周囲には放牧地が広がるばかりで人影もない一本道を行く途中、思わぬ衝突事故を引き起こしてしまう。相手の車を運転していたのは若い女性。妖精を思わせる美しい顔立ちで……臨月の身だった。彼女は大丈夫だと言い張って病院行きを頑なに拒み、家族のことをきくと、さっと人を寄せつけない表情になった。でも、生まれそうだ。いったい、どうしたら……。トムは否応なしに、いちばん避けていた領域に踏み込むことに。
  • 恋の風
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    マギーが祖父と暮らす小さな離島に、小型機が不時着した。その様子を目撃したマギーは現場に駆けつけ、不時着に失敗した飛行機の中から命がけで親子を助け出した。操縦していたデヴ・マカファティーと同乗していた息子のドムだ。八歳のドムは母親に入れられた寄宿学校をやめ、別れて暮らす父親に引き取られてタスマニアに向かう途中だった。父親に心を閉ざしているドムは、けがをしたデヴの心配より、飛行機の炎上でパソコンを失った悲しみのほうが深いようだ。一方、デヴはひたすら帰宅を急ごうとし、マギーの手当ても素直に受けようとしない。そんな二人を、マギーは家に連れ帰った。次の船が来るまで八日間、この親子と離れられないと知りながら。
  • 臆病な救世主
    5.0
    油田専門の消防士という危険な仕事をしているトムは、休暇旅行に向かう途中、犬を避けて衝突事故を起こしてしまった。相手は天使のように美しい妊婦!そして事故の原因となった犬も妊娠中だった。トムは女性と犬の世話をするはめに。彼女はたったひとりで農場を切りまわしているという。夫の姿も見当たらず、何か事情がありそうだ。トムはひとりと1匹の出産を手伝おうと決意した。誰かと深くかかわるのは、彼がずっと避けてきた状況だったにもかかわらず…?
  • スペイン式プロポーズ
    3.0
    大企業で働くアンドレアは、ある日突然の呼び出しを受けた。若くしてこの企業帝国を率いる伝説的人物、ガブリエル・クルスに。そして、彼と初対面を果たしたとたんに気を失いかけた。五年前、恋に落ちたスペイン人ルシオに瓜二つだったのだ。でも、名前が違う。それに当時、彼は貧しい放浪生活を送っていた。ただ、もしも彼がルシオ本人なら、こうしてはいられない。私には彼に隠しておくべき重大な秘密があるのだから……。ところが、そんなアンドレアの混乱と不安をよそに、ガブリエルは不敵な笑みを浮かべて言った。「驚いたな、僕を見てだれだかわからないとは」 圧倒的なパワーで周囲を翻弄するスペイン人大富豪が魅力的!C・ウィリアムズのラテンヒーローがお好きなら、『イタリア式縁結び』もお楽しみに。
  • 砂漠の楽園
    4.8
    「――助かったわ!」ここはアウトバック。水も食料もないままオーストラリアの不毛の地を歩き続けてきたジェナは、ようやく砂漠のなかで1軒の家にたどり着いた。今にも壊れそうなあばら家だけど、外にはピカピカの自家用ジェットがとまっている。頼めば町まで送ってもらえるかもしれない。その時、戸口に現れたのは、精悍な顔立ちの美しい男性だった。あからさまに迷惑そうなそぶりを見せる彼なのに、ジェナの胸は激しく高鳴って!?
  • 今宵ワルツを
    -
    我ながら本当にどうかしている。見も知らぬ男性のヨットに乗って地球半周の航海に出るなんて。オーストラリアの港町で、カフェのシェフをしているジェニーは、店に来たヨットマンの誘いに応じた大胆な自分に驚いていた。南米のホーン岬を経由してヨーロッパへ戻る旅に、ラモンと名のる男性と二人で向かうことになったのだ。彼は地中海沿岸の小さな王国セフェウスへ帰るところで、シェフ兼クルーとして雇ったわたしに下心などないと言っている。それに、もしうまくいかなければ途中で船を降りればいいのよ……。ジェニーは港に停泊している優美なヨットに思いをはせた。そして父が子供のころ行ったことがあるというセフェウス王国にも。■ロイヤル・ロマンス三部作〈地中海の王冠〉を刊行し、好評だったマリオン・レノックス。彼女が地中海を舞台に、新たな王家の物語を書きました。戴冠式から舞踏会まで、魅惑の宮廷絵巻をご堪能ください。
  • プリンスからの招待状【あとがき付き】
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ピッパは途方に暮れていた。経営する牧場の牛乳タンクは汚染。貯金は残りわずか。しかも、大雨のなか、トラックがぬかるみにはまって立ち往生してしまう。そこに声をかけてきたのは美しい黒髪の男性マックス。彼が告げたのは、彼女が育てている亡き親友の息子マークがアルプデステラ公国の大公位継承者だという衝撃の真実。公国につれていかれ、陰謀にまきこまれるピッパ。守ってくれるマックスにほのかな想いを抱いていくが、彼の出生の秘密を知ってしまい…!?
  • 涙にこめた愛〈シンデレラの城II〉
    完結
    2.5
    僕の人生には愛も涙も必要ない。ずっとそう思っていた、君に出会うまでは――見知らぬ親族の死で伯爵の称号と莫大な財産を相続したヘイミッシュ。マンハッタンでの自由な生活を手放す気はないが、領地を売ればお金になると婚約者に説得されオーストラリアの田舎町までやって来た。ここでの生活は毎日がヒューマンドラマだ。特にスージー、温かで涙もろい彼女はドライでスマートな婚約者とは正反対のタイプ。だがいつしか、彼女との毎日に癒されつつある自分に気づき…。
  • プリンスはプレイボーイ
    完結
    3.5
    考古学者のケリーは心に深い傷を負いながら、この5年間世間から身を隠して暮らしていた。ある国の王子と間違った結婚をしたせいで、生まれた赤ん坊は取りあげられ、身も心もずたずたにされて国を追い出されたのだった。そんなケリーのもとへ、ある日ラファエルと名乗る美しい男性が訪ねてきた。彼は大公のいとこで、ケリーの息子マチューをつれていた。大公が亡くなり、あなたの息子マチューが大公位を継いだので、一緒に国に帰ってほしいと訴えたのだ…!?
  • 裸足のプリンセス シンデレラに憧れて
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    「ミス・デクスター、君と話がしたい」高貴な出で立ちの男性にいきなり声をかけられ、仕事中のタミーは驚いた。いったいだれだろう?外見どおり、マルクというその男性はヨーロッパにある国――ブロイテンブルグ公国の摂政を務める王族だった。マルクの話を聞いて、タミーは茫然とする。彼女はまだ見ぬ幼い甥の後見人に指名されているが、その子は将来公国の君主となるべき人物だから、親権を放棄する書類に署名してほしいと言われたのだ。寂しげな様子の甥に引き合わされたとたん、タミーは心を決めた。たとえマルクと争うことになっても、この子は絶対に渡さない。■“シンデレラのような物語”――惨めなヒロインが、恋の力で人生を塗り替え大きな幸せを掴んでいく夢のある名作です。同じテーマで、ハーレクイン・ディザイアから「恋と数字と王子様」、ハーレクイン・イマージュから「幸せのジングルベル」が好評発売中です。
  • 荒野の奇跡 華やかな遺産 II
    -
    父親を知らず、母も早くに亡くしたケーシーは施設で育った。二十四歳になった彼女に、母の友人が父の名を明かす。ジョック・マキヴァー――奥地で権勢をふるった有力者だ。ケーシーは真実を探るため、奥地へと旅立った。途中、果てしなく広がる荒野で、一人の男にでくわす。とっさに身構えたが、すぐにならず者ではないとわかった。ケーシーにとって、危険を感じさせない男は彼が初めてだった。彼の瞳には過酷な人生を生き抜いてきた者だけが持つ強い光があった。トロイと名乗ったその男に、ケーシーは生まれて初めてときめきを感じた。
  • 砂漠の楽園
    5.0
    助かった!あやうく遭難するところだった。水も食料もないまま不毛の地を歩きつづけたジェナは、ようやく小さな建物を見つけて、安堵のため息をついた。いまにも壊れそうなあばら屋だけれど、外にはぴかぴかの自家用ジェット機がとまっている。持ち主に頼めば、空港まで送ってもらえるかもしれない。そのとき戸口に現れたのは、危険な雰囲気を漂わせた男性だった。孤独を映す瞳、精悍な顔、日に焼けたたくましい体。不意にジェナの胸が激しく高鳴った。初めて会った人なのに、これほど惹かれてしまうのはなぜ?★水道や電気さえもない地の果てで待ち受けていたのは、大富豪との胸躍るロマンスでした。厳しい大自然を背景に、RITA賞受賞作家マリオン・レノックスが命懸けの恋を描きます。★
  • ボスとの約束
    4.0
    ルーは完璧な秘書だった。常に冷静で、仕事が速く、決してミスを犯さない。でも、ひとたび家に帰れば、生活に追われて悩むただの女性だ。一方、プレイボーイと名高いボスのパトリックは、社会的な地位のために妻を必要としていた。浮気も許してくれる、都合のいい妻を。それを知ったルーは、二人の悩みを解消する名案を思いついた。ボスに私と結婚してもらうのはどう?私なら完璧な妻になれる。しかもいっさい愛情抜きで。★「天使たちの休日」で、RITA賞の栄冠に輝いたジェシカ・ハート。さすが実力派、本作も練りあげられたストーリー展開で、みなさまの期待を裏切りません。★
  • 無邪気な恋人 サザンクロスの恋 II
    -
    “人里離れた場所で寂しく暮らす二十四歳の女性です。インターネットを通じて、すてきな男性と知り合いました。すぐに彼のところへ飛んでいきたいのですが、せっかちすぎるでしょうか? アドバイスをください”“なぜ思いきって彼に会ってみないの?幸せは、それを心から願う人に訪れるものよ”人生相談の回答に後押しされて、アニーは大都会へと旅立った。牧場育ちの田舎娘でも、この恋だけは逃がさないわ。ああ、ついに夢の男性とデートするのよ!★先月から始まったミニシリーズ〈サザンクロスの恋〉第二話です。オーストラリアの美しい牧場を守る三人きょうだい。末っ子のアニーは情熱的な恋に憧れて、ひとり大都会を目指すのですが……。★
  • ミスターXをさがせ
    4.0
    25歳の誕生日を迎えて、モリーは深いため息をついた。幼なじみのリアムに恋して、いったい何年たったのかしら。地味で野暮ったい図書館司書の私を、彼は“親友”と呼び、女性として見てはくれない。あきらめようとしても、彼への思いは募る一方……。悩んだあげく、モリーはついに大きな決断をした。消極的な自分とは、今日かぎりでさよならしよう。髪型も服装も変え、リアム好みの華やかな女に変身して、なんとか彼を振り向かせるのよ!
  • 愛の物語の結末は?
    3.0
    イタリア人の恋人にプロポーズされ、ドナは幸せだった。トニは子供っぽくて少し頼りないが、私を愛してくれている。孤児だったドナの憧れ――家族を持つ夢がもうすぐかなう……。ところが彼の実家を訪れると、冷たい歓迎がドナを待っていた。傲慢そうなトニの兄リナルドが、手切れ金を提示してきたのだ。家業を継ぐ彼には、ドナが裕福な一族を狙う女に見えるらしい。憤って拒否したが、リナルドが次に放った言葉にドナは驚愕した。「トニはいつか君を忘れるが、僕たちはお互いを忘れられない」なんという人!結婚を阻止するために、私を誘惑する気なの?
  • 葡萄色の追憶
    3.5
    アニーは小さな村でティールームを経営している。平穏な生活を送る彼女だが、過去にはつらい出来事があった。九年前、フランスのワイナリーで料理人として働いていたとき、彼女は管理人のエチエンヌと夢のような恋に落ちた。しかし幸福は長く続かず、彼は暴力事件に巻きこまれて殺された。アニーはひとり、胸の張り裂けそうな思いで帰国したのだ。以来、エチエンヌは彼女の心の中で生きつづけている。ある日、見慣れない男性がふらりと店に入ってきた。彼を見た瞬間、アニーの心臓は止まりそうになった。一瞬、エチエンヌが現れた気がしたのだ。少しも似ていないのに。★キャロライン・アンダーソンが久々に放つ注目作です。ヒーローは有名なサスペンス作家で、リッチで紳士的。そんな彼と惹かれ合いながらも、ヒロインの心の底には深い悲しみが横たわっていて……。苦渋に満ちた愛の物語です。★
  • ローマの披露宴
    3.0
    弁護士のミニーは四年前、最愛の男性を亡くした。以来、半ば心を閉ざすようにして生きている。同じアパートメントで暮らす住人たちとの交流が唯一の安らぎだ。その建物は危険なくらい老朽化が進んでいて、ミニーは住人を代表し、家主に修繕を要求し続けていた。新しく家主となったルークは思ったほど悪人ではなさそうで、住人たちの話を聞こうと穏やかに接してくる。ミニーは逆に反感を覚え、闘争心を燃やした。きっと裏があるのよ。簡単にまるめこまれるものですか。あの悲劇以来、彼女は初めて熱く駆りたてられるものを感じた。★RITA賞に2度も輝いた実力派ルーシー・ゴードンのミニシリーズ〈リヌッチ家より愛をこめて〉は、イタリアの名家の6人兄弟の恋愛模様を描きます。傷心の三男ルークが出会った、心から大切に思える人。しかし彼女の過去は深い悲しみに縁取られていて……。★
  • プリンセスの帰還 地中海の王冠 II
    -
    ニューヨーク。華麗に着飾った人々が集まるショーの会場で、雑誌編集者のアテナは、ファッションコラム用の取材に忙しかった。そんな会場に、着なれた白いシャツにジーンズ姿の男性が不意に現れた。アテナは、場違いでも魅力の際立つその男性が誰か、すぐにわかった。ニコス! 愛しながらも、私から別れを言い渡した人。亡き王から彼の身を危うくすると脅され、理由も告げず一方的に……。私は故国を捨て、この十年で必死になって今のキャリアを築いた。なのに、国王亡き今、王位の第一継承者である私に帰国を迫るなんて。分裂し、崩壊寸前の王国を救いたいニコスの気持ちはわかるけれど、アテナには、どうしても彼に言えない大きな秘密がまだあった。■国王亡きあと、崩壊の危機にある国を救おうと立ちあがった三人のプリンスたち。7月からお届けしている三部作〈地中海の王冠〉は、異色のプリンセスの登場で思わぬ展開に……。ロイヤル・ロマンスならではの、華やかな恋と冒険の世界をどうぞお楽しみください。
  • 私だけのプリンス 地中海の王冠 I
    4.0
    リリーは目の前の光景が信じられなかった。地中海に浮かぶディアマス諸島の王国で、愛する人が新しい統治者として即位するところを見ようとは。アレックスは、かつてリリーが恋した彼とは別人のようだった。今は亡き国王の在位四十周年の祝典で、リリーは彼と出会った。アレックスは国王の甥、リリーは王妃の妹という立場で。パーティでダンスをしたのがきっかけで、二人は一夜をともにした。そして息子のミカレスが生まれた。でも、ミカレスは連れ去られ、姉の手で今、亡き国王の子供として王国の継承者にされようとしている。実の父親のアレックスの地位を危うくするために……。リリーは王権を巡る争いに耐えられず、息子と宮殿から逃げ出した!■ハーレクイン・ロマンスで大好評の連作〈ダイヤモンドの迷宮〉にも参加したマリオン・レノックスが、イマージュから新たな三部作の刊行を始めました。地中海に広がる島国の三人のプリンスたちが体験する、恋と冒険の世界をご堪能ください。
  • 口にできない愛
    -
    サムは愛するランサムと、幸せな毎日を送っていた。しかし、突然悪夢が訪れる。弟が大金を盗み、破滅の危機に陥った家族を救うため、父親ほども年の差がある資産家と結婚せざるをえなくなったのだ。サムは身を引き裂かれる思いでランサムに別れを告げた。花婿の策略により彼に事情を説明することもできず、最初から愛していなかったと嘘をついて……。六年ののち、夫を亡くしたサムは、故郷に帰った。そこで待っていたのはランサムとの衝撃の再会。憎しみに満ちたランサムのまなざしが、サムの心を貫いた。
  • 涙にこめた愛 シンデレラの城 II
    2.0
    亡夫の伯父にあたる伯爵、アンガスの城に厚意で住まわせてもらい、ようやく穏やかな日常を取り戻したスージーだったが、アンガスが亡くなり、城は新しい伯爵が相続することになった。彼はニューヨークの投資家で、興味の対象は金儲けのみという話だ。その日、城から追い出される覚悟でスージーが出迎えたのは、まぶしいほど魅力的な男性、ヘイミッシュ・ダグラスだった。だが、最愛の身内を亡くし、いまだ悲しみが癒えない彼女に、ヘイミッシュはにべもなく言った。「城は売るつもりだ」こんな冷たい人に思い出のこもった城をゆだねたくない。泣き虫のスージーの中に生まれて初めて強い決意が生まれた。★すぐれたロマンス小説に贈られるRITA賞受賞作家マリオン・レノックスによる二部作をお届けしています。完結編の本作では薄幸の女性、スージーがついに幸せをつかみます。★
  • 臆病なロマンス シンデレラの城 I
    4.0
    カースティは双子の妹スージーを連れて、ニューヨークからはるばるオーストラリアの漁村にやってきた。妹の亡夫の伯父アンガスに会うために。亡夫のゆかりの地を訪ね、ふさぎこむ妹を慰めたかったのだ。アンガスの家は、漁村に似合わない中世風の立派な城だった。だが、応対に出た彼の主治医ジェイクに門前払いされる。「どうせアンガスの財産目当てにやってきたんだろうが」ひどい言いがかりにカースティはいきりたつが、その一方でゴージャスな彼にどぎまぎしていた。これほど私の心を揺さぶる男性が今までいたかしら?★すぐれたロマンス小説に贈られるRITA賞受賞作家マリオン・レノックスによる作品をお楽しみください。★
  • 一夜だけのプリンセス
    4.5
    服飾デザイナーのジェシカは最高級の織糸の買いつけのため、ヨーロッパの小さな公国アルプアズーリにやってきた。カーブを切るたびに、絵葉書のような景色が現れる。事故が起こったのは、君主の居城が見えてきたときだった。彼女が運転する車に飲酒運転の車が接触し、相手の女性は車ごと崖から海へ転げ落ちていった。六日後に目覚めたとき、ジェシカがいたのは病院ではなく、ラウル・ルイ・ダペルジュネの城だった。事故で命を落としたのはラウル王子のフィアンセだという。なんということをしてしまったのだろう。ジェシカは茫然とした。★すぐれたロマンス小説に贈られるRITA賞受賞作家マリオン・レノックスがロイヤル・ロマンスをお届けします。舞台はヨーロッパの公国。事故がきっかけで、まさに別世界のようなロイヤル・ファミリーに足を踏み入れてしまったヒロインの葛藤を描きます。★
  • 三つめのハッピーエンド
    -
    ニューサウスウェールズ州、クレイドル・レイク──村人たちはみんな知り合いという、湖畔の小さな村だ。シドニーの大病院で働くファーガスはそこを転勤先に選んだ。最愛の娘を亡くした痛みを静かな環境で癒すために。同じころ、救急医のギニーも故郷のクレイドル・レイクに帰った。死期が間近に迫った愛する兄に治療を頼まれたからだが、弟二人も同じ遺伝性の病で失った彼女には、つらい役目だった。ファーガスとギニーが出会った瞬間惹かれ合ったのも不思議はない。二人は互いの目の中に同じ悲しみと苦悩を見たのだから……。だが、その愛をも揺るがす、さらなる試練が二人を待ち受けていた。
  • 別れは愛の証
    3.0
    エイミーは夫マルコに会うため、彼の住む町に戻ってきた。それは、新婚半年で彼女が家を出て以来二年ぶりの再会であり、離婚を切り出し、同意してもらうための再会でもあった。滞在は短ければ短いほどいい――鋭いマルコのことだから、長く一緒にいたら、嘘がばれてしまうだろう。エイミーは彼の同意を得たら、すぐに立ち去るつもりだった。ところがマルコは離婚を受け入れず、彼女を帰すまいとした。どんな女性をも虜にしてきたイタリア男のプライドのせいね。理由はそれだけよ。そうでしょう?愛はないはずだもの。それならなぜ、彼は熱いまなざしで怒ったように私を見ているの?★情熱的な作風で人気のサラ・モーガンが新たな愛の物語をお届けします。夢を奪われた女性が下した、愛すればこその切ない決断。でもそこには誤算があって……。奇跡の結末にご期待ください。★
  • プリンスはプレイボーイ 王宮への招待
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    この五年間、ケリーは世間から身を隠して暮らしていた。それはアルプ・ドゥ・シエルの王子さまと、間違った結婚をした報い。幸せは束の間で、ケリーはふしだらな女という噂を流され、国を追われてしまったのだった。いまはオーストラリアの片隅に身を置く彼女のもとに、ある日、ひとりの男性が訪ねてきた。その男の名はラファエル。夫のいとこだった。彼はケリーの夫の死を告げ、彼女に国に帰ってほしいと訴えた。断りたかった。しかしある思いに突き動かされ、ケリーはラファエルとともに旅立つ決心をした。
  • 胸騒ぎのハネムーン
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    理学療法士のシエナは患者のフィンから、ある依頼を受ける。彼の屋敷へ同行して治療を続けてもらえないかというのだ。フィンは牧場を経営する大富豪マクラウド家の家長で、男らしい風貌は、どんな女性も引きつける。その魅力に不安を覚えていたシエナは、即座に断ってしまう。だが同じ日、彼女のもとに妹から結婚式の招待状が届いた。妹の結婚相手は、かつてシエナの婚約者だった男性。屈辱をはね返すには、とびきりのエスコート役が必要だ。結婚式に出てくれれば同行するとフィンに持ちかけたら?シエナは名案を考えつくが、そこには思わぬ落とし穴が……。
  • プリンセスはひとりぼっち 王宮への招待
    -
    夫亡きあと、ローズは彼の両親につくす毎日を送っていたが、二度目の命日に、夫の両親から理不尽な申し出を受ける。彼らとの隔たりの大きさを痛感したローズの心に、現実的でないと感じていたもう一つの申し出が浮かびあがった。“大公家に戻ってプリンス・ニコライと結婚してほしい”祖国アルプ・ドゥ・モンテスからの手紙にはそう書いてあった。プリンセスの地位を追われて十五年間、平凡に暮らしてきたのに。書面によれば結婚は一時的なものらしく、そのあとは自由になれる。婚家にとどまり、義父母の思うままに生きるよりはいい。ローズは新たな人生を歩むパートナーに会う決心をした。
  • くちなしは誘惑の香り
    -
    キーラとパトリツィオは一目で恋に落ち、結婚した。そしてわずか一年後、破局を迎えた。原因はキーラの浮気だ。もっとも、彼女はその一夜のことはまるで記憶にない。覚えているのは、翌朝夫に激しく罵倒されたことだけ。離婚手続きを進めているうちに、状況が変わった。キーラの弟とパトリツィオの甥が大喧嘩し、放校寸前だというのだ。二人のためにとパトリツィオに偽装復縁を持ちかけられたキーラは、彼の愛を取り戻すチャンスだと、その提案を受け入れる。しかし、そんな彼女にパトリツィオは冷然と言い放った。「あいにくだが、君にはもはや憎しみしか感じない」
  • 翼の折れた恋人
    4.0
    ロンドンで画廊を経営していたシャンニは、恋人に裏切られて破産寸前に追いこまれ、伯母に紹介されたオーストラリアの農場に身を寄せることにした。その地で奮闘している伯母の里子ピアースを手伝うことが条件だ。奮闘しているってどういうこと?来てみてすぐにわかった。幼い四人の子供がいたのだ。しかも当のピアースはいない。家の中は雑然として、子供たちは飢えている。だが赤ん坊を抱いて帰宅したピアースを見て、彼女は目をみはった。ぞくぞくするほどセクシー!そして困りきっているのは明らかだ。彼が手伝ってほしいというのなら、なんでもするわ!★「涙にこめた愛」(I~1909)の舞台となったローガネッホ城に滞在することに決めたピアースとシャンニ。ふたりの愛と再生を語るRITA賞受賞作家M・レノックスの快心作です。★
  • フィジーの妖精
    -
    スペンスが営業を受け持ち、セイディは事務能力を発揮して、彼らは二人三脚で世界を股にかけた不動産開発に精を出している。そんなふたりに思いがけない難問が降りかかった。新たに投資するリゾートのオーナーが家族第一主義で、妻同伴でリゾートの視察に来てほしいというのだ。急いで偽装結婚をしようとしたスペンスは意外な事実を知った。実は四年前、失恋の反動からラスヴェガスでセイディと結婚し、翌日離婚を申請したのに、それが成立していなかったのだ。むしろ好都合じゃないか。セイディを妻として連れていけばいい。軽く考えたスペンスは、手ひどいしっぺ返しを受けることに……。★先月刊「灼熱の恋の終わりに」(R~2289)で重要な役を果たしたスペンスが今月のヒーローです。幼なじみで気の置けない間柄だったはずのセイディとの仲が意外な方向に発展。テンポのよいストーリー展開が楽しい一編です。★
  • プリンスからの招待状
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    ヨーロッパの公国アルプデステラでは大公が世を去り、大公位の継承者を立てる必要に迫られていた。その権利があるのはただ一人、オーストラリアに暮らす八歳のマークだ。大公の血を引く母親亡きあと、母の親友ピッパに育てられているという。そこで、元妃殿下の息子マックスがオーストラリアに出向いた。突然、遠い国から見知らぬ男の訪問を受けたピッパは驚き、反発したが、結局、マークを城に連れていくことに同意する。なぜ私はマックスを信じ、マークと自分の運命を彼に託したのかしら?彼が目の前に現れたとき、まるでおとぎの国の王子様のように頼もしく見えたから?
  • 惑いのシーク 砂漠の掟 II
    3.0
    アレクサが働く洋品店に男がふらりと入ってきた。ジョヴァンニ!五年前から別居している戸籍上の夫だ。ナポリで彼と恋に落ち、電撃的に結婚した彼女は、あまりに嫉妬深いイタリア人の夫に耐えきれず、新婚早々家を出た。今さら私になんの用があるというのだろう。ところが、ジョヴァンニは意外な事実を打ち明けた。死んだと聞かされていた父親が実は生きていて、中東の国ハラスタンのシークだとわかったという。「一緒にハラスタンへ行ってほしい。僕の妻として」妻失格だとなじったくせに。とうてい従うわけには……。★人気上昇中シャロン・ケンドリックによる、エキゾチックなミニシリーズ〈砂漠の掟〉を連続刊行しています。本作のヒーローはシークのもうひとりの非嫡出子。イタリア人として育った彼はある日突然、自分が王家の人間だと知らされます。!★
  • おとぎの島への招待 地中海の王冠 III
    3.0
    「僕は君たちを二人ともクリセイスに連れていきたいんだ」エルサは、ステファノスという男性の提案に驚いていた。オーストラリアで暮らす彼女は、四年前、親友夫妻を事故で亡くし、残された娘のゾーイを引き取って一人で育てていた。そのゾーイが地中海の公国クリセイスの王位継承者になったというのだ。ゾーイの父親がその島国の生まれとは聞いていたけれど、まさか摂政であるステファノスから、一緒に帰国を迫られるなんて。それも、まだ八歳のゾーイの養育係として。これまで研究を続けてきた海洋生物学以外、何も知らない私が……。ためらいつつも、エルサはわが子同然のゾーイのために島へと旅立った。幼いころ夢見た宮殿へのあこがれと、まだ見ぬ国への期待を胸に。■国王亡きあと、三つの公国が復活したダイヤモンド諸島。三部作のフィナーレを飾るのは、最も小さな国クリセイスの物語です。地中海の島々が美しい印象を残す最終話を、ぜひお楽しみください。
  • 砂嵐の夜に抱かれて ダイヤモンドの迷宮 IV
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    カリラは中東の小国ザラクの王女として、同盟国カリスタの王子との結婚を幼い頃から決められている。カリラが二十四歳を過ぎ、いよいよ結婚式の準備も整ったが、カリスタから彼女を迎えにきたのは花婿ではなく、その弟のアーリフだった。花婿への失望、政略結婚への反発、自由への憧れ──複雑な感情を爆発させたカリラは、隙をついて逃げ出した。だが砂嵐の中、一人で彼女を追ってきたアーリフに見つけられたとき、カリラは不思議な感覚を覚えた。彼なら信用できるかもしれない……。砂漠の夜、一つきりのテントの中で、彼女の心は危険なほど揺れた。■大人気のシリーズ〈ダイヤモンドの迷宮〉の第4話をお送りします! 幼い弟の誘拐現場に居合わせたことがトラウマとなり、心を閉ざしたアーリフ。カリラの愛は彼に届くのでしょうか?
  • プリンスと見た夢 ダイヤモンドの迷宮 III
    3.5
    十七歳のホリーは一世一代の恋をした。相手は二十歳のアリスト王国の王子、アンドレアス。オーストラリアの牧場生活を体験するためにやってきた彼は、今まで知らなかった魅力的な大人の世界をホリーに教えてくれた。けれど夢のような半年が過ぎ、王子が去ったとき、彼女は一人、みじめな現実に取り残された。それから十年後のある日、ホリーはいきなり四人の男に拉致された。かつての情事が暴露するのを恐れた王子の仕業らしい。やがて王国に到着した彼女を待っていたのはさらなる驚きだった。なんと醜聞を封じるために王子との結婚準備が進められていたのだ!■ハーレクイン・ロマンスでスタートした作家競作8部作〈ダイヤモンドの迷宮〉の第3話を今月はイマージュからお届けします!突然の再会を果たしたホリーとアンドレアスの恋の行方は?
  • 臆病なロマンス
    完結
    4.6
    「今すぐこの城から出ていくんだ、財産目当てのハゲタカどもめ…!」妊娠中の妹スージーを連れ、オーストラリアの海辺の小さな村へとやって来たカースティ。事故で夫を亡くし意気消沈したスージーのため、亡き夫の伯父であるアンガス伯爵を訪ねてきたのだ。だが何を誤解したのか、伯爵の主治医だというジェイクはカースティたちを、死期の近い伯爵の財産を狙ってやって来た親族たちだと思い込んでいる。憤慨するカースティだが、病床の伯爵の看病のため、しばらく館に留まることになってしまい…!?
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.531
    7/31入荷
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「運命のバルセロナ」「一夜だけのプリンセス」の2話をまとめて収録。

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  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.501
    7/17入荷
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「噂の関係」「火遊びはお好き?」「私だけのプリンス」「真夜中の訪問者」の4話をまとめて収録。

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